[Database] Exadata - Database in the cloud (PaaS, IaaS and DaaS)

ハードウェアとソフトウェアを統合、設計、事前構成した画期的なデータベースマシン、それがExadataです。Exadataでは買収したSunのハードウェアテクノロジー(Sun Datacenter InfiniBand Switch、フラッシュメモリ、ストレージなど)を利用しています。
Oracle Exadataは貴社のPlatform as a Service、Infrastructure as a Service、Database as a Serviceといった、パブリック、プライベートおよびハイブリッドクラウド環境をサポートします。
大方の予想とは裏腹に、Oracle Exadataはマルチテナント環境でも以下のような方法で利用できるのです。
  1. RACで可能なExadata上の複数のデータベース
    • 複数のデータベースがサーバープールやOSを共有
    • 柔軟なデータベースサービス
    • きめ細かいサービスレベルの弾力性
    • 任意のデータベースで利用
    • プライベートクラウドに最適(パブリック、またはハイブリッドクラウドで使わない理由はないですが)
  2. Exadata上のRAC構成のデータベースに存在するお客様もしくは部門各々の1個のスキーマ
    • 複数のスキーマは同じデータベースで共有
    • 柔軟なデータベースサービス
    • きめ細かいサービスレベルの弾力性
    • ほとんどのデータベースで利用
    • プライベートクラウドに最適(パブリック、またはハイブリッドクラウドで使わない理由はないですが)
Oracle Exadataの優位性の一例は次のようなものです。

  • サーバ、ストレージ、ネットワークインフラがパッケージになっている(もちろんOracle Databaseも)
  • DataWarehouseやOLTPをOracle Databaseが高速に実行できるように設計されている
  • 多くのお客様や複数のスキーマを有する大きなデータベース、もしくはOracle Virtual Private Databaseから、データベースをホスト可能なサーバを分離しているので、マルチテナント構成が標準で実現可能

ただ、現時点では(Oracle Virtual Serverのような)仮想化をExadataでサポートしていない、というところが最大のデメリットです。

原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/cloudmigrations/2011/04/exadata_-_database_in_the_cloud_paas_iaas_and_daas.html

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