[EM] Failover capability for plugins Exadata & EMGC Rapid deployment

Exadataの管理に関して2点ほど…。

1) My Oracle Support note 1110675.1 "Oracle Database Machine Monitoring Best Practices" にはExadataの管理に関するたくさんの情報が詰まっています。このnoteには、様々なExadataコンポーネントを監視するためのプラグインやその構成方法、「ダッシュボード」の作成方法に関する記述があります。

今回はターゲットのフェールオーバーを自動化する方法をまとめてみました。通常Enterprise Manager Grid Controlでプラグインを使って監視する対象は、初期インストール時に使われるエージェントにバインドされていますので、1個目のエージェントが落ちたときに(別のノードの)別のエージェントが引き継いで監視できるようにするにはどうすればよいでしょうか。

次の2個の資料をご紹介しましょう。いずれもnote 1110675.1にあります。
  1. "Package to add failover capabiity for Plug-ins"(プラグインにフェールオーバー機能を追加するためのパッケージ)
  2. OEM_Exadata_Dashboard_Deployment_v104.pdf
    'OEM_Exadata_Dashboard_Deployment'中に以下の手順が記載されています。
    1. PL/SQLパッケージをEMリポジトリに追加する(上記のパッケージ)
    2. パッケージを登録する
    3. 監視対象がフェールオーバー時に使用できるエージェントをセットアップ
    4. フェールオーバー方法と通知ルールを作成
    5. フェールバック方法と通知ルールを作成
      上記手順を実行すると、最初のエージェントが落ちたときに2個目のエージェントが監視対象の監視を引き継ぐことができます。これは1個目のエージェントを止めた際に、Grid Controlで2個目のエージェントの配下に監視対象があることで確認できます。対象の監視を生存するエージェントに移行できることを確認することが推奨されますが、この場合、Grid Control(OMS)とデータベースがともに高可用性構成(HA)であることが前提です。

      2) Exadata用の"EM 11GC Setup automatic kit"
      最新の Oracle Exadata Database Machine Configurator を用いると、新しい出力ファイル(em.param)が生成されます。このファイルはOracle Enterprise Manager Grid ControlエージェントをOracle Exadata Database Machineにインストールする際に利用できます。
      このツールを使うと、既存のOracle Enterprise Manager Grid Control環境をお持ちのExadataのお客様は、Exadataの配置を担当するOracleもしくはパートナーのメンバーによる迅速なエージェントのセットアップを期待できます。完全を期すために申し上げるならば、Enterprise Mangaer Grid ControlはExadataにとって必須ではなく、利用を推奨するものです。

      [参考URL]

      原文はこちら。
      http://blogs.oracle.com/XPSONHA/entry/failover_capability_for_plugins_exadata

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