Step 1
3個のアーティファクトを準備しておきましょう。
- XMLスキーマ
- JCA Adapter構成ファイル
- プロキシサービス、ビジネスサービスのWSDL
Using JCA Adapter with OSB 11.1.1.3
http://blogs.oracle.com/middleware/2010/05/using_jca_adapter_with_osb_11113.html
Step 2
FTP AdapterのリソースをWebLogicドメイン中で構成します。WebLogic Serverはドメイン作成時にFTP Adapterを含む多くのJCA Adapterを自動的にデプロイします。
FTP Adapter用に新しく接続ファクトリを作成するか、既存の接続ファクトリを更新します。今回は新しく作成しています。
- WebLogic管理コンソールへログイン
- デプロイメント>FtpAdapter>構成>アウトバウンド接続プール
- javax.resource.cci.ConnectionFactoryを展開
- 新規に作成する場合、「新規作成」ボタンを押す。今回の例ではJNDI名としてeis/ftp/SampleFtpAdapterを使用
- 接続ファクトリ名をクリックし、55個のアウトバウンド接続プロパティのうち10個が確認できる(訳注:表示行数を変更している場合、10個以上表示される可能性があります)
- username(ユーザー名)、password(パスワード)、port(ポート番号)、host(ホスト名)を接続したいFTPサーバにあわせる
- 変更を保存し、「デプロイメント」セクションでAdapterを更新する。全ての変更が他のリソースに見える前に実施する。
Step 3
OSBで必要なリソースを作成します。以下の順番に、作成もしくはインポートします。
- XMLスキーマ
- WSDL
- JCA Binding
Step 4
JCA TransportとFTP Adapterを使用したプロキシサービスを作成します。
- プロキシサービスを作成し、先ほどインポートしたWSDLを選択する。プロキシサービスが入力データを受け取るので、WSDLインターフェースはFTPの"get"オペレーションを実装する。
注意:JCA Transportが有効になるのは、WSDLに基づいてプロキシサービスを作成する場合に限る。
- Transportの構成のページにて、JCA Transportを選択し、エンドポイントURIを指定する。ここではStep 2のFTP Adapter接続プール向けに定義したJNDI名 (jca://eis/ftp/SampleFtpAdapter) を指定する。
- Step 3で作成したJCA Bindingリソースを指定する。
- 詳細プロパティにはActivation Stepプロパティがあり、FTP Adapter Bindingファイルの値が既定値として指定されているので、これらの値が正しいことを確認する。"PhysicalDirectory" プロパティはリモートホストのファイル取得先である。このプロパティは変更が必要になる可能性が高い。これらのプロパティは"Always use configuration from JCA File"(常にJCAファイルの構成を使用する)のフラグをはずすと編集が可能になる。
プロキシサービスの設定の残りはデフォルトでかまいません。セッションがアクティブになると、指定したFTPディレクトリからのファイル取得を開始します。
OSBのビジネスサービスの構成は、WSDLインターフェースはFTPの"put"オペレーションを実装していること以外は、基本的にプロキシサービスの構成と同じです。
原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/MarkSmith/2011/02/osb_and_ftp_adapter_in_11g.html
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