[Java] EclipseCon 2011: Oracle, Java and Open-Source!

誰もがOracleが長きにわたってEclipse Foundationの戦略的メンバーであり、ボードメンバーであって、このプロジェクトに2番目の主なコントリビュータであることを知っている人は少なくないでしょう。Eclipse Foundationとの関係は、OracleがJavaの幹事になってからより重要なものになっています。Eclipse FoundationのMike Milinkovichは、OpenJDKのパネルディスカッションで、JavaはEclipse上で主要な技術ゆえ、「Javaの進むところに、Eclipseは進む」と述べています。

基調講演参加者の3分の1は、IBMがOpenJDKプロジェクトに参加したことに驚きましたが、誰もがそれは良いことだという認識で一致していました。Mark Reinhold (Oracle/Javaプラットフォームグループのチーフアーキテクト) とJohn Duimovich (IBM/Java CTO) は最近の動向を「Java Renaissance」と呼びました。Java Community Process (JCP) は再び機能し、Java SE 7 JSRを承認しました。IBM、Apple、Red HatはOpenJDKに参加しており、同一コードベースの実装がより多くのプラットフォームで動作するようになります。Javaプラットフォームの改善はJDK 7開発者プレビュー、プロジェクトCoin、JDK 7リリースと進んでいきます。JDK 8とJDK 9の機能も現在議論されているところです。Oracleの多くの製品がJavaで作成されていて、それらの製品が間接的に収益の重要な部分に相当するので、Javaとそのエコシステムへの投資に関して、Oracleは自身の利益に気を配っています。

Javaの将来に対する不確実性に対応するため、IBMはOpen JDKプロジェクトに参加して、Javaへのコミットメントを示しました。John Duimovichが「我々はJavaの未来を信じている。我々はJavaで出来た製品をたくさんもっており、それらは直接収益を上げているのだ」と説明するように、IBMの意向は、JCPプロセスを強化し、プロセスの透明化のためのリソースを提供し、IBMのもつ深い専門知識と経験を生かしてOpen JDKプロジェクトに貢献し、評価し、改善するということです。協同作業の主要なゴールはJavaエコシステムを豊かにすることです。つまり、より多くのコントリビュータをOpenJDKに参加させ、Java SEのリファレンス実装をより多く作ることを促進することです。

4日間のイベントで17のチュートリアルとレギュラーセッションがあり、Oracleはゴールドスポンサーでした。開発者が生産性を向上し、自分たちのプロジェクトをスケールするための製品とテクノロジーをカバーするセッションでした。より商用目的のセッションでは、OpenJDK、HotRockit、Beanstalk、EclipseLink DBWS、Oracle Enterprise Pack for Eclipseなどのテーマを扱っていました。より広いEclipseコミュニティ向けに、Project CoinによるJava言語やJava EEの改良に関するセッションや、RESTfulサービスを用いたGlassFishに関するセッション、OSGiベースのJava EEアプリケーションに関するセッションがありました。OracleエンジニアがGemini、Virgo、Sappire、Webツールプラットフォームに貢献しているEclipseプロジェクトも発表されました。

多くのことがJavaやオープンソースで起こっています。それらはオンライン上で確認できます。

原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/java/2011/03/eclipsecon_2011_oracle_java_and_open-source.html

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