例えば、ある地域で吹雪いている場合、データウェアハウスを使えば、除雪用シャベルの販売の監視を支援し、その結果、被災地域の他店が、棚に多くの商品を移動し、また他の関連製品を割引価格で提供するかどうかを決定するのに役立つ情報を引き出すことができます。
データウェアハウスでデータを収集するための数多くのデータ統合テクノロジーがありますが、ソース側システムの性能に影響を与えないでリアルタイムでデータを配信できる機能を提供しているのはほとんどありません。ITグループの課題は、どのソリューションやデータ統合ソリューションの組み合わせだと、日々の業務のためのデータウェアハウスへとステージを進めるために必要なデータ配信ならびに性能要件に見合うのか、を決めることにあります。データ統合の評価の指標として、以下の事柄を検討すべきでしょう。
- 選択基準:これは受容できるレイテンシ、データ量、データ整合性、変換の要件、処理のオーバーヘッド、可用性への影響を考慮に入れるべきです
- "Right-time" vs "Real-time":ソリューションの評価時には、リアルタイムデータ配信の機能を有しており、利用者がビジネスにおける意思決定の「適切な時点(right time)」を選択できるべきです。Right-timeは意思決定のレイテンシの一部、つまりユーザの好みであって、テクノロジーの制限であってはならないのです。
- 変換:データウェアハウスがリアルタイムに近づくにつれて、データウェアハウスの中で変換をして、データと分析のレイテンシを削減することが理想的です。これにより、バッチ処理がなされるまで中間層のサーバで変更されたデータを集約するといった余分な手順を省くことができます。TCO 中間層の変換サーバを購入したり、維持管理したりする必要がなく、TCOの節約になるのは言うまでもありません。
ホワイトペーパーでOracleのデータ統合ソリューションを使った日々の業務のためのデータウェアハウスの構築についてご説明しています。OracleのExadata向けデータ統合製品の詳細を知りたい方は、こちらのデータシートをご覧下さい。
Oracle GoldenGate
http://www.oracle.com/jp/products/middleware/data-integration/059240.html
Oracle Data Integrator Enterprise Edition
http://www.oracle.com/jp/products/middleware/data-integration/enterprise-edition-151636-ja.html
Oracle Data Profiling and Quality
http://www.oracle.com/jp/products/middleware/data-integration/oracle-data-quality-151638-ja.html
[ホワイトペーパー]Real-Time Data Integration for Data Warehousing and Operational Business Intelligence
http://www.oracle.com/us/products/middleware/data-integration/goldengate11g-realtimedw-wp-168215.pdf
[データシート]ORACLE DATA INTEGRATION SOLUTIONS AND THE ORACLE EXADATA DATABASE MACHINE
http://www.oracle.com/jp/products/middleware/data-integration/oracle-dis-11g-exadata-ds-183505.pdf
原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/dataintegration/entry/data_integration_for_operational_data
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