[WLS, Coherence, VirtualBox] VirtualBox for WebLogic 12c, Coherence 3.7.1, NetBeans 7.1, OEPE 12c and more

Cloud Application Foundation用途にOracle製品が事前構成済みの仮想ゲストアプライアンスの氏インストール方法をご紹介します。開発用サンドボックスとして利用頂くことができますし、教育用途にもどうぞ。OTN Virtual Developer Day - WebLogic 12cで実施する(した)数種類のハンズオンを同梱しています。
  • Oracle Linux 5, JDK 1.6 +
  • Oracle WebLogic Server 12.1.1
  • Oracle Coherence  3.7
  • Oracle TopLink 12.1.1
  • Hudson 2.2
  • Subversion 1.4.2
  • Apache Maven 3.0.1
  • NetBeans IDE 7.1 RC2
  • Oracle Enterprise Pack for Eclipse 12.1.1 / Eclipse 3.7
  • Easter Egg: Introductory Labs for Oracle Coherence 3.7
Oracle VM VirtualBoxイメージはOracle Linuxベースで、13GBのディスクを必要とします(ソースアプライアンスを保持するなら17GB必要)。ダウンロード可能なアプライアンス(約4.3GB)には以下のハンズオンを実施するために必要なソフトウェアが全て詰まっています。
  • Total Oracle WebLogic Server Development with Eclipse, Maven, and Hudson
    Eclipseを使うJava開発者向けのハンズオンでは、Oracleの製品エキスパートがOracle Enterprise Pack for Eclipseで利用可能な豊富なプラグインやツールで、WebLogic Server 12cを用いたエンタープライズJava開発が簡単かつスピーディになることをご説明します。このハンズオンでは、 MavenやHudsonを使った開発、ビルド、デプロイContinuous Build Integrationをすすめるための 強力なMavenプラグインの設定および利用方法を知って頂きます。
  • Hands on with an end-to-end Java EE6 Application
    このハンズオンでは、 顧客情報をデータベースから検索し、Webページに表示するという、典型的な3層Java EE 6 Webアプリケーションを作成します。このアプリケーションでは新しい顧客をデータベースへ追加することもできます。文字列ベースかつタイプセーフなクエリを使ってデータベースの検索およびデータの追加を行います。データベース表の各行はRESTfulリソースとして発行するため、プログラムでアクセスが可能です。 このWebアプリケーションで必要な典型的なデザインパターン(バリデーション、キャッシュ、オブザーバ、部分ページレンダリング)や横断的な問題であるロギングを、様々なJava EE 6テクノロジーを用いて説明、実装しています。アプリケーションの開発、デプロイ、デバッグをNetBeansとWebLogic Server 12cで実施します。
  • ボーナスコンテンツ
    • A Step-By-Step Guide to Oracle Coherence
      簡単なコンソールベースのJavaアプリケーションを開発し、クラスタ化されたCoherenceキャッシュから簡単なデータ型の情報にアクセス、更新、削除します。その後、簡単なドメインオブジェクトを作成し、Coherenceキャッシュに配置する、というハンズオンです。
    • Running the Coherence Examples Project in Eclipse
      このハンズオンでは、サンプルを使ってOracle Enterprise Pack for EclipseでCohrenceプロジェクトを作成する方法をお伝えします。Eclipseプラグインの使い方、プロジェクトの構成方法、Coherenceキャッシュサーバの定義方法、Cacheサーバの実行方法、オーバーライドの使い方およびセキュリティの基本が理解できます。このハンズオンではCoherenceの基本的な機能 (データアクセス/ロード、クエリ言語、パラレルクエリ、キャッシュイベント監視、キャッシュデータの操作) をサンプルを通して理解することができます。セキュリティに関する宿題コンテンツも含まれています。
[注意]
このアプライアンスはテスト用途に限定しており、本番環境での利用はサポートしておりませんので、本番環境では利用しないで下さい。

必要となる環境
  • OS
    VirtualBoxがサポートしている任意のOS
  • RAM
    2GB以上
  • ディスク
    16.9GB以上の空きがあること
    • アプライアンス用に4.3GB以上(インポート後に削除可能)
    • 展開後のサイズは12.6GB
  • 必要なソフトウェア
    Oracle VM VirtualBox 4.1以降(4.0系では動作しません)
セットアップ手順
1. Oracle VM VirtualBoxをダウンロード、インストールします。
Oracle VM VirtualBox
http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/virtualbox/downloads/index.html

2. ブラウザから右クリックでファイルをダウンロードします(OTNへのログインが必要です)。各ファイルのURLとMD5ハッシュ値を記載しました。ダウンロードしやすいように、700MB毎に分割しています。
分割ファイルの結合スクリプト
http://download.oracle.com/otn/other/virtualbox/OTN_VDD_WLS/assemble.sh
http://download.oracle.com/otn/other/virtualbox/OTN_VDD_WLS/assemble.cmd

http://download.oracle.com/otn/other/virtualbox/OTN_VDD_WLS/VDD_WLS_labs_2012.ova.1
b0047bbf419961659a9045c79663a139
http://download.oracle.com/otn/other/virtualbox/OTN_VDD_WLS/VDD_WLS_labs_2012.ova.2
c521b6a77d2e09fc6efafe063252944b
http://download.oracle.com/otn/other/virtualbox/OTN_VDD_WLS/VDD_WLS_labs_2012.ova.3
267f6ec40297665f08722a15df51f327
http://download.oracle.com/otn/other/virtualbox/OTN_VDD_WLS/VDD_WLS_labs_2012.ova.4
b525933dc2034915034ad92dab99514f
http://download.oracle.com/otn/other/virtualbox/OTN_VDD_WLS/VDD_WLS_labs_2012.ova.5
08c8f4f41a3407df38cd3d02db939961
http://download.oracle.com/otn/other/virtualbox/OTN_VDD_WLS/VDD_WLS_labs_2012.ova.6
fd3b06539a7c6247222e4ee83b72912b
http://download.oracle.com/otn/other/virtualbox/OTN_VDD_WLS/VDD_WLS_labs_2012.ova.7
db9066c20648e9a8e2e0909d99945368

結合ファイルのMD5ハッシュ値
VDD_WLS_labs_2012.ova = c1c225ddb054e2af3c1b15072c62bd0d

3. ターミナルやコマンドプロンプトから分割ファイルを結合します。分割ファイルおよび結合ファイルのMD5ハッシュ値を突合することをお勧めします。Windowsで利用する場合はassemble.cmdを、Linux/Unixではassemble.shを使用して下さい。

4. VirtualBoxを立ち上げ、アプライアンスインポートウィザードを立ち上げて([ファイル] > [仮想アプライアンスのインポート] )VMをインポートします。[選択...]を押して結合したファイルのあるディレクトリの中から VDD_WLS_labs_2012.ova を選択し、[次へ] を押して仮想マシンのインポートを開始します。インポート中に適切な開発者のライセンスに同意するよう要求されます。インポートが完了すると、"VDD_WLS_labs_2012"(電源オフ)"を確認できるはずです。

5. VMのテスト
インポートが完了したら、OTN Developer DaysのVMをダブルクリックします。 OKを押してVirtualBoxのダイアログを閉じ、Oracle Linux 5の画面が現れるとログインが可能です(ユーザ/パスワードはoracle/welcome1)。インポートプロセスが終わると、ターミナル画面を閉じることができます。ゲストVMでの作業が終わったら、[システム] > [シャットダウン] でゲストVMを電源オフ状態にしましょう。
デフォルトのメモリ設定を確認し、お使いのマシンに合うように調整しましょう。設定変更は、VirtualBoxイメージを右クリックして[設定] > [システム]を選択します(下図)。メモリ設定をグリーンの領域に設定しましょう。ホストマシンに依存しますが、以下のスクリーンショットで示しているWindowsマシンの場合、8GBのRAMが載っていることがわかります。


その他の情報
  • VirtualBoxのログオン(OSユーザ):oracle/welcome1
  • ユーザホームディレクトリ:/home/oracle
  • rootユーザ:root/welcome1
  • OSの環境設定: /home/oracle/.bashrc
  • SubversionのURL: svn://localhost/otnvdd/obay/trunk
  • Subversionのユーザ: oracle/welcome1
  • NetBeans Keyringパスワード: welcome1
  • Java Home: /labs/wls1211/jdk160_29
  • Coherence Home: /labs/wls2111/coherence_3.7
  • ハンズオン資料: /home/oracle/labs/
  • WebLogic Home: /labs/wls1211
  • WebLogic Administrator: weblogic/welcome1
  • WebLogic 管理コンソールのURL: http://localhost:7001/console
  • WebLogic Serverのポート: 7001

原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/cloudappfoundation/entry/virtualbox_for_weblogic_12c_coherence

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