[Exadata] Updating Exadata Compute Nodes using ULN and YUM starting 11.2.3.1

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/XPSONHA/entry/updating_exadata_compute_nodes_using

この記事では、Exadata計画メンテナンス(Exadata Compute Node用の新しい11.2.3.1 ULN 更新プロシージャ)に関するアップデートをお知らせします。

すでにご存知かもしれませんが、Oracle Exadata Storage Server release 11.2.3.1以後、 'minimal pack' は非推奨になっています。
今後、(Linux) Compute NodeはYellowdog Updater, Modified (YUM)を使って、RPMパッケージとして新たなアップデートを適用していきます。
これらのRPMパッケージはULNから入手します。RPMパッケージには同じアップデートプロシージャで適用できるファームウェアのアップデートも含む場合があります。

YUMを使ってExadata Compute Nodeを更新するためには、ソフトウェアをダウンロードするリポジトリが必要です。もちろん、Oracleは、お客様にULNへのアクセスを提供しており、これにより本当に簡単に実現できます。しかしそれはCompute NodeからWebへHTTPでアクセスするという要件が、何らかの理由でできない場合がありますが、こうした状況に対して、Oracleは、代替ソリューションを用意しました。

この記事で、お客様のデータセンターにYUMリポジトリをセットアップするというソリューション、を説明したいと思っています。これはULNからアップデートをダウンロードでき、YUMリポジトリとしてULNとCompute Node間の「中の人」のようにCompute NodeのYUMリポジトリとして振る舞うローカルシステムです。

内部/ローカルのYUMリポジトリのセットアップを計画しているものの、まだ11.2.3.1ではない場合、パッチ適用をはじめる前に慎重に検討すべき事柄が2つあります。

README for patch 13741363: Especially chapter 3 "Performing One-Time Setup on Database Servers of Oracle Exadata Database Machine"

ここで記載されている手順は、全てのCompute Nodeが利用するYUMリポジトリサーバを準備および追加する際に1度だけやればよいものです。一番よいのは、YUMリポジトリサーバをOEL4もしくは5が動作する別のLinuxマシンにインストールすることです。基本的な手順は以下の通りです。
  1. ブラウザで http://linux.oracle.com を開く
  2. 登録ステップでは、ハードウェアCSIを利用
  3. YUMリポジトリサーバを登録
  4. 正しいチャネルを購読してリポジトリを追加
ダウンロードが完了したら、リポジトリは"ビルド"されて”ローカル”の状態になっています。Compute Nodeがローカルネットワーク上からダウンロードするために、HTTPで利用できるようにする必要があります。

リポジトリのセットアップ後、V2/X2-2とX2-8のCompute NodeはOne-Timeセットアップが必要です。その後、YUMを利用することができます。One-Timeの手順では、後のセットアップで失敗する原因になる可能性がある一連のパッケージを削除しますが、それだけではなく、YUMを使ってのインストールが成功するように別のパッケージを追加しています。

次のOne-Timeセットアップの重要な手順の一つに十分に注意して下さい。
  • リポジトリ構成ファイル(/etc/yum.repos.d/Exadata-computenode.repo)を編集し、直接ULNにアクセスしないなら、ローカルのYUMリポジトリを参照していることを確認しましょう。
README for 13536739: Especially chapter 6 "Updating Oracle Linux Database Servers in Oracle Exadata Database Machine"

リポジトリの設定が終了し、Compute NodeがYUMを利用できるようになったら、やるべきことが一つあります。それは、YUMをアップデートすることです。このプロセスの重要なステップは、各計算ノードが新しいリポジトリを利用できるということです。この後、いくつかのパッケージ(ofed1)は、インストール内容に応じてダウングレードする必要があり、カーネルのバージョンのチェックが必要です。これが終われば、'yum install'という簡単なコマンドでシステムをアップデートでき、主要なExadata データベースサーバのRPMを依存関係のあるパッケージを全てインストールしていきます。インストールの最後にCompute Nodeは自動で再起動します。

ここで見解および免責事項を…
  • 正確な手順については、1374136313536739のメモを参照してください、私はローカルリポジトリを設定し、それを使用して計算ノードを構成するための全体的な手順を説明するために一部を取り上げたにすぎません。
  • Compute Nodesを直接ULNに接続することができるのであれば、りぽじとりの設定は不要で、関連する手順を飛ばすことが出来ます。
  • X2-2(それ以前のものを含む)とX2-8の場合、OracleのLinuxデータベース·サーバーの更新の手順は少々異なります。
  • Oracleは、もっと簡単にできるよう、上記の手順を 自動化するためのヘルパー'スクリプトを提供しています。
  • この手順は、11.2.2.4.2以降のイメージを持つLinuxのCompute Nodeにのみ適用します(11.2.3.1より前のバージョンへのアップデートの場合、minimal packを使う必要があります)。

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