[BIEE, WLS] OBIEE 11.1.1 - Important Security Considerations (SSL) if using external LoadBalancer

OBIEE (Oracle Business Intelligence Enterprise Edition)をエンタープライズで使う場合、利用している外部ロードバランサがSSLリクエストをロードバランサで受け止め、バックエンドの実際のサーバには、非SSLプロトコル(例えばHTTPSからHTTPへ)でトラフィックを転送できるようにしなければなりません。

セキュリティ目的のため、およびロードバランサがSSLリクエストを受け止めるため(Oracle HTTP Serverはリクエストを非SSLプロトコルでWebLogic Serverに転送します)、SSLをロードバランサで構成した後、WebLogicのプラグインを利用ドメインで有効にしておく必要があります。手順は以下の通りです。
  1. 管理コンソールにログイン
  2. 左側のナビゲーションツリーでドメイン名をクリック
  3. Webアプリケーションタブをクリック
  4. チェンジセンターで[ロックして編集]をクリック
  5. WebLogicプラグインを有効にする
  6. 保存をクリックして[変更のアクティブ化]をクリック
  7. 管理サーバおよび管理対象サーバを再起動
(ポイント)
WebLogic Pluginを有効にした場合、WL-Proxy-Client-IPヘッダを使うかどうか指定する必要があります(これはWebLogicプラグインを構成している場合にのみ必要です)。

さらに、Oracle HTTP Server (OHS)に対し、<ORACLE_BASE>/admin/instance_name/config/OHS/component_name/mod_wl_ohs.confファイルの各<location>セクションに、SSLディレクティブを追加することを忘れないようにしましょう。
WLProxySSL ON
WLProxySSLPassThrough ON
(ポイント)
WLProxySSLパラメータをONにすると、以下の条件ではプラグインとWebLogic Server間のSSL通信を維持します。

  • クライアントからHTTPSプロトコルで発行されているリクエストの場合
  • 一つ以上のプロキシサーバ(WebLogic Serverプロキシプラグインを含む)を通過しているリクエストの場合
  • プラグインとWebLogic Server間の通信にHTTPプロトコルを使っている場合

When WLProxySSLがONの場合、WebLogic Serverからクライアントに返るロケーションヘッダはHTTPSプロトコルを指定します。

原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/pa/entry/obiee_11_1_1_important1

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