https://blogs.oracle.com/java/entry/what_s_new_in_jms
OracleのNigel Dealinが新しい記事をOTNのJavaページにUpしました。タイトルは「What's New in JMS 2.0, Part One: Ease of Use」で、この中でJMS 2.0では開発者はコード量を減らしながらメッセージの送受信が可能であることを説明しています。Java EE 7の仕様に含まれているJMS 2.0の機能の一部はJava EE WebアプリケーションやEJBアプリケーションにデプロイすることができるのに対し、別の機能はスタンドアロンのJava SE環境でのみ利用可能なものもあります。
Deakinは以下のように書いています。
JMS 2.0の唯一の最大の変更はメッセージ送受信の新しいAPIです。このAPIを使うと開発者が書くべきコード量が減ります。Java EEアプリケーションサーバーで動作するアプリケーションでは、新しいAPIはリソースインジェクションもサポートします。リソースインジェクションを使うとアプリケーションサーバーにJMSオブジェクトの作成や管理を任せることができるので、アプリケーションがもっとシンプルになります…。新しいAPIは"simplified" APIとしても知られていますが、これまでのJMS 1.1 API("classic" API)に比べて簡単に利用できかつシンプルになっています。
Deakinは新APIを以下のように説明しています。
シンプルになったAPIは3個の新しいインターフェース(JMSContext、JMSProducer、JMSConsumer)を備えています。開発者は二つのAPIを使うことができ、旧来の機能、新機能の両方にアクセスすることができます。第2部ではDeakinがJMS 2.0における新しいメッセージング機能を説明する予定ですのでお楽しみに。
- JMSContextは、旧来のAPIにおいてConnectionオブジェクトとSessionオブジェクトが別れていたものを単一のオブジェクトに置き換えます。
- JMSProducerは旧来のAPIにおけるMessageProducerオブジェクトに置き換わるもので軽量になっており、メッセージ配信オプションやヘッダー、プロパティを(builderパターンとしても知られています)メソッドチェーンを使い構成できます。
- JMSConsumerは旧来のAPIにおけるMessageConsumerオブジェクトを置き換えるもので、同じような使い方で使われます。
記事は以下のリンクからどうぞ。
What's New in JMS 2.0, Part One: Ease of Use
http://www.oracle.com/technetwork/articles/java/jms20-1947669.html
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