先週の金曜日(9月30日)、Oracle VM 3,0の最初のパッチがリリースされました。
My Oracle SupportからアップグレードISOイメージをダウンロードできます。パッチ番号 13036236 で探して下さい。パッチファイル(p13036236_30_Linux-x86-64.zip、約50MB)をダウンロードし、unzipしてから、ISOイメージをマウントもしくはCDに焼き、rootユーザで runUpgrader.sh スクリプトを実行して下さい。
アップグレードユーティリティが既存のOracle VM 3.0.1インストールを更新します。
アップグレード時のお約束として、データベースリポジトリの完全バックアップを推奨します。もしくは、expユーティリティを使ってリポジトリ情報が格納されているスキーマ(通常はovsスキーマ)をエクスポートするだけでもOKです。
Oracle VM Manager 3.0.1は立ち上げておきましょう。アップグレードプロセスがアプリケーションコンテナをアンデプロイし、新しいバージョンに置き換えてくれます。
アップグレードに必要な情報のほとんどは自動的に検出されます。バージョン3.0.1では、デフォルトで /u01/app/oracle/ovm-manager-3/.config/config にインストールの設定を保存します。ただし、データベースリポジトリスキーマのパスワードだけは明示的にアップグレードツールに入力する必要があります。
メタデータをXMLファイルにエクスポートして、アップグレードスクリプトでこれらのファイルも同様にバックアップします。これらのバックアップを再度データベースにインポートすることも可能ですが、データベースのexpユーティリティのほうが便利だと思います(/tmp/ovm-manager-3-backup-(日付).zipにバックアップ)。
XMLファイルができると、アップグレードツールがデータを新しいフォーマットに変換し、データベース中の旧データを削除して新しいバージョンのデータをインポートします。
Oracle VM Serverをアップグレードするために、Unbreakable Linux Network (ULN) の ovm3_3.0.2_x86_64_base チャネルで登録し、サーバを yum upgrade する必要があります。
詳しいドキュメントは以下にあります。
Oracle® VM Installation and Upgrade Guide Release 3.0 for x86
4 Upgrading Oracle VM
http://download.oracle.com/docs/cd/E20065_01/doc.30/e18548/upgrade.htm
なおOracle VM3.0.2の新規インストーラISOイメージは、今後数日でダウンロードできるようになるはずです。待てない場合には、3.0.1をダウンロードして、3.0.2パッチを適用して下さい。
原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/wim/entry/oracle_vm_3_0_2
0 件のコメント:
コメントを投稿