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[Cloud] 'Upping' the Convenience Factor - Edit Files Directly from the Web

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/webcenter/entry/upping_the_convenience_factor_edit

このエントリは、Marc-Andre Houle(Principal Manager, Product Management, Oracle Cloud Services)によるものです。

Product Managerとして、定期的に社内外の人たちとコラボレーションしていますが、その中で、筆者に共有されたファイルのレビュー、編集、アップデートを依頼されることがあります。Oracle Content and Experience Cloudのすばらしいところは、簡単に共有されたものに対して協同作業がいつでもどこからでも可能、というところです。

とはいえ、ファイルやフォルダをローカルマシンと同期していなければどうでしょうか。もしくは、アクセスできないフォルダ内のファイルのリンクを送ってこられて、そのファイルを編集しなければならないとしたらどうでしょうか。Oracle Content and Experience Cloudを使うと、そんな場合も簡単に対応できます。それでは例をあげて紹介します。

Amyはレポートを作成しており、筆者に情報を追加してもらいたい、と考えているものとよくあるのは、Amyが関連する会話でいくつかコメントや注釈をファイルに追加し、関係するコメントに対し筆者にフラグを立てたのち、筆者にメールで通知が届いたり筆者のマシン上でポップアップが現れ、ファイルをチェックして編集する、という流れです。

他のみんなと同じように、電子メールを読んだり、通知を見てから最初にやることは、そのリンクをクリックすることです。 それはもちろん、ブラウザを起動してクラウド上のファイルへアクセスすることを意味します。そこから、私はAmyのフラグをクリアし、彼女のコメントを読んで、それぞれに返信し、自分の注釈を追加することができます。

この時点で、ファイルを編集する必要があります。 そのファイルをローカルで同期させた場合は、WindowsエクスプローラまたはMac Finderでそのファイルに移動できます。 しかし、「編集」ボタンをクリックすると、Oracle Content and Experience Cloudは私のためにすばらしいことをしてくれます。

初めて「編集」機能を使用すると、Desktop Sync Clientをインストールする必要があると警告されますが、すでにインストールされている場合は、もしその時点で実行されていなくてもクライアントが自動的に起動します。

編集したいファイルがローカルマシンにダウンロードされ、ダウンロードの進行状況が表示されます。 背後では、一時的なフォルダがマシン上にローカルに作成され、そのファイルがそのフォルダにダウンロードされます。



Desktop Sync Clientは、編集対象のファイルのデフォルトアプリケーションを自動的に起動します。例えば、.docx ファイルであればMicrosoft Wordで、.pptxファイルであれば、Microsoft PowerPointで開きます。

編集が完了したら、保存したり閉じたりすることができますが、このときに自動的にクラウドに同期されます。バージョニングも自動的に行われるので、編集の結果、当該ファイルに対する新しいバージョンとして登録されます。

ブラウザに戻ると、先ほど編集した新バージョンがUpされていますので、その後、関連する会話にコメントを投稿し、Amyにフラグを立てて、自分が変更したことを知らせることも簡単です。その結果、Amyは変更された旨の通知を受け取ることができます。

Oracle Content and Experience Cloudをまだ使ってらっしゃいませんか?もしそうなら、以下のURLから無料トライアルをリクエストして、いつでも、どこでも、どんなデバイスでもコンテンツやソーシャル・コラボレーションをどのように推進できるかをご自身で体感して確認されることを強くお奨めします。
Content and Experience
https://cloud.oracle.com/ja_JP/content
「Oracle Content and Experience Cloudとは何?」とお尋ねになるかもしれません。今後数週間で、さらに詳しい話を耳にされると思いますので、ご期待ください。でも、Oracle Documents Cloud Serviceのことを知っているなら、すでにご存知かと...。

[WebCenter, Cloud] Oracle Sites Cloud Service: Getting Started with Custom Components

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/webcenter/entry/oracle_sites_cloud_service_getting

# 著者はIgor Polyakov (Senior Principal Product Manager, Oracle) です。

この9ステップのチュートリアルでは、シンプルなOracle Sites Cloud Service (SCS) コンポーネントを作成する方法を学びます。このコンポーネントは、要素<div> を属性"contenteditable"とともに使って、エンドユーザーがページ内に独自のテキストを入力し、コンポーネントに保存できるようにします。この中で、コンポーネント作成時に入手する事前定義済みファイルを変換し、自身の実装に入れる方法を紹介しています。この意図は、事前定義済みのファイルの中でどれが必須でどれが任意選択可能なものかを説明することにあります。コンポーネント作成時に、そのままで利用可能な事前定義済みのファイルを入手します。この事前構成済みのコードは、製品のほとんどのコンポーネントの機能をカバーしています。SCSのドキュメント「Tutorial: Developing Components with Knockout」では全てのコンポーネントを組み合わせる方法を説明しています。
Oracle® Cloud Developing for Oracle Sites Cloud Service
Tutorial: Developing Components with Knockout
http://docs.oracle.com/cloud/latest/sitescs_gs/SCSDV/GUID-D7A70996-FE39-4F8F-931B-28F459CC0F35.htm#SCSDV-GUID-D7A70996-FE39-4F8F-931B-28F459CC0F35
このチュートリアルでは、事前構成済みのコードを変更してカスタムコンポーネントを作成する方法、そして標準のチュートリアルでは取り上げていない別の特徴をも取り上げています。例えば…
  • コンポーネントのViewModeを基にした異なるテンプレートを提供する方法
  • 設定パネルからではなく、コンポーネントからのデータを保存する
  • ページのUndo/Redoイベントとの統合
[注意]
このサンプルは、汎用SCSカスタムコンポーネントを構成する様々な要素を説明することを目的にしているため、このまま利用して本番環境で利用するコンポーネントとして使うことはご遠慮ください。 


Step 1: Create New Component

この手順を実施すると、すぐにページに配置可能なSites Cloud Serviceを使うコンポーネントを作成することができます。これは新しいコンポーネントを作成するスタート地点です。

ローカルコンポーネントを作成するには
  1. [サイト]>[コンポーネント]へ移動
    (注意)16.4.1ではサイトをExperienceと読み替えてください。
  2. [作成]>[ローカルコンポーネントの作成]
  3. コンポーネント名を指定(例:BasicTextEditor)。コンポーネントの説明は任意。
  4. [作成]をクリックして新規コンポーネントを作成



Checkpoint 1
コンポーネントを無事に作成できると、コンポーネント・カタログおよび、作成した任意のサイトで[追加]>[カスタム・コンポーネント・パレット]でこのコンポーネントを確認できるはずです。以下の手順を使ってコンポーネント作成の検証をしてください。
  1. 任意の事前構成済みの新規サイトを作成する。今回は”StarterTemplate”というテンプレートを使って、”ComponentTest”というサイトを作成する。
  2. [編集]オプションを選択してSite Builderで開き、サイトのアップデートを作成する。
  3. 作成したサイト内のページを編集する。
  4. 左側の"+" ボタン(追加)をクリックして、カスタムコンポーネントのリストのために[カスタム]を選択する

  5. "BasicTextEditor" をカスタム・コンポーネント・パレットから選択し、ページに配置する。作成したローカル・コンポーネントのデフォルト描画を確認できるはず。
  6. 配置したコンポーネントのバナーで、コンテキスト・メニューを選択する。
  7. ドロップダウン・メニューから[設定]を選択する。設定を変更すると、事前構成済みコンポーネントの描画が変わる様子を確認することができる。
Step 2から9までを確認したい方は、こちらからどうぞ。

[Cloud, WebCenter] REST API Now Supports Metadata in DOCS

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/webcenter/entry/rest_api_now_supports_metadata

(Victor Owuorによるエントリです)

Oracle Documents Cloud Service (DoCS) が簡単にクラウドアプリケーションを構築するためのプラットフォームとすることを我々のゴールとしています。これを可能にするため、DoCSのユーザーエクスペリエンスをみなさんのアプリケーション内に組み込むためのフレームワークを提供していますし、DoCSを呼び出すためのREST APIを提供しています。これらを使えば、みなさまが作成されたアプリケーションのユーザーインターフェースでDoCSの機能を使うことができます。今回、REST APIがメタデータをサポートしたことを発表でき、うれしく思っています。
不動産リストのサイトのためのアセット管理をするアプリケーションにアプリケーションを例にして、メタデータを説明していきます。このアプリケーションはDoCS内の関連アセットを管理し、別々に描画するUIでこうしたアセットを使えるようにしています。ご想像の通り、アプリケーションにはアプリケーションにリスト表示される不動産の様々なイメージ画像を格納する必要があります。例えば、正面画像やいろいろな部屋の写真などがあるかもしれません。また、資産に関する追加説明情報を付ける必要があるかもしれません。この追加説明情報こそがメタデータとして参照しようとするものです。

アプリケーションには各不動産の住所を付ける必要があるかもしれません。住所には以下の情報が含まれています。
  • 番地
  • 市区町村
これらの情報はDoCSのメタデータフィールドと呼ばれます。関連フィールドはメタデータ・コレクションにまとめられます。アプリケーションは複数のコレクションを定義し、各フォルダやドキュメントをこうしたコレクションに関連づけることができます。例えば、addressコレクションに加えて、売り出し中の不動産を、以下のフィールドを含むforsaleコレクションと関連づけることになるかもしれません。
  • 売価
  • 地税
  • 以前の売価
対して、賃貸物件の場合は、以下のフィールドを含むfor-rentコレクションと関連づけることになるかもしれません。
  • 賃貸価格
  • リース期間
DoCSを使うと管理者が簡単にメタデータ・コレクションやコレクション内にフィールドを定義することができます。上記の例の場合、管理者は以下の方法でaddressコレクションを定義します。
POST …/metadata/Address?fields=Street,City,State
addressコレクションを変更して、以下のようにcountryを含めることも簡単にできます。
PUT …/metadata/Address?addFields=Country
collectionとcollectionのフィールドを定義したら、以下のようにしてコレクションをフォルダやドキュメントに割り当てることができます。
POST …/folders/{folder id}/metadata/Address
POST …/files/{file id}/metadata/Address
当然ながら、フォルダやドキュメントに対してコントリビュータ権限を持つユーザーだけがcollectionを割り当てることができます。
collectionを割り当てると、ユーザはcollectionの各フィールドに値を設定することができます。
POST …/folders/{folder id}/metadata?collection=Address&Zip=55347&City=Minneapolis
POST …/files/{file id}/metadata?collection=Address&Zip=55347&City=Minneapolis
フォルダに割り当てられたcollectionsと値はサブフォルダとフォルダ内のドキュメントが継承します。継承された値は、アイテムのメタデータのフィールドに対して特定の値を割り当てることでオーバーライドできます。
以前文書に割り当てたメタデータの値を取得できなければ、メタデータプロパティに価値はありません。以下のようなシンプルな呼び出し方で、メタデータの値を取得することができます。
GET …/folders/{folder id}/metadata
GET …/files/{file id}/metadata
この呼出しで、HTTPレスポンスの中にJSON形式でメタデータが返ってきます。以下はメタデータのレスポンスの例です。
{
  "errorCode": "0",
  "idList": "{file id}",
  "metadata": {
    "Address": {
      "City": "Minneapolis",
      "State": "Minnesota",
      "Street": "9560 Dogwood Circle"
    },
    "Description": {
      "Color": "Red",
      "Type": "Single Family"
    }
  },
  "type": "file"
}
メタデータの機能に関する詳細は、以下のドキュメントをご覧ください。
Oracle® Cloud Developing for Oracle Documents Cloud Service
Metadata Collection Resource
https://docs.oracle.com/cloud/latest/documentcs_welcome/WCCCD/GUID-1EC33747-53E0-4162-AD2B-9533E9F2FAD4.htm#WCCCD-GUID-1EC33747-53E0-4162-AD2B-9533E9F2FAD4

[WLS, FMW] Pack/Unpack No More...

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/OracleWebCenterSuite/entry/pack_unpack_no_more

これまでWebLogic Serverドメインを作成する場合、ご存じのように管理サーバでドメインを作成・構成した後に、PACKコマンドを使って管理対象サーバテンプレートを作成する必要があります。その後、このテンプレートを管理対象サーバが動作するすべてのホストにコピーし、管理対象サーバドメインをUNPACKコマンドを使って作成します。

ドメイン作成を自動化したい場合、追加の手順として、テンプレートを管理サーバと管理対象サーバ間で共有される場所に配置するか、もしくはSCPのようなホストコマンドを使ってテンプレートを転送する必要があります。管理対象サーバから管理サーバに接続し、ドメインを何とかダウンロードできうようなコマンドが欲しいと思うことでしょう。

WebLogic 12.2.1からは、リモートマシン上の管理対象サーバドメインをオンラインWLSTを使って作成することができるようになりました。手順は以下のドキュメントに記載されています。
Oracle® Fusion Middleware Understanding the WebLogic Scripting Tool 12c (12.2.1)
Creating a Managed Server Domain on a Remote Machine
https://docs.oracle.com/middleware/1221/wls/WLSTG/domains.htm#WLSTG406
以下はドキュメントに掲載されているスニペットです。
import os

wlsHome = os.getenv('WL_HOME')
mwHome = os.path.join(wlsHome, '..')

#Substitute the administrator user name and password values below as needed
connect('adminusername','adminpassword','localhost:7001')

#The path on the local machine where the template will be created,
#it should not already exist.
templatePath = 'user_templates/myTemplate.jar'

#get the packed template from the Administration Server
writeTemplate(templatePath)

#disconnect from online WLST connection to the Administration Server
disconnect()

#select and load the template that was downloaded from the Administration
#Server.
selectCustomTemplate('templatepath')
loadTemplates()

#specify the domain directory where the domain needs to be created
domainPath = 'domains/myRemoteDomain')

#create the domain
writeDomain(domainPath)

[Cloud, WebCenter, JavaScript] Oracle Documents Cloud Service and Node.js

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/OracleCloud4Developers/entry/oracle_documents_cloud_service_and

Oracle Documents Cloud Serviceでは、クラウドで直接REST APIを使ってファイルやフォルダ、ユーザーの管理ができる一連の機能を提供しています。
Oracle Documents Cloud Service
https://cloud.oracle.com/documents
この記事ではAPIの利用例をご紹介します。今回は、Node.jsでの操作についてご紹介します。
メインコンテナ、メインコンテナの子、特定のフォルダやファイルに関する情報にアクセスします。また、特定のファイルの内容を取得したり、アイテムを削除したり、項目の名前を変更したりします。これらはすべてNode.jsのExpressフレームワークを使用して構築したWebアプリケーションを介して実行します。

今回の例を実施するにあたっての前提条件は以下の通りです。
  • Node.js
  • Expressフレームワーク
  • 結果表示のためのテンプレートエンジン
  • 開発環境に含まれる、Node.js用RESTクライアント
  • スクリプト記述用テキストエディタ
  • APIのエンドポイントURL
  • 認証のための資格証明(ユーザー名とパスワード)
  • サービスのメインコンテナに配置する2個のテキストファイル
アプリケーションの全貌は下図をご覧ください。
img1
Node.js自身がHTTP Serverの機能を持っており、ルーティング、テンプレート化が簡単という理由から、Expressフレームワークを使うことにしました。

HTTP Serverが受け取ったリクエストは、REST APIと対話する適切なスクリプトにルーティングされます。スクリプトがAPIからレスポンスを受け取ると、即座に描画テンプレートを使ってブラウザに対してレスポンスを描画します。

テンプレートエンジンとしてEJSを、専用RESTクライアントとしてnode-rest-clientを選択しました。これらの2種類はExpressフレームワークとともに以下のコマンドを実行し、node package managerを使ってインストールすることができます。
  • npm install ejs
  • npm install node-rest-client
  • npm install express
アプリケーションサーバは非常に基本的なものです。Expressフレームワークと、テンプレートエンジン、2個のルーティングを設定します。最初のルーティングはインデックスページ、もう一つはREST APIへのHTTPリクエストを処理するページです。サーバーはポート番号3000でリクエストを受け付けます。

APIのエンドポイントURLを知るため、サービスのWebアプリケーションにログインします(cloud.oracle.comでデータセンターを選択、アイデンティティ・ドメイン、ユーザー名、パスワードを入力、Documentsクラウドサービスを選択して、サービスのコンソールを開きます)。

Webアプリケーションにリダイレクトされると、/home/nameascを/apiで置き換えることでAPIのエンドポイントを取得できます。WebアプリケーションのURLは以下のような構成になっています。
https://<account>-<identity domain>.documents.<datacenter>.oraclecloud.com/documents/home/nameasc
例として、実際のURLが以下のようであれば
https://foo-bar.documents.us.oraclecloud.com/documents/home/nameasc
APIのエンドポイントURLは以下のようになります。
https://foo-bar.documents.us.oraclecloud.com/documents/api
今後、このドメインを例にして説明を進めます。
APIの認証に使うユーザー名とパスワードはWebアプリケーションログイン時と同じものですが、この場合、アイデンティティ・ドメインは不要です。

前提条件として記載したように、サービスのメインコンテナに2個のテキストファイルを配置することを忘れないでください。

サービスのフォルダ構成を明確にするために、下図をご覧ください。
img1
実際のREST APIとの通信を司るスクリプトには2個のハンドラがあります。一つはGETリクエスト用、もう一つは自身へのPOSTリクエスト用です。

GETリクエストの場合、ボタンを持つフォームを含むテンプレートをレンダリングしますが、POSTリクエストの場合、さらにJSON形式で認証のための資格証明を含むテキストファイルを開き、その内容を解析してオブジェクトに格納します。

ファイルの中身は、次のような感じになります。
{"user" : "john.doe@company.com", "password" : "supersecret"}
続いて、基本認証を使ってAPIに対し認証するための組み込み機能を提供するnode-rest-clientが必要です。
var RESTClient = require('node-rest-client').Client;
restClient = new RESTClient({user : credentials.user, password : credentials.password});
その後、ファイルはAPIのエンドポイントURLを設定します。
var apiURL = "https://foo-bar.documents.us.oraclecloud.com/documents/api";
最後に、実際のリクエストをREST APIに対して送信する機能が含まれています。
//perform the api request
restClient.get(apiURL, function(data, apiResponse){
//set up params to be passed into the template
  var params = {
    respData: ((typeof data) == 'object') ? JSON.stringify(data) : data
  }
  //send HTTP response (render template)  
  res.render('rest', params);
});
ここで説明したPOSTハンドラはHTMLフォームが発行されたタイミングで呼び出されます。

REST APIへのリクエスト発行の最終ステップでNodeサーバーを起動しています。

この例はローカルのUbuntu上にインストールされたNode.jsを使っています。開始する場合には、ターミナルを開き、以下のコマンドを実行します。
sudo nodemon <path file.js="" server="" to="">
個人的には、スクリプト変更時に自動的にサーバーを再起動してくれ、手作業による再起動が不要なため、nodemonを使っています。

サーバーが起動したら、ブラウザでhttp://localhost:3000にアクセスすると、アプリケーションのインデックスページが開きます。これはこの記事の最初に説明した2個目のルートです。

2個目のルートへアクセスすると、フォームを含むテンプレートを表示するGETハンドラを起動します。フォームをルートに送信すると、POSTハンドラが呼び出され、スクリプトがAPIにアクセスします。APIからレスポンスが返ると、フォームの同じテンプレートを使って結果を表示します。

注意いただきたいのは、APIへの最初のリクエストはAPIの基本パスへのGETリクエストです。APIのデータフォーマットのデフォルトはJSONで、以下のような形式です。
{items: [{"version": "1.0", "isLatest": false}, {"version": "1.0", "isLatest": true }]}
メインコンテナに関する情報を入手するために、スクリプトを編集し、"/folders/self"を付加してapiURL変数を変更します。URLを以下のような感じに変更します。
https://foo-bar.documents.us.oraclecloud.com/documents/api/folders/self
上記URLへのGETリクエストを実行すると、APIはメインコンテナの情報をレスポンスとして返します。メインコンテナの子の情報を取得するには、エンドポイントURLの"/self"を"/items"に置き換えます。変更した結果、URLは以下のようになります。
https://foo-bar.documents.us.oraclecloud.com/documents/api/folders/items
上記URLへのGETリクエストを実行すると、APIはメインコンテナの子、つまりファイルやフォルダの情報をレスポンスとして返します。今回の場合、子は事前にメインコンテナにアップロードした2個のファイルです。

[注意]
"/folders/items"パスを使ってメインコンテナの子にアクセスします。メインコンテナに含まれるすべてのフォルダとファイルはおのおののIDを使ってアクセスします。

続いて、ファイルの一つの情報を取得しましょう。このために、ファイルのIDが必要です。このファイルのIDは先ほどメインコンテナの子の問い合わせの際に入手しました。この操作で利用するエンドポイントURLは以下のようになります。
https://https://foo-bar.documents.us.oraclecloud.com/documents/api/files/<file id>
上記URLに対するGETリクエストを実行すると、APIはファイルに関する情報(作成日、ファイル名、IDなど)を返します。ファイルの中身を取得したい場合には、URLに"/data"を付加します。URLは以下のようになります。
https://foo-bar.documents.us.oraclecloud.com/documents/api/files/<file id>/data
[注意]
ファイルの内容を問い合わせる際、APIの応答はJSON形式ではなく、ファイルの中身のみを含むプレーンテキスト形式です。

上記のURLに対しGETリクエストを発行すると、APIはファイルの内容を返します。以下はその例です。
"Hello Docs. This is file1's content"
開発、テストフェーズにて、このWebアプリケーションを使ってAPIが返す情報を常にダブルチェックすることができます。

ここまでで、APIを使って情報を取得しましたが、続いての例ではファイルを削除します。

アイテムの削除はアイテムの情報を入手するのと同じぐらいシンプルで、単にAPIへのリクエストメソッドをDELETEに変更すればよいのです。URLはアイテムの情報を入手した際に使ったものと同じです(先ほど追加した"/data"のことは忘れています)。RESTクライアントを使って、この形式でDELETEリクエストを送信することができます。
client.delete(requestPath, function(data, response){
  // do something with the response
});
これらの修正をスクリプトに対して実施し、リクエストをAPIに送信すると、操作結果を含むレスポンスが返ってきます。以下はその例です。
{ "errorCode" : "0" … }
これはファイルの削除が成功したことを示しています。

最後の例として、既存のリソースの名前を変更します。今回は、メインコンテナに残る別のファイルを対象にします。

ファイル名を変更するには、PUTリクエストをファイルのパスに対し発行しますが、ファイルの新規名称を含む追加のパラメータを指定する必要があります。URLのパターンはファイル情報を入手したときと同じです。以下はコード例です。
var args = {  parameters:{"name" : "changed-name.txt"} };
client.put(requestPath, args, function(data, response){
  // do something with the response
}); 
PUTリクエストをこのファイルのURLパスに送信すると、APIはファイルの情報を返します。その情報には新しいファイル名が含まれています。

先ほど実施したように、Webアプリケーションを使ってファイル名が正しく変更されていることを確認できます。

REST APIの機能に関する詳細情報は、REST APIリファレンスをご覧ください。
Developing for Oracle Documents Cloud Service
Oracle Documents Cloud Service REST API Reference
http://docs.oracle.com/cloud/latest/documentcs_welcome/WCCCD/GUID-205EBBB4-F8D5-4FD0-B82F-210960F5C6F7.htm#WCCCD3724

[Cloud, WebCenter] Get to Know the Latest Feature Updates in Documents Cloud Service

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/webcenter/entry/get_to_know_the_latest

利用者や組織が何かをしなくてもアップデートを自動的に実施すため、Oracle Documents Cloud Serviceの利用者にとってはシームレスですが、とは言いつつも、最新のOracle Documents Cloud Serviceに追加された機能の詳細や、Oracleのクラウドコラボレーションソリューションが急速に業界のベンチマークとなりつつある理由を知りたい方がいらっしゃるかもしれません。弊社の製品エキスパートで製品管理チームメンバーである、Ellen Gravinaがご説明します。

Oracle Documents Cloud Serviceがアップグレードされました。Web、モバイル、デスクトップクライアント用の最新機能が追加されています。追加機能をいくつかご紹介しましょう。

Oracle Documents Presenter

みなさんのお客様や見込み客の方々に最大の効果と結果をもたらす美しいプレゼンテーションを!
  • PowerPointスライドの表示、PDFドキュメントのレビュー、動画の再生など、その他多くのプレゼンテーションフォーマットを利用できます。
  • すべてのプレゼンテーションがタブレットに保存されるので、WiFi Hot Spotを探し求める必要はありません。
  • プレゼンテーションをフォルダ内のマテリアルを編成してデスクトップで編集できます。フォルダの背景とアイコン画像を使用して、ブランドの外観をカスタマイズできます。

Multiple Account Support

  • 複数のアカウントでコンテンツを同期することができます。

  • 複数のアカウントでモバイルデバイスからコンテンツにアクセスすることができます。

Enhancements to Public Link Policy

  • 管理者はパブリックリンクに対し許可された最大限のロールを設定することができます。

  • フォルダ所有者はパブリックリンクをフォルダごとに無効化できます。

Customize Oracle Documents with Your Own Branding

  • ヘッダのロゴを変更できるようになりました。
  • ユーザー・ヘルプのリンク、フィードバックの共有リンク、クライアントアプリケーションのダウンロードに関する情報のリンクを管理できます。


iOS Touch ID Support

  • 指紋を使って自身のコンテンツを保護することができます。
  • ネイティブモバイルアプリケーションやOracle Documents Presenterアプリケーションで利用できます。

Access Version History from Your Mobile Device

  • ドキュメントの旧バージョンを閲覧できます。
  • 旧バージョンを削除できます。
  • 旧バージョンを現行バージョンに変更できます。

Enterprise Installation Support for Desktop Client

  • EXEファイルやMSIインストーラ・パッケージを使い、Desktop Sync Clientソフトウェアを複数のクライアントマシンに展開することができます。
  • Active Directoryのグループポリシーを使って、MSIインストーラを展開できます。
  • 詳細は管理者ガイドをご覧ください。

Learn More

もっと知りたい方は、Oracle Documents Cloud Service Getting Startページをごらんください。
Oracle Documents Cloud Service Get Started
http://docs.oracle.com/cloud/latest/documentcs_welcome/index.html
その他のソリューション情報やマーケット情報はOracle Documents Cloud Serviceのページにアクセスしてください。
Oracle Documents Cloud Service
https://cloud.oracle.com/documents

Questions?

サポートの問い合わせはOracle Supportへどうぞ。
My Oracle Support
https://support.oracle.com
フィードバックはいつでも歓迎します。是非Documents Cloud Serviceのディスカッションフォーラムへどうぞ。
Oracle Documents Cloud Service (OTNのコミュニティフォーラム)
https://community.oracle.com/community/cloud_computing/platform-as-a-service-paas/oracle-documents-cloud-service

[Cloud, FMW, WebCenter] Oracle Documents Cloud Service - REST API

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/OracleCloud4Developers/entry/oracle_documents_cloud_service_rest2

Oracle Documents Cloud Serviceは一連の機能を提供します。例えばクラウドのファイルやフォルダ、ユーザーの管理を直接REST APIで実施することができます。
Oracle Documents Cloud Service
https://cloud.oracle.com/documents
このチュートリアルは基本的なAPI利用のサンプルから構成されていますが、説明している内容をより一層理解するためには、まだごらんになったことがないのであれば、Oracle Documents Cloud Serviceの概要を一読してください。
Oracle Documents Cloud Service
https://blogs.oracle.com/OracleCloud4Developers/en/entry/learning_short_cuts_for_oracle
このショーケースでは、Node.jsでアイテムを操作する方法をご紹介します。メインコンテナ、メインコンテナの子、特定のフォルダやファイルの情報にアクセスします。また、特定のファイルの中身を取得したり、アイテムの削除、アイテム名称の変更を実施します。最後に、APIのレスポンスデータ形式をJSONからXMLに変更する方法を確認します。
この演習に先立ち、以下のものが必要です。
  • Node.js
  • HTTPクライアントもしくは開発環境内のNode.js専用のRESTクライアント
  • スクリプトを記述するためのテキストエディタ
  • APIのエンドポイントURL
  • 認証のための資格証明(ユーザー名とパスワード)
コマンドラインからNode.jsを立ち上げますが、これはNode.jsサーバをお持ちであれば同じことを実施します。
クライアント用に、専用のRESTクライアントを使うことを推奨します。今回はnode-rest-clientを使います。
node API REST client
https://www.npmjs.com/package/node-rest-client
APIのエンドポイントURLを決定するために、Documents Cloud ServiceのWebアプリケーションにログインします。Webアプリケーションのドメイン名はAPIのドメイン名と同一です。ドメイン名がわかると、そのドメイン名に“/documents/api”を連結してください。ドメイン名は以下のような構成です。
https://< account >-< identity domain >.documents.< datacenter >.oraclecloud.com
例として、実際のドメイン名は次のような感じです。
https://foo-bar.documents.us.oraclecloud.com
ここから、エンドポイントURLは
https://foo-bar.documents.us.oraclecloud.com/documents/api
ということがわかります。
今後、このサンプルドメインを参考として利用することにします。

サービスにサインアップすると、認証資格証明を入手します。

フォルダ構造を説明するため、以下の図をご覧ください。

Node.jsスクリプトは認証資格証明をJSON形式で持つファイルを開き、その内容をパースしてオブジェクトに格納します。
ファイル中の文字列は以下のようになっています。
{"user" : "john.doe@company.com", "password" : "supersecret"}
パースされたオブジェクトをこの形式で定数リストに配置します。
var consts = {
    credentials : JSON.parse(file.toString()),
    url : "https://foo-bar.documents.us.oraclecloud.com",
    apiPath : "/documents/api",
    apiVersion : "/1.1",
    mainFolder : "/folders/self",
    mainFolderItems : "/folders/items"
}
このコードスニペットをスクリプトに追加し、RESTクライアントを取得します。
var Client = require('node-rest-client').Client;
サービスに対して身元を証明するため、基本認証を使います。RESTクライアントは基本認証のための組み込み機能を提供しています。以下のようにクライアントを初期化しましょう。
var options_auth={user : consts.credentials.user, password : consts.credentials.password};
client = new Client(options_auth);
今やるべきことは、URLを作成し、リクエストを発行することです。まずはメインコンテナの情報を取り出します。
var requestPath = consts.url + consts.apiPath + consts.apiVersion + consts.mainFolder;
この文字列連結の結果、以下のような文字列ができあがります。
https://foo-bar.documents.us.oraclecloud.com/documents/api/1.1/folders/self
[注意]メインコンテナには“/folder/self”を使ってアクセスします。メインコンテナに含まれるフォルダやファイルは各々のIDを使ってアクセスします。

メインコンテナの情報を取得するため、GETリクエストを発行します。RESTクライアントで、以下のようにリクエストを作成します。
client.get(requestPath, function(data, response){
  // do something with the response
});
APIはコンテナの情報を伴って応答を返します。

コンテナの子の情報にアクセスしたい場合、URLパスを変更し、“folders/self”ではなく“/folders/items”に対しリクエストを送信する必要があります。URLパスは以下のような感じになります。
https://foo-bar.documents.us.oraclecloud.com/documents/api/1.1/folders/items
これでメインコンテナのすべての子(各々のIDを含む)の情報を取得できます。

続いて、IDを知っている前提で、一つの子の詳細情報を取得しましょう。この場合、子はフォルダであり、リクエストのパスは以下のようになります。
https://foo-bar.documents.us.oraclecloud.com/documents/api/1.1/folders/< folder id >
新たにリクエストのURLパスを作成したら、メインコンテナを問い合わせたときのように、GETリクエストを発行すると、先ほどのメインコンテナのレスポンスと同様、レスポンスでフォルダの情報が返ってきます。

フォルダではなくファイルの情報を取得したい場合、以下のようなリクエストURLを使います。
https://foo-bar.documents.us.oraclecloud.com/documents/api/1.1/files/< file id >
ファイルの中身を取得する場合、単に"/data"をURLに追加します。URLはこんな感じになります。
https://foo-bar.documents.us.oraclecloud.com/documents/api/1.1/files/< file id >/data
アイテムの削除の場合、アイテムの情報を入手できればよいので、リクエストのメソッドをDELETEに変更します。URLはアイテムのパスで、アイテムの情報を入手するときに試用したものと同じです(先ほど追加した"/data"は削除しておきましょう)。RESTクライアントを使って、このような形でDELETEリクエストを送信することができます。
client.delete(requestPath, function(data, response){
  // do something with the response
});
最後に、ファイル名を変更してみましょう。

ファイル名を変更する場合、アイテムのURLに対しPUTリクエストを発行し、その際、変更後のファイル名を含む追加パラメータを指定します。コードは以下のようになります。
var args = {
  parameters:{"name" : "changed-name.txt"}
};
client.put(requestPath, args, function(data, response){
  // do something with the response
});
取り上げた状況の各々で、APIはJSON形式で通常は応答を変えいます。しかし、JSONではなくXML形式で応答を返すよう操作することができます。XMLで応答を返すようにするには、以下のようにリクエストにヘッダを追加します。
var args = {
  headers:{"Accept": "application/xml"}
};
client.< request method >(requestPath, args, function(data, response){
  // do something with the response
});
REST APIの機能に関する詳細は、以下のREST API Referenceをご覧下さい。
Oracle® Cloud Developing for Oracle Documents Cloud Service
Oracle Documents Cloud Service REST API Reference
http://docs.oracle.com/cloud/latest/documentcs_welcome/WCCCD/GUID-205EBBB4-F8D5-4FD0-B82F-210960F5C6F7.htm#WCCCD3724
ここまでご覧いただきありがとうございます。この記事が皆様のお役に立つことを願っております。フィードバックや将来の例に関する提案、質問があれば、(原文の)コメント欄にどうぞ。
さらに、TwitterLinkedInでのフォローもどうぞ。

[Cloud, WebCenter] Oracle Documents Cloud Service R2 – Now Available!

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/webcenter/entry/oracle_documents_cloud_service_r2

ビジネスの成功は、顧客やパートナー、サプライヤー、リモートで働く従業員といった、組織内外と、任意の場所、任意の時間、任意のデバイスを使って効率的なコラボレーションができるかどうかにかかっています。

今週、Oracle Documents Cloud Serviceの最新リリースがご利用いただけるようになりました。
Oracle Documents Cloud Service
https://cloud.oracle.com/documents
このクラウドサービスは、先ほどの約束を実現するものです。速い、直感的Webインターフェースと使いやすいデスクトップアプリケーションならびにモバイルアプリケーション、を使うと、オフラインであっても、ファイルを閲覧したり、共同作業したりすることができるため、組織は効率的に業務を遂行しつづけ、従業員が任意の場所で生産性を落とすことなく、業務を遂行できます。

Improved User Experience

従業員がOracle Documents Cloud Serviceを使い始めるのはとっても簡単です。新規ユーザーはまずWelcomeツアーにアクセスして各クライアントの使い方を学びます。機能を紹介するオーバーレイ・ヘルプもあります。利用開始時に新規ユーザーに特別なガイダンスを提供するよう、「ようこそメール」を更新しました。オンライン・ヘルプではFAQに対する回答を提供しています。

Enhanced Productivity

コンテンツコラボレーション時の生産性を改善は、Oracle Documents Cloud Serviceの重要な目的の一つです。このリリースにおける生産性の向上は、Web、デスクトップ、モバイルといった、あらゆるエンドユーザーアプリケーションで垣間見ることができます。最も重要なファイルに素早くたどり着くことができるよう、Web UIからコンテンツをお気に入りとしてマークすることができますし、ワンクリックですべてのお好みのファイルにアクセスできます。また、編集対象のコンテンツをロックし、他の人からは現在作業中であることを通知できる機能も追加されています。モバイルユーザー向けには、このリリースでは、スマートフォンやタブレットから、ドキュメントやフォルダの共有や管理の機能が改善された、新しいモバイルアプリケーションがご利用いただけます。

Increased Security

Oracle Documents Cloud Serviceのこのリリースには、コンテンツ共有のためのパブリック・リンクの利用に関連するセキュリティ機能が追加されています。パブリック・リンクには、このリンクをアクティブにする期間を管理でするためのオプションで有効期限日付があります。アクセスコード(リンクにアクセスしようとする場合に入力必須の、8文字以上のパスワード)を設定することで、パブリック・リンク周りのセキュリティを追加することができます。

Seamless Integration

Oracle Documents Cloud Service Developer Platformもまた、このリリースで多くの改善が施されています。REST APIと組み込みUI機能とも機能拡張され、お客様やパートナー様が、ドキュメント中心のコラボレーションを既存のアプリケーションやビジネスプロセスにより簡単に統合できるようになっています。 Developer Platformの機能強化には、セキュアにフォルダを管理し、ユーザー情報を取得するためのAPIの追加が含まれています。Oracle Documents Cloud Serviceを他のアプリケーションへ埋め込むための拡張機能には、埋込みiFrame内でのドキュメントやビデオのプレビューだけでなく、ロールベースの埋込みリンクのサポートが含まれています。

Oracle Documents Cloud Serviceは、Oracleの次世代のコンテンツ・コラボレーション・ソリューションです。 Oracle WebCenterと組み合わせることで、貴社のエンタープライズ・コンテンツの管理コスト、リスク、複雑さを最小限に抑えつつ、貴社のECMシステムとバックエンドで連係し、セキュアなクラウドベースのコンテンツ・コラボレーションのための統一されたハイブリッドECMソリューションを手にすることができます。

Next-Gen ECM 

Oracle Documents Cloud Serviceは、ファイルの同期や共有機能を提供する次世代ECMです。従業員は、組織が求める管理やセキュリティに対処するため、先ほど述べたような機能を必要としています。
Next Generation Content Management
https://blogs.oracle.com/webcenter/entry/next_generation_content_management
Oracle Documents Cloud Serviceは、セキュアなクラウドベースのファイル共有・コラボレーションだけでなく、次世代コンテンツ管理システムを具現化する、オンプレミスECMとの統合というハイブリッドソリューションを提供する機能を有しています。

Oracle Documents Cloud ServiceやOracleのハイブリッドECMソリューションについて詳細を知りたい方は以下のリンクへどうぞ。
Oracle Documents Cloud Service
https://cloud.oracle.com/documents
ご利用になりたい方は、以下のページからどうぞ(金額も提示されています)。
Pricing | Oracle Documents Cloud Service
https://cloud.oracle.com/documents?tabID=1406547272260

[WebCenter] WebCenter Contentのモバイルアプリケーション

ご存知の方はご存知かもしれませんが、Oracle WebCenter Content 11gR1 (11.1.1.8)のモバイルアプリケーションがApp Storeからダウンロードできるようになっています。
Oracle WebCenter Content
https://itunes.apple.com/jp/app/oracle-webcenter-content/id701199944?mt=8


このモバイルアプリケーションはOracle WebCenter Content 11.1.1.8にのみ対応していますので、11.1.1.7以前のシステムへのアクセスはできませんので、ご注意を。

[WebCenter] ALERT! WebCenter Content, Release 11.1.1.8 and an Important Patch!

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/proactivesupportWCC/entry/alert_webcenter_content_release_11

大画面プラズマテレビが最初に出てきたころを覚えていますか?一部の人々は、単にそうしたテレビのほとんどに壊れたピクセルの列や他の問題があったにもかかわらず、我先にたくさんのお金をつぎ込んで購入していました。これらのテレビは完璧とは言い難いものでしたが、多くの人々はとにかくそれを望み、入手コストは気にしませんでした。そうした勇敢な「TV Pioneers」に感謝しています。それというのも、彼らがさらなる研究と開発のための道を開いたためです。最初のプラズマテレビが出てきてそれほど時間がかからずに、より手頃な価格のLCD、LED、および小さいサイズのフラットスクリーンテレビが導入され、安定性と画質に伴う壊れたピクセルや他の問題はなくなっていました。また、早期に新たな"TVプール"に飛び込む余裕がなかった人々にとっては、こうしたTVの価格はよりお手頃なものでした。
WebCenter Content release 11.1.1.8は多数の新しいテクノロジーをもたらしています。このリリースにはモバイルデバイスのサポートや新しいユーザーインターフェースのサポートが含まれています。もし「アーリーアダプター」だったとしたら、すぐに飛びついてダウンロードすることをお薦めします。ダウンロードはこちらからどうぞ。
Oracle WebCenter Content 11gR1 Downloads
http://www.oracle.com/technetwork/middleware/webcenter/content/downloads/index.html
しかしながら一つお伝えすべきことがあります。実は既に一つの必須のARU Patchがこのバージョンに対してリリースされています。
Patch 17406049: WCC 11.1.1.8.0 BUNDLE (MLR 01) SEPTEMBER 2013
https://support.oracle.com/epmos/faces/PatchDetail?patchId=17406049
このPatchは特定の状況下で不安定になったり、破損したりする可能性がある問題が修正されます。より多くのパッチが定期的なメンテナンス間隔の間に出てきますので、もし(いわば)「安定したプラズマ」を待ちたいタイプなら、それらに目を光らせておきたいのかもしれません。
この必要なパッチに関する疑問は、まずNote 1581671.1をご覧頂くか、SRをオープンして頂くと、適切にインストールする際の手助けになることでしょう。
How to Upgrade Previous Versions of WCC 11G to 11.1.1.8.0 (Doc. ID 1581671.1)
https://support.oracle.com/epmos/faces/DocContentDisplay?id=1581671.1
詳細は以下のNoteからどうぞ(My Oracle Supportのアカウントが必要です)。
Announcing Oracle Fusion Middleware 11g Release 1 (11.1.1.8.0) - for Oracle WebCenter (Doc. ID 1567706.1)
https://support.oracle.com/epmos/faces/DocContentDisplay?id=1567706.1
このNoteには以下の内容が含まれています。
  • Details
    • Oracle Fusion Middleware 11g Release 1 (11.1.1.8.0) - for Oracle WebCenter
    • Products Included
    • Highlights
    • Bug Fixes
    • Release Notes
    • Known Issues
    • New Features
    • New Documentation Library
    • New Certification, System Requirements, Compatibility Guides
  • Actions
    • Getting Started
  • Contacts
  • References

[WebCenter, FMW] Oracle Unveils New Release of Oracle WebCenter

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/webcenter/entry/oracle_unveils_new_release_of

本日、Oracle WebCenterの界隈でわくわくするニュースがあります。Oracle WebCenterの最新版がリリースされました。
Updates Across Entire Oracle WebCenter Portfolio Help Organizations Enhance Mobile Engagement with Customers, Partners and Employees
Oracle Unveils New Release of Oracle WebCenter
http://www.oracle.com/us/corporate/press/1989467
今日の経済や組織では、ますます低コストで運用効率を上げ、かつ収益を向上させる方法を模索されています。こうした難題に対応するため、ポータル、エンタープライズコンテンツ管理、Webエクスペリエンス管理の完全なポートフォリオ全体にわたって刷新しました。強化されたマルチチャネルユーザーエクスペリエンスを提供し、これまで当たり前だった業務部門のIT部門への依存度を下げるための包括的なツールを取りそろえて、新リリースでは、ビジネスのコスト低減、運用効率向上、最終的な収益の向上をお手伝いします。
Webcast: The New Oracle WebCenter - Register Now
この新しいOracle WebCenterでは、新しいJavaベースのクロスプラットフォームのEnterprise Capture製品を導入し、イメージングソリューションやエンタープライズコンテンツ管理ソリューションを拡張すると共に、新しいMobile Optionでよりリッチな、最適化されたマルチチャネルUXに標準で対応します。この新リリースには、Oracle WebCenterポートフォリオ全体のアップデートをも含んでおり、新しいモバイルアプリケーションやBYOD(Bring Your Own Device)のサポート、モバイルポータルやモバイルWebサイトを迅速に開発するための機能強化された開発ツールと共に、モバイルワーカーを強力に支援します。さらに、ビジネスユーザーを支援し、これまでの業務部門がIT部門に依存していた部分を削減し、マーケット投入時間とコストを削減するための幅広いツールが含まれています。以下は各製品の機能強化ポイントの概要です。

Oracle WebCenter Portal

Oracle WebCenter Portalの新リリースでは、新しいJavaベースのクロスプラットフォーム・エンタープライズキャプチャ製品が導入されました。これにより、ビジネスユーザーが統合されたアプリケーションコンテンツを使って直感的なポータルを作成しやすくなっています。
  • Webとモバイル用の統合された一連のツールで開発を効率化
  • 一般的なユースケースのために、すぐ利用可能テンプレートを提供
  • WYSIWYGで編集可能なので、効率よく、ポータル作成可能

Oracle WebCenter Content

Oracle WebCenter Contentの新リリースでは、情報をもっと効率的に共有できるようになっています。
  • ユーザーがビジネス文書に「出先で」最適なデバイスを使ってアクセスできます
  • プロセス指向のビジネスアプリケーション環境で動作するように、コンテンツを配置することができます
  • 最もスケーラブルで包括的なエンタープライズコンテンツ管理システムで、簡単にコンテンツのライフサイクル全体を管理できます

Oracle WebCenter Sites

さらに、強化されたOracle WebCenter Sitesにより、最新のリリースは、マーケティング担当者が、オンラインでお客様を巻き込み、ガイドし、購入頂く上でお役に立つツールとして進化しています。
  • 使いやすいモバイルサイトを管理し、より効果的にモバイル顧客に対しマーケティングできます
  • 企業内もしくはクラウドから、動画やデジタルマーケティングコンテンツを使った、メディアリッチなオンラインカスタマーエクスペリエンスを作成できます
  • 自社のウェブサイトへ顧客を導き、感化するためのより関連性の高い検索結果を提供します
Balaji Yelamanchili (Oracle Product DevelopmentのSVP)は次のように語っています。「あなたのビジネスに対し最善の意思決定を行うためには、組織内の誰もが適切な背景で、適切な情報へのアクセス権を持っていることが重要です。それは、適切なビジネスプロセスに関わる人であれば、どこにいようと関係ありません。Oracle WebCenterの最新リリースは、ポータル、Webエクスペリエンス管理、コンテンツ、およびコラボレーションテクノロジー全体にわたって機能強化しており、職場の内外を問わず、情報へのアクセスをサポートします。任意のデバイスで、直感的に人、プロセス、情報につながることができるので、この新しいOracle WebCenterは、組織が意思決定を改善し、顧客、パートナー、すべてのチャネルにわたってエンゲージメントを高めるのに役立ちます」

今後数日間のOracle WebCenter blogでは、Oracle WebCenterの新リリースの新機能をご紹介しますので、ご期待下さい。また、この新しいOracle WebCenterに関するWebcastを9月12日に開催しますので、是非ご登録下さい。
Webcast - The New Oracle WebCenter:
The Center of Mobile Engagement for Business
http://event.on24.com/r.htm?e=672194&s=1&k=B822F9AD931490528BE7196166B0FFA4

[WebCenter, BPM] Webcenter Content (UCM) BPM Integration

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/practicalbpm/entry/webcenter_content_ucm_bpm_integration

このエントリでは、Content ServerのワークフローからSOAサーバーにデプロイされているプロセスを起動するため、WebCenter ContentとBPMで必要な構成をご紹介します。これはドキュメントチェックインといったイベントに基づいてBPM/BPELプロセスをUCMから呼び出す場合に共通するユースケースです。

1. SOAと連係するためのUCM環境の準備

この手順はUCMとSOAドメインが別々に作成されており、UCMドメインがSOAドメインを拡張していない場合にのみ必要です。

a. SOA_ORACLE_HOMEの"soa"ディレクトリをUCM_ORACLE_HOMEにコピー

(例)D:\Oracle\Middleware\Oracle_SOA1\soa を D:\Oracle\Middleware\Oracle_UCM1\soa にコピーします。

b. UCMサーバーのsetDomainEnvに指定されているクラスパスを変更

Windowsの場合
%DOMAIN_HOME%\bin中のsetDomainEnv.cmdを編集し、以下の行を追加します。
set POST_CLASSPATH=%ORACLE_HOME%\soa\modules\oracle.soa.mgmt_11.1.1\soa-infra-mgmt.jar;%POST_CLASSPATH%

UNIXの場合
$DOMAIN_HOME/bin中のSetDomainEnv.shを編集し、以下の行を追加します。
POST_CLASSPATH="${ORACLE_HOME}/soa/modules/oracle.soa.mgmt_11.1.1/soa-infra-mgmt.jar${CLASSPATHSEP}${POST_CLASSPATH}"
c. クロスドメインセキュリティの有効化
以下の手順をUCM、SOAの両ドメインに対して実施します。
1. WebLogic Server管理コンソールにログイン (http://localhost:7001/console/)
2. ドメイン構成からドメイン名を選択し、[セキュリティ]タブに移動
3. [クロスドメインセキュリティの有効化]にチェック

4. 同じ資格証明をUCM、SOAの両ドメインに設定

d. サーバーを再起動

2. Enable UCM-BPEL Integration Component

a. コンテンツサーバーにログインし、[管理サーバー]に移動
b. コンポーネントをインストールする必要のあるサーバのコンポーネントマネージャを選択




c. "Advanced Component Manager"をクリックし、BPELIntegrationComponentを有効化


d. UCMサーバーのWebLogic Server管理コンソールにログインし、[サーバー]からUCMサーバーを選択し、SSLを再起動。

3. Configure connection to SOA server

a. [管理]>[Oracle BPEL管理]>[接続の構成]に移動

b. [接続メニュー]を選択し、接続を追加

以下の資格証明を入力。

[注意]プロバイダURLにはSOAサーバーのホスト名とポート番号が含まれています。SOAサーバーのWLSTを実行し、t3://{サーバー名}:{ポート番号}で接続できることを確認して下さい。

c. 接続をテストし、成功すれば、以下の画面が見えるはず(だめなら1〜3を再実行)。

4. Process Configuration

a. [管理]>[Oracle BPEL管理]>[プロセスの構成]へ移動
b. プロセスメニューから[Add Process]を選択
c. ドロップダウンリストからBPM/BPELプロセスを選択


d. [保存]を押す
e. [ペイロードの更新]に移動

プロセス入力フィールドをUCMのメタデータフィールドにマッピング。

5. Update the SOA composite to enable UCM integration


a. 以下の行をSOA/BPMプロジェクトのcomposite.xmlに追加(下図参照)
<binding.adf serviceName="YourUniqueServiceName" registryName=""/>


6. Configure Workflow in UCM

a. コンテンツサーバーにログイン
b. [管理]>[管理アプレット]に移動
c. ワークフロー管理アプレットを起動
d. 新しいワークフロー条件を追加

e. クリックして、条件ワークフローを編集
下図はイベントを発行する条件しているところで、この場合、ワークフローは"Document"というドキュメントタイプの場合に呼び出される。


f. initiateProcess(起動プロセス)を編集
g. ワークフローにアクセスしたりワークフローが呼び出されたときにドキュメントをチェックインするユーザーを追加する。

h. 以下の行を終了条件に追加
wfGet("conversationId") and obIsInstanceClosed("BPEL", wfGet("conversationId"))


i. [イベント]で、入力のために[編集]をクリック
ドキュメントの自動承認のため、<$endif$>の前に <$wfReleaseDocument()$> の行を追加する。この手順を追加しない場合、ドキュメントの状態は[保留]になり、ユーザーが手作業で[コンテンツ管理]>[アクティブなワークフロー]>[ワークフローの割り当て]に移動してドキュメントを承認する必要がある。
<$if not conversationId$>
<$obConfigID="BPEL"$>
<$obInvokeProcess(obConfigID)$>
<$endif$>


7. 動作確認

sysadmin(手順6からのユーザー)でログインし、手順6で設定したドキュメントタイプのドキュメントをチェックインして、BPM/BPELプロセスが正しく呼び出されることを確認する。

トラブルシューティング

1. クロスドメインセキュリティ
クロスドメインセキュリティの設定が間違っていると、以下のようなエラーが出ます。
vax.xml.ws.WebServiceException: java.lang.SecurityException: [Security:090398]Invalid Subject: principals=[weblogic, Administrators]
  at com.sun.xml.ws.client.dispatch.DispatchImpl.doInvoke(DispatchImpl.java:209)
2. UCMシステム監査機能を使ってBPEL統合のトレースをする際に出てくるエラー
[管理]>[システム監査情報]に移動し、[トレース・セクション情報]でBPEL統合コンポーネントを追加します。更新し、[サーバー出力の表示]をクリックして、詳細のログを確認します。


3. BPEL/BPMプロセスの入力が複合型の場合
現在のWebCenter Content(11.1.1.6)のUCMでは、複合型のメッセージを処理しませんので、[ペイロードの更新]はエラーになります。回避策はシンプルな入力データ型を使うことです。

参考情報

Oracle® Fusion Middleware BPEL Component Guide for Content Server 11g Release 1 (11.1.1)
http://docs.oracle.com/cd/E21764_01/doc.1111/e16759/toc.htm

[WebCenter] WebCenter Content Performance: Web Browser Choice

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/ATEAM_WEBCENTER/entry/webcenter_content_performance_web_browser

新しいWeb技術のおかげでエンドユーザーがより高速でより強いWebエクスペリエンスを享受できています。しかし、とある組織では古いブラウザテクノロジーにとらわれており、伝統的にベンダーは利用可能な最小のブラウザバージョンを提示しています。WebCenter Contentの場合、Oracle® WebCenter Content Content Serverユーザーズ・ガイド 11gリリース1(11.1.1) の「2.1 サポートされているWebブラウザの使用」には次のような記載があります。
Oracle® WebCenter Content Content Serverユーザーズ・ガイド 11gリリース1(11.1.1)
2.1 サポートされているWebブラウザの使用
http://docs.oracle.com/cd/E28389_01/doc.1111/b65038/c02_gettingstarted.htm#i1074194
"コンシューマおよびコントリビュータは、標準のWebブラウザからコンテンツ・サーバーにアクセスします。コンテンツ・サーバーへのアクセスに使用するコンピュータは、クライアント・コンピュータです。サポートされているクライアント・コンピュータで表2-1にリストされたWebブラウザからコンテンツ・サーバーにアクセスできます。"
表2-1 サポートされているWebブラウザ
ブラウザ
バージョン
Internet Explorer7.0以上
Firefox3.5以上
Safari4.0以上
Google Chrome10.0以上
これらの古いWebブラウザのバージョンの中には、一部のWebアプリケーションの全体的な性能の足を引っ張るものがあります。ブラウザに関してあまりご存じでない方のために、ブラウザの市場を見てみましょう。 StatCounterのグローバル統計によると、1月から2012年12月に、以下の4つのWebブラウザで84%のシェアを獲得しました。
  • Chrome: 32.78%
  • Firefox 5+: 20.88%
  • IE 9.0: 15.88%
  • IE 8.0: 14.61%


出典: http://gs.statcounter.com/#browser_version_partially_combined-ww-monthly-201201-201212-bar

WebCenterContentはブラウザインターフェースでJavaScriptを多用します。ナビゲーション構造、メニュー、オプションリスト、フォルダアイテムのリスト、ページのその他の部分をJavaScriptを使いブラウザが動的に描画します。その理由は、クライアントにJSファイルをキャッシュできるため、ダウンロードやネットワーク負荷を下げることができるからです。また、ページの特定の部分をレンダリングする際の、サーバー側での作業負荷を軽減します。しかし、いくつかのブラウザでは、他よりも速くJavaScriptを処理することができます。

独立したJavaScriptベンチマークサイトであるSunSpiderを使って、IE8とその他のブラウザの性能が劇的に違うことがわかりました。
SunSpider JavaScript Benchmark
http://www.webkit.org/perf/sunspider/sunspider.html
ブラウザ間の差異の大きな理由は、クライアント側でJavaScriptを処理する際に使われるJavaScriptエンジンです。

MicrosoftはIE 9.0をチューニングしており、その結果、WebKit SunSpider JavaScript Benchmarkで好成績が出るようになりました。IE 9.0の最終リリース版での結果は以下の通りです。

出典: http://ie.microsoft.com/testdrive/benchmarks/sunspider/default.html

これらを踏まえて、WebCenter Contentサーバーにアクセスするブラウザを選択する際には、よいJavaScriptエンジンが搭載されている最新のブラウザを使うべきだ、ということですが、まだ多くの組織ではIE 8.0に遭遇することに注意すべきでしょう。これらの企業ではまだWindows XPをOSとして使い続けています。StatCounterによると、デスクトップからのインターネット利用者のうち約31%がWindows XPを利用している、ということです。このOSの場合、IEはIE 8に制限されており、IE 9をWindows XPにインストールすることはできません。Chrome 10以上、Firefox 5以上、IE 9.0以上、Safari 5以上、Opera 11以上だとよい性能が出るでしょう。これに伴い、WebCenter Content 11gを利用するにあたり推奨されるWebブラウザの表は以下のようになります。
ブラウザ
バージョン
Internet Explorer9.0以上
Firefox5.0以上
Safari5.0以上
Google Chrome10.0以上

[WebCenter] WebCenter Sites 11gR1 Bundled Patch 1 is now available

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/webcenteralerts/entry/webcenter_sites_11gr1_bundled_patch

WebCenter Sitesに11gR1 Bundled Patch 1という新しいPatchが出ました。WebCenter Sitesのダウンロードページからダウンロードリンク先を入手できます。
Release Downloads for Oracle WebCenter Sites (OTN-US)
http://www.oracle.com/technetwork/middleware/webcenter/sites/downloads/index.html
(訳注)エントリ記載日現在、日本語ページにはまだ公開されていません。

WebCenter Sites 11gR1 Bundled Patch 1の主要な特徴は以下の通りです。
  • UIのカスタマイズをサポート
    新たな開発者ガイドはContributor UIのカスタマイズ時にご利用頂けます。カスタマイズ可能なUIコンポーネントはダッシュボード、検索ビュー、ツールバー、メニュー、アセット・フォームを含みます。さらに、グローバルもしくはサイト固有の構成プロパティを指定してUIに表示するものを制御することができます。
  • ローカライズのサポート
  • Contributor UIは以下の言語にローカライズされています。
    • フランス語
    • ドイツ語
    • イタリア語
    • スペイン語
    • ポルトガル語(ブラジル)
    • 日本語
    • 韓国語
    • 中国語(簡体字、繁体字)
  • 開発ツール(CSDT)がリモートのSitesサーバーとの接続をサポートします。
  • アップデート
    • セキュリティ:CSRF(リクエスト強要/Cross-site Request Forgery)攻撃を防ぐためのリクエスト認証フィルタを含む
    • REST API
    • その他
  • 管理ユーザーインターフェースでのセッションレプリケーションをサポート
  • 不具合の修正
詳細はドキュメントおよびリリース・ノートをご覧下さい。

[WebCenter] Webcast Q&A: Hitachi Data Systems Improves Global Web Experiences with Oracle WebCenter

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/webcenter/entry/webcast_q_a_hitachi_data

先週木曜日(日本時間の金曜未明)、WebCenter in Action Webcastシリーズの第3回、"Hitachi Data Systems (HDS) Improves Global Web Experiences with Oracle WebCenter"を開催しました。HDSよりSean Mattson、OracleのパートナーであるLingotekからRob Vandenbergを迎え、Oracle WebCenterがHDSの外部向けWebサイトをどうやって動かしているのか、HDSのお客様とのシームレスな体験をどうやって提供しているのか、ということを披露頂きました。
WebCenter in Action Webcast
https://blogs.oracle.com/webcenter/entry/www.webcenterinaction.comHitachi Data Systems Improves Global Web Experiences with Oracle WebCenter
http://www.oraclepartnerevent.com/2012/webcenter-sept-13/
見逃した方のために、以下にQ&Aをまとめました。

Sean Mattson(Hitachi Data Systems) とのQ&A

質問回答
プラットフォームの展開で何か問題になったことはありませんでしたか? Lingotekのオンプレミスインストールの最初の企業の一つということで、いくつか課題がありましたし、WebCenterプラットフォームにはカスタム機能がたくさんあります。はじめは、Lingotekとの取り組みで反復や一進一退が数多くありました。お互いに助け合い、多くのことを学び、最後にはすべての問題を解決し、HDSのための非常に魅力的なソリューションを展開することに成功しました。
エンドユーザの最大のメリットは? グローバルで一元的にコンテンツのライフサイクルを管理し、支配することができ、同時にフィールドで更新やレビューしたり、少ないタッチポイントで増分コンテンツを発行できるため、発行プロセス全体を合理化し、簡素化できました。
ソリューションを実装している際、内部の抵抗勢力がいましたか?もしいたとすれば、どうやって打開しましたか? 懐疑論者を抵抗勢力と言うつもりはありません。実際に自動化された自動発行ソリューションを展開できましたので。解決策が例え素晴らしくても、新しいプロセスの採用が困難な場合がありますし、我々はまだ採用目標を目指しているところです。最も重要な側面の一つは、トレーニングやサポート資料が多く含まれていて、システムの機能のフィールド自身が十分と感じ自信を持ってもらうために、必要に応じて多くの種類のヘルプデスクをサポートとして提供することです。

Rob Vandenberg(Lingotek)とのQ&A

質問回答
サポート対象の言語(カナダ系フランス語、インディアン系フランス語のサポート)について何か制限はありますか? 右から左へ書く言語や、中国語、日本語、韓国語のような2バイト文字まで、Lingotekは全ての言語ペアをサポートしています。
Lingotekのソリューションは新しいWebCenter Sites 11gと統合されていますか? もちろん!実はLingotekはOracle WebCenter Sitesの最初のOVIパートナーです。
翻訳のメモリは機械翻訳の精度を向上するのに役立ちますか? Lingotekを使用する最大の長期的な戦略的利点の一つは、翻訳メモリ、または過去の人間の翻訳の蓄積です。これらの翻訳メモリ(TMs)を使って、統計的な機械翻訳エンジンを "トレーニング"して、さらに高品質にすることができます。この好循環が進行中であり、マシンと人間の翻訳の両方を堅実に改善していくでしょう。
以前共同作業した翻訳サービスプロバイダからの翻訳メモリがいまあるのですが、Lingotekソリューションにインポートして再利用することができますか? はい、Lingotekは標準に準拠しています。TMX、XLIFF形式での翻訳メモリのインポートをサポートしています。
Lingotekをプロフェッショナルな翻訳を実施するためのサービスとして使って、Lingotekのソフトウェアソリューションも使う場合、翻訳メモリを入手して自分たちで将来の追加や変更することはできますか? はい、すべてのデータは常に、あなたのものです。 Lingotekは、統合された翻訳ソフトだけでなく、プロの翻訳サービスの両方を提供することができます。すべてのコンテンツおよび翻訳メモリは、あなたのものです。
コミュニティ翻訳が成功したことを示す例を教えて欲しいのですが。 ここでのキーワードはコミュニティですね。コミュニティがあなたやあなたのコンテンツ、残りのコミュニティをケアしてくれるのであれば、コミュニティによる翻訳は有効でしょう。これまでに製品ユーザグループのコンテンツや、その他のユーザ生成コンテンツ(wikiやブログなど)において有効なユースケースを見てきました。
Webcastを見逃した方に、録画でWebCenterのライブデモをご覧頂けます。


Hitachi Data Systems Improves Global Web Experiences with Oracle WebCenter from Oracle WebCenter

[WebCenter] WebCenter in Action: Hitachi Data Systems

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/webcenter/entry/webcenter_in_action_hitachi_data

"Oracle WebCenter in Action"のWebcastシリーズでは、Oracle WebCenterをご利用のお客様やパートナー様を取り上げ、Oracleのポータル、Web Experience Management(Web体験管理)、コンテンツ管理、Social、コラボレーションのテクノロジーを使って、ソーシャルビジネスに変換していることをご紹介します。このwebcastに参加されますと、Oracle WebCenterをご利用のお客様やパートナー様がOracle WebCenterを使って従業員やパートナー、お客様に優れた体験を提供する方法を習得頂けます。

今回は3回目で、Hitachi Data Systems(日立データシステムズ)様のでの事例です。過去のWebcastはオンデマンドで視聴頂けます(英語ですが)。
Oracle - webcenterinaction
http://www.oraclepartnerevent.com/2012/webcenterinaction/

(以下はWebページより)
Hitachi Data Systemsは、世界有数のエレクトロニクス企業であり、あらゆる規模の企業向けに、完全なストレージソリューションを提供しています。世界中の多言語Webコンテンツを管理するため、Hitachi Data Systems様は、Oracle WebCenterを使いOracleのパートナーであるLingotekと提携しました。このwebcastに参加されますと、 Hitachi Data Systems様がOracle WebCenterと統合されているLingotekのCollaborative Translation Platformを使って、どうやってグローバルなウェブサイトのフットプリントを制御しているかを知って頂けます。
開催日時は以下の通りです。
  • (日本時間) 9月14日(金)2時
  • (アメリカ太平洋時間) 9月13日(木)10時
登録は以下のリンクからどうぞ。

[ADF, WebCenter] Getting rid of the JSESSIONID from the URL for ADF/Webcenter

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/angelo/entry/getting_rid_of_the_jsessionid

昨日システム構築しているパートナー企業の方から電話があり、以下のような興味深い質問をしてきました。
「JSESSIONIDパラメータをWebCenterアプリケーションのURLから取り除くことができる?」
質問を受けたとき「なんで?」と思いました。J2EEアプリケーションのセッション管理の一部だからですが、結局セキュリティを懸念するクライアントがWebCenterアプリケーションのセッション乗っ取りを困難にしたいため、URLに含まれるJSESSIONIDを好んでいないということがわかりました。

なるほど…

ありがたいことにこれは非常に簡単です。WebLogic Serverの場合、weblogic.xmlにパラメータがあります。これを使うとセッションの管理方法を制御することができます。パラメータの一つで、URLパラメータではなくcookieを使用してJSESSIONIDトークンを実装することを強制します。この方法には、ブラウザでcookieが有効になっていない場合、アプリケーションが動作しないという明らかな欠点があります。

しかしcookieも傍受されたり閲覧されることがあるので、セッションcookieの名前を変更し、JSESSIONID自動探索ツールが効かないようにすることをお勧めします。

weblogic.xmlはこんな感じになります。

    MYAPPSESSID
    false
   
プロジェクトのweblogic.xmlファイルを編集したり、ウィザードの"overview"モードを使ったりすれば、JDeveloperからこの設定をすることもできます。

次善の策は全ての通信をSSLで暗号化することですね。

[WebCenter] New WebLogic Portal Releases Now Available

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/webcenterportal/entry/new_webcenter_portal_releases_now2

[訳注]原文のタイトルはWebCenter Portalとありますが、正しくはWebLogic Portalですので、原文のタイトルを修正して本エントリのタイトルとしています。

現在ポータル製品をお使いのお客様をサポートするという継続的なコミットメントの一環として、Oracle WebLogic Portal 10.3.5がGAになったことを発表できることをうれしく思っています。
Oracle WebLogic Portal 10.3.5はOracle WebLogic Server 10.3.5での動作を保証しています。現時点ではOTNからのみダウンロードできます(訳注:もちろん近日中にe-Deliveryからダウンロードできるようになります)。WebLogic Portal 10.3.5のドキュメントは以下のリンクからどうぞ。
Oracle WebLogic Portal (OTN-US)
http://www.oracle.com/technetwork/middleware/weblogic-portal/downloads/index.html
ドキュメント
http://www.oracle.com/technetwork/middleware/weblogic-portal/documentation/index.html

[Applications, CX] Oracle Unifies Oracle ATG Commerce and Oracle Endeca to Help Businesses Deliver Complete Cross-Channel Customer Experiences

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/commerce/entry/oracle_unifies_oracle_atg_commerce

本日、OracleはOracle Commerceを発表しました。これはOracle ATG CommerceとOracle Endecaを一つのコマースソリューションとしてまとめたものです。
Oracle Commerce
(英語)http://www.oracle.com/us/products/applications/commerce/overview/index.html
(日本語)http://www.oracle.com/jp/products/applications/commerce/overview/index.html
Oracle ATG Commerce
(英語)http://www.oracle.com/us/products/applications/commerce/atg/index.html
(日本語)http://www.oracle.com/jp/products/applications/atg-commerce-applications-312442-ja.html
Oracle Endeca
(英語のみ)http://www.oracle.com/us/products/applications/commerce/endeca/overview/endeca-overview-1499761.html
Oracle Commerceは企業が一貫性のある関連の高いパーソナライズされたクロスチャネルのカスタマーエクスペリエンス(CX)を提供できるように設計されています。
「Oracle Commerceは最高のWebコマースおよびCXソリューションを組み合わせて、B2BであれB2Cであれ、クロスチャネルコマースエクスペリエンスを最適化することができます。企業がオペレーションやテクノロジーへの投資といった全ての側面を活用してお客様の期待を満足し、期待を上回るようにお手伝いする…Oracle Commerceが示しているのは、我々の注力ポイントなのです。」とKen Volpe(SVP, Product Development, Oracle Commerce)が話しています。
この発表に関する詳細は以下のプレスリリースをどうぞ。
Oracle Announces Oracle Commerce
http://www.oracle.com/us/corporate/press/1690823

[Social] Oracle Social Network in the Cloud - the videos

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/peterreiser/entry/oracle_social_network_in_the

6月6日、Larry Ellisonは業界で最も広範なクラウド戦略を発表しました。
Oracle Unveils Industry’s Broadest Cloud Strategy
https://blogs.oracle.com/webcenter/entry/oracle_unveils_industry_s_broadest
Webcast
http://www.oracle.com/goto/strategyupdate
As part of the OracleのCloudに関する発表の中で、LarryはOracle Cloud Social Servicesを発表しました。これは今日のクラウドで利用可能なもののうち、最も広範かつ完全なエンタープライズ向けソーシャルプラットフォームです。これらのサービスってどんなのよ、って思ってらっしゃることでしょう。以下にOracle Social Networkを使っている動画をお届けします。

Connect with Oracle Social Network


Oracle Social Network: Getting Started


Oracle Social Network: Conversation Basics


Oracle Social Network: Notifications and Preferences


Oracle Social Network: Basics of Chats