https://blogs.oracle.com/WebLogicServer/entry/part_1_12c_database_and
Oracle Database 12cのダウンロードが2013年6月25日から可能になっています。Oracle Database 12cで新しい機能が追加されており、WebLogic Serverもその機能を利用します。即座に、WebLogic Server 10.3.6と12.1.1と共にOracle Database 12cとそのドライバーの利用をサポートしています。次のWebLogic Serverのバージョンで、追加された機能をサポートする予定です(下表の"No"となっている部分がすべて"Yes"になる予定です)。下表はOracle Database 12cのサポートされている機能と、現在利用可能なWebLogic Serverのリリース、JDBCドライバ(11g、12c)、データベース(11g、12c)様々な組み合わせをマッピングしたものです。
機能 | WLS 10.3.6/12.1.1 + 11gのドライバ + 11gR2 DB | WLS 10.3.6/12.1.1 + 11gのドライバ + 12c DB | WLS 10.3.6/12.1.1 + 12cのドライバ + 11gR2 DB | WLS 10.3.6/12.1.1 + 12cのドライバ + 12c DB |
---|---|---|---|---|
JDBC replay | No | No | No | Yes (Active GridLink only in 10.3.6, add generic in 12.1.1) |
Multitenant Database | No | Yes (except set container) | No | Yes (except set container) |
Dynamic switching between Tenants | No | No | No | No |
Database Resident Connection pooling (DRCP) | No | No | No | No |
Oracle Notification Service (ONS) auto configuration | No | No | No | No |
Global Database Services (GDS) | No | Yes (Active GridLink only) | No | Yes (Active GridLink only) |
JDBC 4.1 (ojdbc7.jar & JDK 7) | No | No | Yes | Yes |
- WebLogic Server 12.1.1 and 10.3.6 Support for Oracle 12c Database [ID 1564509.1]
https://support.oracle.com/epmos/faces/DocumentDisplay?id=1564509.1.
- 12c Oracle Database Developer Guide
http://docs.oracle.com/cd/E16655_01/appdev.121/e17620/toc.htm - 12c Oracle Database Administrator's Guide
http://docs.oracle.com/cd/E16655_01/server.121/e17636/toc.htm
どこから12cを使い始めましょうか。最も簡単な方法は、Database 12cにデータソースを指すことです。 WebLogic Server側の変更点は、(あなたは自分のデータベースをアップグレードしないと仮定します)データソース内のURLを更新する、これだけです。WebLogic Server 10.3.6または12.1.1に同梱されている11.2.0.3のJDBCドライバのjarファイルを使用し続けることができます。アプリケーションには何も変更を入れていません。中間層には影響しないデータベース側の機能強化を活用することができます。 WebLogic Server側では、グローバル・データサービスを使用するか、透過的にマルチテナント・データベースのテナントへ接続を活用することができます。
12cのJDBCドライバのJARファイルを使用する場合、WebLogic Serverに同梱されておらず、昔のようにojdbc6.jarを捨てることはできないため、いささかの作業が必要です。正しい組み合わせのjarファイルの組み合わせを利用する必要があり、これらのjarファイルをCLASSPATHに既存のjarファイルより前に設定する必要があります。MOSの記事は、直接jarファイルを取得する必要がある(15個のjarファイルを入手するため、ほぼ1GBのファイル群をダウンロードし、600MB以上のファイル群をインストール)という観点から書かれています。インストール済みのデータベースがあり、アクセスして(もしくはDBAに依頼して)インストールできる状態にある場合、WebLogic Serverがインストールされている各マシンに15個のjarファイルをインストールし、CLASSPATHにそれらを通す必要があります。PRE_CLASSPATHを設定してインストールすることも可能ですが、より実用的なアプローチは、シンプルに<WL_Home>/common/bin/commEnv,shを直接更新することです。トランザクション完了の振る舞いに変更があります(MOSをご覧下さい)ので、そのことがひらめいた場合、次のような設定をしたいと思うことでしょう。
-Doracle.jdbc.autoCommitSpecCompliant=falseまた、Active GridLinkを使っている場合、次の設定をする必要があります(これはWLS12.1.2で修正されていることを示すためです)。
-Doracle.ucp.PreWLS1212Compatible=true設定がすんでしまえば、ojdbc6.jarの代わりに新しいojdbc7.jarを使って、新しいJDBC4.1のAPIを取得することができるようになります。また、Application Continuityも利用できるようになります。この機能はJDBC Replayとしても知られており、接続が失敗したときに新しい接続を取得し、自動的に失敗した時点から再実行します。ご想像の通り、制限はいくつかありますが、面白い機能です。
もちろん、私は、我々はWLSデータソースで利用できるDatabase 12cの機能に集中するつもりですので、新機能のすべてを入手するためには、他の情報ソースやドキュメントをあたる必要があるでしょう。
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