[訳注]既にDSEEに関するエントリはご紹介していますが、Product Managementのエントリなので、こちらもご紹介します。
Oracle Directory Server Enterprise Edition 11gR1の最初のPatch Setがリリースされました。性能が劇的に向上しましたので、TCOを削減できます。ディレクトリサーバ、(高可用性とデータ分散や負荷分散のための)プロキシサーバ、WebコンソールとActive Directoryとの同期機能といった完全なソリューションを提供します。これはODSEEとして、もしくはOracle Directory Services Plusの一つとしてライセンスされています。
Oracle Directory Services Plus
主な新機能は以下の通りです。
- 圧縮ファイルでのインポート・エクスポートのサポート
- エクスポートの高速化
- LinuxにおけるGSSAPIでのSASL認証のサポート
- 新しいパスワードハッシュのしくみ
- 既存の接尾辞を圧縮するオプションのリパック
- プロキシコンポーネントにおける新しい負荷分散アルゴリズムの採用
- プロキシサーバの新しい接続ログ
- Oracle Fusion Applicationsのスキーマをサポート
このリリースには、Identity Synchronization for Windowsを含み、デプロイメントの品質や堅牢性が向上しています。DSEE 5.2や6.xからアップグレードすることにより、以下のメリットがあります。
- 300%も性能が向上します(とにかく高速になっています)
- DSEE 6、7からのインプレースアップグレードが可能です(データのエクスポート・インポートは不要です)
- エクスポートが劇速です
- ディスクスペースが少なくてすみ、メモリ使用量も小さくなります
- データ圧縮の機能も使えます
- 簡単にリストアできる機能があります
- 高度なチューニング機能もあります
- Directory Proxy Serverを通るトラフィック制御が向上しています
もっと知りたい人は、以下のURLをご覧ください。
- 製品リリースノート
http://download.oracle.com/docs/cd/E20295_01/html/821-1216/index.html - ドキュメント
http://download.oracle.com/docs/cd/E20295_01/index.htm - 製品ページ
http://www.oracle.com/technetwork/jp/middleware/id-mgmt/overview/index-085178.html - Certification Matrix(サポートするOSやプラットフォームのリスト)
http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html - コードのサンプル
http://www.oracle.com/technetwork/jp/middleware/id-mgmt/learnmore/oid-demos-182820.html
ODSEEはOTNからダウンロードできます。
Oracle Identity Management 11g
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