デフォルト値の最大容量が小さい個数になっているのは、RDBMSのリソースを保護するためです。最大容量を増やす場合は、利用可能メモリが制約条件になりますので、データベースサーバのリソースに余裕があることを確認して下さい。非常に大きな接続数に設定する場合、データベースサーバのPROCESSESやOPEN_CURSORSの制限を上回ることがあります。
データソース名 | デフォルト | 推奨値 |
---|---|---|
bip_datasource | 初期容量: 0 最大容量: 50 | 初期容量: 0 最大容量: 100 |
mds_owsm | 初期容量: 0 最大容量: 50 | 初期容量: 0 最大容量: 100 |
最大容量は事前に性能テストにて最適な値を決めておく必要があります。最適値が判明したら初期容量と最大容量をともに最適値に設定し、WebLogic ServerのWebアプリケーションでのJDBCの性能を最大化しておきましょう。
[注意]
Oracle DatabaseにおけるOPEN_CURSORSの設定例です。2サーバから100個の接続があるデータソースがあって、ステートメントキャッシュサイズが10に設定されている場合、2000 (100×2×10) 個のカーソルを開くことになりますので、データベースのOPEN_CURSORSを変更が必要になることがあります。
接続容量を変更するには
WebLogic Server管理コンソールにログイン
データソースを選択(例えば"bip_datasource")し、[接続プール]をクリックして、最大容量を変更します。
原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/pa/entry/obiee_11_1_1_increase
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