[Database] Database Registry: Component Dependencies

限られた停止期間でOracle Database 10.1.0.5から11.2.0.2にアップグレードしたいというお客様の仕事で、コンポーネントの依存性について調べる機会がありました。その限られた停止期間でアップグレードするため、使用していないデータベースのコンポーネントを削除することにしたのです。
例:Oracle Database 11.1.1.1のコンポーネントの依存関係
ご存知の通り、Oracle Databaseのアップグレードに要する時間の大部分はインストール済みのコンポーネントの数に依存します。DBA_REGISTRY (もしくはREGISTRY$) を調べるとインストール済み(通常は構成済み)のデータベースコンポーネントがわかります。インストール済みのコンポーネントの数が多いほどアップグレードにかかる時間が長くなってしまいます。

ここで勘違いしてほしくないのは、これはコンポーネントの削除を推奨しているわけではないということです。将来削除したコンポーネントを使うことになるかもしれませんのでね。

INVALIDなコンポーネントを修復する場合に役立つので、コンポーネントの依存性を知っておいて損はないと思います。ただ、この資料は公式サポートされたものではありませんし、初版なので、記載した全ての回避策がベストなものであるとか、全ての環境で有効であることを保証するものではないことは心にとどめておいてください。コンポーネントを”微調整”したいときに参考にしていただければと思います。

このプレゼンテーション資料はこのエントリ(原文)の右側にあるDOWNLOAD SLIDESのセクションからダウンロードできます。直接リンクはこちら
別の表現方法で表したOracle Database 11.1のコンポーネント依存関係
フィードバックをお待ちしています。

P.S.
申し訳ないのですが、PDFバージョンではアニメーションが動作しません。グラフィックなスライドは面倒ですね。


原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/UPGRADE/entry/database_registry_component_dependencies

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