[E20] Officially Official - WebCenter PS3 is here!

[訳注]
既にWebCenter Suite 11gのPS3リリースに関するエントリをご紹介しましていますが、詳細機能をまとめたエントリがありますので、重複しますがご紹介します。
WebCenter Suite 11gR1 PS3で、これまでOracleがEnterprise 2.0領域で買収してきた種々の製品を、単一の企業ポータル基盤として統合しています。
PS3で提供されている新機能の一部をリストアップします。
  1. UCMとの統合強化(Content Presenter)
    • OracleのWebコンテンツ管理(WCM)技術にWebCenterから直接アクセスできます。
    • サイトスタジオ(Site Studio)を使って、WCMにサイト構造を作ることができ、コンテンツをどのWebページに配置するかを決めることができます。
  2. Portlet ContainerのJSR 286対応
    • WebLogic Portalから採用していますが、WebCenterでのJSR 286のサポートは、WebCenterリソースカタログからWebページ上に2個もしくはそれ以上のポートレットを単純に追加することでポートレット間の通信ができるようになっています。
  3. Pagelet Producer (Ensemble)
    • Pagelet Producerにより、JSRやWS-RPを超えて、標準に準拠しないWebアプリケーションをポートレットとしてWebCenterに統合できます。
    • 例えば、PHPやRoR、その他のWebアプリケーションテクノロジーもWebCenterと共存できます。
  4. 実行中にもデザインできる(DT @ RT)
    • 開発はIDEだけでなく、ブラウザからも可能です。種々の技術を使い、様々なソースからWebサービスデータ取り込んで、画面をブラウザで直接開発することができます。
    • これらのUIはJSFベースで、情報の表示したり、ページをぱらぱらめくったり、情報の発信までもできます。
  5. Navigation Models
    • PS3のナビゲーションモデルは、動的なナビゲーション構造になっています。これによりセキュアで、パーソナライズが可能で、コンテンツやアプリケーション、クエリに基づいて個々人に異なる内容を表示することができます。
    • API経由でナビゲーションモデルにアクセスします。
  6. パーソナライゼーション機能 "Conductor"
    • Webページ訪問者にあわせて、Conductorの判断でコンテンツや表示項目を書き換えることができます。
  7. Activity Streams
    • 利用者が共同作業をしたりWebCenterの業務機能を実行すると、Activity Streamがそのアクティビティを保存します。
    • Facebookのウォールのように、このストリームは閲覧、フィルタリング、そしてさまざまなセキュリティ設定に基づいて他のWebCenter利用者と共有できます。
    • これにより、同僚簡単に、特定のジョブ機能や部門、チームや製品・サービスに関連する情報を発見できます。 
    • 前述のConductorがこの情報を利用したり、後述の推奨エンジンの精度を向上させることができます。
  8. 推奨エンジン
    • Amazon.comのように、WebCenterに利用者の閲覧履歴に基づいてコンテンツやコネクションを推奨する機能が搭載されています。
  9. 投票機能
  10. ブログ機能の強化
    • Univeral Content Management (UCM) を利用して、WebCenterのブログ機能が向上しました。
  11. Wiki機能の強化
    • ブログ機能と同様、Wikiの機能でもUCMを使ってWikiエントリを格納します。
  12. リソース管理
    • スキン、ページテンプレート、ナビゲーション、その他のオブジェクト、といった一連のコンポーネントを含むリソースを作成や変更のためにJDeveloperからエクスポート/JDeveloperにインポートできます。もちろんブラウザ内で直接編集することも可能です。
  13. リソースカタログ
    • PS3には非常にリッチなリソースカタログ機能があります。利用者は特定のSpacesで使うカスタムカタログを作ることができます。
  14. ドキュメントエクスプローラ(Document Explorer)
    • PS3で新しいDocument Explorerの画面になり、利用者が簡単にコメントや投票、関連するコンテンツを閲覧、ドキュメントのプレビューを閲覧(Scribd.と類似の機能、http://www.scribd.com)できます。
    • このDocument ExplorerはWeb画面からコーディングなしで設定変更ができます。
  15. 分析(Analytics)
    • BEAシステムズのALUI (AquaLogic User Interaction) AnalyticsがWebCenterに統合されました。
    • ビジネスユーザーが一連のレポートビューをポータルから手間なく作成することができます。
  16. Application Accelerator for .NET
    • 新バージョンの.NET AcceleratorがPS3に含まれています。これは.NETアプリケーションをWebCenterでWSRP2として公開できるツールです。
    • このAcceleratorを使うと、ASP.NETアプリケーションの再利用だけでなく、SharePointのWebパーツをWSRPとして直接ポータルに組み込むことができるようになります。
参考エントリ

原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/fusionecm/2011/01/officially_official_-_webcente.html

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