[ADF] Why should you move to 11.1.2.4?

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/mobile/entry/why_should_you_move_to

すばらしいことに、昨年10月下旬にADF Mobile 11.1.2.3のリリースしてからわずか数ヶ月のうちに、弊社のエンジニアリングチームが多くの新機能を提供することをやってのけました。Shay(Shay Shmeltzer)が新機能について前のエントリで記載している通り、新バージョンに移行する理由がたくさんあります。ADF Mobileコミュニティの多くの開発者は、ADF Mobileアプリケーションへのリアルタイム通知をプッシュする方法、適切にiOSとAndroidデバイスの両方でファイルの内容を表示する方法を探してきました。この11.1.2.4では、これらの機能を提供します。
この新しいプッシュ通知のサポートに関する一つの大きな事実は、ネイティブの機能が使用されているということです。これはつまり、Apple Push Notification ServiceやGoogle Cloud Mesaging Serviceを使ってADF Mobileアプリケーションに通知をプッシュする、ということです。プロプライエタリなメッセージングアプリケーションや特殊なメッセージングアプリケーションを実装する必要がないのです。これらのプッシュ通知サービスを使い、直接任意のバックエンドサーバと通信できます。
ファイル表示のサポートは、ファイルコンテンツを表示する必要がある任意のアプリケーションにとって重要なものです。ADF Mobile 11.1.2.3ではLocalHTML機能を使いiOSデバイスのファイルを表示しましたが、Android用のソリューションはありませんでした。アプリケーションでPDFやWordドキュメントといったファイルコンテンツを表示する必要がある場合、11.1.2.4に移行するべきです。
もう一つのすばらしい機能は、「アプリケーションアーカイブ」のサポートです。これはISVやSIパートナーにとって、再利用性のあるすばらしい機能です。パートナー様は全てのアプリケーション・アーティファクトを含むアプリケーションアーカイブを作成するだけで、様々なエンゲージメントでアプリケーションを再利用することができます。個々のお客様それぞれにとって、SIパートナーやお客様自身がアプリケーションアーカイブを拡張して新機能を追加し、個々の企業で展開することができます。お客様がアプリケーションに証明書とプロファイル、必要に応じてほとんどの3rdパーティーのモバイルアプリケーション管理パッケージを使って署名する必要がある場合、この機能もまた必要です。
最後に、数多くの性能改善が含まれています。例えば、ListViewの性能に関する機能向上です。
11.1.2.4へのアプリケーションの移行手順は以下のリリースノートをご覧下さい。
Oracle JDeveloper and Application Development Framework (ADF) 11g Release 2 (11.1.2.4.0)
Known Issues for JDeveloper and ADF 11g Release 2 (11.1.2.4.0)
Migration > ADF Mobile Migration
http://www.oracle.com/technetwork/developer-tools/jdev/documentation/11-124-rn-1942343.html#11.1.2.4.0ShermanUpdate4-ReleaseNotesREPOSITORY-Migration
しかし、今11.1.2.4へ移行する理由が他にもいくつかあります。これらを確認していただき、ご自身にあてはまるかどうかを確認して下さい。
  • Appleは2013年5月1日から「AppStoreにUpする全てのアプリケーションはiPhone 5のフォームファクターを適切にサポートしなければならない」と発表しています。
    Make Your Apps Look Great on the Retina Display and iPhone 5
    https://developer.apple.com/news/?id=3212013b
    iPhone 5の画面サイズは1136x680ピクセルで16:9の比率ですが、以前のiPhoneの画面サイズは960x680ピクセルで4:3の比率でした。iPhone 5がリリースされる前に開発された全てのアプリケーションと同様に、11.1.2.3を使って開発されたADF Mobileアプリケーションはレターボックス・フォーマットで表示されました。これはもyはや新しいAppleのUIガイドラインに適合しません。そのため、ADF MobileアプリケーションをApple AppStoreに投稿しようと考えている場合は、iPhone 5のフォームファクターを適切にサポートする11.1.2.4に移行する必要があります。
  • 11.1.2.4にはiPad miniのサポートも追加されていますので、iPad miniでアイコンおよびスプラッシュスクリーンを指定することができます。
  • Xcode 4.5以後のiOSシミュレータを使ってテストしたい場合、11.1.2.4に移行する必要があります。11.1.2.3ではデバイスを回してもアプリケーションが回転しない、という既知の問題があるためです。
  • JDeveloperおよびADF Mobile 11.1.2.4は最新のモバイルSDK(Xcode 4.5/iOS 6および最新のAndroid開発ツール/SDK)での動作が保証されています。そのため、これらの新しいSDKを使いたい場合には、11.1.2.4に移行する必要があります。
  • 11.1.2.4で多くのバグが修正されています。現在ADF Mobile 11.1.2.3でバグに当たっている場合、修正されたバグのリストをチェックして下さい。
    Bugs Fixed in 11.1.2.4.0
    http://www.oracle.com/technetwork/developer-tools/jdev/jdev-11gr2-nf-404365.html#11gR2%2811.1.2.4.0%29NewFeatures-BugFixList
ADF Mobile開発チーム全体を代表して、皆様のADF Mobileに対する継続的なサポートに感謝します。みなさまからのフィードバックを是非お寄せ下さい。

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