[Java] Java SE 7 Update 6 Released

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/java/entry/oracle_releases_java_se_7

Oracleは先ほどJava SE 7 Update 6のリリースを発表しました。
Java SE 7 Update 6
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html
このリリースでの注目ポイントは以下の通りです。
  • Oracle Java SEインストーラにJavaFXをマージ
  • JDK 7のフル機能がMac OSで利用可能に
  • JavaFXの2.2リリースとJavaFX Scene Builder 1.0リリース
Java SE 7 Update 6ではJava FXをOracle Java SEインストーラに統合しています。JavaFXはスタンドアロン製品でしたが、このリリースで完全に統合されています。Windowsでは、Java FXとJava Access BridgeがJRE、JREと共にインストールされます。これにより、Java FXを個別にインストール、メンテナンスする必要がなくなり、エンドユーザやシステム管理者の利便性が向上します。アプリケーション開発者にとっても、今後JavaFXランタイムライブラリがデフォルトで無数のデスクトップ上に存在することが保証されるわけです。

Oracle初のMac OS XのフルJDK/JREリリースがJava SE 7 Update 6です。他のOSで利用可能な機能・機構全てがMacでご利用頂けます。もちろんJavaFXリッチクライアントプラットフォームもです。Macを使うJava開発者はOracle Technology Network (OTN) からOracle JDK for Mac OS Xをダウンロードできます。一般ユーザは、他のOSの場合と同様に、Java.comからMac用のJREをダウンロードできます。 Oracleは、MacユーザーがJavaの最も安全なバージョンに追随できるよう、Mac版を他のJavaリリースと同時にリリースしつづける予定です。MacのOracleのJREでは、他のサポートされているプラットフォームと同時に自動更新を提供する予定です。

Oracleはまた、JavaFX開発ツール群の主要コンポーネントであるJavaFX Scene Builderのリリースも発表しています。
JavaFX Scene Builder
http://www.oracle.com/technetwork/java/javafx/tools/index.html
JavaFX Scene Builder 1.0では、ユーザがJavaFXアプリケーションのUIをコーディングせずに素早く設計できるビジュアルレイアウト環境を提供します。「Getting Started with JavaFX Scene Builder 」という動画をご覧下さい。
Getting Started with JavaFX Scene Builder
http://www.youtube.com/watch?v=rHcnsEoSK_c

さらに、改善されたアプリケーションパッケージャを使うと、開発者がJREやJavaFXランタイムライブラリをバンドルしたJavaFXアプリケーションをパッケージし、Windows、Mac OS X、Linux向けのネイティブインストーラを作成することができます。

その他のJava SE 7 Update 6のハイライトは…
  • ARM上のLinuxをサポート
  • JavaFXのタッチモニタやタッチパッドのサポート
  • Linux上でのJavaFXの追加サポート
本リリースでの機能や改善の詳細情報はリリースノートをご覧下さい。
Update Release Notes
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/7u-relnotes-515228.html
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