[E20] A couple of nice features when using OracleTextSearch

UCM/URMインスタンスを構成してOracle 11g Databaseを検索エンジンとして利用する場合、OracleTextSearchを検索定義として使うことができます。OracleTextSearchはOracle Text for indexing and searchingという先進機能を使います。これは、検索インデックス、高速なインデックス再作成ならびにインデックスの最適化の性能を十分に発揮するためのメタデータフィールドを指定することができます。
UCM10gをお使いの場合、CS10gR35UpgradeBundleコンポーネントに含まれているOracleTextSearchコンポーネントをロードする必要があります。UCM 11gをお使いの場合は追加コンポーネントは不要です。

[メモ]CS10gR35UpgradeBundleコンポーネントはパッチ#6907073として提供されています。My Oracle Supportからダウンロードできます。

My Oracle Support
http://support.oracle.com/

検索インデクサ名を
SearchIndexerEngineName=OracleTextSearch
という構成フラグで指定します。その他の構成や設定方法はドキュメントを参照してください。
それでは、OracleTextSearchのいくつかのユニークな機能をご紹介しましょう。まず、ドリルダウン機能です。


この機能を使うと、全結果からフィールドの結果を分解する特定のメタデータフィールドを指定できます。上図で、拡張子が分解され、各々の件数を確認できます。次に、リンクをクリックするだけで結果にドリルダウンします。この設定は、オプションリストのフィールドと取り得る値の異なる組み合わせを持つフィールドに適しています。デフォルトでは、フィールドタイプ、セキュリティグループ、アカウント(有効な場合)を使いますが、独自のフィールドを指定することもできます。UCM10gでは次の構成を指定できます。
DrillDownFields=xWebsiteObjectType,dExtension,dSecurityGroup,dDocType
11gでは、Configuration Managerのアプレットから指定できます。Advanced Search Designをクリックし、フィルタするフィールドを選択して、”Is a filter category”にチェックします。
OracleTextSearchの別の機能は、検索スニペットです。このスニペットで検索文字がコンテキストに出現することがわかります。Googleの検索結果の表示に非常に似ています。

10gではこれはデフォルトで利用可能です。11の場合は機能を有効にする必要があります。有効にするための設定は以下の通りです。
OracleTextDisableSearchSnippet=false
有効にすると、検索結果にスニペットを追加することができます。[Change View]> [Customize]に移動し、新しい検索結果ビューを追加します。"Special Section"の利用可能なフィールドからSnippetを選択し、[Main]もしくは[Additional Information]に移動します。

スニペットを従来の検索結果と共に表示したい場合、<$srfDocSnippet$>というidoc変数を追加すると表示できます。

一つ警告ですが、これは大量のコンテンツの検索性能に影響がありますので、それに応じたインフラを計画する必要があります。

原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/kyle/2011/02/nice_features_oracletextsearch.html


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