[WLS] WebLogic Server 10.3.4 Released - Key Parts of Java EE 6 and More

WebLogic Server 10.3.4 がOTNからダウンロード可能になっていることは既にご紹介しましたが、このエントリでは、Coherence Server以外のトピック(Java EE 6に関連することなど)をご紹介します。

なお、ここでご紹介している内容の多くは、2010年11月に開催されたOracle DBA & Developer Days 2010にて、Java Evangelistの寺田さん(@yoshioterada)がご紹介されています。スライドやデモの模様などを確認したい方はこちらをご覧ください。
http://yoshio3.com/2011/01/16/weblogic-10-3-4-%E3%81%8C%E6%AD%A3%E5%BC%8F%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9/
  1. Zip Distribution
    •  10.3.3で導入したZipパッケージを10.3.4でも提供。
  2. Mavenとの統合
    • WebLogic Maven Plug-inを提供(http://download.oracle.com/docs/cd/E17904_01/web.1111/e13702/maven_deployer.htm#DEPGD383
      • Maven Plug-inからできること
        • アプリケーションのデプロイ(weblogic:deploy)
        • アプリケーションのアンデプロイ(weblogic:undeploy)
        • アプリケーションの再デプロイ(weblogic:redeploy)
        • アプリケーションの起動(weblogic:start-app)
        • アプリケーションの停止(weblogic:stop-app)
        • デプロイ済みのアプリケーションのリスト表示(weblogic:list-apps)
        • デプロイメントプラン変更に伴うアプリケーションの更新(weblogic:update-app)
  3.  Java EE 6APIの追加サポート
    • JPA 2.0
    • JAX-RS 1.1
    • JSF2.0
  4. CAT (Classloader Analysis Tool)の提供
    • クラス名の衝突を Web の画面から確認するツール
  5. Grid Link (Active GridLink for RAC)
    • これまでのマルチデータソースも利用可能
    • RACクラスタへの接続は1個のデータソースでOK
    • RACの負荷状況を検知して、ランタイム接続ロードバランシングが可能
    • グローバルトランザクションを特定のRACインスタンスに割り当てることができるXAアフィニティにより、パフォーマンスが劇的に向上
    • 高速接続フェイルオーバー(FCF)
    • Oracle Single Client Access Name (SCAN)のサポート
      • SCANとは、クライアントは単一の名前で、RACクラスタ内で実行中のOracleデータベースにアクセスできる機能。
  6. Exalogic Elastic Cloud向けの新機能(http://download.oracle.com/docs/cd/E17904_01/web.1111/e13852/toc.htm#CHDJCHCC
  7. JRockit Flight Recorder
    • イベントデータを可視化するリッチなUIで、JRockit Mission Controlで分析するためのプラグインを提供
原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/WebLogicServer/2011/01/weblogic_server_1034_released.html

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