典型的なパターンとして、企業が新しいクラウドサービスを立ち上げるか、古いデータベースを標準ベースの方法論で集約しているためです。これは特定の業界(例えば通信業界)に特化したことではありません。保険業者、小売業者といった、多くのお客様をディレクトリサービスを使ってカスタマフェーシングのポータルやメッセージングといったサービスを提供する必要のある企業すべてが調査しているものです。
Oracleでは、OIDとDSEEがディレクトリサービスの戦略的製品です。
[訳注]
OID = Oracle Internet Directory
DSEE = Oracle Directory Server Enterprise Edition
しかし、OIDはOracle Databaseをストレージに使います。非常に多きなディレクトリになる場合、OIDは他の製品に比べてお客様にユニークな価値をご提供します。特に、
- 複数のインスタンス(パーティション)にエントリデータベースを分割せずとも、大量のエントリにスケールすることができる
- Oracle Exadata database machineを使うことができる
Oracle Internet Directory 11g and Oracle Exadata Database Machine in the Facebook Age
http://www.oracle.com/technetwork/middleware/id-mgmt/overview/oid11g-500m-socialmedia-benchmark-349887.pdf
ホワイトペーパーでは、OID11gをExadataに載せると、5億件のエントリ(2010年のFacebookの利用者概数)を扱うことができ、秒間40万件の処理をすることができることを示しています。しかもハーフラック、10Gbitイーサネット(InfiniBandではありません)を使ってこの性能です。つまり、本来の性能を出し切っていなくてこの性能というわけです。
しかも、フィールドを嘗めたり、管理も簡単になっています。言い換えれば、大規模ディレクトリが必要になった場合には、他のディレクトリベンダーを見る必要は全くない、ということです。
その理由は、他のベンダーの場合だと、エントリ数に比例する実証済みのソリューションを二つも提供できないからです。既存のコモディティハードウェアを用いるDSEEを使ったデータパーティショニングにより、水平方向にスケールするソリューションを選択することもできますし、パーティショニングはせずに、Oracle Databaseの能力を使えるOIDの利用を選択する、ということもできるのです。もちろん、Exadataを使う方法もありです。
原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/mwilcox/2011/03/oid_supports_400000_four_hundr.html
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