そこで、以下のことを実施しました。以下、備忘録です。
1. ILOM名とパスワードのリセット
a. ZFS Storage 7420アプライアンスの背面、クラスタカードの右に小さな穴が3個あります。左の穴はサービスプロセッサのリセットボタンですので、まだ押す必要はありませんが、ボタンを押すためにクリップを用意しておきましょう。
b. また、ZFS Storage 7420アプライアンスの全面には"Locate"ライトおよびボタンがありますが、これもまだ押さないでください。
c. ここから先は2人の手伝いが必要です。一人は”Locate”ボタンを押し、一人は"SPリセット"ボタンを押します。以下のステップdで記載している情報が出るまで"Locate"ボタンを押し続けます。
d. ILOM Pre-Boot Menuに入ることができたはずです。ここで以下のコマンドを実行します。
unconfig ilom_cnfg次回のブートでは設定情報を保存しないと伝えてくるはずです。
e. 再起動します。コマンドは以下の通りです。
boot立ち上がったら、root/changemeでILOMへログインできるはずです。
2. ZFS Storage 7000アプライアンスのパスワードリセット
a. まだ、ZFS Storage 7420アプライアンスのログインプロンプトで立ち往生している場合は、ESCをタイプする(Escキーを押して、左括弧キーを押す)ことで、SPに戻ることができるはずです。うまくいかない場合は、電源ボタンを押してシャットダウンし、再起動してください。
b. 問題なく進んでいる場合には、以下のコマンドを実行します。
cd /SYSstop (もしくは reset)
cd /start /SP/console
c. アプライアンスが立ち上がれば、GRUB Menuを素早くかつ注意深くチェックしてください。これはZFS Storage 7000アプライアンスが立ち上がる際に現れるメニューで、5秒間しか表示されません。この時間内に"e"キーをタイプしてメニューを編集しましょう。
d. KERNALで始まる行に移動し、"e"を押してこの行を編集します。
e. この行の末尾で、スペースキーを押し、"-c"を行に追加します。Enterキーを押して選択画面に戻り、"b"を押せば、今編集したKernal行に従って立ち上がります。
f. "Discarding Current State"で始まる文字列を確認できるかと思います。このとき、ZFS Storage 7000アプライアンスは、パスワードだけでなくその他もろもろのこれまでの構成情報を破棄しています。再起動後、購入時の状態に戻っているはずです。
原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/7000tips/entry/how_to_reset_passwords_on
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