ソーシャルテクノロジーは、個人分野で爆発的に普及しています。ビジネスプロセス管理は、本質的にソーシャルと企業のコラボレーションであり、ソーシャルテクノロジーの収束の目指すところであるのに対し、この収束(ソーシャルBPM)はまだよく理解されていません。
非常にタイムリーなことですが、BPM and Workflow Handbook Seriesの一部として、業界の専門家が共著したSocial BPMという本を2011年6月にFuture Strategiesが発行します。
幸運にも、この本の一部をLinus Chowと執筆しました。我々の執筆した章のタイトルは、「Next Generation BPM Suites Social and Collaborative」です。このタイトルはこの章の内容を表しています。
Manoj Das, Director of Product Management and Linus Chow, Principal Cohttp://store.futstrat.com/servlet/-strse-91/Social-BPM/Detailnsultant and BPM Evangelist, Oracle
私たちの章では、ソーシャルBPMは、プロセスモデリングやコラボレーションプロセスの作業を変化させるだけでなく、新しいタイプのプロセスにまでBPMの範囲を拡大することになる、という内容です。それは、まさに社会のコミュニケーションの本質を変えることになるかもしれません。この記事からの抜粋は以下のとおりです。
ソーシャルBPMがもつ魅力的な部分の一つは、このようなアドホックなコラボレーションプロセスが利用できるということです。構造化エータも非構造化プロセスもひとまとめにして、BPMの領域が有効であると結論づけることができます。例えば、Oracle BPM Suite 11gではコラボレーションスペース(Instance Space)を作成でき、すべてのプロセスインスタンスやケースがプロセス内のアドホックなコラボレーションを促進します。このスペースでは、プロセスやケースワーカーがプロセスタスクやデータにアクセスできるだけでなく、各々がディスカッションやドキュメント、Wikiなどを通じてコラボレーションできるのです。このメリットはあらゆるコラボレーションがプロセスインスタンスやケースのコンテキストにおいて発生するということです。つまり、あらゆるステークホルダに対して、こうした共同作業が可視化されます。どのコラボレーションでどのような決定やアクションがなされたかをトレースすることができますし、コラボレーションをプロセスインスタンスやケースログとともにアーカイブすることができます。最終的に、プロセスモデルによって決定されるプロセスのステークホルダーに対して、コラボレーションスペースへの適切な権限が自動的に与えられます。これにより、プロセスワーカーが誰と協力すべきかが分かるようになりますし、関連するあらゆる当事者を巻き込み、情報共有できるようになります。この本は6月8日にミラノで開催されるSocial Business Forumで発表される予定ですが、残念ながら私は当日そこにはいませんが、この本を読むのを楽しみにしています。もしお買い求めになることを決められたなら、ぜひ楽しんでいただければと思います。
[参考URL]
BPM and Worfkflow Handbook Series
http://store.futstrat.com/servlet/-strse-1.-BPM-and-Workflow-Handbook-Series/Categories
Social BPM
http://store.futstrat.com/servlet/-strse-91/Social-BPM/Detail
原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/bpm/entry/social_bpm_handbook_2011
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