[BAM, ADF] Passing credentials from ADF to BAM

このエントリではADFとBAMをまたがってcredentialを共有する方法をご紹介します。
認証済みユーザがADFアプリケーションにログインすると、BAMサーバのこのユーザ向けの画面が現れるという例です。

サンプル
  • BAMSanityS.zip をダウンロードしてください。
  • このサンプルは簡単なセキュアADFアプリケーションです。このアプリケーションで使っているEmpTable.jspxは、BAMデータオブジェクト"Employees"から作成されています。
セキュリティの設定
  • ユーザ: test1とtest2(パスワードはどちらもweblogic1)
  • ADFセキュリティ設定:test1、test2ともEmpTable.jspxへのアクセスが許可されています。現在BAMデータオブジェクトにはセキュリティ設定を施していませんので、test1/weblogic1もしくはtest2/weblogic1でEmpTable.jspxを実行した場合、ページはBAMサーバのEmployeesデータオブジェクト中のデータを表示するはずです。
BAMサーバのセキュリティ定義
  • ユーザtest1とtest2をBAMグループ"BAMReportsArchitect"に割り当てます。
  • BAMグループはデフォルトではWebLogic Server上に定義されえていませんので、作成する必要があります。
  • BAM Architectに管理者としてログインし、Employeesデータオブジェクトの定義に移動します。
  • このデータオブジェクトをセキュアにします。[パーミッション]>[パーミッションの編集]と辿り、test1に許可を与えて、test2からは許可を剥奪します。test1にのみEmployeesデータオブジェクトのアクセスが許可されていることを確認してください。
セキュリティの伝播を設定する
  • JDeveloperでアプリケーションを開きます。
  • 「データ・コントロール」パネルで、”Employees”を右クリックします。
  • 「BAMデータコントロールの編集 - step 1/ 5」で「ADF資格証明を使用してBAMと接続」を選択します。

実行してみる
  • EmpTable.jspxをデプロイ、実行します。すると認証の画面が現れます。
  • test/weblogic1を入力すると、認証が通って、BAMサーバ中のEmployeesデータオブジェクト中のデータで作成した表が表示されます。
  • 同じページをtest2/weblogic1で再実行してみましょう。すると認証は通りますが、Employeesデータオブジェクトのアクセス権がないために、認証エラーとなってしまいます。

原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/monaadfsoa/2011/04/passing_sharing_credentials_accross_adf_and_bam.html

[misc] How to access OTN Sample Code

OTNのサンプルコードのページへのアクセス方法をお知らせします。
サンプルコードはすべてこのサンプルコードのページに集約されました。

Oracle Sample Code
https://www.samplecode.oracle.com/sf/sfmain/do/home

サンプルコードにアクセスするには、まず上記URLの左側にあるログイン(赤で囲んだ部分)をクリックしましょう。
すると、見慣れたOTNのログイン画面が現れますので、OTNのユーザー名とパスワードを入れてください。
ログインできたら、サンプルコードにアクセスできます。
先ほどのエントリでご紹介したOSBのサンプルコードは、こんな感じですね。
いかがでしょうか、ログインできましたか?

[OSB] Using JSON with Oracle Service Bus REST Services

Oracle Technology NetworkのサイトにOracle Service Busのサンプルを新しく2件登録しました。最初のサンプルプロジェクトはosb-205-SimpleRESTです。これはOSBでRESTサービスを完全に実装する方法を示すものです。「完全」の意味するところは、以下のHTTPメソッドをOSBを使って実装する方法を示しているということです。
  • GET
  • POST
  • PUT
  • DELETE
  • HEAD
  • OPTIONS
別のRESTサンプルも今終わったところです。これはosb-206-JSONRESTというプロジェクトで、OSBがJSONメッセージに応答するようにするための実装サンプルです。JSON(JavaScript Object Notation)はWebブラウザでよく使われます。XMLをjavascriptクライアントに渡すことが唯一の通信方法ではありません。JSONはデータ交換によく使われる方法で、特にWeb開発者が好んで使います。その理由はjavascriptにとってJSONオブジェクトの処理は簡単であるのに対し、XMLの応答を処理するにはクライアントサイドにインフラがもっと必要だからです。
JSONの特性の理由から、osb-206-JSONRESTサンプルはHTTPメソッドのGET、POSTを対象にしています(どちらもWebブラウザから実行できます)。ちょっと手を動かせば堅牢な本番環境向けのRESTサービスを作成して、HTTP HeaderのContent-typeに従ってXMLやJSONペイロードを処理できます。OSBのサンプルは全てOTNのSOA SuiteのサンプルサイトにUpされています。URLは以下の通りです。

Official Oracle SOA Suite Samples
https://www.samplecode.oracle.com/sf/projects/soasamples/

ページの左側のOSBのセクションをクリックすると、OSBのサンプルが出てきます。このサイトにはSOA Suiteのその他のコンポーネントのサンプルもご提供していますので、一見の価値があると思いますよ。


原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/jeffdavies/2011/04/using_json_with_oracle_service.html

[Java] Java Spotlight Episode 16 - Richard Bair

Roger Brinkley: 16回目のJava Spotlight Podcastにようこそ。Roger Brinkleyです。

Terrence Barr: Terrence Barrです。

Roger: 今回のPodcastでは、アーリーアクセス版のJava FXについて、Richard Bairにインタビューします。それではニュースです。OpenJDKコミュニティの付属定款と理事会が先週提案されました。これはMark Reinholdのブログエントリから詳細を確認できます。

Terrence: この提案がドラフトということは理解しておいてくださいね。詳細は現在議論中ですので、数週間するとよりよくなっていることでしょう。

Roger: そういや、Alexis、GlassFish 3.1候補版がでましたね。製品候補版が。

Alexis Moussine-Pouchkine: ええ、これは2回目のRC版(以下、RC2)ですね。すでに1回目のRC版(RC1)は先週リリースされていました。RC2が出たのです。このRC2でさらに35個の不具合を修正されていて、GlassFish 3.1のリリースが近づいたということですね。そしてとてもうれしく思うのは、我々がGlassFishで何をしようとするのか、OracleがGlassFishで何をしようとするのかといったことを、約1年前にロードマップで提示しましたが、そこで約束した通りにリリースしているからです。しかも、シンプルかつ機能縮小したリファレンス実装ではなく、完全な機能として提供しているのです。
本当にGlassFish 3.1で集中監視とフルクラスタリング、そして今までできなかったことのいくつかを実現しています。3.1のリリースに注目してくださいね。今月末には出てきます。ほらね、私の行ったとおりでしょ。

Roger: では、イベントのコーナーに移ります。先週お話したように、今月はたくさんのイベントが開催されます。Oracle WebLogic Server and Java EE 6 OTN Virtual Developer Daysが10日、17日、24日に開催されます。Show Notesに登録方法のリンクを張っておきました。私は2月10日にノルウェーのJava User Groupに伺う予定です。そして、先週Vaadin Meetupの話をしたときに間違ったことをお伝えしていました。ノルウェーからスウェーデンのクルーズの話をしていましたが、実際にはフィンランドからスウェーデンへのクルーズでした。もしご興味がありましたら、これもShow Notesに訂正版を配置しています。
では、Jfokusです。Alexisと私とArunがJfokusに伺う予定にしています。Mobile World Congressが14日から16日までバルセロナで開催されます。Angelaにもあえるでしょうね。Mobile World Congressではたくさんのイベントが開催される予定です。Show Noteを見てくださいね。Mobile World Congressでは我々が25個以上のワークショップが開催する予定です。
そして、15日の朝10時には、我々のボスがAJ Patelとともに、"Java and Oracle, One Year Later"という特別なTechCastのライブイベントをやります。17日には、オランダのJava User Groupのミーティングに参加します。18日にはAlexisがJavaDayに参加するため、たくさんの開発者とともにサンクトペテルブルグに参ります。

Terrence: イベントに1件追加でお知らせしたいことがあります。先週スマートグリッドに関するJavaという内容で、Jacob LehrbaumがライブWebcastでお送りしましたが、非常に興味深い内容でした。JacobはスマートグリッドやJavaがスマートグリッドで果たす役割だけではなく、その他のエリア、例えばヘルスケアなどに関することも話をしてくれました。Jacobはまた、組み込みJavaとOracleが提供するその他の製品の背景について説明しています。
そんなわけで、もしこの領域に興味があるなら、必見だと思います。Webcastは録画してありますので、オンデマンドで利用できます。Show NotesにURLがあります。

Roger: では、インタビューのコーナーです。数週間前にRichard Bairとお話しする機会がありました。彼はJavaのクライアントアーキテクトで、Java FXアーリーアクセス版について会話しました。では、インタビューにはいりましょう…

---- 以下、インタビュー ----

Roger: Richard Bairさんとご一緒しております。今週出たJavaFXアーリーアクセス版についてお話していきたいと思います。

Richard Bair: わくわくしますね。最初のアーリーアクセス版をパートナーさんの手にお届けできて、ほんとうれしいです。

Roger: で、本当にここまでオンスケジュールですね。JavaOneでお話していたときは、これがゴールだとおっしゃってました。これは目標だったと。今後どのようなタイムラインをターゲットにされる予定でしょうか。

Richard: たしかに、JavaOneでは3つの異なるリリース日をお話していました。まずアーリーアクセス版を今年の2011年の第1四半期に出すというものでした。これは1月にリリースしているので、マイルストンをクリアしました。ベータ版は2011年の第2四半期に出す予定にしており、JavaFX 2.0は第3四半期に出す予定です。

Roger: これは大きな変更ですねね。JavaFX 2.0は1.3とは異なります。JavaFX2.0と1.3の大きな変更点を教えてください。

Richard: 最大の変更点はJavaFX 2.0ではJavaに力点が置かれています。とくに、プラットフォームがJava開発者にとって非常に使いやすくなっています。全世界でJava開発者は900万人以上(1000万人近いという人もいますが)いますので、本当にプラットフォームが使いやすいものであってほしいのです。これが1.3と2.0の最大の変化ですね。その他このちょうどよい機会を利用して、APIを改良するなどしましたが、JavaFXアプリケーションの一般的な構造は以前と変わりません。JavaFX 2.0にも同様に、Javaで公開しているバインディングをもっています。そしてこれは明らかに、JavaFXの過去のバージョンの重要な資産です。シーングラフもあります。シーン、ステージ、ノード、グループや諸々のものすべてをJavaFX 2.0でも継続しています。

Roger: たくさんのコントロールやコンポーネントがJavaFX 1.3にはありました。これらはSwingやその他のUIコンポーネントにはありませんでした。これらの資産は継続して提供される、ということですね。それでは、これらの資産は必ずしもスクリプティング環境では必要ないのでしょうか。

Richard: 一般的に、プラットフォームは継続していきます。そして、例えばイベント配信といったような部分でのいくつかの変更点を除いて、2.0は1.3のプロダクトラインからの延長です。でも、最大の違いはJavaですべてのAPIが利用できるようになったということです。

Roger: このアーリーアクセス版で達成しようとしていたものは何なんでしょう?

Richard: 我々がやってみたかった主要な部分の一つは、ビルドして、アーリーアクセス版をパートナーに早期に渡したかったということです。そして、サインアップしてパートナーになってアーリーアクセス版を入手するための機構があります。そして、JavaFXの過去のリリースとは違って、原則開発が終了するまで閉じて開発していて、終了したら「OK、ビルドしていいよ」と伝え、より早期にアーリーアクセス版を提供したかったのです。そうすることで、バグだけでなく、APIや開発経験がどのようなものか、本当にみなさんの役に立つものか、などというフィードバックを得ることもできるでしょう。そして、アーリーアクセス版を週単位でビルドしていますので、原則内部リリースを行ったらいつもパートナーに渡しますので、利用することができるのです。その意図は、バグをレポートしてから対処して、別のビルドに取り込むまでの非常に短いサイクルにしたかったからです。これにより、バグの改修具合を見て確認できます。

Roger: 1月にアーリーアクセス版に関する会話をしていたときには、その1つのリリースではなく、週次の一連のリリースのことを話していたのですね。

Richard: ええ、そうなんです。この最初のビルド(ビルド12でした)から第2四半期中のベータ版に到達するまでこの方法でやっていきます。わかりませんが、15や20のビルドになるかもしれません。

Roger: ベータ版になっても同じようにやる計画ですか?いくつかのリリースを定期的なアップデートのやり方を続けるのでしょうか。

Richard: ベータ版の詳細は話し合っていません。ベータ版で知っておくべきことは、Oracle Technology Networkの誰に対してもOpenであることです。完全にOpenなベータ版です。誰でも手にとって試すことができるでしょう。どれぐらい定期的にビルドを出すかはまだ決めていません。品質チェック方法の決定についてもっとやることがあると思っています。SQE(Software Quality Environment)はビルドを確認するために週1回よりも多くの時間が必要だと思っています。我々の多くは過去にオープンソースプロジェクトを体験しており、オープンソースプロジェクトの長所の一つが、バグが登録され、新しいビルドがテストに利用できるようになるまでの時間が非常に短いというところにあります。
それゆえ、たとえこの製品全体がオープンソースでなくても、例えばUIコントロールをオープンソースにするつもりです。それでもまだ全体ではオープンソースではありませんが、オープンソースのメリットは得たいと考えているので、オープンソースからビルドをできることを確認したいと考えています。

Roger: それでは、アーリーアクセス版からテストに参画しようとしている人々に期待されていることは何でしょうか。

Richard: 一番期待していることは、バグや問題をフィードバックしてもらうことです。テストしてくださる皆さんが何に関心を持ってらっしゃるのか、バグだけでなく「このAPIが期待通りに動かない」「こうしたいんだが」「私のユースケースはこれで、こうやって実現しようとしている。あなたならどうやって実現するか」といったことを知りたいのです。そして、本当に一番期待していることは、アーリーアクセス版を試してもらってフィードバックをいただくことです。我々にとって、お客様が期待していることは、登録していただいた不具合や課題、機能へのタイムリーなフィードバックと考えています。フィードバックいただいた事柄すべてに迅速に対応できないかもしれませんが、バグや機能のプライオリティ付けがどのようになっていて、どういう状態にあるかをお知らせする予定です。

Roger: 機能リクエストについて教えてください。

Richard: 機能リクエストに非常に関心を持っています。現時点での我々のプライオリティは製品の安定性とAPIを使いやすくすることにありますが、お客様からすると、機能リクエストをしたのだから、このリリースで対応するのか、将来のリリースで対応するのか、そして、適切なプライオリティをおいてこれらに取り組むのかどうか、といったことに関して明確なフィードバックを得たいと思うはずです。わかりきったことですが、プラットフォームでの安定性や正確性を犠牲にして、すべての機能リクエストに飛びかかることはできません。それは時間が限られているからです。しかし我々はお客様に実際にいつ修正しようと思っているかを伝える義務があると思っています。

Roger: なるほど。このリリースでは何が含まれて、何が含まれないのでしょうか。

Richard: このリリースでは、JavaFX 1.3の機能はすべて盛り込む予定です。フルスクリーンモードやUIコントロール、アニメーションやバインディングなどですね。以前サポートしていた機能にUIコントロールを追加、さらに数多くのAPIを追加する予定です。例えばメディアマーカーや低レイテンシオーディオなど、これらはメディアスタックに入れる予定です。メディアスタック自身は再作成し、テストして安定性を確かめました。内部で動かしてみました。テストを終了するまでに、3、4日連続して動作させてみたり、そのようなことをやってきました。
我々にはWebビューがあります、これは人々が待望してきたものの一つです。基本的には、これは組み込みWebブラウザですがDOMをブラウザで変更したり、リスナーを付加してJavaなどでコールバックを受け取り処理することができるようになります。このレベルではかなりよい統合になるでしょう。
数多くのUIコントロールを現在開発しているところで、おそらく将来のリリースでお目見えすることでしょう。開発中のもので言えば、Tableビューがあります。リッチテキストのUIコントロールも現在開発中で、公式に将来の目標として公開しています。よい進歩を遂げることを期待しています。
3DのUIコンポーネントもありますので、最新のリリースでは3D変形(Z軸の変形もしくは異なる軸での回転)が可能です。しかし次期リリース(2.0以後)では3Dの原始的な形や3Dアニメーションのサポートなどを考えています。

Roger: ドキュメント、デモですが、前のリリースではなかったですね。

Richard: ええ、過去のリリースではJavadocは完全なものではありませんでした。本当に解説本の執筆者におんぶにだっこでした。すばらしいドキュメントには感謝しています。今回のリリースでは、サンプルアプリケーションを提供することに注力しています。簡単なアプリケーションであるだけでなく、ブループリントでもあるのです。アーリーアクセス版であっても、サンプルアプリケーションを用意しています。一つはEnsembleというものです。サンプル集の類のものですので、様々な小さなサンプルの詰め合わせです。そのアプリケーションを使えばアニメーションやトランジションの方法、様々なコントロールの使い方、リストビューの設定方法などがわかります。しかもEnsembleの中にJavadocへのリンクも組み込んでいますので、Webビューを使ってJavadocを見ることができます。相互参照できるようになっているのです。
そんなわけで、この小さなサンプルアプリケーションは、(アーリーアクセス版であっても)無理なく複雑なアプリケーションをJavaFX 2.0で開発する方法を教えてくれるだけでなく、コードスニペットの取得や細々としたものを構築する方法を知るためのツールとして役立つものなのです。
アーリーアクセス版では、JavaFX 2.0におけるバインディングのような発表されたばかりの新機能についてはよいドキュメントがありますが、そのうち、シーングラフコントロールのような以前からあった機能についてはまだ更新されていません。最初のアーリーアクセス版ではもっともよいドキュメントは実のところサンプルアプリケーションなのです。

Roger: それでは、デプロイメントについてですが、デスクトップにはデプロイできますね。アプレットはどうですか?

Richard: 色々な方法でデスクトップへのデプロイができます。JARを起動することができますので、IDEやコマンドラインから起動することもできますし、その他の普通のJavaアプリケーションとしての実行やJNLP経由でも実行できます。アーリーアクセス版、そしてJavaFX 2.0での目玉機能の一つは、ハードウェアのグラフィック高速化プラットフォーム(Prism)です。Prismの実行にはSwingやAWTは不要ですので、起動時間と性能を改善することができます。
しかし普通のJava Plug-inはAWTベースなので、AWTなしにするためにはPluginの変更が必要です。それゆえ、AWTを使わないPluginの実装を可能にするべく、Java 7 Pluginの開発を進めています。
これらはJava 7とともにリリースする予定ですが、しばらくの間ブラウザ内で完全なグラフィックのハードウェア高速化プラットフォームを実行できません。それゆえ、アーリーアクセス版ではJavaFXのブラウザ内実行をサポートしませんが、ベータ版の段階ではJavaFXのブラウザ内実行できるようにするつもりです。

Roger: JDK 7もしくはOpenJDKや新しいJSRなどから、何がJDK 7に取り込まれ、何がJDK 8に取り込まれるのかがわかってきました。JDK7やJDK8で出てくる予定の機能で期待しているものはありますか。そしてJavaFXにとってのメリットは?

Richard: JDK7では次の2点を楽しみにしています。1点目はメソッドハンドルです。これはラムダはJDK7で使えないということと、メソッドハンドルが我々がやりたかったことのための最速のリフレクション方法だからです。JDK 6では普通のリフレクションしか使えなかったので。もちろんJDK 7でのアプレットのサポートには期待しています。Java 8で一番期待しているのはラムダです。すべてのAPIを先行して設計してきたので、現在のJDK 8の提案に実によく適合するでしょう。Brian Goetzたちからの提案によると、single abstract methodインターフェースもしくはクラスがある場合には、実際にコーディングするかわりにラムダ式を使うことができる、というものです。それゆえ、すべてのAPIを期待通りに関数やクロージャ(single abstract method)に入れてくれるか、非常に注視してきました。現在のところうまくいきそうです。
最後に、新機能リクエストです。Brian GoetzやMark Reinholdと話したところ、言語にプロパティを追加するかもしれないということでした。その理由は、JavaFXスクリプトを比較してJavaが持つの大きな弱みの一つは、JavaFXスクリプトでは、Observable propertyを作成するのが非常に簡単だからです。Observable property以外を選択することはほとんどありません。C#や他の言語が持つ長所の一つでもあります。それゆえ、本当にJavaにObservable propertyのようなものを追加したいと思っています。JDK 8のタイムフレームで追加できるのか、JDK 9なのかわかりませんが、俎上に載せて前へすすめたいと考えています。

Roger: プラットフォームについてですが、動作するプラットフォームは?

Richard: アーリーアクセス版が公式にサポートするプラットフォームはWindowsです。Macでも動作することは確認できていますが、OS X 10.6が必要です。32ビット、64ビットいずれもOKです。

Roger: では最後に、UIコントロールについて、オープンソースのことをおっしゃいましたが、進捗はいかがでしょう。どういう方向性なのでしょうか。

Richard: UIコントロールをオープンソースにする計画に従ってがんばってくれているチームがあります。Kenai(Project Kenai)で紹介するか、OpenJDKにするか、その他の場所にするか現在検討中です。この計画はこのリリースが終わる前に決定する予定です。

Roger: すばらしい。もう一度お会いできることを楽しみにしています。第2四半期にはベータ版を予定されていますので、ベータ版のリリース時に詳細を伺いたいと思います。

Richard: わかりました。どうもありがとうございます。

---- ここまで ----

Terrence: JavaFXプロジェクトとそのチームが前進していることに感銘を受けました。覚えておいてほしいのは、基本的に、JavaFX戦略とJavaFX製品とテクノロジーは9ヶ月前にやり直しになって、スクリプト言語からAPIセットとJavaの中核と統合したモジュールに変わったのです。本当によくがんばってると思います。きっとうまくいくでしょう。実は、Adam Bienは自身のブログで概要を投稿していました。JavaFX 2.0ベータ版を使って実施した最初のスモークテストについてのエントリでしたが、そのエントリによると、期待を大きく上回っていたので非常に感銘をうけたそうです。JavaFX 2.0がどのように進化し、コミュニティのフィードバックをうけて性能や機能がどのように改善されているのでしょうか。本当に楽しみです。

Roger: JavaFXパートナー、Javaチャンピオン、JUG(Java User Group)のメンバーなら、このアーリーアクセス版にアクセスできますので、この環境に参加することができますので、ぜひアクセスして、参加してくださいね。彼らは本当に皆さんからのフィードバックを期待しています。もし関心がないのであれば、ベータ版まで待ってください。でももし試して見たいのなら、リリース前にFXを試すいい機会です。Show Notesに、アーリーアクセス版へのアクセスについて記載しておきました。では、"What's Cool"のコーナーにいきましょうか、Terrence。

Terrence: 数週間前に購入した新しいBeagleBoard-xMで遊んでおります。Angustrom Linuxをインストールできたので、今日Javaをインストールして、三週間後のニュルンベルクで開催されるEmbedded Worldのデモを構築しているところです。このショーではお話もする予定です。

Roger: 私の"What's Cool"は、コーディングを再開しまして、Jfokusデモを作っています。コーディングの夢を持ち始めました。変化のためにはよいなぁ、と思います。悪夢じゃないですよ。いい夢です。来週のJfokusになると、夢が現実になるでしょう。昔のコーディングの夢再び、という感じで楽しみです。

Roger: 16回目のJava Spotlight Podcast、聞いていただきありがとうございました。Roger Brinkleyでした。

Terrence: Terrence Barrでした。

Roger: フィードバック受け付けています。feedback@javaspotlight.orgまでよろしく!


原文(Podcast)はこちら。
http://blogs.sun.com/javaspotlight/entry/java_spotlight_episode_16_richar

[Java] More Java EE 7 progress - CDI 1.1 can start

先週のEJB 3.2 JSRのレビュー投票の結果、他の結果も判明しました。CDI 1.1は賛成10、反対1でJCP EC(Executive Committee)が受理しました(反対票はVMware)。
EJB 3.2 can start!
http://blogs.sun.com/theaquarium/entry/ejb_3_2_can_start
JSR #346 Contexts and Dependency Injection for JavaTM EE 1.1 JSR Review Ballot
http://jcp.org//en/jsr/results?id=5195
以下のエントリにはCDI 1.1のゴールに関する記載と、関連するURLへのリンクがあります。
Marching towards a Java EE 7 fullhouse of JSRs - CDI 1.1 & EJB 3.2
http://blogs.sun.com/theaquarium/entry/marching_towards_a_java_ee
IBMは賛成票を投じましたが、Java EE vs CDIにおいて彼らはどうあるべきと感じたか、とか、JSR330(もしくはその後継)との比較、といった興味深い技術的なコメントを残しています。詳細は投票結果のページでご確認ください。

CDI 1.1のスペックリードであるPete Muirの短いエントリもご一読ください。
CDI 1.1 JSR approved
http://in.relation.to/Bloggers/CDI11JSRApproved
原文はこちら。
http://blogs.sun.com/theaquarium/entry/more_java_ee_7_progress

[WLS] WebLogic Server勉強会(オンラインとオフライン)

日本語なので、是非原文でどうぞ。

Oracle JRockitのアーキテクチャとチューニング
2011年5月10日(火)15:00から16:00で、JRockitのチューニングに関するオンラインセミナーを開催します。申し込みはこちらからどうぞ。

原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/weblogicserverjp/2011/04/weblogic_server510_1500-_oracle_jrockit.html

第60回 夜な夜な! なにわオラクル塾 -WebLogic Server 勉強会 Mark Ⅹ- 
オンラインセミナーの翌日、2011年5月11日(水)の18:30から、日本オラクル西日本支社セミナールームにて10回目のWebLogic Server勉強会を開催します。
内容は、JRockitの概要とチューニングのTIPSのご紹介、そしてWebLogic Server 11gとCoherenceの連携とそのメリットをご紹介します。
申し込みはこちらからどうぞ。

原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/weblogicserverjp/2011/04/weblogic_server511_1830-.html

[Coherence] Coherence Incubator Release 10 is Out

[訳注]Coherence Incubatorとは、Coherenceのサンプルプロジェクトや先進的な利用事例をご紹介するページです。

このリリースには多くの改良、強化点が含まれています。詳細情報やダウンロードコンテンツはIncubatorのホームページを参照してください。

Coherence Incubator
http://coherence.oracle.com/display/INC10/Home


原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/csoto/2011/04/coherence_incubator_release_10_is_out.html

[Java] Supported Platforms for JDK 7

JDK 7でサポート予定のプラットフォームは以下の通りです。
  • Microsoft Windows (x86/x86-64)
  • Oracle/Red Hat/SuSE/Ubuntu Linux (x86/x86-64)
  • Solaris (x86/x86-64/SPARC)
バージョンの詳細やサポートするブラウザはjava.netに記載されています。

Planned Supported System Configurations – Java SE 7
http://jdk7.java.net/JDK7SupportedSystemConfigurations.html

なお上記URLのリストはJDK 7リリースまでに変更される可能性があります。このリストをビジネスコミットメントとしてご覧にならないでください。

Q: 「サポートされるプラットフォーム」とはどういう意味なのでしょう。
A: JDK 7をテストしたプラットフォームで、JDKの商用サポートを提供するプラットフォームです。

Q: どうしてこれらのプラットフォームを選択したのでしょう。
A: 我々の戦略はJDKバイナリを開発者、利用者にとって最も一般的なプラットフォームに提供することです。サーバープラットフォームについてはハードウェアとソフトウェアビジネスをサポートするために必要と考えています。

Q: Mac OSXは?
A: OracleとAppleが以前発表している通り、OpenJDKをOS Xにポーティングする予定です。OpenJDKをもとに、OracleはJDKバイナリを提供する予定で、JDK 7がリリースされて以後の予定です。リリース日は共有できる段階にありません。

Oracle and Apple Announce OpenJDK Project for OSX
http://blogs.oracle.com/henrik/2010/11/oracle_and_apple_announce_openjdk_project_for_osx.html

Q: ACME Linuxを使っていますが、このプラットフォームではJDK 7は使えないということでしょうか。
A: OpenJDKは数多くのLinuxディストリビューション、バージョンで動作することが知られています。JDKがどのプラットフォームでも動くようにしたいのですが、結局のところ無限のリソースがあるわけではないので、優先度を付ける必要があります。

Q: 上記リストにないプラットフォームのバグフィックスを持っているのですが、OpenJDKに寄贈したら受け入れてもらえるのでしょうか。
A: はい、ただし通常のコードレビューのプロセスを経る必要がありますがね。

Q: Itanium上のLinuxやWindowsは?
A: OracleはJDK 7をItanium上のWindows、Linuxにポーティングする予定はありません。これはOSベンダーのコミットメントがないことがひとつ、Microsoft、Red HatともItaniumのサポートをやめることを発表しています。しかしOpenJDKをこれらのプラットフォームにポーティングすることは、コミュニティプロジェクトとして実現可能でしょう。

Q: その他の商用OS、例えばIBM AIXやHP-UXは?
A: IBMやHPはこれらのプラットフォーム用のJDKを提供していますので、それが継続されると思っています。

Q: ARMやその他の組み込みシステムに使われるチップ向けは?
A: OracleはJava SE EmbeddedをARM、Power、およびx86アーキテクチャ向けに商用ライセンスの下で提供しています。Java SE EmbeddedのJDK 7サポートを提供するつもりですが、まだ具体的な日時はお知らせできる段階にありません。

Java Embedded At a Glance

Q: (お好きなプラットフォーム名)は?
A: 商用プラットフォームであれば、サプライヤーに尋ねてください。OracleはJavaをお客様に移植版を提供する数多くのベンダーにライセンス許諾しています。また、OpenJDKコミュニティプロジェクトはBSD、MIPS、Haikuを含む多くのプラットフォームで利用できます。もしニーズに合わないということなら、プロジェクトを開始してOpenJDKに貢献していただければと思います。

BSD Port Project
Port Project for the MIPS Architecture
Haiku Port Project

OpenJDK: How to contribute


原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/henrik/2011/04/supported_platforms_for_jdk_7.html

[Security] Crossing the Cloud Chasm- Part 3 &4: Providing User Access and Single Sign-on Solutions to your Cloud Application

ビジネスニーズに追随するためにはクラウド上にシステムを構築することが一つの解決策であったりするわけですが、その結果、SaaSソリューションがもてはやされています。ただ、SaaSなどパブリッククラウドを利用する場合、企業はコンプライアンスや規制に関する問題を考慮する必要があります。機密情報をクラウドサービスプロバイダにアウトソースする場合、アクセスコン制御が複雑化したり、データプライバシーを侵害されるリスクがあります。それでは、クラウドにおいて容易に安定かつスケーラブルにIDを管理するにはどうすればよいでしょうか。

Fusion Middleware製品に含まれているOracleのID管理ソリューションを使えば、ITチームがユーザーにクラウドアプリケーションを利用できるようにしたり、プロビジョニングを管理することができます。クラウドアプリケーションへのアクセスが容易になるシングルサインオンの重要性を忘れないようにしましょう。以下の2件の動画をご覧いただき、OracleのIdentity Management製品を使うと、クラウドでのコンプライアンスを遵守しつつも、IDの管理が簡単になるということを知っていただければと思います。






原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/fusionmiddleware/2011/04/crossing_the_cloud_chasm-_part_3_4_providing_user_access_and_single_sign-on_solutions_to_your_cloud.html

[VDI] Real World VDI with Oracle Virtual Desktop Infrastructure

多くの方がデスクトップ仮想化に関心があるかと思いますが、比較的新しいテクノロジーであるため事例が少ないというのが実状です。デスクトップ仮想化が本当にビジネスに役立つのか、ビデオストリーミングを実際にはどうやって実現するのか、などを情報収集したいのではないでしょうか。仮想デスクトップ環境の管理するツールにも関心があるのではないでしょうか。

そういった疑問にお答えするために、この分野のエキスパートによる、事例にみる仮想デスクトップインフラストラクチャ(Virtual Desktop Infrastructure、以下VDI)というWebcastを開催することにしました。Jeff Reillyは数年にかけて何百件もの展開をお手伝いしてきましたので、こうした内容の質問にお答えできます。Jeffはお客様が解決しようとしているビジネスの課題と、デスクトップ仮想化でどのように課題を解決したか、この解決のプロセスからお客様が学んだこととは何か、などの詳細をお伝えする予定です。情報盛りだくさんのWebcastですので、お見逃しのないように!

登録はこちらからどうぞ。
http://event.on24.com/r.htm?e=295818&s=1&k=92349F982020DB276F909B974F2EAF6F

Webcastはアメリカ太平洋夏時間4月28日(木)の9時から開催します。もしライブでご覧になれなくても、24時間後には同じURLから録画をご覧いただけますが、Jeffへの質問は当然ながらできません。とはいえ、VDIにご関心があるようでしたら、このWebcastは必見です。

[訳注]
日本時間では、4月29日(金)1時からの開催です。

原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/virtualization/2011/04/real_world_vdi_with_oracle_vir.html

[WLS] Weblogic SAAJ version problem : java.lang.UnsupportedOperationException: This class does not support SAAJ 1.1

最近こんな例外を吐く問題にぶちあたりました。
java.lang.UnsupportedOperationException: This class does not support SAAJ 1.1 
統合WebLogic Server 10.3の環境(訳注:統合WebLogic Server 10.3の環境とは、JDeveloper 11gに組み込まれているWebLogic Serverのことです)でアプリケーションを実行しても、同じ結果になりました。調査したところ、解決方法が以下のエントリにありましたので、共有したいと思います。

JAX-WS, CXF and SAAJ on Oracle Weblogic 10.3
http://blog.xebia.com/2009/07/jax-ws-cxf-and-saaj-on-oracle-weblogic-103/

この問題はWebLogicのデフォルトSAAJ実装が原因でした。weblogic.webservice.core.soapパッケージに欠陥があったのです。それゆえ、よい実装であるweblogic.xml.saajパッケージを使うよう、プロパティのオーバーライドしなければならない、ということなのです。
この問題にぶちあたった場合、JDeveloper内のサーバ起動設定もしくはstartWebLogicスクリプトに以下の設定を追加する必要があります。
-Djavax.xml.soap.MessageFactory=weblogic.xml.saaj.MessageFactoryImpl 
[訳注]
weblogic.webservice.core.soapパッケージはdeprecatedの状態なので、weblogic.xml.saajパッケージを使用することを推奨しています。
サポートページにも類似の事象に対する解決策として、上記方法が記載されています(Doc ID 777100.1)。

原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/sravansarraju/2011/04/weblogic_saaj_version_problem_javalangunsupportedoperationexception_this_class_does_not_support_saaj.html

[Java] Java SE 6 Update 25 is Out!

Java SE 6 Update 25がリリースされました。以下のURLからダウンロードできます。

http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html

このリリースでは性能の改善やOracle Linux 6、Windows 7 SP1、Internet Explorer 9のサポートを含みます。詳細はリリースノートを参照してください。

Release Note
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/6u25releasenotes-356444.html

よろしければ、6uN RSSフィードの購読もお勧めします。もしメールのほうがよければ、メールアドレスを入力フォームに入力してください。
[訳注]
入力フォームは原文にあります。

原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/javase/2011/04/java_se_6_update_25_is_out.html

[FMW] Online Seminar for Forms, ADF, Web Center and BPM

多くの企業がカンファレンス参加の旅費を渋っていることを考えると、オンラインのバーチャルカンファレンスを開催することを案内できて非常にうれしく思っています。このカンファレンスは数多くの異なる時間帯で5月から6月に書けて繰り返し開催されます。スピーカーはOracleの社員、開発者、Oracle製品をお使いのお客様です。詳細はVirtual Developer Dayのページをご覧ください。イベントではライブチャットも用意しておりますので、プレゼンターやOracleのエキスパートに直接質問することができます。
イベントへの登録はこちらからどうぞ。机を離れずに専門家のトレーニングを受講できるこの機会をお見逃しなく!

[訳注]
日本時間では、2011年6月2日(木)の11時30分から15時30分までの開催です。
タイムテーブルはwikiに掲載されています。
プレゼンテーションはすべて英語です。

Oracle Virtual Developer Day: A New Breed of Events for Java Developers
http://www.oracle.com/go/?&Src=7011174&Act=172&pcode=WWMK10034207MPP043

Virtual Developer Dayのwiki
http://wikis.sun.com/display/OTNVirtualDevDay/Virtual+Conference+Agendas


原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/grantronald/2011/04/online_seminar_for_forms_adf_web_center_and_bpm.html

[Solaris] The Latest with Solaris on Amazon EC2

お久しぶりです。このblogの読者の方ならご存知とは思いますが、OracleがSunを買収した結果、SolarisとOpenSolarisのステータスおよび方針に大きな影響がありました。この時点で提供したAmazon EC2 AMIはOpenSolarisベースでしたが、これはもはやOracle/Sunの関心の中心ではありません。今EC2のOpenSolaris AMIがありますが、Solaris 11ベースのAMIの作成をどうしようか調査をしています(現在出荷しているSolaris 11 Expressベースにするか、将来のSolaris 11をベースにするか)。Solaris 11 ExpressをEC2で動作させたいという方がいらっしゃいましたら、お手数ですが、 ec2-solaris-support-AT-sun-DOT-com にまでメッセージを送ってください。
Solaris 11のテクノロジーについて詳細を知りたい場合には、こちらを参照してください。

Solaris 11 Express
http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/solaris11/overview/index.html

原文はこちら。
http://blogs.sun.com/ec2/entry/we_are_moving_on_from

[misc] Architect Day – Toronto - Presentations

トロントで4月21日に開催された、OTN Architect Dayで発表されたすべてのプレゼンテーションのうち、利用可能になったものをご紹介します。

スピーカーの紹介は以下にまとまっています(英語)。

Speaker Roster: OTN Architect Day - Toronto - April 21

原文はこちら。



[VirtualBox] Oracle VM VirtualBox 4.0.6 Released!

本日Oracle VM VirtualBox 4.0.6 (メンテナンスアップデート)がリリースされました。
ダウンロード先や変更内容は以下の通りです。

ダウンロードページ
http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/virtualbox/downloads/index.html

変更内容
http://www.virtualbox.org/wiki/Changelog

P.S.
Macをホストにした場合のやっかいな不具合はまだ改修されていません。現在鋭意作業中です。修正が完了したら新しいバージョンでリリースする予定です。


原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/virtualization/2011/04/oracle_vm_virtualbox_406_relea.html

[misc] Fusion Middleware on YouTube

たいていの人にとっては、ドキュメントを見るよりも、機能を実際に見ることができる動画のほうがよいでしょう。そんなわけで、YouTubeチャネルをご紹介できてうれしいです。Oracle Fusion Middleware技術者なら見るべし!
今後もこのリストをメンテナンスし、Oracle IMCチャネルでも興味深い動画を共有したいと考えています。


原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/imc/2011/04/fusion_middleware_on_youtube.html

[Exadata] 100 Million Subscriber Performance Test of Oracle Communications Exadata Breaks Performance Records

Oracle Exadata Database Machine上でOracle Communications Billing and Revenue Management(通信業界向け課金・収益管理アプリケーション)の性能テスト(1億件の加入者を想定して実施)を実施したところ、すばらしい性能をたたき出しました。

Oracleのハードウェアとソフトウェアを組み合わせることで、通信業界の請求課金管理で最も求められる、利用時間の計算、課金、請求への要件を満たすことができたということが、このテスト結果からわかります。

プレスリリースはこちらです(2011年4月19日付)
http://www.oracle.com/us/corporate/press/364536

このテスト内容・結果をまとめたホワイトペーパーはこちらです。
http://www.oracle.com/us/industries/communications/brm-exadata-performance-wp-362789.pdf


原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/exadatapartnercommunity/2011/04/100_million_subscriber_performance_test_of_oracle_communications_exadata_breaks_performance_records.html

[Java] EJB 3.2 can start!

2週間のEJB 3.2 (JSR #345) に対するJSRレビュー投票が終了しました。結果は、以下の通りです(http://www.jcp.org/en/jsr/results?id=5193)。
  • Yes:8票
  • No:1票
  • 棄権:4票
ということで、Java SE/EEのExecutive Commiteeはこの投票を有効と判断しました。これにより、JSRは専門家グループを構成するステップに進むことができます。

EJB3.2は2012年にJava EE 7に統合される予定です。PaaSの要件(主にマルチテナント対策)に重点的に取り組む予定です。コンテナ管理のトランザクションをスコープ外にする可能性もあります。このEJBのイテレーションステップのゴールを知りたい方は、JSRのメインページをチェックしてください。

JSR #345メインページ
http://www.jcp.org/en/jsr/detail?id=345


原文はこちら。
http://blogs.sun.com/theaquarium/entry/ejb_3_2_can_start

[Exadata] オラクルのデータベース・マシン「Oracle Exadata」、企業のデータベース基盤として採用が進む

日本語なので、是非原文をどうぞ。

原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/Oraclejapanpr/2011/04/oracle_exadata.html

[VM, Linux] NAB Builds Private Cloud with Oracle VM and Oracle Linux

最新のCIO Magazineで、ナショナルオーストラリア銀行(NAB)のInfrastructure as a Service(IaaS)とPlatform as a Service(PaaS)にフォーカスしたプライベートクラウド構築のロードマップについて特集記事が掲載されています。NABはプライベートクラウド構築のプラットフォームとして、Oracle Enterprise Linux(Oracle Linux)とOracle VMを標準採用されています。

NAB private Cloud builds new paradigm Part 1
http://www.cio.com.au/article/383432/nab_private_cloud_builds_new_paradigm_part/
NAB private Cloud builds new paradigm Part 2

NABについて
http://www.nabgroup.com/0,,32714,00.html


原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/virtualization/2011/04/nab_builds_private_cloud_with.html

[WLS] WebLogic 10.3.4 ClassLoader Analysis Tool

[訳注] この内容の一部は、日本オラクルの寺田佳央さん(Javaエバンジェリスト)が昨年のOracle DBA & Developer Days 2010で説明された内容に含まれています。
そのときのプレゼンテーションやデモの様子はこちらをご覧ください。
http://yoshio3.com/2011/01/16/weblogic-10-3-4-%E3%81%8C%E6%AD%A3%E5%BC%8F%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9/

WebLogic Filtering ClassLoader の調査しました。より大きなClassLoaderの絵をプレゼンテーションと一緒にご紹介します。また、ClassLoader Analysis Tool(CAT)のデモも交えてご紹介します。このCATはWebLogic ClassLoaderの動作を把握するのに非常に役に立つツールです。
CATはクラスの衝突を分析して、アプリケーション中でWebLogic Serverのパッケージライブラリと衝突しているライブラリ、JARを教えてくれます。スクリーンショットで確認してください。
 
CATは衝突を分析するだけでなく、WebLogicデプロイメントディスクリプタ(weblogic.xml、weblogic-application.xml)に追加するXMLを出力してくれます。
プレゼンテーションとデモはこちら(YouTubeから)


原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/jeffwest/entry/weblogic_1034_classloader_analysis_tool

[Linux] IDC Linux Evolution: Live Webcast Wednesday, April 20th, 9:30am PT/12:30pm ET

以下のような内容のWebcastが開催されます(英語)。
  • 日時
    • (アメリカ太平洋時間)2011年4月20日(水)9時30分から
    • (日本時間)2011年4月21日(木)1時30分から
  • プレゼンター
    • Al Gillen (Program Vice President, System Software, IDC)
    • Gary Chen (Research Manager, Enterprise Virtualization Software, IDC)
    • Monica Kumar (Senior Director, Linux, Virtualization, and MySQL Product Marketing,  Oracle)
IDCと共催するWebcast「The Value of Linux in Today's Fast-Changing Computing Environments」に参加してみませんか。IDCのアナリストたちが、Linuxの進化について議論します。ビジネスクリティカルな展開や、変化するデータセンターへの要件に対応してLinuxをお客様に提供する方法へのソリューションの一助となると思います。

OracleのMonica Kumarは、変化する顧客の要件へOracle Linuxがどのように対処するのか、ということや、統合かつ最適化されたソリューションで、Linuxの展開をシンプルにしたりITコストを削減できるということをご紹介します。このWebcastで以下のことを知っていただけます。
  • アプリケーションからディスクまでの完全な統合されたLinuxソリューションがあること
  • みなさまのLinuxサポート費用を削減できること
  • エンタープライズクラスのLinuxソフトウェアを無料で使えること
登録はこちらからどうぞ。
The Value of Linux in Today's Fast-Changing Computing Environments
http://event.on24.com/r.htm?e=298419&s=1&k=566B9713B191BC00B29A4D07D9512CF2

原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/linux/2011/04/idc_linux_evolution_live_webcast_wednesday_april_20th_930am_pt1230pm_et.html

[Database] Address Regulatory Mandates for Data Encryption Without Changing Your Applications

PCI DSS (Payment Card Industry Data Security Standard)や、USの州レベルのデータ侵害法、全世界の数多くのデータプライバシー規制が、個人を特定できる情報(PII: personally identificate information)を保護するためのデータ暗号化を求めていますが、アプリケーション内で個人情報を暗号化するにはかなりのアプリケーションの変更が必要でコストもかかります。幸いにして、このデータはアプリケーション用のデータベースに格納されていることが通常ですので、Oracle Databaseを使っているならば、Oracle Advanced Securityの機能を使うとアプリケーションを変更することなく、個人を特定できる情報を透過的に暗号化できます。このISACAのWebcastでは、Oracle Advanced Securityが、データが格納されているとき、移送中、バックアップ中にも完全なデータ暗号化機能を提供しており、組み込みの鍵管理機能で企業が規制要件を満たし、対策のためのコストを節減することができる、ということをご紹介しています。

また、TransUnion Interactiveの事例も聞くことができます。この会社はTransUnionの消費者向けの子会社で、クレジットと情報管理の世界的なリーダー企業です。ここでは全世界のおよそ5億人の消費者の信用履歴をメンテナンスしています。TransUnion InteractiveがPCI DSSの暗号化要件をOracle Database 11gとOracle Advanced Securityを用いてどのように対応したのでしょうか。

Webcastをご覧になるためには、登録が必要です。登録は以下のURLからどうぞ。
登録すればオンデマンドで視聴できます。

Address Regulatory Mandates for Data Encryption Without Changing Your Applications
http://event.on24.com/r.htm?e=287080&s=1&k=9E9124D96D3ED0644038D525873B1B39
 
[参考URL]
Payment Card Industry Data Security StandardPCI SSC Data Security Standards Overview
https://www.pcisecuritystandards.org/security_standards/index.php

Oracle Database 11g
http://www.oracle.com/jp/products/database/index.html

Oracle Database: Oracle Advanced Security
http://www.oracle.com/jp/products/database/options/advanced-security/index.html


原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/securityinsideout/2011/03/address_regulatory_mandates_fo.html

[UCM] Get UCM Folders and Content Items using CIS API

ご存知の通り、この問題は非常に簡単なのですが、解決方法が思い浮かばないし、やりかたをドキュメントから探す必要があるでしょう。たとえドキュメント化されていても、時間がかかってしまいますし、たコードをアプリケーションに貼り付けたいだけなのです。この問題の一つは、カスタムアプリケーションから、フォルダやコンテンツ(文書)をUCMから読みだす、ということです。この場合、UCM CIS APIを使った方法をご紹介したいと思います。
まず必要なのは、フォルダーID(UCMのコンテンツID)です。ここが起点のフォルダになり、子要素を読みだすために使います。さらに必要なものは、現在のICISApplicationインターフェースとアプリケーションコンテキストです。ポートレットを開発している場合、web.xmlの設定でポートレットを初期化する必要があるでしょう。これを実現するコードは以下のようです。
public List getSubFolders(String folderID, ICISApplication m_cis, String username) throws CommandException {
    ISCSContext scsContext = m_cis.getUCPMAPI().getActiveAPI()._createSCSContext();
    scsContext.setUser((username != null ? username : "guest"));
    // this should be always true because we use UCPM API, so make sure that the adapter exist!
    if (repData.getAdapterName() != null) {
        scsContext.setAdapterName(repData.getAdapterName());
     }
    ISCSComponentFolderAPI folderAPI = m_cis.getUCPMAPI().getActiveAPI().getComponentFolderAPI();
    ISCSFolderID csFolderId = m_cis.getUCPMAPI().getActiveAPI()._createActiveFolderID(folderID);
    ISCSFolderDisplayResponse response = folderAPI.listChildren(getISCSContext(), csFolderId);
    return response.getFolders();
}
この関数を使用して、指定したフォルダIDに対応するフォルダの子要素を取得することができます。フォルダ内のドキュメントを取得する場合には、この関数を利用できます。
public List getFoldersItems(String folderID, ICISApplication m_cis, String username) throws CommandException {
    ISCSContext scsContext = m_cis.getUCPMAPI().getActiveAPI()._createSCSContext();
    scsContext.setUser((username != null ? username : "guest"));

    // this should be always true because we use UCPM API, so make sure that the adapter exist!
    if (repData.getAdapterName() != null) {
        scsContext.setAdapterName(repData.getAdapterName());
    }

    ISCSComponentFolderAPI folderAPI = m_cis.getUCPMAPI().getActiveAPI().getComponentFolderAPI();
    ISCSFolderID csFolderId = m_cis.getUCPMAPI().getActiveAPI()._createActiveFolderID(folderID);
    ISCSFolderDisplayResponse response = folderAPI.listChildren(getISCSContext(), csFolderId);

    return response.getItems();
}

[Exalogic] What is Oracle Exalogic?

Exalogicとは…
  • 購入・展開・運用が簡単な、事前構成済みの構成要素としてOracleがお届けする、企業アプリケーションのための完全なハードウェア・ソフトウェアプラットフォームです。
  • 設計済み、構成済みのシステムです。つまり、ストレージ、コンピュータ、ネットワーク、OS、ソフトウェア製品の最高の組み合わせを統合、テスト、チューニングおよび最適化された状態で、Oracleが一つの工場完成品としてご提供し、サポートします。
  • アプライアンスではありませんし、青写真でもありません。お客様がシステムを分解し、コンポーネントを使うことができます。もちろんOracleのサポート付きです。
  • 最高の性能、信頼性、使いやすさを提供し、多用途に使ってもらえように設計しています。高TCOとベンダーロックインのプロプライエタリかつクローズドなシステムではありません。
  • メインフレームもオープンシステムも愛する企業にとって、必要なものはすべて乗っかっているものです。
  • CICS 2.3、COBOL、Java SE/Java EEアプリケーション、Oracle Fusion Middlewareのほぼすべて、標準的なLinuxやSolarisのアプリケーションが動きます(しかもすべて激速です)。
  • Oracle Gridアーキテクチャの進化したものです。Oracle ExadataがDatabaase Gridの役割を果たしているように、Application Gridの役割を果たします。これらをもとに、完全な「Private Cloud in a box」という、ミッションクリティカルな企業アプリケーションを統合・集約するための理想的なプラットフォームを提供します。

原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/exalogic/2011/04/what_is_oracle_exalogic.html

[Exadata] Are you ready for Exadata? - Watch the video

最近Upされた"Are you ready for Exadata"の動画です。



この動画はOracle Media NetworkおよびYouTubeからご覧頂けます。

Oracle Media Network : Exadata. Are you ready?
http://medianetwork.oracle.com/media/show/16447?n=&nid=

YouTube : Oracle Exadata. Are You Ready?
http://www.youtube.com/watch?v=vcA71QGEhzI

原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/exadatapartnercommunity/2011/04/are_you_ready_for_exadata_-_watch_the_video.html

[OpenOffice] OpenOffice.org to become a purely community-based project

Oracle Corporation (NASDAQ: ORCL) は本日(2011年4月15日)、OpenOffice,orgを完全なコミュニティベースのオープンソースプロジェクトに移行し、今後はOpen Officeの商用版を提供しない意向であることを発表しています。
Marketwireのニュースリリースはこちら。

Oracle Announces Its Intention to Move OpenOffice.org to a Community-Based Project
http://www.marketwire.com/press-release/Oracle-Announces-Its-Intention-to-Move-OpenOfficeorg-to-a-Community-Based-Project-NASDAQ-ORCL-1428324.htm


原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/trond/2011/04/openofficeorg_to_become_a_pure.html

[FMW] Crossing the Cloud Chasm - Part 2: Bootstrapping Your Cloud Application

どこにデータがあるのでしょうか。誰も聞きたくない質問ですが、あなたのクラウドアプリケーションを立ち上げる正しい解決方法がなくては、それはあまりにも一般的な質問になることでしょう。ここがデータインテグレーションの重要なところです。データインテグレーションは、複数の種類の情報システムを開発、展開、管理できるという重要な役目を果たしています。

Oracle Data IntegratorとOracle GoldenGateは、Fusion Middlewareファミリーの一員であるOracle Data Integration Suiteの中核コンポーネントです。”Oracle's Crossing the Cloud Chasm”シリーズの第2回目では、Oracle Data Integration Suiteが、リアルタイムレプリケーションを担保するだけでなく、クラウドアプリケーションにデータをロードするために必要なツールであることを知っていただきたいと思います。



原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/fusionmiddleware/2011/04/crossing_the_cloud_chasm_-_part_2_bootstrapping_your_cloud_application.html

[FMW] Crossing the Cloud Chasm: Making it Happen with Oracle Fusion Middleware

企業において、Software as a Service(SaaS)のようなクラウドベースのテクノロジーの採用がますます加速しています。このことには自身のユニークな課題がついて回ることは疑いありません。いくつかの疑問が出てきます。
  • 既存(オンプレミス)のデータをクラウドアプリケーションにどうやって投入するのか
  • ユーザのためにアプリケーションを使えるように設定するにはどうすればいいのか
  • アプリケーションへのアクセスを簡単かつシームレスにするにはどうすればいいのか
  • データは複数のシステム間で統合されることをどうやって確認すればいいのか
など…。
数多くの業務プロセスが企業に存在し、業務プロセスもお互いにやりとりが必要であることを忘れないようにしましょう。
この動画では、Alex Andrianopoulos(Oracle Fusion Middleware Product MarketingのVice President)が、Oracle Fusion Middlewareならこうした課題に対応できることをご紹介します。クラウドのキャズムを超える手助けになることでしょう。



原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/fusionmiddleware/2011/03/making_the_cloud_real_crossing_the_cloud_chasm.html

[Hardware, Database] SPARC Enterprise M9000 with Oracle Database 11g Delivers World Record Single Server TPC-H @3000GB Result

SPARC Enterprise M9000は単一システム TPC-H @3000GBの世界最高性能をたたき出しました。SPARC Enterprise M9000とSun Storage 6180 array、Oracle Solarisで動作させたOracle Database 11gR2の性能は、Oracleの統合ソリューションのすごさを証明しています。
  • SPARC Enterprise M9000はSPARC64 VII+プロセッサ、Sun Storage 6180 array、Oracle Solaris 10とOracle Database 11gR2の構成かつクラスタ構成でないシステムで、TPC-Hの世界記録 386,78.3 QphH@3000GB を達成
  • Oracle Database 11gR2とSPARC Enterprise M9000の組み合わせは、Sybase IQ v15.1とIBM p595 (POWER6)の組み合わせよりも2.5倍高速
  • SPARC Enterprise M9000はデータロードでIBM p595よりも3.4倍高速
  • SPARC Enterprise M9000はリフレッシュ関数でIBM p595よりも3.5倍高速
  • Sun Storage 6180 arrayと組み合わせたSPARC Enterprise M9000はリニアにスケールし、I/O性能はvdbenchで最大48.3GB/秒
  • Oracle Database 11gR2とSPARC Enterprise M9000の組み合わせは、HP ProLiant DL980とMicrosoft SQL Server 2008 R2 Enterprise Editionの組み合わせよりも2.4倍高速
  • SPARC Enterprise M9000はデータロードでHP ProLiant DL980よりも2.9倍高速
  • SPARC Enterprise M9000はリフレッシュ関数でHP ProLiant DL980よりも4倍高速
  • 64 SPARC64 VII+プロセッサを使用するSPARC Enterprise M9000は、以前の32 SPARC64 VIIプロセッサを使用しているSun SPARC Enterprise M9000よりも1.94倍性能が向上
  • OracleのTPC-Hの結果はSPARC Enterprise M9000ならば意思決定支援システムが要求する、次第に大規模になるデータベースを扱うことができる、ということを示している。Oracle Databaseで計測したI/Oレートは40GB/秒を超えている
  • Oracleは、最高レベルのTPC-H 2.14.0の仕様で定義されているストレージ冗長性レベル3を使用
性能比較表
TPC-H @3000GB, Non-Clustered Systems
System
CPU type
Memory
Composite
(QphH)
$/perf
($/QphH)
Power
(QppH)
Throughput
(QthH)
Database Available
SPARC Enterprise M9000
3 GHz SPARC64 VII+
1024 GB
386,478.3 $19.25 316,835.8 471,428.6 Oracle 11g 09/22/11
Sun SPARC Enterprise M9000
2.88 GHz SPARC64 VII
512 GB
198,907.5 $16.58 182,350.7 216,967.7 Oracle 11g 12/09/10
HP ProLiant DL980 G7
2.27 GHz Intel Xeon X7560
512 GB
162,601.7 $2.68 185,297.7 142,601.7 SQL Server 10/13/10
IBM Power 595
5.0 GHz POWER6
512 GB
156,537.3 $20.60 142,790.7 171,607.4 Sybase 11/24/09

[凡例]
QphH = ハードウェアとソフトウェアを組み合わせたシステム全体のTPC-Hパフォーマンス(値が大きいほどよい)
$/QphH = ハードウェアとソフトウェアを組み合わせたシステム全体の価格対性能比(小さいほどよい)
QppH = システムパワー
QthH = スループット
完全なベンチマーク結果はTPCベンチマークのウェブサイトにUpされています。
http://www.tpc.org

構成の概要と結果
サーバ
SPARC Enterprise M9000
64 x SPARC VII+ 3.0 GHz processors
1024 GB RAM
4 x internal SAS (4 x 146 GB)

外部ストレージ
32 x Sun Storage 6180 arrays (each with 16 x 600 GB)

ソフトウェア
Oracle Solaris 10 9/10
Oracle Database 11gR2 Enterprise Edition

監査結果
データベースサイズ 3000 GB (Scale Factor 3000)
TPC-H Composite: 386,478.3 QphH@3000GB
価格性能比 $19.25/QphH@3000GB
Available: 09/22/2011
3年間の総費用 $7,436,402
TPC-H Power: 316,835.8
TPC-H Throughput: 471,428.6
Database Load Time: 2:59:01

ベンチマークについて
TPC-Hベンチマークは、データウェアハウスや意思決定支援システムの実証のためにTPC(Transaction Processing Council)が定めた性能ベンチマークです。TPC-H の測定結果はお客様がいくつかの意思決定支援システムの性能を評価するために用意されています。管理された条件下にある標準的なデータベースにてベンチマーク用のクエリおよび更新処理を実行します。異なるTPC-Hデータベースサイズ(100GB、 300GB、1000GB、3000GB、10000GB)の性能予測および性能比較はTPCが許可しておりません。TPC-Hはデータウェアハウス向けの、業界特化していない汎用的なベンチマークであり、意思決定アプリケーションではよくある大量の複雑なクエリで構成されています。これには、データウェアハウスからのデータロードやパージを模するため、insert、deleteの操作も含みます。TPC-Hでは、特定のコンピュータシステム上の特定のデータベース管理システムというように、ハードウェアとソフトウェアを組み合わせて性能を測定します。
TPC-Hで報告される主要な性能指標は、TPC-H Composite Query-per-Hour Performance Metric (QphH@SF、SFとはRAWデータのGBの数で、スケールファクタと呼ばれる)と呼ばれます。QphH@SFは、単一ユーザ、複数ユーザの両モードでクエリを処理するシステムの性能を簡単に表現することを意図しています。ベンチマークには価格性能比(price/performance)のレポートが必要です。この値はQphHを、ハードウェア、ソフトウェア、そして3年間分の保守費用の合計で割った値です。

キーポイントとベストプラクティス
  • Sun Storage 6180 arrayは32個のSun Storage 6180 arrayまでシーケンシャル読み込みで48.3GB/秒とリニアにスケールすることがわかりました。よりarrayを用意したならさらにスケールするでしょう。
  • Oracle Solaris 10 9/10 はシステムチューニングがほぼ不要でした。
  • Sun Storage 6180 arrayのベンチマーク用の最適化チューニングとして、ボリュームあたりに複数ディスクを使うかわりに1ボリューム1ディスクに設定し、Oracle Automatic Storage Management (ASM)をミラーしました。可能な限りの多くのボリュームをOracle Databaseに割り当てることで最高のスキャンレートを獲得することができました。
  • ASMはストライプのサイズを4MBとしてストレージを構成しました。1 MBがデフォルトのストライプサイズですが、大規模データベースには4MBにするほうが性能がよくなります。
  • TEMP表領域を除く全てのデータベースファイルはASMにミラーしました。Sun Storage 6180 array (256個のディスク)16個は、ASMを使用している16個のSun Storage 6180 arrayにミラーし、I/O性能もよく、全てのディスクにバランス良く負荷分散していました。ASMのミラーを用いてベンチマークはACID[原始性(Atomicity)一貫性(Consistency)独立性(Isolation)永続性(Durablity)]テストに合格しました。
  • Oracle databaseの表は256個にパーティショニングしました。各テーブルの並列度(PARALLEL DEGREE)は利用可能なコア数にあわせて256に設定しました。この設定で最高の性能を出しました。
  • Oracle Database 11gR2の機能である自動並列度設定(Automatic Parallel Degree Policy)をベンチマークのためにAUTOに設定しました。この設定は自動的に並列度や文のキューイング、インメモリ並列実行の設定を自動化します。

参考URL

開示説明書
SPARC Enterprise M9000 386,478.3 QphH@3000GB, $19.25/QphH@3000GB, avail 09/22/11, IBM Power 595 QphH@3000GB, 156,537.3 QphH@3000GB, $20.60/QphH@3000GB, avail 11/24/09, HP ProLiant DL980 G7 162,601.7 QphH@3000GB, $2.68/QphH@3000GB avail 10/13/10, TPC-H, QphH, $/QphH tm of Transaction Processing Performance Council (TPC). 詳細は www.tpc.org でどうぞ。

原文はこちら。
http://blogs.sun.com/BestPerf/entry/20110325_m9000_tpc_h_3000gb

[Security] Three Types of Cybercrime and How to Protect Your Organization

悪意のあるインサイダーはお金の問題、欲望、復讐、ビジネス上の利点を得るという欲求、新しい雇用主に感銘を与えたいという気持ちが動機付けになっていることがあります。CERTの2011のCyber Crime Watch Results(サイバー犯罪ウォッチの結果)によると、もっとも一般的なインサイダー電子犯罪は3つのカテゴリに分類されます。それは、IT妨害、詐欺、知的財産(IP)の盗難です。現在、過去の雇用者、請負業者、その他ビジネスパートナーといった企業ネットワークで認可している、もしくは認可していた人たちとして分類した場合、「悪意あるインサイダー」は、機密性や整合性、組織の情報やアベイラビリティ、情報システムに対してネガティブな影響を与える方法で意図的に突破したり悪用したりします。

IT妨害
特定の個人、組織、組織のデータ、システムや日常業務に悪影響を与えることを意図してシステムにアクセスした、技術職の元従業員に多い。

詐欺
窃盗や金銭上の利益のために雇用主の機密情報や専有情報を盗んだり、変更したりすることを意図して行われる。詐欺は、個人情報や顧客情報を狙って、機密情報にアクセスする、非技術者でポジションの低い現在の従業員によって実行されるのが通常。

IP(知的財産)の盗難
ビジネスを優位にすることを意図して、企業から機密情報や占有情報を盗むこと。知的財産や顧客情報への所有権があると考えている、現在雇用されている技術職(科学者、プログラマー、エンジニア)もしくは営業職が犯行を働くことが一般的。

企業はこういったサイバー犯罪に対して、綿密に計画して防御することを考える必要があります。とりわけソース(データベース)でデータを保護することを考慮すべきです。綿密な計画は以下のものを含みます。
以下のプレゼンテーションをご覧になると、サイバー犯罪、インサイダーの脅威およびデータおよびデータベースインフラストラクチャを保護するソリューションの詳細を知ることができます。
CSO - The Insider Threat: Understand and Mitigate Your Risks


原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/securityinsideout/2011/03/three_types_of_cybercrime.html

[Database] More on PHP and Oracle 11gR2 Improvements to Client Result Caching

Oracle 11gR2はClient Result Caching(以下、CRC)が改善されています。CRCはクエリの結果を再利用のためにデータベースのクライアントプロセスにキャッシュするというものです。Oracle OpenWorldのプレゼンテーション "Best Practices for Developing Performant Application" で、同僚のLuxi Chidambaranが(PHPで生成されていない)Nilesベンチマークのグラフを紹介していました。そこには、DBのCPU使用率が1/6に、レスポンスタイムもCRC利用時よりも22%高速になったことが示されてしました。
CRCは時に”Consistent Client Cache”と言われることもあります。それは表のデータを変更した場合キャッシュをOracle databaseが自動的に無効にするからです。これにより、アプリケーションロジックを書き直す必要なくCRCを気安く使うことができるのです。CRCを有効化してチューンするいくつかの簡単なデータベースの設定があります。管理もまた簡単です。
データベースクライアントとしてのPHP OCI8はCRCを使います。キャッシュはプロセス毎なので、大きなデータセットをキャッシュする前には注意して計画する必要があります。キャッシュの候補となる表は、ネットワーク転送のコストが大きい検索テーブルです。
CRCは11gR2で本当に簡単になっています。一瞬で設定できることでしょう。Oracle 11gR1でも非常に簡単でしたが、ちょっとした小さなアプリケーションの変更が必要でした。PHPでは、次のように使っていました。
$s = oci_parse($c, "select /*+ result_cache */ * from employees");
oci_execute($s, OCI_NO_AUTO_COMMIT); // Use OCI_DEFAULT in OCI8 <= 1.3
oci_fetch_all($s, $res);
このことは過去のエントリに記載しました。クエリには結果をキャッシュするための特定のヒント句を含めておき、OCI_DEFAULTフラグやOCI_NO_AUTO_COMMITフラグを使って実行している間はオートコミットを無効にする必要がありました。多くの人はクエリのコミットの状態を具体的に知らないので、コミット禁止のフラグルールは合理性を欠くように思います。

Oracle Database 11gR2では、DBAがCREATE TABLEもしくはALTER TABLEでキャッシュの対象とする表を指名することができます。つまり、ヒント句を使う必要がないということです。また、コミット禁止フラグも不要になりました。これにより、コードはこんな感じになります。
$s = oci_parse($c, "select * from employees");
oci_execute($s);oci_fetch_all($s, $res);
あなたのコードはおそらく既に上記のようになっているかと思うので、DBAはデータベースの上位クエリを見つけて、データベースのCRCを有効にしてALTER TABLE文を候補の表に対して発行することで、表をシステムをチューンすることができます。Oracle Database 11gR2におけるCRCの改善点は、この他にデータベース常駐接続プーリング(Database Resident Connection Pooling)で動作するというものです。

キャッシュ対象の表を判断するためのガイドになるよい資料がありますので、マニュアルを参照してください。11gR1を使っている場合、もしくはデータベース常駐接続プーリングを使わない「専用サーバ」を使っている場合は、接続を永続化する oci_pconnect() を利用することに注意してください。また、SQLT_INTとしてバインドできる場合でも、PHPでは、クエリ中の文字列をバインドしないでください。

Oracle® Call Interface Programmer's Guide 11g Release 2 (11.2)
Client Result Cache
http://download.oracle.com/docs/cd/E16338_01/appdev.112/e10646/oci10new.htm#CHDGGFEF


原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/opal/2011/03/more_on_php_and_oracle_11gr2_i.html

[Identity Management] A New OVD Customer Case Study

EMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)の営業チームが、ドイツのRuhr-Universität Bochum (ルール大学)の事例を公開しました。Oracle Databaseに格納されているマスタIDデータのLDAPインターフェースをOVDを通して提供しています。これにより、別のLDAPとの同期の必要がなくなり、結果としてより速く、より信頼性の高いIDサービスを提供することができるようになりました。

事例情報は以下のURLからご覧になれます。

Ruhr-Universität Bochum Creates a Unified View on More Than 60,000 Student and Employee Identities
http://www.oracle.com/us/corporate/customers/ruhr-1-id-mgmt-snapshot-349795.pdf


原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/mwilcox/2011/04/a_new_ovd_customer_case_study.html

[WLS] RESTful Web Services in WebLogic

WebLogic Server 11gR1 PS3 (10.3.4) では、JerseyというJAX-RSのリファレンス実装を搭載することで、JavaのRESTfulサービス(JAX-RS)をサポートしています。WebLogic Serverでサポートされ、Java EE 6の仕様に含まれて初めて、RESTfulサービスのことを気にするようになりました。SOA/SOAPのバックグラウンドをもっていた筆者にとっては、RESTは「誇大広告(hype)」が過ぎており、さらにSOAPはその当時必要なものをすべて提供してくれていたので、なぜ変更の必要があるのか、と考えていました。それにもかかわらず、JAX-RSおよびRESTを学習しはじめて、これが非常におもしろいことがわかったのです!プログラミングモデルが楽しいというだけでなく、JAX-RSとRESTを使うタイミングと方法に関してあがってくるアーキテクチャ上の質問も啓発してくれます。

議論に参加するために、RESTはリソースを公開するために使うのに対し、SOAPは業務ロジックを公開するために使うべきという原則を筆者は守っていますが、みなさんは好きなだけ行を曖昧にするという選択も可能です。例えば、’PUT’の本当の意味はどういうものなのか、とか。'PUT'はMessage Queueでは有効なアクションなのでしょうか。もしそうなら、Message QueueをRESTで公開できなければならないのですが、お客様のリソースを'GET'することとは全く違いますよね。

Enterprise Architectは、SOAPもRESTfulサービスも適材適所で使うべきです。RESTはSOAPを置き換えるものではなく、補完するものです。

YouTubeのWebLogicチャネルでRESTfulサービスとSOAP Webサービスを議論しているWebcastの抜粋をUpしていますので、ご参考までに。



[参考URL]
YouTubeのWebLogicチャネル(OracleWebLogic)
http://www.youtube.com/user/OracleWebLogic


原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/jeffwest/entry/restful_web_services_in_weblogic

[WLS] New YouTube Video: WebLogic 11gR1 PS3 (10.3.4) New Features

The Server Side Java Symposium にてWebLogic Serverに関するプレゼンテーションをしたときに、WebLogic Serverの最新リリースに搭載された新機能に目を見張る方がいらっしゃいました。プレゼンテーション資料を分けて色々な場所に配置しました。以下に動画のリンクを記載しておきます。WebLogicのYouTubeチャネルでWebLogic Serverの詳細をお伝えしています。




原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/jeffwest/entry/new_youtube_video_weblogic_11gr1_ps3_1034_new_features

[Java] Contexts and Dependency Injection in Java EE 6

Javaチャンピオンであり、Oracle Magazineの”Java Developer of the Year”に輝いたAdam Bienが、多様な選択肢が開発者に残されているJava EE 6の有り余るほどの資産に対処することによって、「Contexts and Dependency Injection in Java EE 6」という正確にして明確な記事を執筆しました。

「Java Platform Enterprise Edition (Java EE) 5は、Enterprise Java Beans (EJB) 3.0に対する『設定より規約(Convention over Configuration)』をもって、依存性の注入(Dependency Injection、以下DI)をもたらした。Java EE 6では柔軟かつ強力な @Inject アノテーションによる DIモデル(JSR-330、JSR-299)を、既存の @EJB アノテーションに追加して導入しています。それでは、いつ何を使えばいいのでしょうか」

コンテキストと依存性の注入(CDI)という新しいJava EE 6の仕様では、「コンテキスト」の参照とスコープというコンセプトを導入しています。CDIのManaged Beansは明確に定義された範囲に存在し、コンテナの要求に応じて生成されたり破棄されたりします。プレーン文字列の代わりにオプションの属性を持つ「修飾子」として知られる、型指定されたアノテーションを用いて、依存性を評価し、構成する最良の方法を、Adam Bienが明示しています。

Bienの記事全体を読むと、Java EEの重要なポイントの詳細を理解することができます。記事は以下のURLからご覧になれます。

Contexts and Dependency Injection in Java EE 6
http://www.oracle.com/technetwork/articles/java/cdi-javaee-bien-225152.html


原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/java/2011/04/contexts_and_dependency_injection_in_java_ee_6.html

[misc] Virtual Developer Day: Rich Enterprise Applications - May 3 (#OTNVDD)

リッチになりたいですか?ちょーリッチになりたいですか?(もちろんアプリケーションのことですよ)
Virtual Developer Dayが再び開催されます。今回はOracle ADFを使ったRich Enterprise Applicationにフォーカスしています。Oracle Fusion ApplicationsとOracle Fusion MiddlewareをリッチなUIとWeb 2.0の機能を使って拡張する方法や、デスクトップアプリケーションレベルの品質の、非常にインタラクティブなユーザー体験をもたらすマルチチャネル向けのアプリケーションの作成方法をご案内します。
とりわけ、デスクから離れる必要がないのです。オンラインかつライブで、専門家のセッションおよびHands-onを受講できます。そして、いつも通り、無料です。

受講登録は以下のURLからどうぞ。
Oracle Technology Network Virtual Developer Day - Rich Enterprise Applications
http://eventreg.oracle.com/webapps/events/ns/EventsDetail.jsp?p_eventId=132139

[訳注]
Virtual Developer Dayは、日本時間では2011年5月4日 0:30~5月5日 16:30の開催です。


原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/otn/2011/04/virtual_developer_day_rich_ent.html

[Coherence] League of Legends and Oracle Coherence

昨年の11月、Scot Delap(Riot Games)とRandy Stafford(Oracle)にQCon Sanfranciscoでのプレゼンの後にインタビューしました(偶然にも、この会話はQConクロージングレセプションの後まで続きました)。

このときの模様は以下のURLからご覧いただけます。

Show Notes: League of Legends and Oracle Coherence

ScotとRandyのプレゼンテーションの動画はInfoQでご覧頂けます。

League of Legends: Scaling to Millions of Ninjas, Yordles, and Wizards

原文はこちら。

[Java, WLS] WebLogic/Java Developer Webcast Series

WebLogic Serverを使うJava開発者向けに、最新のWebLogic ServerでサポートされているJava EE6 APIのショーケースとしてのWebcastシリーズを今年の初めからお送りしてきました。オフラインで見ることができるWebcastは以下のURLからご覧になれます。

Webcast Series: Java EE 6 Support in Oracle WebLogic Server
http://www.oracle.com/technetwork/middleware/weblogic/learnmore/weblogic-javaee6-webcasts-358613.html

このWebcastシリーズはEMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)の開発者には非常に有名で、北米でちょっと前に放映したものをカスタマイズしていますので、更新を待ってください。あなたの地域でWebcastシリーズを開始したときにイベント通知が必要なら、当方にメールしてください。

このWebcastシリーズを開始すると同時に、Oracle Parcel ServiceというサンプルアプリケーションをAPIを使って実装していました。このコードは以下のサンプルコードサイトに
あります。このプロジェクトにご興味があるようでしたら、ご連絡ください。

プロジェクト: oracle-parcel-svc (Oracle Sample Code)
https://www.samplecode.oracle.com/sf/projects/oracle-parcel-svc/

以下に、Webcastのセッションの概要をまとめました。
タイトル概要
JPAを用いてデータアクセス層を開発する(Developing a Data Access Layer with JPA)Java Persistence API (JPA) はJava標準の永続化APIです。JPAとHibernate、TopLink、JDOのような永続化技術から最高のアイデアを総動員して、データ永続化を用いるJava EEとJava SEアプリケーションの開発を簡素化します。業界随一のWebLogicのトランザクションマネージャを利用してエンタープライズクラスのJEEアプリケーションを開発するために、どのようにJPAを用いればよいのかを学ぶことができます。 
分散グリッドデータキャッシュ - スケールアウトのための設計、クラウドに向けた開発(Distributed Grid Data Cache –Design for Scale-out, Build for the Cloud)分散データキャッシュは、水平方向にスケーラブルなアプリケーションを開発する上で重要な技術です。このテクノロジーを正しく使うと、可用性、性能、スケーラビリティに優れたアプリケーションを作成できます。このテクノロジーを利用してどのようにエンタープライズクラスのアプリケーションをWebLogicで開発する方法を学ぶことができます。
WebLogic上のSpringを用いた、WebとJMSサービス(Web & JMS Services with Spring on WebLogic)SpringはWebサービスや他のメッセージングサービスを開発するためのポピュラーなフレームワークであり、WebLogicは業界で最高のメッセージングパフォーマンスおよびトランザクション管理機構を有しています。優れたWebLogicの機能を使ったSpringアプリケーションの開発方法を学んで、Springにとっての最高のプラットフォームを体感してください。
JAX-RSとJQueryを用いたWebアプリケーションRESTはシンプルかつ軽量にして、RPCやSOAPに変わるフル機能を有しています。JAX-RSを使うと、簡単にRESTクライアントを作成でき、JQueryのようなフレームワークを使ってリッチで動的なWebアプリケーションを作成できます。 これらの興味深いテクノロジーを使って、WebLogicで実行するスケーラブルな共有サービスアーキテクチャを作成する方法を学ぶことができます。
WebLogicのトラブルシューティングと、パフォーマンスチューニング(WebLogic Troubleshooting & Performance Tuning)パフォーマンスチューニングとトラブルシューティングの方法論は多くの類似したテナントを共有しています。すべてのボトルネックの裏にはまだ別のボトルネックがあり、すべてのソフトウェアのピースに問題があります。Oracle JRockit Flight RecorderとWebLogic診断フレームワークを用いて、アプリケーションとWebLogicグリッドの問題を迅速に特定し、解決する方法を学ぶことができます。


原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/jeffwest/entry/weblogicjava_developer_webcast_series

[Java] Java Magazine is Coming!

新しいJava Magazineを無料で読んでみませんか?

Java MagazineはJavaテクノロジー、開発言語のJava、専門職として利用したり期待したりしているJavaベースのアプリケーションの重要な情報ソースです。
この紙面には、OracleのJava技術者がまとめている記事や、Javaコミュニティの記事が掲載される予定です。トピックの範囲は以下を想定しています。

  • Javaコミュニティニュースとイベント
  • "Java in Action"(Javaアプリケーションのお話)
  • Javaアーキテクチャ
  • Javaの新顔(New to Java)
  • Enterprise Javaプログラミング
  • 多言語プログラミング(Polyglot Programming)
  • リッチクライアント/Web開発
  • モバイル・組み込み開発
創刊号は7月下旬発行予定でWeb/モバイル向けに隔月発行を予定しています。購読は無料ですので、今すぐサインアップして、最新のJavaの情報を把握できるようにしてみてはいかがでしょうか。


原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/otn/2011/04/java_magazine_is_coming.html

[Database] 【セミナー動画/資料】"SAP on Oracle Database"の運用Tips

SAP社のERPのデータベースとしてOracle Databaseを使う上でのTipsなどをご紹介したOracle Directのコンテンツが公開されています。
日本語なので、是非原文をどうぞ。

原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/oracle4engineer/material/product/db/026527.html

[Identity Management] OID Supports 400,000 (Four Hundred Thousand!!) Operations Per Second on 500 Million User Database. AKA OID Eats Facebook Database For Breakfast

どんなに新しいテクノロジー、例えばTwitterやFacebookのようなが人気を博しても、他のより「おしゃれ」じゃない(もしかすると、数杯飲んだら、死んだというかもしれない)テクノロジー、例えばSMTPやIMAP、そしてLDAPというテクノロジーが、TwitterやFacebokが処理するよりもずっと多くのソーシャルネットワークを未だに処理しているということを忘れてもいい、なんていうのは、ばかげたことです。そう思うのは、非常に大きなディレクトリサーバを立てる新規案件を昨年数多く見てきたからです。(例えば1000万件以上のデータを格納するような案件)

典型的なパターンとして、企業が新しいクラウドサービスを立ち上げるか、古いデータベースを標準ベースの方法論で集約しているためです。これは特定の業界(例えば通信業界)に特化したことではありません。保険業者、小売業者といった、多くのお客様をディレクトリサービスを使ってカスタマフェーシングのポータルやメッセージングといったサービスを提供する必要のある企業すべてが調査しているものです。

Oracleでは、OIDとDSEEがディレクトリサービスの戦略的製品です。

[訳注]
OID = Oracle Internet Directory
DSEE = Oracle Directory Server Enterprise Edition

しかし、OIDはOracle Databaseをストレージに使います。非常に多きなディレクトリになる場合、OIDは他の製品に比べてお客様にユニークな価値をご提供します。特に、
  • 複数のインスタンス(パーティション)にエントリデータベースを分割せずとも、大量のエントリにスケールすることができる
  • Oracle Exadata database machineを使うことができる
これらの情報をホワイトペーパーにまとめました。

Oracle Internet Directory 11g and Oracle Exadata Database Machine in the Facebook Age
http://www.oracle.com/technetwork/middleware/id-mgmt/overview/oid11g-500m-socialmedia-benchmark-349887.pdf

ホワイトペーパーでは、OID11gをExadataに載せると、5億件のエントリ(2010年のFacebookの利用者概数)を扱うことができ、秒間40万件の処理をすることができることを示しています。しかもハーフラック、10Gbitイーサネット(InfiniBandではありません)を使ってこの性能です。つまり、本来の性能を出し切っていなくてこの性能というわけです。
しかも、フィールドを嘗めたり、管理も簡単になっています。言い換えれば、大規模ディレクトリが必要になった場合には、他のディレクトリベンダーを見る必要は全くない、ということです。
その理由は、他のベンダーの場合だと、エントリ数に比例する実証済みのソリューションを二つも提供できないからです。既存のコモディティハードウェアを用いるDSEEを使ったデータパーティショニングにより、水平方向にスケールするソリューションを選択することもできますし、パーティショニングはせずに、Oracle Databaseの能力を使えるOIDの利用を選択する、ということもできるのです。もちろん、Exadataを使う方法もありです。


原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/mwilcox/2011/03/oid_supports_400000_four_hundr.html

[misc] Cloud Computing; is it real or just a new name of the same game?

クラウドコンピューティングは過去1年ぐらいでバズワードになりましたが、本来の言葉の意味を知らなくていいわけではありません。様々な人が「クラウドコンピューティング」を様々に解釈しているのは問題があると考えます。「クラウド」でのコンピューティングがあなた、そしてあなたの職場にとって重要なのに、その本来の意味を明確にしなければ判断もできませんよね。
Cloud vs Grid
例えば、「クラウドコンピューティング」と「グリッドコンピューティング」の違いは何でしょうか。両方とも、ネットワーク越しに使えるコンピュータリソースがたんまりとあるデータセンターを意味しているというのなら、同じことを意味しているのでしょうか。実際には違いますよね。グリッドコンピューティングは必要に応じてOn/Offできるユーティリティとしてコンピュータリソースを提供することを意味しています。いわば、テーブルタップにコンピュータがつながっているというイメージでしょう。利用分に応じて課金され、支払います。どれぐらい利用できるのか、とか、どこのリソースなのか、は意識する必要はありません。

この格好の例がAmazonのElastic Compute Cloud (EC2)です。お客様はOSやアプリケーション、データを含む自身のAmazon Machine Images (AMIs)を作成し、AMIの実行インスタンス数を管理・制御します。費用はインスタンス実行時間(と利用帯域)に対して課金され、支払います。ピーク時に追加したコンピュータリソースしたり、不要になった場合にはコンピュータリソースを削減することもできます。Amazonはこれをクラウドと呼んでいますが、実のところグリッドです。このユーティリティのコストはどんなものでしょうか。1.7GBのメモリ、1個の仮想コアCPU、160GBのストレージおよび、データ転送のコストを含めて、1時間あたり10セントです。

クラウドコンピューティングは少々違います。エンドユーザにアプリケーションを提供するという意味を含みます。これは単にパーツを提供するのとは違うのです。クラウドベースコンピューティングは通常インターネット越しに提供するITサービスの類ですが、スケールするという明確な特徴があります。これは何百万人ものユーザにサービスを提供できるということを意味します。クラウドコンピューティングには素早く簡単にサービスを提供し、コスト構造が簡単である、という意味もあります。コスト構造は、たいていの場合ユーザー単価、もしくは月単価です。

Web e-Mailサービスはクラウド上で実行しているアプリケーションの格好の例です。このサービスはあるデータセンターからインターネット越しに提供されており、数百万人もの利用者がいて、自身でセットアップして利用可能にすることも非常に簡単で、コスト構造が非常にシンプルです(無料)。

本当に新しいものなのか?
聞き覚えがあるのも当然で、それはスケールすることを除いて、8~9年ほど前に流行ったASP(Application Service Provider)モデルにうり二つだからです。
これはデータセンターを管理し、専門知識を活かして、お客様向けにアプリケーションを運用、維持していたのです。お客様はこれらのアプリケーションをネット越しに利用していました。新しいアプリケーションを作成するか、もしくは既存のアプリケーションをASP対応して、複数のお客様と共有したり、お客様ごとにサーバを分けてホスティングしたりしていました。
問題はごくわずかのASPに多くのお客様が集まって、到着するやいなやほとんどのお客様は去っていき、成功したのは少数でした。Hosted Exchangeは人気がありますし、Salesforce.comはSoftware as a Serviceのコンセプトー特定のニーズを満足させる低コストのソリューション、差別化よりも日用品という考え方-で成功しました。
それゆえ、ASPモデルとクラウドコンピューティングに違いはどこにあるのでしょうか。クラウドとは、ソフトウェアをサービスとして提供するバックエンドシステムを語るための21世紀的なレトリックだと主張する人がいるかもしれません。興味深いのは、メールホスティングサービスがお客様が喜んで支払いに応じる数少ないサービスの一つであることがASPでわかったように、メールサービスはクラウドでもよく提供されるアプリケーションである、ということは知っておくべきでしょう。
Officeのような生産性アプリケーションをネット越しにお客様に提供するASPはほとんど成功しませんでした。それは技術的理由もあり、機密文書やスプレッドシートをオフサイトに保存したがる企業はほとんどいなかったこともその理由でした。加えて、ローカルマシン上で生産性スイートが実行しないことのメリットが何か、そして誰が数ヶ月の期間でビジネスになるかどうかわからなかったのです。
この傾向はGoogleがGoogle Docsという生産性およびコラボレーションアプリケーションのスイート製品をクラウドで提供するまで止まりませんでした。IBMやMicrosoftを含めた企業は、注目が集まりつつあるクラウドを提供すると発表しました。その他の大企業(例えばOracle)もおそらく争いに加わるでしょう。CainはDellやHPといったハードウェアベンダーも参加しそうだと考えています。

クラウドからの新しい眺め
これまでとの違いは、ASP市場のほとんどのプレイヤーは立ち上げ段階ですが、クラウドコンピューティングに関わっている企業はどれも超巨大企業です。この企業は巨大なデータセンターを建てるだけのリソースを有していて、このデータセンターには何百万ものお客様が安心して利用できるだけの莫大な量のストレージ、コンピュータリソースがあります。初期コストは高いですが、企業が現在生産性スイートのようなマスマーケットアプリケーションに費やしている費用のかなりの割合を手にすることができるならば、Googleのように価値のあることでしょう。
しかし、クラウドからアプリケーションを利用することに対する本当のメリットを実証出来た場合にのみ、お客様を獲得できるでしょう。質問は続きます。コンピュータに簡単にインストールしたり、企業のデータセンターから利用することよりも、サービスとしてのデスクトップアプリケーション(もしくはメールのような他のアプリケーション)が必要と思っているのはなぜでしょうか。
この問いに対する回答はおそらくよく知られているものでしょう。ASPモデルは、すぐに利用でき、予測通りのユーザー毎の月額料金で、規模の経済と専門家が提供する専門知識を役立てることで全体として低コストでアプリケーションにアクセスする方法を保証していました。


原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/raulgoy/2011/04/cloud_computing_is_it_real_or.html

[SOA] DB Adapter performance issue having 1-N Relations Table

DB Adapterでselectを実行すると応答に時間がかかるという問題に直面しました。3個の表には大量のデータが格納されていて、またたくさんの列が含まれており、これらの表をDB Adapterで取り扱おうとしていました。
Database側で主キー、外部キーによるリレーションをテーブル間に構成し、DB Adapterを再作成しましたが、やはり同じ問題が発生しました。その問題とは、ユーザがDB Adapterの「選択条件の定義」(Define Selection Criteria)のページでSQLを編集すると発生します。この問題を回避する方法を記載しておきます。
  1. <DBAdapter名>-or-mappings.xmlファイルを開く
  2. <batch-reading>true</batch-reading>を探し、trueをfalseに変更する
  3. DB Adapterウィザードを再度開き、「選択条件の定義」ページまで進み、where句を定義する。
  4. 「外部結合を使用してマスター表とディテール表の両方の単一結果セットを返す」のチェックボックスをチェックする。これによりSQLが再作成される。
  5. この新しいSQL文のwhere句を変更する。From句以前を変更しないように注意すること。
  6. 「終了」をクリックして、プロジェクトをデプロイする。
  7. アプリケーションをテストする。
TopLinkのバッチ属性読取り(デフォルトはtrue)に関して、これがtrueで、DB Adapterウィザードで「選択条件の定義」を編集した場合、1対多のリレーションを張っている表全体を全件スキャンすることがあります。
これを回避するため、バッチ読み込みをfalseに設定しました。

[訳注]この回避策はマニュアルにも記載があります。
Oracle Fusion Middlewareテクノロジ・アダプタ・ユーザーズ・ガイド 11g リリース1(11.1.1)複数の表の問合せ
http://download.oracle.com/docs/cd/E16340_01/integration.1111/b55918/adptr_db.htm#BDCEJFIB

原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/ajaysharma/entry/db_adapter_performance_issue_having_1-n_relations_table

[SOA] Unable to start SOA Domain in SOA 11g due to weblogic.security.SecurityInitializationException: Authentication for user weblogic denied

SOAサーバを起動したときに次のような例外が出ることがあります。

<Apr 9, 2011 11:21:54 AM IST> <Notice> <WebLogicServer> <BEA-000365> <Server state changed to STARTING>
<Apr 9, 2011 11:21:54 AM IST> <Info> <WorkManager> <BEA-002900> <Initializing self-tuning thread pool>
<Apr 9, 2011 11:21:55 AM IST> <Notice> <Log Management> <BEA-170019> <The server log file C:\SOA1114\user_projects\domai
log is opened. All server side log events will be written to this file.>
<Apr 9, 2011 11:22:57 AM IST> <Notice> <Security> <BEA-090082> <Security initializing using security realm myrealm.>
<Apr 9, 2011 11:22:58 AM IST> <Critical> <Security> <BEA-090403> <Authentication for user weblogic denied>
<Apr 9, 2011 11:22:58 AM IST> <Critical> <WebLogicServer> <BEA-000386> <Server subsystem failed. Reason: weblogic.securi
cation for user weblogic denied
weblogic.security.SecurityInitializationException: Authentication for user weblogic denied
        at weblogic.security.service.CommonSecurityServiceManagerDelegateImpl.doBootAuthorization(CommonSecurityServiceM
        at weblogic.security.service.CommonSecurityServiceManagerDelegateImpl.initialize(CommonSecurityServiceManagerDel
        at weblogic.security.service.SecurityServiceManager.initialize(SecurityServiceManager.java:873)
        at weblogic.security.SecurityService.start(SecurityService.java:141)
        at weblogic.t3.srvr.SubsystemRequest.run(SubsystemRequest.java:64)
        Truncated. see log file for complete stacktrace
Caused By: javax.security.auth.login.FailedLoginException: [Security:090303]Authentication Failed: User weblogic weblogi
elegateException: [Security:090295]caught unexpected exception
        at weblogic.security.providers.authentication.LDAPAtnLoginModuleImpl.login(LDAPAtnLoginModuleImpl.java:251)
        at com.bea.common.security.internal.service.LoginModuleWrapper$1.run(LoginModuleWrapper.java:110)
        at com.bea.common.security.internal.service.LoginModuleWrapper.login(LoginModuleWrapper.java:106)
        at sun.reflect.NativeMethodAccessorImpl.invoke0(Native Method)
        at sun.reflect.NativeMethodAccessorImpl.invoke(NativeMethodAccessorImpl.java:39)
        Truncated. see log file for complete stacktrace
>
<Apr 9, 2011 11:22:58 AM IST> <Notice> <WebLogicServer> <BEA-000365> <Server state changed to FAILED>
<Apr 9, 2011 11:22:58 AM IST> <Error> <WebLogicServer> <BEA-000383> <A critical service failed. The server will shut its
<Apr 9, 2011 11:22:58 AM IST> <Notice> <WebLogicServer> <BEA-000365> <Server state changed to FORCE_SHUTTING_DOWN>
[解決方法]

boot.propertiesとldapフォルダをドメインローカルフォルダから削除して、再起動します。

原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/anirudhpucha/2011/04/unable_to_start_soa_domain_in_soa_11g_due_to_weblogicsecuritysecurityinitializationexception_authent.html

[Database] Webcast: Private Cloud Database Consolidation with Oracle Exadata

Private Cloud Database Consolidation with Oracle Exadata(Exadataでプライベートクラウドへデータベースを統合する)という新しいWebcastでは、Oracle Database 11gをプライベートクラウドに集約するにあたっての技術的な詳細を説明します。このWebcastでは、データベースサービスを提供するこの新しいモデルが今日の実際のビジネスにおいてどのように使われているか、についても説明しています。
詳細およびWebcastをご覧になる方は以下のURLからどうぞ。

Oracle Explains the Secrets to Boosting Database Performance in Clouds
http://www.oracle.com/us/dm/h2fy11/69976-consolidation-352838.html?msgid=3-3822056922

原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/exadatapartnercommunity/2011/04/webcast_private_cloud_database_consolidation_with_oracle_exadata.html