RDA 4.26で、SOAモジュールのための新しいコレクションを追加しました。
- MDSからコンポジットの構成を収集
- SOAランタイムMBeansの収集
- SOAリポジトリのサマリ
- これらは構成およびランタイムの膨大な量の情報を提供するWebLogic Serverコレクションに追加されています。
いくつかのナレッジベースのドキュメントが、RDAを使い始めるにあたって役立つでしょう。これらのドキュメントでは、RDAに関する情報(ダウンロードおよびインストールの方法、情報の収集方法と診断データの分析方法)を説明しています。以下は利用可能なドキュメントのリストです。
- Running RDA Against Oracle Fusion Middleware 11g [ID 853437.1]
https://support.oracle.com/CSP/main/article?cmd=show&type=NOT&doctype=BULLETIN&id=853437.1 - RDAの概要
- セットアップおよび実行
- モジュールとプロファイル
- 出力
- RDAとOCMの統合
- RDAのアップデート
- TipsとTricks
- クイックリファレンス
- How to Collect Analysis Information Using RDA for Oracle SOA 11g Products [ID 1350313.1]
https://support.oracle.com/CSP/main/article?cmd=show&type=NOT&doctype=BULLETIN&id=1350313.1 - RDAをSOA製品と共に使う(入門)
- RDAの収集データの閲覧および分析方法
- サービスリクエスト(SR)へ収集データをアップロードする方法
- How to Collect Analysis Information Using RDA for Oracle SOA Suite and BPEL Process Manager 11g [ID 1352181.1]
https://support.oracle.com/CSP/main/article?cmd=show&type=NOT&doctype=BULLETIN&id=1352181.1 - SOA 11gインストール時に尋ねられる質問
- WebLogic Serverオンラインコレクションに含まれるSOAモジュールの実行方法
- WebLogic Serverコレクションを使わずにSOAモジュールを実行する方法
- Getting Started With Remote Diagnostic Agent: Case Study - Oracle WebLogic Server (Video) [ID 1262157.1]
https://support.oracle.com/CSP/main/article?cmd=show&type=NOT&doctype=BULLETIN&id=1262157.1 - RDAの使い方の手順を紹介するViewlets / Videos
- RDA使い方チートシート
- Remote Diagnostic Agent (RDA) 4 - Getting Started [ID 314422.1]
https://support.oracle.com/CSP/main/article?cmd=show&type=NOT&doctype=DIAGNOSTIC%20TOOLS&id=314422.1 - RDAスタートガイド
- FAQ
- マニュアルページ(リンク)
- トラブルシューティングガイド(リンク)
- ダウンロード場所の情報
- 最新RDAバージョンのダウンロードUse this to download latest RDA version
RDAは、そのタスクに特化した様々なモジュールで構成されています。さまざまな製品の診断データを収集するモジュールがあります。SOA Suite 11gの場合、SOAモジュールを使用します。SOAモジュールは、必要に応じてWebLogic Serverの情報も収集します。WebLogic ServerのモジュールがWREQと呼ばれ、SOAモジュールを実行すると自動的に実行しています。
RDAは、<SOA_OracleHome>/rdaにインストールされています。RDAの新しいバージョンをダウンロードしたら、新しいバージョンで既存のディレクトリの内容を置き換えます。SOAモジュールがSOA製品の様々な情報を収集します。例えば、oracle_common、WebLogic Server、SOA Oracleホーム、SOAインフラストラクチャデータベース(リポジトリやデハイドレーションストアとも呼ばれる)から情報を収集します。RDAの収集時にサーバが動いている場合、RDAは実行中のサーバに接続し、実行時データを収集します。さらに、SOAインフラストラクチャデータベースに接続してデータ収集も実施します。下図はその様子を示しています。
RDAを実行して診断データを収集する
RDAにはセットアップと実行という2個のフェーズがあります。セットアップフェーズは1回だけ実施する必要があります。セットアップ中、RDAはモジュールに関連するいくつかの質問をよこします。回答内容はsetup.cfgファイルに格納され、セットアップ終了後、後続処理がsetup.cfgファイル中の情報を利用します。RDAはパスワードを保存しないので、実行時はいつもWebLogic Serverのadminユーザのパスワードと、SOAINFRAスキーマユーザのパスワードを尋ねてきます。追加のセットアップを実行すると、setup.cfgファイルに追加モジュールが追加されます。
Note 1352181.1 では、SOAモジュールで尋ねてくる全ての質問を表記しています。以下はRDA SOAコレクションのスクリーンショットの一例です。
RDAコレクションが終了すると、HTMLスタートページが利用できるようになります。RDAコレクションをブラウザに表示し、UIからデータの分析ができるようになります。例では、接頭辞SOAをコレクションのために利用しているので、スタートページはoutputディレクトリのSOA__start.htmにあります。さらに、outputディレクトリでZIPファイルが使えるので、サービスリクエストにZIPファイルをアップロードして、収集したデータを提供することができます。
主要なSOAコレクション
RDAはSOA Suite 11gの分析データを包括的に収集します。以下は主要な収集データの例です。
1. 構成情報
- SOAの構成
- WebLogic Serverの構成
2. 実行環境の情報
- SOA MBeanの情報
- WebLogic ServerのMBeanの情報
3. SOAインフラストラクチャデータベースの情報
- スキーマメタデータ
- SOAインフラストラクチャのデータベース表および表領域情報
WebCast "Using RDA with Oracle SOA Suite 11g"について
この件に関する詳細は"Using RDA with Oracle SOA Suite 11g"と題したWebcastでご覧頂けます。Webcastは2012年2月15日に開催しますが、録画した内容を後日公開する予定です。以下のNoteでWebcastの詳細をご確認下さい。
- Using RDA with Oracle SOA Suite 11g [ID 1391422.1]
https://support.oracle.com/CSP/main/article?cmd=show&type=NOT&doctype=ANNOUNCEMENT&id=1391422.1
このWebcastは終了していますので、録画をご覧下さい。
原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/soaproactive/entry/diagnose_soa_suite_11g_issues
0 件のコメント:
コメントを投稿