- アプリケーションの要件を調査する。この調査にはOS、データベースドライバ、アプリケーションサーバ、SOA用途などのミドルウェア、アプリケーション管理ソフトウェアの調査を含む。
- 利用可能なコンポーネントテクノロジーとベンダー製品を調査する。OSからアプリケーション管理およびアプリケーションサーバの監視に及ぶ範囲で、製品とテクノロジーをチェックする。
- 全てのソフトウェアコンポーネントを特定し、互換性、必要なドライバ、ベンダーによる動作検証済みの有無を評価する。アプリケーションミドルウェアが選択したハードウェア上で動作するか確認する。
- アプリケーションサーバ、管理ソフトウェア、データベースドライバコンポーネントをベンダーから試使用のために入手する。Proof of Value(PoV)もしくはProof of Concept(PoC)を実施する必要があるソフトウェアを入手するために、対象製品をもつベンダーとの交渉が必要。
- ソフトウェアコンポーネントを組み合わせる。これにはアプリケーションソフトウェアの設計を含む。
- 基盤ソフトウェアコンポーネントをインストールし、ネットワークテストができるようにする。
- 変更または修正を提供する必要がある分野を特定するためにベンダーと協力し、物理的なシステムをテストする。
- パッチや修正版をベンダーから入手しテスト環境に適用する。
- 7,8の手順をテスト環境が安定するまで繰り返する。
- ベンダーと交渉して金額やサポート契約、ベンダーのSLAを確定させる。
- プラットフォームの状態やプラットフォームの運用手順、管理手順、ベンダーサポートの依頼方法、社内での障害切り分け手順を全て文書化しておく。
- システムをテスト・開発環境から本番環境に移行する。
- アプリケーション要件を変更したり、主要ベンダーの製品が継続されなくなったり、早期にリリース終了(EOL)されたり、主要コンポーネントのベンダーが消滅した場合には、再度やりなおす。
クラウドに移行する際にはもっと色々出てくると思いますが、Oracle Exalogicを使うとクラウドへの移行がより簡単になります。詳細は「Migrating to the Cloud: Oracle Client / Server Modernization」という本を読んでいただくとわかっていただけると思います。この本はOracle OpenWorldでリリースされる予定です。
Migrating to the Cloud: Oracle Client / Server Modernization (Tom Laszewski)
原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/cloudmigrations/entry/oracle_exalogic_vblock_private_cloud
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