[Virtualization, Database] Oracle RAC in Solaris 11 Zones

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/dbcloudcoverage/entry/oracle_rac_in_solaris_11

データベースクラウドの展開においては、様々な内部グループ用途(プライベートクラウド)、外部クライアント用途(パブリッククラウドもしくはコミュニティクラウド)に複数のデータベースを企業はホストします。複数のデータベースを共通インフラストラクチャにデプロイする場合、障害や操作、セキュリティ、共有リソースに関して、各データベースが必要とするisolation(分離)の度合いを考慮する必要が常にあります。

多くのデータベースクラウドのデプロイメントでは、Oracle Databaseの機能やオプションにより必要な分離を提供しています。これにより共通インフラストラクチャ上の複数のOracle Databaseをネイティブに統合することができます。その際さらなる分離に対する考慮は不要です。ネイティブな統合では、全てのデータベースが一つのOracle Grid Infrastructureを共有します。この方式については、OTNにUpされている"Best Practices for Database Consolidation in Private Clouds"というホワイトペーパーにて詳細の説明があります。
Best Practices for Database Consolidation in Private Clouds
http://www.oracle.com/technetwork/database/focus-areas/database-cloud/database-cons-best-practices-1561461.pdf
Oracle Private Database Cloud
http://www.oracle.com/technetwork/database/database-cloud/private/index.html
セキュリティやコンプライアンスを求められるデータベースをホストしているデータベースクラウドでは、より一層高度な分離が必要です。例えば、プライバシー要件を持つ機密データや、複数の企業からのデータではお互いの情報を知ってはいけない(パブリッククラウド)といった具合です。こうした展開の場合、ネイティブな統合で可能なことに対し、さらにテクノロジーや管理を適用しなければならない可能性があります。

それぞれのデータベース環境をカプセル化すると、分離度の高い実装を実現可能です。カプセル化は、物理的または論理的な分離技術で実現できます。Oracleは先頃Solaris 11 Zonesでの11gR2 RACの動作保証をしましたが、このSolaris Zoneはデータベースクラウドにとって重要な機能です。というのも、共有されたハードウェアやOSインフラストラクチャ上に等号されたデータベース間での強力な分離を実現するからです。このたび、新しいホワイトペーパーを発行しました。このホワイトペーパーでは、Oracle Solaris 11 Zonesがもたらす、効率的なOracle Database Cloudのカプセル化を詳細に分析しています。このテクノロジーセットをSPARC SuperClusterで利用する方法は、「Oracle Optimized Solution for Enterprise Database Cloud」をご覧下さい。
Encapsulating Oracle Databases with Oracle Solaris 11 Zones
Consolidation with Strong Isolation
http://www.oracle.com/technetwork/database/database-cloud/private/dbcloud-s11-zones-wp-1911914.pdf
Oracle Optimized Solution for Enterprise Database Cloud
http://www.oracle.com/us/solutions/oos/edb-cloud/overview/index.html

0 件のコメント:

コメントを投稿