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いくつかの素晴らしいアップグレードがなされたSun ZFS Storage 7420 Appliance（以下7420）が発表され、リリースされました。10コアCPUが載った7420が登場し、各コントローラに40コアを割当てることができます。さらに、新しい16GBのDRAMモジュールを使用すれば、各コントローラのL1ARC用に最大1TBもの巨大なDRAMを割り当てることができます。
そんなわけで、新しい7420では、4 x8コアまたは4×10コアモデルを選択できるようになりました。Oracleは、もはや2CPUモデルを販売いたしません。また、5月31日の時点で、6コアCPUについても販売を停止いたします。また、8GBまたは16GBモジュールを注文することができます。つまり、現在の最小メモリは128ギガバイトであり、各コントローラで1TBまで増やすことができます。今後64ギガバイト、4GBのモジュールは段階的に廃止されます（実際に今日から）。
「もう2CPUモデルを入手できないじゃないか！」とお怒りになる前に、価格が下がっていることにご注目下さい。4×8コアCPUモデルでは、わずかながら古い2×8コアCPUよりも価格が安いのです。なので文句言わないで下さいね。
一番うれしいことは、DRAMでしょう。CPUボトルネックのZFSSAクライアントがないので、CPUコアがたくさんあるのはすばらしいことではありますが、それほど驚くようなことじゃありません。本当に気に入っているのは、L1ARCにまるまる1TB使えるということです。本当にすごいことで、これにより素晴らしい性能が出ることでしょう。たとえば、800GBものデータベース全体を完全にDRAMキャッシュに配置することができるのです。読み取りヒット率99％のためにSSDのL2ARCにさえ行く必要はないのです。すてきですね。
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