Androidをお使いのお客様にとって大きな効果があることを約束する、最新のリリースでの小さな変更を知って頂きたいと思います。
ちょっと前に、Androidプラットフォームのサポートを追加しました。しかし、以下のような条件付きでした:通常アプリに同梱されているSQLiteのルーチンをBerkeley DBに置き換えて、OSレベルで統合する必要がありました。OSに組み込まれているBerkeley DBは、いくつかの利点を提供しましたが、これはまた、顧客が任意の汎用AndroidデバイスにデプロイできるBerkeley DB対応のアプリケーションを構築することができないことを意味していました。一部の顧客は、OSのモディファイ自体を躊躇していたのです。
最新のリリース、Berkeley DB 5.3では、アプリケーションごとに
Berkeley DBを使用できる機能を追加しました。つまりBerkeley DBを使用するアプリケーションを構築することができるようになったのです。また、ライブラリルーチンは、パッケージングする際にバンドルされます。その結果、任意のAndroidデバイス上でBerkeley DBの強みを活用できるアプリケーションを作ることができるのです。実現方法はオンラインマニュアルにまとめています。
Berkeley DB Installation and Build Guide
Chapter 4. Building Berkeley DB for Android
Building the Android JDBC Driver
http://docs.oracle.com/cd/E17076_02/html/installation/build_android_jdbc.html
Berkeley DBは、モバイル·プラットフォームを幅広くサポートしています。OracleのEmbedded Java(多くの人はお忘れでしょうが、まだフィーチャーフォン市場のシェアの大半を占めています)に始まり、Berkeley DBもまた、AndroidとiOSという、スマートフォン市場のシェアの大半を占める二つのプラットフォームをサポートしています。この最新の機能強化により、開発者はAndroid上でBerkeley DBをさらに利用しやすくなることでしょう。最後に、我々は、SQLiteと互換性のあるSQL APIと、伝統的なキー/値のAPI(NoSQLのファン向け)を選択できるようにしました。この機能とプラットフォームサポートが組み合わさった結果、モバイルプラットフォームでエンタープライズグレードのデータストアを必要とする人にとって、Berkeley DBが最善の選択肢なのです。
原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/berkeleydb/entry/berkeley_db_and_mobile_now
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