[WLS] Get an Offline or Online WebLogic Domain Summary Using WLST!

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/fmwinstallproactive/entry/wlst_offline_or_online_domain

Introduction

以前のエント「WLST Offline Script to Create Summary of WebLogic Domain」で、ドメインの管理サーバーへの接続を確立できた場合にオンラインのサマリーを収集する機能を拡張する方法を作成しました。
WLST Offline Script to Create Summary of WebLogic Domain
https://blogs.oracle.com/fmwinstallproactive/entry/wlst_offline_script_to_create
http://orablogs-jp.blogspot.jp/2013/05/wlst-offline-script-to-create-summary.html
Webを検索すると、多くのWLSTのサンプルがあり、そのサンプルには管理対象サーバーの状態やパフォーマンス、JMS、JDBCなどの情報を集約しているものがあります。この点では、目新しいものではありませんが、以下のオプション機能を持つスクリプトをご紹介します。

1. ドメインの管理サーバーに接続できない場合、ドメインのオフライン情報を自動的に収集します。

2. スクリプトが収集したデータをHTMLに描画し、javascriptを使って結果をインタラクティブな形式で読みやすく表示します。スクリーンショットの一部は以下をご覧下さい。
Screenshot showing WLST Summarizer HTML output

3. 管理対象サーバーの状態が"FAILED"の場合もしくはJVMスレッドプールで一つ以上のThread hog(thread を不必要に作るプログラム)があれば、15秒ごとに3個スレッドダンプを取得します。

Download Sample Script

サンプルスクリプトはこちらからダウンロードできます。

Instructions to Run:

1. ダウンロードしたら、ZipファイルをWebLogic Serverが動作するマシンjに展開します。readme.txtに沿って3個のディレクトリができるはずです。
  • output
  • Sample_Output
  • scripts
2. scriptsディレクトリで、開始ラッパースクリプトであるstartWLSTDomainSummarizer.sh (Unix) もしくは startWLSTDomainSummarizer.cmd (MS Windows)を見つけましょう。エディタで環境に応じたファイルを開き、環境変数を皆さんの環境に合わせて変更します。

例:startWLSTDomainSummarizer.cmdの場合
set WL_HOME=D:\product\FMW11g\wlserver_10.3
set DOMAIN_HOME=D:\product\FMW11g\user_projects\domains\MyDomain
set WLST_OUTPUT_PATH=D:\WLSTDomainSummarizer\output\
set WLST_OUTPUT_FILE=WLST_Domain_Summary_Via_MBeans.html

call "%WL_HOME%\common\bin\wlst.cmd" StartDomainSummarizer.py
(注意)WLST_OUTPUT_PATH ディレクトリの値はスラッシュ(/)(Windowsの場合は\)で終わる必要があります。スラッシュがないと、スクリプトはエラーになって動作しません。

3. シェル(Windowsの場合はコマンドライン)でラッパースクリプトを実行します。WLSTを起動し、StartDomainSummarizer.pyを呼び出すはずです。この最初のpythonスクリプトでいくつかの入力を待ち受けます。
Is your domain Admin Server up and running and do you have the connection details? (Y /N ):
Y

Enter connection URL to Admin Server e.g t3://mymachine.acme.com:7001 :
t3://localhost:7001

Enter weblogic username:
weblogic

Enter weblogic username password (function prompt 1):
welcome1
(注意:パスワードの値はコンソールに表示されません)

レスポンスに応じて、WLSDomainInfoOffline.pyもしくはWLSDomainInfoOnline.pyを呼び出します。

4. スクリプトが正常に動作したら、サマリーのHTMLファイルが指定した出力ディレクトリに生成されているはずです。

5. HTMLが正しく描画されるために、.jsファイル、.css ファイルがあり、アクセス可能であることを確認して下さい(Zipファイルの展開で作成されるアウトプットディレクトリを確認しましょう)。例えば、(Webサーバー使わずに)HTMLファイルをローカルで見るためには、HTML出力結果、jquery-ui.js、spry.js、wlstsummarizer.cssを同一ディレクトリに配置します。

Disclaimer

これはMS Windows、Linuxで動作するWebLogic Server 10.3.6のドメインに対しテストしたサンプルスクリプトです。皆様の環境でエラーが発生しないとか、期待した結果を出すことを保証できません。フィードバックはこのブログエントリのコメントにお願いいたします。WLSTコードの問題を修正するようにつとめます。

Credits

JQuery: http://jquery.com/
Spry (Adobe) : https://github.com/adobe/Spry

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