開発環境から運用環境にアプリケーションを移送する場合、アプリケーション中のWebサービスエンドポイントURLを変更する必要があることが多々あります。アプリケーションがWebサービスデータコントロールを使っている場合には、複数の方法でエンドポイントURLを変更できます。以下の例でご説明しましょう。
設計時
アプリケーションワークスペースが使えるなら、DataControl.dcxファイル中の定義を更新すれば、エンドポイントURLを手早く修正できます。
これでconnections.xml中のエンドポイントを変更できます。接続の編集ダイアログを起動しましょう。
エンドポイントのURLを変更します。
デプロイ時
変更する別の方法は、earレベルでエンドポイントを変更するというものです。アプリケーションレベルでデプロイ>アプリケーションサーバを選択すると、デプロイメント構成ダイアログが現れ、その画面でWSDLのURLを変更できます。
URLやポートも変更できます。
デプロイ後
デプロイ後に変更したい場合にはEnterprise Managerから実施します。ただしこの場合、アプリケーションは書き込み可能なMDSレポジトリで構成されていることが必要です。デプロイ時にDatabaseを格納先とするMDSを利用する設定とすることをお勧めします。
アプリケーションが構成済み(adf-config.xmlにエントリがあること)、サーバも構成済み(MDSストアが登録済みであること)であれば、Enterprise ManagerでこのアプリケーションのADF接続を構成することができます。
”Edit”を押してWSDLのURLを変更しましょう。
詳細の接続構成で使うポートも変更しましょう。
エンドポイントのアドレスを変更しましょう。
変更を適用して完了です。
原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/adf/2011/02/changing_endpoint_url_for_a_web_service_data_control.html
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