[VM] Changing the ovs-agent password on Oracle VM Server 3.0

Oracle VM ServerのパスワードはOracle VM Serverを発見する際にOracle VM Managerが利用します。このパスワードは、Oracle VM Serverインストール時に設定しますが、インストール後Oracle VMのovs-agentのパスワードを変更する方法を何人かから質問を受けましたので、その詳細をご紹介します。さらに、Oracle VM Serverのインストール自動化のためのkickstartファイルで使うOracle VM Serverのパスワードの生成方法もご紹介します。

既存のエージェントパスワードを変更するには

既存のOracle VM Serverのパスワードを変更するには、ovs-agent-passwdコマンドを使用します。
# ovs-agent-passwd <username> <password>
エージェントと通信するOracle VM Managerで使用するユーザ名は admin ですので、以下のようなコマンドになります。
# ovs-agent-passwd admin MyNewPasswordIsVerySecure
VM ManagerでのOracle VM Server発見の一括処理を有効にするには、1回のジョブで発見したいサーバ全てのエージェントのパスワードが同一である必要があります。

kickstartファイル用の暗号化済みパスワードを作成するには

ovs-agent-passwd ユーティリティを使うと、Oracle VMサーバの自動ビルド用のkickstartファイルで用いる暗号化パスワードハッシュを作成できます。
# ovs-agent-passwd --encrypt <password>
kickstartファイルに以下の行を追加すると、生成された暗号化済みパスワードハッシュを利用できます。
ovsagent --iscrypted <password hash>

原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/virtualization/entry/changing_the_ovs_agent_password

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