この観点で、SAPが次のようなNoteをVMwareのサイト上にUpしています。ちょっと前にGoogleで違うものを検索しているときに見つけたのですが、非常に興味深い内容です。
SAP Note 675851 Virtualization on Windows on the VMware
https://www.vmware.com/files/pdf/partners/sap/sapnote_0000674851vsphere50_WIN.pdf
2009年の記事であり、私はOracleのSAP担当ではないので、SAPの現在の考察を確認することはできないのですが、一部の文章を引用します。最初の3個の文章はVMwareに関するものです。
SDのベンチマークのためにチューニングして(フラットメモリモデル、プロテクションなしなど)、そしていくつかの類似のベンチマークを持っている場合、物理ハードウェアの80%の性能に到達する。
SDベンチマークのためにチューニングした構成よりも、一般的かつ実用的な要件に適した標準構成であれば、内部テストで60%スケールすることがわかった。
仮想マシンからのシステム呼び出しは結果として性能低下につながる。これはメモリ管理、ネットワーク、ディスクI/Oに影響する。OS中で激しくページングしたりキャッシュヒット率が低いために、データベースバッファ中の変化が大きいシステム構成の場合、仮想環境でのパフォーマンスが著しく低下するだろう。Hyper-Vに関しては以下の文章があがっています。
Hyper-Vに関しては、SAP ERPアプリケーションが動いているいくつかの仮想マシンを使って計算したところ、物理環境の60%の性能を出していることがわかった。わかってもらえると思いますが、これが私がSolaris Containersを好む理由の一つなのです。
原文はこちら。
http://www.c0t0d0s0.org/archives/7164-What-x86-hypervisor-based-virtualisation-leaves-for-your-application.html
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