[Data Integration] Oracle NIEM resources site launches

OracleのNIEM (National Information Exchange Model) リソースサイトが利用可能になっています。

Enabling Information Sharing Across Government Agencies with NIEM
http://www.oracle.com/us/industries/public-sector/info-share-gov-agency-niem-438927.html

このサイトから、最新のニュースやNIEMコミュニティが利用可能な機能に触れていただけます。紹介されているリンクやリソースは、NIEM IEPD (Information Exchange Package Documentation) XML exchange を実装するためのオープンソースおよびフリーウェアリソース、LEXS (Logical Entity eXchange Specifications) スターターキットなどです。

オンラインの動画チュートリアルも利用できますので、NIEMを用いた開発プロジェクトに携わる開発者にとってお役立ちの内容だと思います。最新の情報や詳細は上記サイトをご覧下さい。


原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/xmlorb/entry/oracle_niem_resources_site_launches

[Cloud] Tracking the Cloud

教育の市場だけではなく他の産業に対する洞察を含んだ、クラウドの採用に関するCDWからの新しいレポートを見つけました。OpenWorldではこの件について、たくさんの情報をお知らせできると思います。是非Oracle OpenWorld Industries Streamへご参加下さい。


Oracle OpenWorld 2011
Oracle OpenWorld Industries Stream


原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/kevinr/entry/cloud_tracking

[Java] Dynamic Java Compilation

ユニットテストのプロジェクトで、数種のユニットテストを一つのTest Suiteにまとめ上げるために、コンパイルに続いて、動的なコード生成をする必要がありました。普通ならTest Suiteクラスを書いて、コンパイル、実行という流れですが、この類のプロセスを自動化するにはどうしたものか、と…。
そんなときは、Java 6のjavax.tools.JavaCompilerというクラスがお役に立ちます。やり方は以下の通りです。
  1. 文字列(StringBuffer、byte array、CharSequenceなど)のJavaコードを作成します
  2. コードをコンパイルしてクラスにします
  3. コンパイルしたコードをClassLoaderでロードすると、クラスパスに登録されます
  4. 生成したクラスを実行します
JavaCompilerの通常の振る舞いは、コンパイルされたクラスをディスクに書き込むことですが、そうではなく、添付ファイルにて説明しているような、メモリ上にコンパイル済みクラスを配置する方法があります。
しかしまだるっこしい制約があります。JavaCompilerはカスタムClassLoaderを用いることができません。つまり動的コンパイルで生成されたクラスは他のクラスの動的コンパイルのために利用できないということです。
これは、例えば、ClassAクラスを作成して、ClassAクラスを拡張したClassBクラスを生成してロードした場合、ClassBクラスをコンパイルするとClassAがない、というClassNotFoundExceptionを吐く、ということです。
この問題は、ASMのようなライブラリを使ってJVMバイトコードを生成すれば回避できますが、この回避策を使うと、JavaとJVMバイトコードは全く異なる言語であるがために、デバッグがやや難しくなってしまいます。


原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/ateamsoab2b/entry/dynamic_java_compilation

[SOA] A quick introduction and a fun database trick

Oracle SOA 11gでHTTP/MIMEでSOAPメッセージに添付した大きなペイロードを取り扱う場合の問題点とその回避策をご紹介します。
SOAエンジンはペイロードを一旦データベースに配置します。このステージングエリアはxxx_ias_tempという表領域で(データベースファイルはxxx_ias_temp.dbf)、Repository Creation Utility (RCU) で作成されますが、初期状態では非常に小さなファイルサイズになっています。
ファイルサイズ(表領域サイズ)は以下のクエリで確認できます。
SELECT   A.tablespace_name tablespace, D.filename, D.mb_total, 
          SUM (A.used_blocks * D.block_size) / 1024 / 1024 mb_used,
          D.mb_total - SUM (A.used_blocks * D.block_size) / 1024 / 1024 mb_free
FROM     v$sort_segment A,
          ( 
         SELECT   B.name, C.name filename, C.block_size, SUM (C.bytes) / 1024 / 1024 mb_total
         FROM     v$tablespace B, v$tempfile C
         WHERE    B.ts#= C.ts#
         GROUP BY B.name, C.block_size, C.name
         ) D
WHERE    A.tablespace_name = D.name
GROUP by A.tablespace_name, D.filename, D.mb_total;
SOAP with Attachmentsで扱うペイロードの最大値よりも表領域のサイズが小さい場合には、表領域を拡大する必要があります。
alter database tempfile '<path>_iastemp.dbf' resize 512M;
この例では表領域サイズを512MBに拡大しています。必要に応じて表領域を拡大してください。


原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/ateamsoab2b/entry/a_quick_introduction_and_a

[SOA] How to control the transaction behaviour of the OSB Proxy Service

OSB11gR1からの新機能、メッセージフロートランザクションを説明する動画です。
プロキシサービスの編集画面にて、「トランザクションが必要」「応答に同じトランザクション」にチェックを入れた場合の振る舞いを説明しています。この中で、JCAビジネスサービスやJMSプロキシ/ビジネスサービスの作成方法もご覧頂けます。




原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/imc/entry/how_to_control_the_transaction

[Database] Database Upgrade Troubleshooting Tool

データベースをアップグレードする際に発生した問題を診断するためのお役立ちツールがMy Oracle Supportで提供されています。その名も、Database Upgrade Troubleshooting Tool(ってそのままですね)。
My Oracle Supportで、Note:559339.1 を開き、真ん中の列の一番上のリンクをクリックします。


以下の3ステップで、データベースアップグレード時の問題を解決するためのお手伝いをします。
1) 問題を記述
2) 必要なファイルをアップロード
3) 推奨する対策を提示、お客様にて内容を確認


アップグレード診断ログ(dbupgdiag)、アップグレードログ、アラートログ(alert.log)や、その他トラブルシューティングアシスタントが要求するファイルをアップロードすると、推奨する対策をご案内します。もしデータベースアップグレード時に問題が発生した場合には、是非お試し下さい。


原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/UPGRADE/entry/database_upgrade_troubleshooting_tool

[Identity Management] Oracle Unified Directory Webcast Q & A

Oracle Unified Directory (以下、OUD) のWebcastで頂いた質問への回答をまとめました。

質問回答
OID、OVD 10.4.2、EUS (Enterprise User Security) を使っている場合のアップグレードパスやロードマップはどうなっていますか?EUSデプロイメントのオプションとしてのOUDのサポートはロードマップにありますが、EUSのためのOIDやOVDのサポートに変更はありません。つまりアップグレードは必要ありません。
OUDとOIDの違いは?アーキテクチャ上の違いは、OIDはOracleデータベースを使いますが、OUDは組み込みのBerkeleyデータベースを使います。
スケーラビリティに対しては別のアプローチを取っています。OIDは一つのDIT(ディレクトリ情報ツリー)に一枚岩のスケーラビリティを提供します。Exadataを使うこともできます。対してOUDは、一般的なハードウェアでパフォーマンスとスケーラビリティを追求した結果、データパーティションおよびグローバルインデックスを持つ複数のインスタンスを追加することで、水平方向のスケーラビリティを提供します。
OES 11g (Oracle Entitlements Server)との組み合わせは?OUDをアイデンティティストアとして利用できます。
アイデンティティの同期はOUDで可能ですか?OpenDSとの提供機能に違いがありますか?はい。比較スライドをご覧下さい。
OUDはAD (Active Directory) と同期や複製が可能ですか?はい。Directory Integration Platform (DIP) をお使い下さい。
オブジェクトやグループのような属性、ロールやメンバーの参照整合性はすぐに使える状態ですか?それともカスタムプラグインが必要ですか?はい。有効にすれば使えます。
3rdパーティーのディレクトリ製品(Active DirectoryやNovell eDirectory)との相互接続性は?DIPを使って下さい。
OUDのレプリケーションアグリーメントにOIDを含めることができますか?いいえ、サポートされていません。
ODSEEを使っていないのですが、ディレクトリ(および仮想ディレクトリ)要件の全てを満たすためにはOUDを使うことを推奨されているのでしょうか。はい。ODSEEは前提条件ではありません。しかし、仮想ディレクトリの機能はOUD11gでは利用できませんので、OVDとOUDを組み合わせて使う必要があります。
OUDはWebSphereで動きますか?OUDサーバはJ2EEアプリケーションで任意のJVMで動作しますが、管理コンソール(ODSM) と監視インターフェースであるEnterprise ManagerはJ2EEコンテナが必要で、現在のところWebLogic Serverのみをサポートしています。
Novell eDirectoryはどうでしょうか?OUDでリプレースできますし、DIPで同期することができます。
OVDはOUDの展開時のレプリケーションのために有効・必要でしょうか?OVDはレプリケーションには不要ですが、他のLDAPやデータベースを持つディレクトリ環境を仮想化するためには必要です。
OUDはLDAP v3実装ですか?はい。
このOUDはODSEEをリプレースするためのように見えますが…?OUDはDSEEを置き換えることができますが、お客様に置き換えを要求するものではありません。
Sun DS 5.2を使っていて、非常に混乱しています。Unified Directoryは次世代のディレクトリですか?それともDSEE 11g (7.0)にアップグレードすべき?OUDは次世代のディレクトリですが、ODSEEの機能強化ならびにサポートは続けます。我々はOUDへのアップグレードをお勧めしますが、貴社にはODSEEへのアップグレードの選択肢もあります。
OUDレプリケーションゲートウェイはODSEE 6.1で動作しますか?それともまずはODSEE 11gにアップグレードすべき?現在のところODSEE 11gでのみ動作しますが、ODSEE 6.3.xで動作できるようにする予定です。
ODSとOIDの将来は?OIDは継続して開発します。ディレクトリ製品として、OUDとOIDを選択できます。
ODSEEはプラグインAPIを提供していますが、OUDでも同様のAPIを提供するのでしょうか?既存のプラグインを容易にコンバートできますか?OUDにはまだプラグインAPIを用意していませんが、OUDはJava、DSEEはCで書かれていますので、プラグインはほとんど書き換える必要があります。ただし、書き換える前にOUDとOVDの機能を調査されることをお勧めします。DSEEでカスタマイズ対象だった機能が、OUDとOVDでは標準機能である場合があるからです。
OVDはOUDに統合されていくのでしょうか?はい。将来統合されて、全機能を搭載して強力なローカルストアを持つ新しいOVDになる予定です。
Oracle/Sun Directory Server (ODSEE) の将来は?ODSEEについてお尋ねであれば、機能強化もサポートも継続します。ですが、OUDは将来の技術革新を見越しており、既にODSEEとの完全に互換性があります。
ODSEEに比べて、OUDはどうしてこんなに性能がUpしたのでしょうか。ODSEEは、エンタープライズ向けディレクトリサーバ市場において、読み取りパフォーマンスの面で間違いなく最高の性能を持っていると思うのですが。仰有る通り、ODSEEは性能がよく、既にマーケットで最高の性能です。OUDでは新しいスレッドモデルやアーキテクチャ上の改善によりさらに性能をUpさせました。
同期にはSaaSアプリケーションへのアイデンティティデータの同期も含みますか?SaaSアプリケーションによります。DIPコネクタがあれば同期できるはずです。
レプリケーションゲートウェイは個別にインストールするのでしょうか?いいえ、個別にインストールするのではなく、構成時に利用を選択します。
Oracle製でないLDAPディレクトリ製品をOUDに置き換える理由は?たくさん理由がありますが、簡単に言うと、以下の通りです。
  1. 完全かつ統合されたディレクトリソリューションを持つのはOracleだけゆえ、1社の戦略的なベンダーとつきあうことで、連携して、統合ソリューションや経験を得ることができる
  2. OUDは高性能および柔軟にスケールするので、TCOの削減といった要件に合わせることができる。
  3. 移行に役立つツールを提供する。
  4. 私たちは、OUDのリリースで説明したように、Oracleに継続的な技術革新を期待することができる
Sun DSEE 5.x、6.x、7.xが移行するためのベストプラクティスは?本件に関してホワイトペーパーを出す予定にしています。
ADとの同期は?はい、DIPを使って実現できます。
ライセンス体系は?サーバー単位ですか?CPU単位です。
他のストアとの同期について、メインフレームや独自のストアを持つアプリケーションと連携するために使える、コネクタやフレームワークはありますか? カスタムAPIもしくはDIPがあります。
発表されたOUDの性能数値は、メモリにキャッシュされたデータセットにどれぐらい依存しているのでしょうか。フルキャッシュです。データベース製品と同様で、最大性能を出すためにはディスクI/Oを削減する必要があります。
OIMはOUDをネイティブのユーザーリポジトリとして利用できますか?(現在ODSEEではなくOIDを使用)いいえ、OIMにはデータベースが必要です。
OIDとODSEE間の複製はODSEEの複製と同様の性能がでますか?それとも遅延が発生しますか?遅延無くシームレスに同期します。
どのくらい拡張性が高いのでしょうか?他のディレクトリサーバとOUDの相互接続性について教えて下さい。スケールについては、データパーティショニングとグローバルインデックスが効いています。DIPを用いた同期は、全てのメジャーなLDAPやOracle Databseをサポートしています。
OUDはIdentity Management/SSOと組み合わせることができますか?Oracle IDM 11gはOUD 11gと組み合わせての動作を保証しています。
OpenDS実装を製品化している企業がありますが、OUDはそれらに比べてどのあたりに優位性がありますか?OpenDSが出て数年になります。OUDはOpenDSの上で開発しましたが、他の機能(プロキシ、データパーティショニング、グローバルインデックス、ODSE Web管理UI、Enterprise Manager Grid Controlを使った監視、ODSEEとのレプリケーションゲートウェイなど)を追加しており、これが差別化ポイントです。
ODSEE 11gR1以後に新しいバージョンは出ますか?それともOUDへの移行が奨励されるのでしょうか。OUDへのアップグレードを推奨します。ですが、ODSEE 11gR1のアップデートバージョンもあります。
コマンドラインツールでどれぐらい制御できるのでしょうか。管理コンソールを使わなければならないのでしょうか。管理コンソールの全ての機能はコマンドラインからも実行できます。
Sun周りの話で終始していますが、このOUDはIBM AIXでも動作しますか?はい。
OUDはどこでダウンロードできますか?OTNからどうぞ。
ODSEEとはOracle/Sun Directory Serverと同じですか?はい。
OpenDSのようにエンタープライズ版とオープンソース版とも提供されるのでしょうか。OUDのオープンソース版はありません。オープンソース版にコミットした新しい機能もありません。
Oracle/Sun Directory Server v7を使っていますが、推奨される将来の道筋を教えて下さい。ODSEEを使い続けることができますが、OUDを気に入ってらっしゃるのであれば、テストならびにアップグレードを計画されることを推奨します。
「製品の収束・統合」と仰有いましたが、Unified DirectoryがDSEEとOIDを置き換えるものというふうに聞こえます。「収束・統合」とはODSEE、OVDとOUDを指します。今もなおOIDはお客様が選択できるソリューションです。
OVDはOUDと別なのでしょうか?OUDは(OVDのように)LDAPビューをインスタンス化するのでしょうか。統合まではOVDは別です。OUDは現時点では仮想ディレクトリ機能を持っていません。
お客様がIdentity and Access Management Suite Plusをお持ちの場合、OUDはこのライセンスに含まれますか?はい。
どのようなセキュリティ認定をOUDは受けていますか?Oracleのセキュリティプラクティスに従っています。
OUDにはOIDにおけるDIPのようなすぐ使えるコネクタがありますか?そのコネクタで外部データソース(LDAP、データベース、ファイルなど)と同期できますか?DIPが使えます。OIDと全く同じコネクタです。
レプリケーションゲートウェイはSun DSの旧バージョン (例えば 5.2, 6.x) で使うことができますか?それとも11gとの組み合わせのみ?先ほどお答えした通りで、今はODSEE 11gとの組み合わせのみですが、旧バージョンとの組み合わせも可能にする予定はあります。
変更ログに直接アクセスすることは可能ですか?それとも、RCLのようなプラグインを使って変更内容を別のサブツリーに書き込む必要がありますか?変更ログを直接問い合わせることは技術的に可能ですが、OUD間では最適化されたレプリケーションプロトコルを使っています。OUDと他のデータソース間で同期したい場合には、OUDの変更ログを見るよりは、DIP(もしくはOIM)を使うほうがよいでしょう。
OIDユーザーはOUDに移行できますか?どのようなアプリケーションをお使いかによります。OIDが必要なOracle Applications(例えばEBSやOSSOなど)のためにOIDをお使いであれば、OUDは使えません。OIDを特定のOracle Applicationsのためではなくエンタープライズディレクトリとして使っているならばOUDへの移行は可能のはずです。
DIPは完全に別製品ではないのですか?それともOUDに統合されていたのですか?相互接続性のために統合されました。
CA SiteminderとOUDの動作保証はいつ頃予定されていますか?それはCA社にお尋ね下さい。我々も積極的に取り組む予定です。

既にSun Directory Server 7やそれ以上のバージョンを使っている企業にとって、OUDへ移行すべき理由は?

DSEEに比べて性能がよいこと、拡張性が高いこと、可用性や統合ソリューション(組み込みプロキシ)に優れていること、OVDやDIPとの親和性の高い完全なJava実装であること、ODSMやEMGCで管理・監視機能が改善されていること…
DIPはODS plus バンドルに含まれますか?はい。
どのようなAPIが使えますか?現バージョンではAPIはありませんが将来用意する予定です。現在のバージョンでデータ変換が必要であれば、OVDをOUDの前に立て、OVDでデータ変換をして下さい。
OUD 11gはOAM 10g/11gのユーザーストアとして利用できますか?はい。
OpenDSとOUDの類似点は?コアのLDAPサーバは似ていますが、その他の革新的な機能(プロキシ、グローバルインデックス、管理UI、監視機能など)が付加されています。


原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/OracleIDM/entry/oracle_unified_webcast_q_a

[JavaFX] Top 5 Docs to Introduce You to JavaFX


JavaFX 2.0 のベータ版が出ています。JavaFXについて知りたい方は以下の資料から手始めにどうぞ。
1 What is JavaFX?
前バージョンのJavaFXをお使いの方、今回初めてJavaFXに触れる方とも、JavaFX 2.0ベータ版の機能や作成できるアプリケーションに関して説明している資料です。
2 Getting Started With JavaFX
JavaFXのことがわかったらアプリケーションを作り始めましょう。この資料で、順を追ってJavaFXアプリケーションの基本を知りましょう。視覚効果をアプリケーションに付加したり、アニメーションを組み込んだりしてみましょう。
3 JavaFX Architecture and Framework
ちょっと深い話。JavaFX 2.0のAPIとプログラミングモデルを紹介しています。
4 UI Controls and Layout
アプリケーションに必要なコントロール(ボタン、テキストボックス、スクロールバーなど)について説明しています。さらに、適切な位置にコントロールを配置、整列したりサイズ変更したりする方法をサンプルを通じて学ぶことができます。
5 But wait, there's more
JavaFXのシーングラフや、組み込みブラウザ、メディア、Swingとの互換性などに関する資料もあります。資料は以下のURLからどうぞ。
http://download.oracle.com/javafx/.
原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/thejavatutorials/entry/top_5_docs_to_introduce

[Identity Management] Moving OVD 11g Test to Production Configurations

これまでOUD(Oracle Unified Directory)に関するエントリを多く書いてきましたが、今回はOVD(Oracle Virtual Directory)のことについて書きます。
OVD 11gの検証環境の構成を本番環境に移送するにあたり、PS4 (11.1.1.5)を適用している環境であれば、オフラインでの移行が可能なお役立ちツールがありますので、ご紹介します。このツール(移行スクリプト)をお使いになると、以下の手順でOVDの環境をオフラインで移行できます。
  1. copyConfigを使ってOVDインスタンスの構成アーカイブを保存する
    copyConfig
    http://download.oracle.com/docs/cd/E21764_01/core.1111/e10105/clone.htm#CIHCCGEH
  2. extractMovePlanを使って移動計画を抽出し、適切な計画に書き換える
    extractMovePlan
    http://download.oracle.com/docs/cd/E21764_01/core.1111/e10105/clone.htm#CIHIBHIE
  3. 構成アーカイブと移動計画を本番環境へ移送し、pasteconfigを実行する。
    pasteConfig
    http://download.oracle.com/docs/cd/E21764_01/core.1111/e10105/clone.htm#CIHFFCGD

原文はこちら。

[SOA, BPM] SOA & Semantic Technology Symposium - presentations available

2011年7月13~14日にアメリカのバージニア州スプリングフィールドで開催された、SOA & Semantic Technology Symposiumでご紹介したスライドがダウンロードできるようになりました。
アメリカ国防総省がスポンサーだったんですね。OracleはReception Sponsorとして参加していました。

http://www.soasymposium.com/usa2011/conference_agenda.php


原文はこちら(と言っても上記URLがあるだけですが)。
http://blogs.oracle.com/StrawberryFieldsForever/entry/soa_semantic_technology_symposium_presentations

[Java] Using Grizzly 2.x as a simple HTTP server

Oleksiys(Grizzlyのテクニカルリード)がGrizzly 2.xに関するブログを始めました。

Grizzly
http://grizzly.java.net/
Mytec
http://blogs.oracle.com/oleksiys/

彼はこのブログの中で、サーブレットを使ったことのある人にとって、非常に見慣れたAPIであること、HTTPエンジンを作成したり、静的・動的なリクエストをGrizzlyで捌くことが非常に簡単であることを説明しています。実際にご自身で試されるとそのことがよくわかると思います。

Grizzly 2.0: HttpServer API. Implementing simple HTTP server
http://blogs.oracle.com/oleksiys/entry/grizzly_2_0_httpserver_api

Grizzly 2.0は2011年2月に安定版として2.1.1がリリースされています。GlassFishの次期メジャーリリースにこの2.xブランチが統合される予定です。

Grizzly 2.1.1 User's Guide
Chapter 2. The Core Framework - Quick Start
http://grizzly.java.net/nonav/docs/docbkx2.0/html/quickstart.html


原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/theaquarium/entry/using_grizzly_2_x_as

[EM] Failover capability for plugins Exadata & EMGC Rapid deployment

Exadataの管理に関して2点ほど…。

1) My Oracle Support note 1110675.1 "Oracle Database Machine Monitoring Best Practices" にはExadataの管理に関するたくさんの情報が詰まっています。このnoteには、様々なExadataコンポーネントを監視するためのプラグインやその構成方法、「ダッシュボード」の作成方法に関する記述があります。

今回はターゲットのフェールオーバーを自動化する方法をまとめてみました。通常Enterprise Manager Grid Controlでプラグインを使って監視する対象は、初期インストール時に使われるエージェントにバインドされていますので、1個目のエージェントが落ちたときに(別のノードの)別のエージェントが引き継いで監視できるようにするにはどうすればよいでしょうか。

次の2個の資料をご紹介しましょう。いずれもnote 1110675.1にあります。
  1. "Package to add failover capabiity for Plug-ins"(プラグインにフェールオーバー機能を追加するためのパッケージ)
  2. OEM_Exadata_Dashboard_Deployment_v104.pdf
    'OEM_Exadata_Dashboard_Deployment'中に以下の手順が記載されています。
    1. PL/SQLパッケージをEMリポジトリに追加する(上記のパッケージ)
    2. パッケージを登録する
    3. 監視対象がフェールオーバー時に使用できるエージェントをセットアップ
    4. フェールオーバー方法と通知ルールを作成
    5. フェールバック方法と通知ルールを作成
      上記手順を実行すると、最初のエージェントが落ちたときに2個目のエージェントが監視対象の監視を引き継ぐことができます。これは1個目のエージェントを止めた際に、Grid Controlで2個目のエージェントの配下に監視対象があることで確認できます。対象の監視を生存するエージェントに移行できることを確認することが推奨されますが、この場合、Grid Control(OMS)とデータベースがともに高可用性構成(HA)であることが前提です。

      2) Exadata用の"EM 11GC Setup automatic kit"
      最新の Oracle Exadata Database Machine Configurator を用いると、新しい出力ファイル(em.param)が生成されます。このファイルはOracle Enterprise Manager Grid ControlエージェントをOracle Exadata Database Machineにインストールする際に利用できます。
      このツールを使うと、既存のOracle Enterprise Manager Grid Control環境をお持ちのExadataのお客様は、Exadataの配置を担当するOracleもしくはパートナーのメンバーによる迅速なエージェントのセットアップを期待できます。完全を期すために申し上げるならば、Enterprise Mangaer Grid ControlはExadataにとって必須ではなく、利用を推奨するものです。

      [参考URL]

      原文はこちら。
      http://blogs.oracle.com/XPSONHA/entry/failover_capability_for_plugins_exadata

      [WLS] wlstonweb - An Innovative Tool for WebLogic Scripting

      Oracle Supportに属するAntonio De Juanが、WLSTを発行するWebアプリケーション「wlstonweb」をOTNのsamplecodeにUpしました。

      wlstonweb
      https://www.samplecode.oracle.com/sf/projects/wlstonweb/

      このツールのすごいところは大きく2点です。
      1. インタラクティブなWLSTセッションをWebブラウザ経由で実行できる
      2. AjaxとJQueryで可能にしました。これにより、モバイル機器や他人のPCなどからもWebLogic Serverの管理が可能になっています。
      3. Webブラウザ経由でWLSTスクリプトの管理ができる
      4. カタログにWLSTスクリプトを編成したり、WebブラウザからWSLTスクリプトを直接編集したり作成したり、実行したりできます。 よく使われるWLSTスクリプトを共有したり、スクリプトのカタログを構成するにはもってこいのツールだと思います。
      簡単にご紹介する動画を以下に用意しました。是非720pでご覧下さい。
      もしコメントやフィードバックがありましたら、OTNのsamplecodeのサイトからAntonioにご連絡ください(OTNのアカウントが必要です)。


      あと、wlstonwebのwarファイルは以下のような手順で移動するとダウンロードできます。
      1. wlstonwebプロジェクトのホームで、[リリース]をクリック
      2. [パッケージ]中のwar fileをクリック
      3. [リリース]中のprototype をクリック
      4. wlstonweb.warをクリックしてダウンロード

      原文はこちら。
      http://blogs.oracle.com/jamesbayer/entry/wlstonweb_an_innovative_tool_for

      [misc] There's No Stopping Zero Downtime

      Linuxにゼロダウンタイムアップデートを提供してきた Kspliceを買収 したことにより、Oracleはゼロダウンタイムソリューションをまた1個手に入れました。

      ゼロダウンタイムは、その初期のルーツ以来、長い道のりを歩んできました。今日、ほとんど全ての種類のハードウェア、ネットワーキング、ソフトウェアソリューションに機能として高可用性が組み込まれていますが、ゼロダウンタイムは高可用性(High Availability)に比較して明確にもっと洗練されたもので、Maximum Availability Architecture を実現するものです。これにより、計画停止、非計画停止に伴う膨大なコストを節約できます。ダウンタイムが膨大なコストになることは数多く研究で試算されていて、CIOマガジンによると平均で1時間に1万ドル、金融業界ではその6倍ものコストになると言われています。コストがいかほどになっても、リスクには価値がないのです。Oracleがこの分野に多額の投資をしているのは、買収することだけではなく、R&Dにも投資しているからなのです。

      Maximum Availability Architecture
      http://www.oracle.com/technetwork/jp/database/focus-areas/availability/index.html
      CIO Magazine - Managing the Costs of System Downtime
      http://www.cioupdate.com/budgets/article.php/3404651/Managing-the-Costs-of-System-Downtime.htm
      The Cost of System Downtime
      http://www.dogstarsystems.com/product/cost_downtime.pdf

      以下で、一部ですがOracleが考えるゼロダウンタイムへのソリューション情報をご紹介します。今回は、特にデータ統合の観点で Oracle GoldenGate をフィーチャーしたリソースをご紹介します。
      ゼロダウンタイムの流れを止めることはできないのです。それは重要なIT業界のトレンドなのです。そして率直にいってこの分野におけるOracleの動きも。


      原文はこちら。
      http://blogs.oracle.com/dataintegration/entry/there_s_no_stopping_zero

      [WebCenter] Oracle WebCenter Customer AIA Wins Webby Award

      The American Institute of Architects (アメリカ建築家協会、以下AIA) は、AIA.orgのWebサイトに対し2011年の Webby Awardを受賞したと発表しました。ニューヨークタイムズが「インターネット上の最高の栄誉」と認めるこのWebby Awardは、ウェブサイト、インタラクティブ広告&メディア、オンラインフィルム&ビデオ、およびモバイル&アプリケーションを含んだ、インターネット上の優れたコンテンツを賞賛する国際的な賞です。 AIAは、10,000件ものノミネートコンテンツからこの名誉ある賞に選ばれました。

      AIA.org
      http://aia.org/
      Webby Awardのプレスリリース
      http://www.aia.org/press/releases/AIAB089154?dvid=&recspec=AIAB089154

      AIAのサイトやコミュニケーション、ニュースレターなどに関連するページ、文書、イメージを管理するために、Oracle WebCenterが使われています。AIAのパートナー企業である
       TEAM Informatics とともに、AIAはカスタムでWebサイトを駆動するフロントエンドを作成しました。Oracle WebCenterはバックエンドでも使われており、関連するコンテンツが適切なフォーマットで構成されていて、かつAIAのWebサイトにアクセスでき、AIAのCSSテンプレートを通ってシームレスなブランド体験を提供できるようになっています。

      WebCenter contentを用いた結果、以下のような効果がもたらされました。
      • 投稿者(社員、顧客の両方)がWebベースのツールやMicrosoft Officeのような慣れたデスクトップツールでコンテンツを更新できるようになった
      • ピクセル単位のデジタル資産管理機能が使えるようになった 
      • AIAのウェブサイトがほとんど停止しなくなった(99.99%の稼働率)
      • 一年でホスティングコストを410万ドルから$77万5000ドルにまで削減できた
      • コンテンツ管理している161個のインスタンス上の187のサイトから統合することができた
      AIAでWeb管理のManaging DirectorをつとめるBrian Skapuraが、WebCenter Contentの構成コンポーネントであるOracle UCMの実装について語ってくれました。



      Oracle WenCenter Contentが非常にオープンであることを説明してくれています。つまり、WebCenter Contentは、任意のアプリケーションから標準技術を使ってコンテンツにアクセス可能なリポジトリとして使用できるということです。

      TEAM Informatics はOracle WebCenter Contentを数多くインプリしてきましたが、AIAとは別の事例を来週のWebcastでご紹介します。Google SearchアプライアンスとOracle WebCenter Contentを連携した、ResCare様の事例です。ここでもOracle WebCenterが連携に際してオープンであることがわかって頂けるかと思います。


      原文はこちら。
      http://blogs.oracle.com/webcenter/entry/oracle_webcenter_customer_aia_wins

      [BIEE] OBIEE 11.1.1 - How-to enable HTTP compression for IIS 7.0+ HTTP Server

      1. 性能が出ない場合には、HTTP圧縮をOBIEEサイトレベルで有効にしてみることも一つの手です。
      次のコマンドを実行して、動的圧縮機能をOBIEEのWebサイトレベルで有効にします。"obiee"というWebサイトのプレースホルダは、各自の環境に合わせて適宜変更して下さい。
      コマンドプロンプトを開き、以下のディレクトリに移動します。
      C:\Windows\System32\Inetsrv
      以下のコマンドを実行します。
      Appcmd.exe set config "obiee" -section:system.webServer/urlCompression /doDynamicCompression:"True"
      2. デフォルトでは、静的な圧縮(static compression)のみインストールされます。動的な圧縮(dynamic compression)をインストールするには、Web Server (IIS) > ロールサービスの追加ウィザードから実施します(手順の詳細はIIS 7.xのドキュメントを参照して下さい)。静的・動的ファイルの圧縮レベルを変更することができます。

      (注意1)動的圧縮レベルのデフォルト値はゼロで、静的圧縮レベルのデフォルト値は7です。以下の例では、動的ファイルの圧縮(gzipを使用)レベルを7に、静的ファイルの圧縮レベルを9にしています。
      コマンドプロンプトを開き、以下のディレクトリに移動します。
      c:\Windows\System32\Inetsrv
      以下のコマンドを実行して、GZip圧縮レベルを変更します。
      Ammcmd,exe set config -section:httpConpression -[name='gzip'].staticCompressionLevel:9 -[name='gzip'].dynamicCompressionLevel:7

      (注意2)ネットワークの帯域が必要で、膨大な負荷を捌くことができるCPUリソースが十分にある場合に限り、動的圧縮レベルを7より大きくしても問題ありません。
      3. IIS HTTP Serverを再起動します。


      原文はこちら。
      http://blogs.oracle.com/pa/entry/obiee_11_1_1_how1

      [WLS] Oracle #1 in Application Server Marketshare, yet again!

      最新のIDCの数字によると、Application Server Software Platformについて、総ソフトウェア売上ベースで39.2%のシェアを確保し、世界1位となりました。2010年の業界の平均伸び率(14.9%)を上回る15.3%の伸び率で、OracleはApplication Server Platform Softwareにおける首位を固めています。報告によると、オラクルは、26.2%の売上シェアを保持している最も近い競合よりも、およそ50%大きなマーケットシェアを達成して、競合を上回っていることもわかりました。

      プレスリリース
      Oracle is #1 in the Application Server Market
      http://www.oracle.com/us/products/middleware/application-server/2011-number-one-appserver-418438.html
      Oracle Is #1 in Application Server Software Platform for 2010
      http://www.marketwire.com/press-release/Oracle-Is-1-in-Application-Server-Software-Platform-for-2010-NASDAQ-ORCL-1539901.htm

      原文はこちら。
      http://blogs.oracle.com/applicationgrid/entry/oracle_1_in_application_server1

      [Solaris] Integrated Load Balancer

      Solaris 11にはIntegrated Load Balancer(以下、ILB)が組み込まれており、実装サンプルがこのエントリで紹介されています。

      System Administration Guide: IP Services - Integrated Load Balancer Overview
      http://download.oracle.com/docs/cd/E19963-01/html/821-1453/gijjm.html

      今回、サーバーでログを取得する上で好ましいため、ILB Operation モードはHALF-NAT(クライアントIPアドレスをマッピングしないためサーバーは本当のアドレスを知ることができるモード)を使用しました。Operationモードについて詳細は以下のリンクを参照して下さい。

      System Administration Guide: IP Services - Features of ILB
      ILB Operation Modes
      http://download.oracle.com/docs/cd/E19963-01/html/821-1453/gkfcq.html#gkfbv

      2ゾーンへ(どちらのゾーンでもApache Tomcatが動作)のトラフィックを負荷分散します。ILBはマルチホームゾーンとして構成します。

      構成方法は以下の通りです。

      Step-1 VNICを作成する
      まず全てのインターフェースのVNICを作成するところから始めます。
      bleonard@solaris:~$ sudo dladm create-vnic -l e1000g0 ilb0
      bleonard@solaris:~$ sudo dladm create-vnic -l e1000g0 ilb1
      bleonard@solaris:~$ sudo dladm create-vnic -l e1000g0 server1
      bleonard@solaris:~$ sudo dladm create-vnic -l e1000g0 server2

      Step-2 ゾーンを作成する
      まだゾーンのファイルシステムを作っていない場合は…
      bleonard@solaris:~$ sudo zfs create -o mountpoint=/zones rpool/zones
      ILBゾーンを作成します。
      bleonard@solaris:~$ sudo zonecfg -z ilb-zone
      ilb-zone: No such zone configured
      Use 'create' to begin configuring a new zone.
      zonecfg:ilb-zone> create
      zonecfg:ilb-zone> set zonepath=/zones/ilb-zone
      zonecfg:ilb-zone> set ip-type=exclusive
      zonecfg:ilb-zone> add net
      zonecfg:ilb-zone:net> set physical=ilb0
      zonecfg:ilb-zone:net> end
      zonecfg:ilb-zone> add net
      zonecfg:ilb-zone:net> set physical=ilb1
      zonecfg:ilb-zone:net> end
      zonecfg:ilb-zone> verify
      zonecfg:ilb-zone> exit 
      Serverゾーンを2個(Server1、Server2)作成します。
      bleonard@solaris:~$ sudo zonecfg -z server1-zone
      server1-zone: No such zone configured
      Use 'create' to begin configuring a new zone.
      zonecfg:server1-zone> create
      zonecfg:server1-zone> set zonepath=/zones/server1-zone
      zonecfg:server1-zone> set ip-type=exclusive
      zonecfg:server1-zone> add net
      zonecfg:server1-zone:net> set physical=server1
      zonecfg:server1-zone:net> end
      zonecfg:server1-zone> verify
      zonecfg:server1-zone> exit

      Step-3 ILBゾーンをインストールする
      Serverゾーンはこのゾーンのクローンを使って構成します。
      bleonard@solaris:~$ sudo zoneadm -z ilb-zone install
      A ZFS file system has been created for this zone.
         Publisher: Using solaris (http://pkg.oracle.com/solaris/release/ ).
             Image: Preparing at /zones/ilb-zone/root.
             Cache: Using /var/pkg/download.
      Sanity Check: Looking for 'entire' incorporation.
        Installing: Core System (output follows)
      ------------------------------------------------------------
      Package: pkg://solaris/consolidation/osnet/osnet-incorporation@0.5.11,5.11-0.151.0.1:20101104T230646Z
      License: usr/src/pkg/license_files/lic_OTN
      
      Oracle Technology Network Developer License Agreement
      
      ...
      
                     Packages to install:     1
                 Create boot environment:    No
      DOWNLOAD                                  PKGS       FILES    XFER (MB)
      Completed                                  1/1         1/1      0.0/0.0
      
      PHASE                                        ACTIONS
      Install Phase                                  11/11
      
      PHASE                                          ITEMS
      Package State Update Phase                       1/1 
      Image State Update Phase                         2/2 
                     Packages to install:    45
                 Create boot environment:    No
                     Services to restart:     3
      DOWNLOAD                                  PKGS       FILES    XFER (MB)
      Completed                                45/45 12511/12511    89.1/89.1
      
      PHASE                                        ACTIONS
      Install Phase                            17953/17953 
      
      PHASE                                          ITEMS
      Package State Update Phase                     45/45 
      Image State Update Phase                         2/2 
        Installing: Additional Packages (output follows)
                     Packages to install:    46
                 Create boot environment:    No
                     Services to restart:     2
      DOWNLOAD                                  PKGS       FILES    XFER (MB)
      Completed                                46/46   4498/4498    26.5/26.5
      
      PHASE                                        ACTIONS
      Install Phase                              6139/6139 
      
      PHASE                                          ITEMS
      Package State Update Phase                     46/46 
      Image State Update Phase                         2/2 
      
              Note: Man pages can be obtained by installing SUNWman
       Postinstall: Copying SMF seed repository ... done.
       Postinstall: Applying workarounds.
              Done: Installation completed in 499.617 seconds.
      
        Next Steps: Boot the zone, then log into the zone console (zlogin -C)
                    to complete the configuration process.
      sysidcfg ファイルを使って、ゾーンのシステム構成を自動化します。今回、rootパスワードを"abc123"にしました。
      bleonard@solaris:~$ sudo cat /zones/ilb-zone/root/etc/sysidcfg 
      
      system_locale=C
      terminal=xterms
      network_interface=ilb0 {
          primary
          hostname=ilb-ext
          ip_address=10.0.2.21
          netmask=255.255.255.0
          default_route=10.0.2.2
          protocol_ipv6=no}
      network_interface=ilb1 {
          hostname=ilb-int
          ip_address=192.168.1.21
      
              default_route=NONE
          netmask=255.255.255.0
           protocol_ipv6=no}
      security_policy=none
      name_service=NONE
      nfs4_domain=dynamic
      timezone=US/Eastern
      root_password=fto/dU8MKwQRI

      起動して、ゾーンにログインします。
      bleonard@solaris:~$ sudo zoneadm -z ilb-zone boot
      bleonard@solaris:~$ sudo zlogin -C ilb-zone
      
      [Connected to zone 'ilb-zone' console]
      100/100
      Hostname: ilb-zone
      Loading smf(5) service descriptions: 3/3
       network_interface=ilb0 {
      ilb0 is not a valid network interface  line 3 position 19
      Creating new rsa public/private host key pair
      Creating new dsa public/private host key pair
      Configuring network interface addresses: ilb0 ilb1.
      
      ilb-ext console login: root
      Password: abc123
      Jul  1 10:54:37 ilb-ext login: ROOT LOGIN /dev/console
      Oracle Corporation      SunOS 5.11      snv_151a        November 2010
      root@ilb-ext:~# 

      ILBゾーンには2個のネットワークインターフェースがあるため、異なるネットワーク上のホスト宛てのパケットがILBゾーンのネットワークインターフェースに到着すると、適切なインターフェイスに転送するように設定する必要があります。
       root@ilb-ext:~# svcadm enable ipv4-forwarding

      Step-4 Server1ゾーンをインストールする
      ILBゾーンをコピーして、Server1ゾーンを作成します。Server1ゾーンを構成後、複製してServer2ゾーンを作成します。

      まずilb-zoneを停止します。
      bleonard@solaris:~$ sudo zoneadm -z ilb-zone halt
      複製を作ります。
      bleonard@solaris:~$ sudo zoneadm -z server1-zone clone ilb-zone
      以下はserver1ゾーンで使うsysidcfgファイルです。
      bleonard@solaris:~$ sudo cat /zones/server1-zone/root/etc/sysidcfg
      
      system_locale=C
      terminal=xterms
      network_interface=PRIMARY {
       hostname=server1-zone
       ip_address=192.168.1.50
       netmask=255.255.255.0
       default_route=none
       protocol_ipv6=no}
      security_policy=none
      name_service=NONE
      nfs4_domain=dynamic
      timezone=US/Eastern
      root_password=fto/dU8MKwQRI
      Server1ゾーンを立ち上げてログインします。
      bleonard@solaris:~$ sudo zoneadm -z server1-zone boot
      Password: 
      bleonard@solaris:~$ sudo zlogin -C server1-zone
      [Connected to zone 'server1-zone' console]
      Hostname: server1-zone
      Creating new rsa public/private host key pair
      Creating new dsa public/private host key pair
      Configuring network interface addresses: server1.
      
      server1-zone console login: root
      
      Password: abc123
      Jul  1 14:53:20 server1-zone login: ROOT LOGIN /dev/console
      Last login: Fri Jul  1 13:54:37 on console
      Oracle Corporation      SunOS 5.11      snv_151a        November 2010
      ILBゾーンを起動します。
      bleonard@solaris:~$ sudo zoneadm -z ilb-zone boot
      Password: 

      Step-5 インターネットアクセスを構成する
      ILBゾーンから外向けにpingを発行し、疎通しているかを確認します。
      root@ilb-ext:~# ping www.oracle.com
      
      ping: unknown host www.oracle.com
      別のターミナルを開きます。このターミナルはグローバルゾーンですので、/etc/resolve.confと/etc/nsswitch.confをグローバルゾーンからILBゾーンとServer1ゾーンにコピーします。
      bleonard@solaris:~$ sudo cp /etc/resolv.conf /zones/ilb-zone/root/etc/.
      
      Password: 
      bleonard@solaris:~$ sudo cp /etc/nsswitch.conf /zones/ilb-zone/root/etc/.
      bleonard@solaris:~$ sudo cp /etc/resolv.conf /zones/server1-zone/root/etc/.
      bleonard@solaris:~$ sudo cp /etc/nsswitch.conf /zones/server1-zone/root/etc/. 
      
      ILBゾーンに戻り、外部につながっていることを確認します。
      root@ilb-ext:~# ping www.oracle.com
      www.oracle.com is alive 
      
      Server1ゾーンの場合、ILBゾーンを通って外部に接続するため、ルーティングを設定し、ルーティングルールを永続化しておきましょう。
      root@server1-zone:~# route -p add  default 192.168.1.21
      add net default: gateway 192.168.1.21
      add persistent net default: gateway 192.168.1.21
      
      root@server1-zone:~# ping www.oracle.com
      www.oracle.com is alive 
      

      Step-6 Tomcatをインストールする
      root@server1-zone:~# pkg install tomcat tomcat-examples runtime/java
                     Packages to install:     3
                 Create boot environment:    No
                     Services to restart:     2
      DOWNLOAD                                  PKGS       FILES    XFER (MB)
      Completed                                  3/3   1166/1166    38.9/38.9
      
      PHASE                                        ACTIONS
      Install Phase                              1504/1504 
      
      PHASE                                          ITEMS
      Package State Update Phase                       3/3 
      Image State Update Phase                         2/2 
      Loading smf(5) service descriptions: 1/1
      
      root@server1-zone:~# svcadm enable http:tomcat6

      Step-7 Serverゾーンへのルーティングを構成する
      グローバルゾーンからServerゾーンに到達するためには、以下のルーティングルールを追加する必要があります。
      bleonard@solaris:~$ sudo route -p add 192.168.1.0 10.0.2.21
      
      Password: 
      add net 192.168.1.0: gateway 10.0.2.21
      add persistent net 192.168.1.0: gateway 10.0.2.21
      これでグローバルゾーンからTomcatに接続できるようになりました。


      Step-8 Serverゾーンの複製を作る
      Server1ゾーンを停止して、ゾーンの複製を作成します。
      bleonard@solaris:~$ sudo zoneadm -z server1-zone halt

      bleonard@solaris:~$ sudo zoneadm -z server2-zone clone server1-zone
      以下はServer1ゾーンで使ったsysidcfgファイルをServer2ゾーンで使うためにコピーします。
      bleonard@solaris:~$ sudo cp /zones/server1-zone/root/etc/sysidcfg /zones/server2-zone/root/etc/sysidcfg


      ホスト名とIPアドレスを変更し、デフォルトゲートウェイを設定しておきます。
      修正後は以下のようになりました。
      bleonard@solaris:~$ sudo cat /zones/server2-zone/root/etc/sysidcfg
      
      system_locale=C
      terminal=xterms
      network_interface=PRIMARY {
       hostname=server2-zone
       ip_address=192.168.1.60
       netmask=255.255.255.0
       default_route=192.168.1.21
       protocol_ipv6=no}
      security_policy=none
      name_service=NONE
      nfs4_domain=dynamic
      timezone=US/Eastern
      root_password=fto/dU8MKwQRI
      Server2ゾーンを立ち上げ、ログインします。
      bleonard@solaris:~$ sudo zoneadm -z server2-zone boot
      
      bleonard@solaris:~$ sudo zlogin -C server2-zone
      [Connected to zone 'server2-zone' console]
      Hostname: server2-zone
      Creating new rsa public/private host key pair
      Creating new dsa public/private host key pair
      Configuring network interface addresses: server2.
      
      server2-zone console login: root
      Password: abc123
      Jul  6 10:39:54 server2-zone login: ROOT LOGIN /dev/console
      Last login: Fri Jul  1 16:19:45 on console
      Oracle Corporation      SunOS 5.11      snv_151a        November 2010
      root@server2-zone:~# 
      Server2ゾーンのインストールが非常に簡単に完了しただけでなく、Tomcatも既に動いている状態です。


      Solarisを使うと、クラウド環境でスケールさせることがこんなに簡単なのですね。
      忘れないうちに、Server1を立ち上げておきましょう。
      bleonard@solaris:~$ sudo zoneadm -z server1-zone boot

      Step-9 負荷分散を構成する
      ここからがこのエントリのメインです。2個のサーバーに対して負荷分散するように設定しましょう。
      ILBゾーンでILBをインストールし、起動します。
      root@ilb-ext:~# pkg install ilb
      
                     Packages to install:     1
                 Create boot environment:    No
                     Services to restart:     1
      DOWNLOAD                                  PKGS       FILES    XFER (MB)
      Completed                                  1/1       11/11      0.2/0.2
      
      PHASE                                        ACTIONS
      Install Phase                                  38/38 
      
      PHASE                                          ITEMS
      Package State Update Phase                       1/1 
      Image State Update Phase                         2/2 
      Loading smf(5) service descriptions: 1/1

      root@ilb-ext:~# svcadm enable ilb
      サーバーグループを定義します。
      root@ilb-ext:~# ilbadm create-servergroup -s servers=192.168.1.50:8080,192.168.1.60:8080 tomcatgroup
      
      root@ilb-ext:~# ilbadm show-servergroup 
      SGNAME         SERVERID            MINPORT MAXPORT IP_ADDRESS
      tomcatgroup    _tomcatgroup.0      8080    8080    192.168.1.50
      tomcatgroup    _tomcatgroup.1      8080    8080    192.168.1.60
      負荷分散のルールを設定します。今回は簡単なルールにしました。
      • インバウンドパケット(-i)の宛先が仮想IPアドレス(vip)およびポート番号 10.0.2.20:80に一致しているものを対象にする
      • パケットはラウンドロビン(rr)で振り分け(-m)られる
      • パケットの宛先(-o)はサーバーグループ(tomcatgroup)
      • ルールの名称はtomcatrule_rr
      • このルールを有効(-e)にし、永続化(-p)する
      root@ilb-ext:~# ilbadm create-rule -e -p -i vip=10.0.2.20,port=80 -m lbalg=rr,type=HALF-NAT -o servergroup=tomcatgroup tomcatrule_rr
      結果、以下のようなルールを確認できるはずです。
      root@ilb-ext:~# ilbadm show-rule
      
      RULENAME            STATUS LBALG       TYPE    PROTOCOL VIP         PORT
      tomcatrule_rr       E      roundrobin  HALF-NAT TCP 10.0.2.20       80
      root@ilb-ext:~# ilbadm show-rule -f
             RULENAME: tomcatrule_rr
               STATUS: E
                 PORT: 80
             PROTOCOL: TCP
                LBALG: roundrobin
                 TYPE: HALF-NAT
            PROXY-SRC: --
                PMASK: /32
              HC-NAME: --
              HC-PORT: --
           CONN-DRAIN: 0
          NAT-TIMEOUT: 120
      PERSIST-TIMEOUT: 60
          SERVERGROUP: tomcatgroup
                  VIP: 10.0.2.20
              SERVERS: _tomcatgroup.0,_tomcatgroup.1

      最後に、外部に対し、VIP(10.0.2.20)向けのパケットはilb0に送られるように指示する必要があります。まず、ilb0のMACアドレスを確認します。
      root@ilb-ext:~# dladm show-vnic ilb0
      
      LINK         OVER         SPEED  MACADDRESS        MACADDRTYPE         VID
      ilb0         ?            1000   2:8:20:bf:2a:d9   random              0
      arpコマンドを使って、インターフェースilb0のアドレスを解決します。
      root@ilb-ext:~# arp -s 10.0.2.20 2:8:20:bf:2a:d9 pub permanent
      
      
      ここで、VIPへ向けてpingを打ってみましょう。
      root@ilb-ext:~# ping 10.0.2.20
      10.0.2.20 is alive

      Step-10 負荷分散
      ブラウザで仮想IPアドレスを閲覧してみましょう。Tomcatから応答が返るはずです。

      ただ、これではどちらのサーバーが応答を返したのかわからないので、snoop.jspを編集して、サーバーのホスト名、IPアドレスを返すようにしてみましょう。snoop.jspを各サーバーゾーンの/var/tomcat6/webapps/examples/jsp/snpディレクトリに保存しましょう。
      bleonard@solaris:~$ sudo cp Downloads/snoop.jsp /zones/server1-zone/root/var/tomcat6/webapps/examples/jsp/snp/.
      
      bleonard@solaris:~$ sudo cp Downloads/snoop.jsp /zones/server2-zone/root/var/tomcat6/webapps/examples/jsp/snp/.
      
      サーバーサイドIPアドレスのセクションをページの最下部に追加してみました。

      Step-11 死活監視
      簡単のためにヘルスチェックを無視していました。ですが、死んだサーバーに対してリクエストを送り続けるのは無意味です。死活監視では、ping probe、TCP probe、UDP probe、ユーザー定義スクリプトの4種類を使うことができます。今回は簡単なスクリプトで死活監視することにします。
      root@ilb-ext:~# cat /var/hc-tomcat 
      
      #!/bin/bash
      result=`curl -s http://$2:8080`
      if [ ${result:0:5} = "<meta" ]; then
              echo 0
      else
              echo -1 
      fi
      ILBは次の変数をカスタムスクリプトのために提供しています。今回は$2のみを使っています。
      $1 - VIP (literal IPv4 or IPv6 address)
      $2 - Server IP (literal IPv4 or IPv6 address)
      $3 - Protocol (UDP, TCP as a string)
      $4 - Numeric port range (the user-specified value for hc-port)
      $5 - maximum time (in seconds) that the test should wait before returning a failure. If the test runs beyond the specified time, it might be stopped, and the test would be considered failed. This value is user-defined and specified in hc-timeout.
      スクリプトに実行権限があることを確認します(ilbdデーモンがスクリプトを実行しますが、これはrootユーザーではありません)。
      root@ilb-ext:~# chmod +x /var/hc-tomcat
      簡単にテストしてみましょう。
      root@ilb-ext:~# /var/hc-tomcat n/a 192.168.1.50
      
      0
      
      以下のような死活監視ルールを作成します。
      root@ilb-ext:~# ilbadm create-healthcheck -h hc-test=/var/hc-tomcat,hc-timeout=2,hc-count=1,hc-interval=10 hc-tomcat
      hc-timeoutは死活監視時における応答待ちのタイムアウト時間です。hc-countはサーバーが死んでいると判断するまでに試行する回数です。hc-intervalは死活監視をする間隔です。
      ルールを作成すると、以下のように設定した死活監視ルールを確認することができます。
      root@ilb-ext:~# ilbadm show-hc
      
      HCNAME        TIMEOUT COUNT   INTERVAL DEF_PING TEST
      hc-tomcat     2       1       10       Y        /var/hc-script
      死活監視ルールを作ったので、これを負荷分散ルールに組み込む必要があります。不幸にもilbadmには既存の負荷分散ルールを修正するコマンドがないので、作成した負荷分散ルールを削除の上、サイド作成する必要があります。
      root@ilb-ext:~# ilbadm delete-rule tomcatrule_rr
      今度は死活監視ルールを組み込んで、負荷分散のルールを作成します。
      root@ilb-ext:~# ilbadm create-rule -e -p -i vip=10.0.2.20,port=80 -m lbalg=rr,type=HALF-NAT -h hc-name=hc-tomcat -o servergroup=tomcatgroup tomcatrule_rr
      新しいルールができると、死活監視が有効になります。以下のように状況を確認できます。
      root@ilb-ext:~# ilbadm show-hc-result
      RULENAME      HCNAME        SERVERID      STATUS   FAIL LAST     NEXT     RTT
      tomcatrule_rr hc-tomcat     _tomcatgroup.0 alive   0    10:39:51 10:40:02 2509
      tomcatrule_rr hc-tomcat     _tomcatgroup.1 alive   0    10:39:57 10:40:09 1869
      では、Server1のTomcatが停止している場合を想定します。
      root@server1-zone:~# svcadm disable tomcat6
      ブラウザをリフレッシュすると、Server2に振り向けられます。当然ながら、Server1での作業内容は失われてしまいます。ilbadm show-hc-resultコマンドを使ってServer1が死んでいることを確認できます。
      root@ilb-ext:~# ilbadm show-hc-result
      
      RULENAME      HCNAME        SERVERID      STATUS   FAIL LAST     NEXT     RTT
      tomcatrule_rr hc-tomcat     _tomcatgroup.0 dead    4    10:43:36 10:43:45 1102
      tomcatrule_rr hc-tomcat     _tomcatgroup.1 alive   0    10:43:42 10:43:53 5919
      より詳細の情報が必要な方は、以下のリンクを参照して下さい。

      System Administration Guide: IP Services - Administering Health Checks in ILB
      http://download.oracle.com/docs/cd/E19963-01/html/821-1453/gkkjd.html

      この環境を構成するには、かなりの作業が必要でした。負荷分散を事前に構成したVMをダウンロードできるようにすることは価値がありそうですかね?


      原文はこちら。
      http://blogs.oracle.com/observatory/entry/integrated_load_balancer

      [VDI] Oracle Virtual Desktop Client on iPad in action

      実際にOracle Virtual Desktop Client(以下、OVDC)for iPadを、プライベートwi-fi、パブリックwi-fi、3G接続(テザリング)を通じてVirtual Desktopに接続したところ、3G接続であっても、ALPプロトコル(Appliance Link Protocol/Sun Rayと通信するためのプロトコル)の性能がかなりよかった、ということがわかりました。

      この動画では以下のシナリオを説明しています。
      • iPadでOVDCを起動 (0:08)
      • Oracle VDI serverに接続 (0:26)
      • Windows 7のFirefoxを操作 (0:42)
      • Windows 7のOpen Office presentationを開き、操作 (1:16)
      • Windows 7でVoIP (Skype) (1:59)
      • Windows XPでテキストエディタを使う (3:26)
      一部動画がぼやけている箇所がありますが、カメラのフォーカスの問題であり、製品の問題ではありません。



      原文はこちら。
      http://blogs.oracle.com/jaapr/entry/oracle_virtual_desktop_client_on

      [Java] Java SE 7 JSRs pass JCP Final Approval Ballot

      JCP SE/EE ECは4件のJava SE 7 JSRに関する最終承認投票 (アメリカ太平洋時間の7月18日0時に締め切りました)を経て、4件とも承認しました。結果はJSRのページで確認できます。
      • JSR 292:  Supporting Dynamically Typed Languages on the Java Platform
      • JSR 334:  Small Enhancements to the Java Programming Language
      • JSR 336:  Java SE 7 Release Contents
      • JSR 203:  NIO.2
      Java 7がリリースされるまでのしばらくの間、OracleのJavaローンチ記念イベントのマテリアルをチェックしてくださいませ。

      Java 7 Webcast
      http://www.oracle.com/us/corporate/events/java7/index.html

      [訳注]
      JSR 336については、Googleがライセンスの文言が理由で反対しましたが、他のメンバーは賛成されたようです。その他のJSRは満場一致で賛成ということでした。


      原文はこちら。
      http://blogs.oracle.com/jcp/entry/java_se_7_jsrs_pass

      [VirtualBox] What's in Oracle VM VirtualBox 4.1?

      Oracle VM VirtualBox 4.1が新機能を伴ってリリースされました。

      VMのクローン
      クローンとは既存VMのコピーですが、厳密な意味でのコピーとは異なり、異なるMACアドレスをVirtualBoxに割り当てることができるようになっています。これは、複数のコピーしたVMを同一ネットワーク上で動作させた場合に問題が発生することを避けるためです。VirtualBox 4.1ではクローンを非常に簡単に作成できるようにしました。単にVMを右クリックしてクローンを選択するだけです。
      また、Linked Clonesもサポートしています。これは既存のVMがクローンの親になる構成です。クローンが速く作成でき、ファイルサイズも小さくできますが、少々理解しづらいものかもしれません。現時点ではVBoxManageコマンドを使ったコマンドラインからの操作にのみ対応しています。

      大規模システムのサポート
      VirtualBoxは様々な場所で様々な方法で使われています。例えばVirtualBoxは別のOracle製品(Oracle VDI)で使われていて、Enterprise desktopを実行するスマートな方法を提供しています。すなわち、サーバー上のVMで動作させることで、より安全、管理しやすく、多くの機器から利用できるようにしているのです。
      最近のサーバーは、CPUの能力だけでなくRAMのサイズも非常に大きくなっています。VirtualBox 4.1では、ゲストOSのメモリサイズとして1テラバイトまでサポートするように拡張しました。

      リモートアクセスの改善
      別マシン上でVMが動作している場合、VirtualBoxはMicrrosoft RDP(リモートデスクトップ接続)互換のサービスを通じて接続できますが、この機能を強化しました。
      • 安全性:VRDPはTLSとサーバ認証をサポートしています。これにより、例えばMan-in-the-middle attacks(中間者攻撃)を防ぐことができます。
      • 複数モニタ:VRDPは複数モニタをサポートしています。 VMは複数のモニタで表示することができます。


      Windows 7 Aero
      Windows VistaとWindows 7用のWDDMドライバを開発し、VirtualBox Guest Additionsに含めました。このドライバを使うとWindowsをゲストOSとした場合にグラフィックの効果(Transparencyなど)を利用できます。ただし現時点では"experimental"(試験的なもの)という扱いにしています。以下はMac上でWindows 7のゲストOSを動作させている例です。

      最新のプラットフォームをサポート
      VirtualBox 4.1は最新のLinuxプラットフォーム(UnityやGnome 3など)にも対応しました。

      そして、Lion(Mac OS Xの次バージョン)にも対応しています。

      新しいネットワークモード
      VirtualBoxは既にNAT、ブリッジ、ホストオンリーおよび内部ネットワークをサポートしていますが、UDP Tunnelingが新しく4.1で導入されました。これは、他のホスト上で動作するVMと通信することができる機能です。

      その他
      もっとたくさんの機能改善や不具合修正がなされています。
      • 普通の人向けの機能
        • Virtual Media Managerのアップデート
        • スケール・ビューモード時におけるアスペクト比の維持
        • 更新チェック時のプロキシサポート
        • USBスタックのアップデート
      • 特定のお客様向け機能
        •  Crossbowのサポート(Solarisホストのみ)
        • 共有フォルダの自動マウントをサポート(Solarisホストのみ)
      • 勇敢な人向けの先進的な機能
        • SATAディスクのホットプラガブルをサポート(試験的)
        • PCIパススルーのサポート(試験的)

      いつものように、変更履歴はこちらからどうぞ。
      Changelog for VirtualBox 4.1
      http://www.virtualbox.org/wiki/Changelog

      ダウンロードはこちらからどうぞ。
      Oracle VM VirtualBox
      http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/virtualbox/downloads/index.html


      原文はこちら。
      http://blogs.oracle.com/fatbloke/entry/what_s_in_oracle_vm

      [OSB] Calling custom java code from OSB: java callouts and custom XPath functions

      Oracle Service Bus(以下OSB)ではデータ変換のためにXQueryやXSLTを使いますが、これらでは十分でない場合に、OSBプロキシサービスのメッセージフロー内でカスタムのJavaコードを組み込みたいと考えるかと思います。以下の動画では、OSBからカスタムJavaコードを実行する2方法をご説明します。
      • Javaコールアウトから
      • カスタムXPath関数を作成
      [訳注]
      サンプルへの質問は原文のメールアドレスあてにお願いします。




      原文はこちら。
      http://blogs.oracle.com/imc/entry/calling_custom_java_code_from

      [Database, Security] Oracle Database 11g Security and Compliance Solutions Webcast Series

      今後数ヶ月にわたって、"Oracle Database 11g Security and Compliance"に関するWebcastを開催します。このWebcastを通じて、Oracle Databaseを使ってデータの保護や、規定されているコンプライアンス要件への対応、SQLインジェクションやその他の攻撃に対する防御する方法をお伝えします。

      第1回のWebcastは、以下の予定で開催します。是非登録の上ご覧下さい。
      [日時]
      2011年7月28日(木)10時〜(アメリカ太平洋夏時間)
      2011年7月29日(金) 2時〜(日本時間)
      [内容]
      ”Ask Tom”でおなじみのTom Kyteが、Oracle Databaseが提供している包括的なデータベースセキュリティソリューションをお伝えします。これらのソリューションが完全なデータベースを防御する上での重要性を認識いただけるかと思います。
      登録先はこちらからどうぞ。この登録先から、この一連のWebcastへの登録が同時に可能です。2回目以後の内容は以下の通りです。
      • Blocking SQL Injection Attacks and Other Threats with Oracle Database Firewall
      • Database Activity Auditing, Alerting and Reporting with Oracle Audit Vault
      • Transparent Data Encryption with Oracle Database 11g
      • Privileged User Access Control with Oracle Database 11g
      あと、新しいOracle Database Security Resource Libraryもチェックしておいてくださいね。デモやホワイトペーパーなど、データベースセキュリティを考える上で必要な情報がそろっています。


      原文はこちら。
      http://blogs.oracle.com/securityinsideout/entry/oracle_database_11g_security_and

      [Java] Grizzly based Sun RPC server/client

      # このエントリはTigranのメールを引用しています。
      ようやくSun RPC実装コードをお披露目できるようになりました。

      nio-jrpc
      Java NIO based OncRpc library
      http://code.google.com/p/nio-jrpc/

      利用方法は2通りあります。
      まず、直接使う方法。
              final ProtocolFilter protocolKeeper = new ProtocolKeeperFilter(); 
              final ProtocolFilter rpcFilter = new RpcParserProtocolFilter(); 
              final ProtocolFilter rpcProcessor = new RpcProtocolFilter(); 
              final ProtocolFilter rpcDispatcher = new RpcDispatcher(_programs); 
      
              final ProtocolChain protocolChain = new DefaultProtocolChain(); 
              protocolChain.addFilter(protocolKeeper); 
              protocolChain.addFilter(rpcFilter); 
              protocolChain.addFilter(rpcProcessor); 
      
              // use GSS if configures 
              if (_gssSessionManager != null ) { 
                  final ProtocolFilter gssManager = new  GssProtocolFilter(_gssSessionManager); 
                  protocolChain.addFilter(gssManager); 
              } 
              protocolChain.addFilter(rpcDispatcher); 
      

      もしくは、helperクラスを使う方法。

          final int PORT = 1717; 
          final int PROG_NUMBER = 100017; 
          final int PROG_VERS = 1; 
      
              RpcDispatchable dummy = new RpcDispatchable() { 
      
                  @Override 
                  public void dispatchOncRpcCall(RpcCall call) throws  OncRpcException, IOException { 
                      call.reply(XdrVoid.XDR_VOID); 
                  } 
              }; 
      
              OncRpcSvc service = new OncRpcSvc(PORT); 
              service.register(new OncRpcProgram(PROG_NUMBER, PROG_VERS), dummy); 
              service.start(); 
      

      このコードではI/O NFS実装を使っています。2009年9月から実運用しており、秒間12000件のリクエストを捌いています。

      原文はこちら。
      http://blogs.oracle.com/oleksiys/entry/grizzly_based_sun_rpc_server

      [misc] OpenMP 3.1 specification released

      OpenMP(並列コンピューティング環境基盤)のver.3.1の仕様が数日前に提示されました。

      OpenMP Application Program Interface(仕様)
      http://www.openmp.org/mp-documents/OpenMP3.1.pdf

      重要な変更は以下の通りです。
      • C/C++でreductionにおけるmin、maxをサポート
      • スレッドバインディングをサポート。OMP_PROC_BINDという、スレッドをコアにバインドする設定を導入しています。これはOracle Solaris Studioにおける、SUNW_MP_PROCBINDに類似しています。SUMW_MP_PROCBINDの場合はtrueもしくはfalseのみですが、最近のコンパイラなら、もっと精緻な制御ができます。もちろん true/falseを設定することも可能です。
      Solaris Studio - Processor Binding
      http://download.oracle.com/docs/cd/E18659_01/html/821-1381/aewce.html


      原文はこちら。
      http://blogs.oracle.com/d/entry/openmp_3_1_specification_released

      [VirtualBox] Oracle VM VirtualBox 4.0.12 Released!

      Oracle VM VirtualBox ver. 4.0.12がリリースされました。
      Mac OS X Lionへの対応やその他の問題を修正しました。また、SolarisをホストOSとする場合に発生していた問題も修正しています。

      ダウンロードはこちらからどうぞ。
      Oracle VM VirtualBox (OTN)
      http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/virtualbox/downloads/index.html

      修正箇所の確認は以下からどうぞ。
      Changelog for VirtualBox 4.0
      http://www.virtualbox.org/wiki/Changelog


      原文はこちら。
      http://blogs.oracle.com/virtualization/entry/oracle_vm_virtualbox_4_02

      [SOA, Security] Oracle Enterprise Gateway 11.1.1.5 Released!

      Oracle Enterprise Gateway 11.1.1.5がリリースされました。製品概要やドキュメント、その他有用な情報などがOTNに情報があがっています。

      Oracle Enterprise Gateway
      http://www.oracle.com/technetwork/middleware/id-mgmt/oeg-300773.html

      最新版で追加された機能などを是非お試し下さい。

      原文はこちら。
      http://blogs.oracle.com/sid/entry/oracle_enterprise_gateway_11_1

      [Identity Management] Introducing Oracle Unified Directory 11g

      エンタープライズ環境ではID情報の管理において、仮想化するか否か、同期するか保存するか、といった様々な選択を迫られます。ディレクトリサーバの選択はつまり多数のベンダー間からの選択と、機能と性能の間で妥協することを意味します。Oracle Unified Directory 11gはディレクトリサーバ市場における新しいカテゴリを定義します。このLaunch Webcastに是非ご参加下さい。Oracle Unified Directory 11gが如何にスケーラビリティと完全なディレクトリサーバソリューションを提供するかを知って頂けると思います。

      日時
      2011年7月21日(木)10時(アメリカ太平洋夏時間)
      2011年7月21日(木)13時(アメリカ東部夏時間)
      2011年7月21日(木)19時(中央ヨーロッパ夏時間)
      2011年7月22日(金)2時(日本時間)

      登録はこちらからどうぞ。なお、この登録ページからは、既に終了したOracle Entitlements Server 11gのWebcastもOn Demandでご覧頂けます。


      原文はこちら。
      http://blogs.oracle.com/directoryservices/entry/introducing_oracle_unified_directory_11g

      [Exadata] Hot Off the Press: Business Transformation with Oracle Exadata, An Interactive E-Book

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      登録はこちらからどうぞ。
      Business Transformation with Oracle Exadata: Hot Off the Press


      原文はこちら。
      http://blogs.oracle.com/databaseinsider/entry/hot_off_the_press_business

      [Data Integration] ODI 11g - Parallel, Pipelined Unload to File

      以前OWB Blogでご紹介していた、ファイルへのパラレルアンロードをODIでTable関数を使って実現する方法をViewletにまとめました。


      [参考URL]
      ODI 11g - Pipelines
      http://blogs.oracle.com/dataintegration/entry/odi_11g_pipelines
      Parallel Unload to File - Oracle Warehouse Builder (OWB) Weblog 

      [GlassFish] GlassFish 3.1.1 Release Candidate 1 is here

      Build 11がGlassFish 3.1.1のRC(Release Candidate:製品候補版)として利用できるようになりました。以下のURLからダウンロードできます。

      GlassFish 3.1.1 Release Candidate
      http://download.java.net/glassfish/3.1.1/promoted/

      ALT_DESCR
      プラットフォーム別インストーラもしくはZIPアーカイブをダウンロードして下さい。Web Profileもしくは完全版を選択頂けます。なお、ファイル名に -ml がついているものは、多言語対応版です。
      3.1.1では数多くの不具合が修正されています。修正されている不具合はこちらからご覧頂けます。

      Issue Navigator — Fixed in 3.1.1
      http://java.net/jira/secure/IssueNavigator.jspa?mode=hide&requestId=10700

      現在3.0、3.0.1、3.1をお使いでしたら、(うまくいけば)今月末に出荷予定の3.1.1に移行することを検討されることをお勧めします。
      3.1.1に含む内容については、以下のエントリをご覧下さい。GA版が出るまでに別のRCが出ることを期待しましょう。

      GlassFish 3.1.1 - an update
      http://blogs.oracle.com/theaquarium/entry/glassfish_3_1_1_an


      原文はこちら。
      http://blogs.oracle.com/theaquarium/entry/glassfish_3_1_1_release

      [WebCenter] WebCenter - Oracle Announces Comprehensive User Engagement Platform

      ポータル、コンテンツ、Webエクスペリエンス管理およびソーシャルコンピューティング製品を一つに

      Oracleは本日、包括的なユーザーエンゲージメントプラットフォームの製品戦略とロードマップを発表しました。
      Oracle WebCenterは、一つのスイート製品中に、ポータル、Webエクスペリエンス管理、コンテンツおよびソーシャルコンピューティングテクノロジーの完全、オープン、かつ統合されたポートフォリオを提供します。企業内外のユーザーを引き込む包括的なソリューションを提供します。Oracle WebCenterは4個の主要なコンポーネントから構成されています。

      Oracle WebCenter
      http://www.oracle.com/us/products/middleware/webcenter/index.html
      • Oracle WebCenter sites - Webエクスペリエンス管理を使うと、ビジネスユーザが素早くマルチチャネルのオンラインマーケティングを企画、展開、ターゲティング、効果測定することで、お客様のロイヤルティを向上させることができます。関連する最適化されたリッチなコンテンツを状況に応じて提供します。モバイルや社会的なチャンネルにブランドへの引き込みとWebプレゼンスをモバイルやソーシャルチャネルに拡張します。
      • Oracle WebCenter portal - Oracle WebCenter SuiteおよびOracle WebCenter Servicesで利用可能だった技術を組み込むポータルと複合アプリケーションです。既存のエンタープライズアプリケーションを強化したり、新しい複合アプリケーションを作成するためのビルド済みのコンポーネントライブラリを使って、エンタープライズアプリケーションに状況に応じて直感的かつパーソナライズされたユーザーエクスペリエンスを提供します。
      • Oracle WebCenter content - 統合コンテンツ管理は、適切なビジネス状況における正しい情報へのシームレスなアクセスを保証します。エンタープライズアプリケーションと状況に応じて統合しながら、組織がドキュメントやイメージ、リッチメディアファイルを管理できる戦略的なコンテンツ基盤です。
      • Oracle WebCenter connect - ユーザが活動に協力したり、ビジネス上の課題に対処するために内部の専門家とつながることで、ビジネスプロセスを加速するソーシャルツールです。
      Oracle WebCenterでは、Oracleおよび広範囲のサードパーティ製ソフトウェアを組み合わせてお使い頂けますので、お客様は既存のテクノロジーへの投資を拡張したり、最大化することができます。

      Andi MacMillan (Vice president, Product Management, Oracle) は次のように述べています。
      企業は可能な限り多くの内外の関係者の参加を巻き込んで、カスタマロイヤルティを向上し、ビジネスパフォーマンスを向上する方法を探しています。Oracle WebCenterは、お客様の目標達成を容易にするOracle Enterprise 2.0 (E20) ポートフォリオの下、全ての製品を収束するという進化を果たしました。ポータル、Webエクスペリエンス管理、コンテンツ、ソーシャルテクノロジーのポートフォリオ全体を、Oracle WebCenterという一つの統合プラットフォームとして提供しますので、貴社の変革を促すドライバとなることでしょう。

      参考資料
      Webcast: What’s Next in User Engagement?
      Webcast: People, Processes, and Content Virtual Forum
      Oracle WebCenter on Twitter
      Oracle WebCenter Community on Facebook
      Oracle WebCenter Blog
      Oracle Social Enterprise LinkedIn Group


      原文はこちら。
      http://blogs.oracle.com/opnportugal/entry/oracle_announces_comprehensive_user_engagement

      [Java] JSR updates

      先月JSRの更新があり、現在レビュー頂ける状態になっています。Java SE 7に関連するものは以下の通りです。いずれもProposed Final Draftで、現在最終承認投票中(2011年7月18日締切)です。
      • JSR 292: Javaプラットフォームにおける動的型言語のサポート
      • JSR 334: Javaプログラミング言語の小さな機能改善
      • JSR 336: Java SE 7 のリリース内容
      • JSR 203: NIO.2
      以下の提案は今週レビューのために提出されました。Expert Groupへの立候補お待ちしています。
      最後に、JSR 348(Towards a new version of the Java Community Process)のExpert GroupはEarly Draft Reviewのために仕様のドラフトを提示しました。レビューは2011年8月12日に終了する予定です。

      JSR-000348 Towards a new version of the JavaTM Community Process ドラフト仕様
      http://jcp.org/aboutJava/communityprocess/edr/jsr348/index.html


      原文はこちら。
      http://blogs.oracle.com/jcp/entry/jsr_updates

      [WebCenter] Enabling Social Businesses by Connecting People and Information

      本日、人と情報を結ぶ新しいOracle WebCenter、ソーシャルビジネスのためのユーザーエンゲージメントプラットフォームを発表しました。WebCenterは、ポータル、Web Experience Management、コンテンツ、ソーシャルコラボレーションテクノロジーを一つの製品スイートにまとめたもので、容易にエンタープライズアプリケーションと統合が可能です。

      プレスリリースはこちら。

      Oracle Announces Comprehensive User Engagement Platform
      Converges Portal, Content, Web Experience Management and Social Computing Products

      次世代のユーザーエンゲージメントという内容で本日ライブWebcastをお送りしますので、こちらにもご参加下さい。
      [訳注]
      日本時間2011年7月14日5時からでしたので、既に終了していますが、オンデマンドでご覧いただけます。

      Oracle WebCenterが実現することを一部ご紹介しましょう。
      • マーケティング主導型の組織が、ユーザーにコンテキストおよび的を絞ったWebエクスペリエンスを提供でき、顧客のロイヤルティと売上を向上させることができる
      • ポータルおよび複合アプリケーションを通して、従業員が意思疎通やビジネスプロセスのコンテキストで、情報やアプリケーションにいつでもどこででもアクセスできる
      • 人や情報、アプリケーション間のつながりを最適にするコンテキストコラボレーションツールを介してより効率的に共同作業できる
      • 彼らが関係しているアプリケーションやビジネスプロセスのコンテキスト内で人々が適切な情報にアクセスすることを保証する
      原文はこちら。

      [Java] Understanding the Java 7 Fork/Join Framework

      Julien Ponge(国立応用科学院リヨン校コンピュータサイエンスの准教授)が、「Fork and Join : Java Can Excel at Parallel Programming, Too!」でJava 7の fork/joinフレームワークの詳細を説明しています。Java並列プログラミングに関わる低レベルの説明から始まり、java.util.concurrent パッケージの豊富なプリミティブを説明、fork/joinタスクに加えて新しいAPIの利用例を紹介しています。

      以下は引用です。
      新しいfork/joinフレームワークの使い方を説明するため、簡単な例を作ってドキュメント内のある文字が出現する個数を数えてみましょう。 まずはじめに、fork/joinタスクは純粋にインメモリで動作し、I/Oが発生しないようにすべきです。また、タスク間通信も可能な限り排し、ロックによるパフォーマンス低下を避けるべきでしょう。タスクが分岐したり結合するときに限って通信することが理想的です。
      全文はこちらからどうぞ。

      Fork and Join: Java Can Excel at Painless Parallel Programming Too!
      By Julien Ponge (Published July 2011)
      http://www.oracle.com/technetwork/articles/java/fork-join-422606.html


      原文はこちら。
      http://blogs.oracle.com/java/entry/understanding_the_java_7_fork

      [Solaris] Zone a dee doo dah

      「Solaris Zoneを使ったアプリケーションの展開方法」をアニメーションで紹介しています。

      Zones OTN Demo
      http://download.oracle.com/otndocs/tech/OTN_Demos/Zones/Zones-OTN-Demo.html


      原文はこちら。
      http://blogs.oracle.com/listey/entry/zone_a_dee_doo_dah

      [Exadata, Hardware] Product announcement: Oracle Exadata Storage Expansion Rack

      Oracle Exadata Storage Expansion Rackを使えば、最もシンプル、高速、そして堅牢にストレージをExadata Database Machineに追加することができます。このExadata Storage Expansion Rackを使うと、最高にミッションクリティカルなデータベースの、Big Dataに対する要件を満足することができます。

      データシートはこちら。
      ORACLE EXADATA STORAGE EXPANSION RACK X2-2
      http://www.oracle.com/technetwork/database/exadata/exadata-storage-exp-rack-ds-v1-425092.pdf

      Exadata Storage Expansion Rackは2011年7月12日からご注文頂けます。

      [訳注]
      USの発表ゆえ、日本での発売は時期が異なる可能性があります。

      [参考URL]
      プレスリリース
      Oracle Introduces Oracle Exadata Storage Expansion Rack
      Empowers Customers with Big Data Requirements to Cost-Effectively Grow the Capacity of Oracle Exadata Database Machines
      http://www.oracle.com/us/corporate/press/429242


      原文はこちら。
      http://blogs.oracle.com/exadatapartnercommunity/entry/product_announcement_oracle_exadata_storage

      [Java] 6u27-b03 Early Access is Available

      Java SE 6 Update 27 (6u27ea-b03)というアーリーアクセス版がダウンロードできるようになりました。こちらからダウンロードできます。

      Java SE 6 Update 27
      http://jdk6.dev.java.net/6uNea.html

      詳細は変更履歴を参照して下さい。
      Bug/RFE fixed in JDK 6u27 build
      http://download.java.net/jdk6/6u27/promoted/b03/changes/JDK6u27.b03.list.html

      不具合を発見されましたら、以下のサイトにバグ登録して下さい。
      Report a Bug or Request a Feature
      http://bugreport.sun.com/

      そして、コメントをフォーラムへ投稿して頂ければと思います。
      Forum - 6uN Early Access
      http://www.java.net/forums/jdk/6un-early-access

      原文はこちら。
      http://blogs.oracle.com/javase/entry/6u27_b03_early_access_is