- 管理コンソール
- WebLogic Scripting Tool
- Weblogic 診断フレームワーク
- Enterprise Manager
- JRockit Mission Control
[コンセプト]
システムが正常に動作していない場合にその都度警告を出したいのですが、メッセージの伝達方法は、デスクトップやモバイルの標準ツールベースであって、製品間を連携する上で役立つ連携テクノロジーの標準プロトコルではありません。しかし管理オペレータから直接アクセスできないことがほとんどです。ベースとアラートのしきい値を決定して、関心のあるシステムだけをチェックしたいのです。WebLogic Serverを監視する際に使用するテクノロジー全体は既に製品から提供されています。
我々は新たな"ニュース"をリアルタイムで更新するシンプルで標準的な方法をみつけました。無数にある読書ツール、いわゆるReaderを使えばよいのです。
Wls2RssはWeblogic 12(11、10)からリアルタイム情報を傍受し、RSSフィード経由で利用できるため、交通情報や、スポーツ、政治だけでなく、我々の関心領域であるWebLogic12(11、10)に関する情報もサブスクライブおよび受信が可能です。
データフィード/RSS (Wikipediaからの引用)
"Data feed is a mechanism for users to receive updated data from data sources. It is commonly used by real-time applications in point-to-point settings as well as on the world-wide web. The latter is also called Web feed. News feed is a popular form of Web feed. RSS feed makes dissemination of blogs easy. RSS feeds benefit publishers by letting them syndicate content automatically. A standardized XML file format allows the information to be published once and viewed by many different programs. They benefit readers who want to subscribe to timely updates from favorite websites or to aggregate feeds from many sites into one place. RSS feeds can be read using software called an "RSS reader", "feed reader", or "aggregator", which can be web-based, desktop-based, or mobile-device-based. The user subscribes to a feed by entering into the reader the feed's URI or by clicking a feed icon in a web browser that initiates the subscription process. The RSS reader checks the user's subscribed feeds regularly for new work, downloads any updates that it finds, and provides a user interface to monitor and read the feeds. RSS allows users to avoid manually inspecting all of the websites they are interested in, and instead subscribe to websites such that all new content is pushed onto their browsers when it becomes available."新しい"ニュース"をリアルタイムに更新する簡単にして標準的な方法は、数多あるRSSリーダー、いわゆるリーダーを使えばよいのです。それでは、Wls2Rssがこの情報を傍受して、リアルタイムフィードに仕立てる方法を理解する必要があります。そうすれば、交通情報や、スポーツ、政治だけでなく、我々の関心領域であるWebLogic12(11、10)に関する情報もサブスクライブおよび受信が可能です。
Wls2Rssは、さまざまなサーバーのログファイルや一元的なドメインログファイルからログ情報を傍受します。さらにWls2Rssは、様々な"監視(Watch)"セットにより、ネイティブWLDF(WebLogic診断フレームワーク)JMX notificationのサブスクライバでもあります。それゆえ、例えば様々なドメインや様々な重要度の個々のサーバのログを購読したいと思うかもしれません。WLDFからの全てのJMX通知が特定の閾値を上げたり、もしくはWebLogic 12cの種々のコンポーネント(リソース、接続、可用性)を基準にしてJMX通知を集約したりします。
また、特定のテキストを探すため、ログに特定の検索フィルタを設定することもきます。WebLogic 12cドメインの異なるインスタンス上で発生する可能性のある問題をリアルタイムに監視するため、Apple MailアプリケーションのようなRSSフィードリーダで全てを見るということが可能です。
Wls2RssはシンプルなWebアプリケーション、標準的なwarファイルとしてリリースしています。インストールは非常に簡単で、インストール(デプロイ)して、フィードを生成させたい対象のサーバ上でアプリケーションを有効化(ターゲットに配信)するだけです。ドメインログのフィードを使用したい場合、Weblogic12cの管理サーバ上にもwls2rssをインストールする必要があることに注意して下さい。
あなたはまだ標準的なアプリケーションデプロイメントディスクリプタ(web.xml)を通してデフォルトのパラメータをいくつか変更することができます。
パラメータは次のとおりです。
- server_log_enabled
サーバログフィードの有効化・無効化(trueもしくはfalse、デフォルトはtrue) - domain_log_enabled
ドメインログフィードの有効化・無効化(trueもしくはfalse、デフォルトはtrue) - jmx_listener_enabled
WLDF JMXサブスクライバフィードの有効化・無効化(trueもしくはfalse、デフォルトはtrue) - min_log_level
フィードエンジンから考慮すべき最低限のエントリのログの重要度(DEBUG、INFO、WARNING、ERROR、デフォルト値はWARNING) - max_items_feed
フィードエントリ(FIFO方式でローテーション)の最大件数(最小値:1、最大値:3000、デフォルトは50) - feed_charsetフィード生成におけるカスタム文字セット
アプリケーションをインストールすれば、URLで直接呼び出すことができます。
http://[host]:[port]/wls2rss(例) http://127.0.0.1:7001/wls2rssそして、3つのフィードにアクセスしましょう。簡単、迅速かつ効果的ですね。RSS/ATOMに対応している電話、Webブラウザ、任意のフィードリーダーから購読できます。
こんな感じです。
好ましい重大度レベル(WARNINGまたはERROR)を選択して"Wls2Rss"に設定し、WebLogic 12c(11、10)の全てのドメインにインストールすれば、何か起きたときに直接通知されるでしょう。
以下のURLからWLS2RssアプリケーションのWARファイルをダウンロードできます。
Oracle WebLogic Server Sample Code
http://www.oracle.com/technetwork/indexes/samplecode/weblogic-sample-522121.html
原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/slc/entry/weblogic_12_jmx_feed_log
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