原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/webcentercontent/entry/oracle_webcenter_11gr1_electronic_signature
最新リリースである Oracle WebCenter 11gR1 (11.1.1.6) にて、ネイティブ電子署名機能がWebCenter Contentに導入されました。PDF電子透かし機能の強化とあわせて、承認されたドキュメントの署名情報を表示することができます。
Secure Signing of Documents Electronically
WebCenter Contentは、過去サードパーティ製品を通じて電子署名をサポートしてきました。今回のリリースで、電子署名機能がWebCenter Content Server内でネイティブに利用できます。この結果、WebCenter Content内で設定した業務プロセスの一環として、ドキュメントや他のコンテンツの電子署名を含めることが可能になりました。一般的なシナリオは、一人または複数人が電子的にレビューおよび承認プロセスの一環で文書に署名してもらう、というものです。たとえば、標準業務手順(SOP)や他の品質管理文書の承認の一環で電子署名が必要とされることは、製造業やライフサイエンスを含む多くの業界において一般的です。
Built-In Flexibility and Ease of Use
電子署名機能をWebCenter Contentでサポートするように設計するにあたり、管理および利用において簡単になるように心がけました。
管理者は任意のコンテンツやコンテンツの分類に対する電子署名を設定できるだけでなく、署名フォームで表示する際にユーザーが見るフィールドを設定することができます。既存のWebCenter Contentワークフローエンジンを使って、管理者は、多数の手順ならびに複数の署名をサポートするレビュー・承認プロセスを設計することができます。
ユーザーにとっては、コンテンツアイテムの電子署名とは、通常、レビュー待ちのコンテンツアイテムがある、というメール通知で始まり、誘導されるプロセスです。その後、ユーザーはWebページに移動し、アイテムを確認、承認または拒否することができます。承認するには、必要なフィールド(例えば署名の意味、処分)に記入し、その承認を送信する前に、システムパスワードを再入力する署名フォームが表示されます。
その後、WebCenter Contentは、電子署名の承認イベントを記録する前にユーザーを認証し、システム内の詳細な監査証跡の一部として使用できるようにします。適切な権限を持つユーザーは、コンテンツアイテムの署名情報を表示するだけでなく、WebCenter ContentのPDF電子透かし技術を用いて、表示する署名情報をもつアイテムのPDFレンディションを要求することができます。
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