[UCM] Changes to File Store Provider in UCM PS3

UCM11g PS3 (11.1.1.4.0) でファイルストアプロバイダ(File Store Provider : FSP)の構成に重要な変更があります。PS2からのアップグレードではなく、PS3のフレッシュインストールの場合、FSPのデフォルトストレージルールには分散ルールが含まれています。このルールは、コンテンツフォルダ(vault)やWebレイアウトのディレクトリ中のファイルの個数を制限するPathを分散ディレクトリに追加することにより、WebレイアウトやファイルのPathを変更することがあります。

PS2 (11.1.1.3.0) ではFSPの構成は10gR3と同じでした。FSPプロバイダページのアップグレードボタンをクリックしてFSPをアップグレードしなければ、FSPのストレージルール機能を使うことが出来ませんでした。

これが意味するのは、UCM11g PS3を新たにインストールし、以前のバージョンのUCMからコンテンツを移行した場合、WebのURLが変わる可能性がある、ということです。Webサイトや一般的なドキュメント管理にとって非常に重大な問題です。

このエントリでは、ことの詳細と、PS3インスタンスを変更して、WebレイアウトPathの昔のフォーマットを使う方法を記載していきます。
FSPページは、プロバイダページ(管理 > プロバイダ)へ進み、DefaultFileStoreプロバイダのリンクをクリックすれば確認できます。


PS2ではFSPにUpgradeボタンがあるのがわかると思います。


PS3では、FSPは自動的にアップグレードされ、Editボタンを押すとFSPの構成を見ることができます。


Editボタンを押すと、ファイルストアプロバイダの編集ページが開きます。"Edit Rule" ボタンを押すと、デフォルトのストレージルールが確認できます。


 デフォルトストレージルールが表示され、分散ルールが含まれていることがわかります。


デフォルトの分散ルールでは、ファイルをより多くのディレクトリに配置するため、結果としてコンテンツフォルダ(vault)やWebレイアウトのPathに余分なディレクトリ階層がついています。 コンテンツフォルダへのインパクトは利用者に見えないのでそれほど重要ではないが、WebのURLには大きな影響があります。分散ルールではURLは以下のようになります。

http://host:port/cs/groups/public/documents/document/mdaw/mdaw/~edisp/ucm_000010.pdf

ストレージルールのページでは分散ルール、Web-viewable path、web URL file pathを変更することができません。Product Managementによると、この件に対するPatchが出る予定で、それまではWebレイアウトやコンテンツのフォルダPathから分散ルールから変更するにはFSPのprovider.hdaファイルを手で編集する必要があります。

すでにPS3インスタンスにコンテンツをインポートしている場合、以下の手順で分散ルールを取り除くことができます。まだインポートしていない場合は、エクスポート・インポートの2度手間を省くことができます。
  1.  コンテンツをアーカイブし、エクスポートし、コンテンツを全て削除します
  2. UCM管理対象サーバを停止します
  3. 以下のファイルを編集します
    domain_directory/ucm/cs/data/providers/defaultfilestore/provider.hda
  4. コンテンツフォルダ(vault)のPathを変更します。
    (編集前)
    vault
    $#env.VaultDir$$dDocType$/$dDocAccount$/$dispersion$/$dID$$ExtensionSeparator$$dExtension$

    (編集後)
    vault
    $#env.VaultDir$$dDocType$/$dDocAccount$/$dID$$ExtensionSeparator$$dExtension$
  5. WebレイアウトPathとWeb URLも変更します。
    (Webレイアウト編集前)
    web
    $FsWeblayoutDir$groups/$dSecurityGroup$/$dDocAccount$/documents/$dDocType$/$dispersion$/~edisp/$dDocName$$RenditionSpecifier$$RevisionLabel$$ExtensionSeparator$$dWebExtension$

    (編集後)
    web
    $FsWeblayoutDir$groups/$dSecurityGroup$/$dDocAccount$/documents/$dDocType$/$dDocName$$RenditionSpecifier$$RevisionLabel$$ExtensionSeparator$$dWebExtension$

    (Web URL編集前)
    weburl.file
    $FsHttpWebRoot$groups/$dSecurityGroup$/$dDocAccount$/documents/$dDocType$/$dispersion$/~edisp/$dDocName$$RenditionSpecifier$$RevisionLabel$$ExtensionSeparator$$dWebExtension$

    (編集後)
    weburl.file
    $FsHttpWebRoot$groups/$dSecurityGroup$/$dDocAccount$/documents/$dDocType$/$dDocName$$RenditionSpecifier$$RevisionLabel$$ExtensionSeparator$$dWebExtension$
  6. UCM管理対象サーバーを起動します
  7. 1.でアーカイブしたコンテンツをインポートします
  8. Webで閲覧できるURLに分散ディレクトリが含まれていないことを確認します
  9. 新しいコンテンツをCheck-inし、Webで閲覧できるURLに分散ディレクトリが含まれていないことを確認します
原文はこちら。http://blogs.oracle.com/ecmarch/2011/02/changes_to_file_store_provider.html

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