[Database] Hadoop, Oracle and cloud computing

本日のパートナーとの打ち合わせで、Hadoopとこのオープンソースの分散”データベース”ソリューションにおけるOracleの役割に関する会話になりました(訳注:Hadoopがデータベースか、という議論があると思いますが、ここは原文の通りに訳しています)。
クラウド指向の企業(Facebook、Twitter、GoogleそしてYahooなど)は全てHadoopを使っているように、クラウドコンピューティングにおいてHadoopは重要な役割を演じています。
Hadoopにはいくつかの興味深い様相があります。
  1. ハードウェアサーバのグリッドにわたって分散データ処理する
  2. 列ベースのソリューションで、データウェアハウスを意図している
  3. 書き込みは1回で、読み出しは多数発生する
  4. HadoopではJavaから作成、アクセス、問い合わせをすることが多い
Oracleが提供する(データベースエンジンの外側での)データクラスタリングのソリューションはOracle Coherenceですが、興味深いことに、Oracle CoherenceとHadoopは非常に補完的なソリューションです(訳注:原文はcomplimentaryですが、文意からcomplementaryにおきかえています)。これはHadoop Java ObjectsをOracle Coherenceソリューション(Oracle CoherenceはJavaオブジェクトをクラスタ化します)によりクラスタ化することが可能だからです。

では、HadoopはクラウドにおいてOracle Databaseにとって変わるものなのでしょうか。おそらくすぐにはそうはならないでしょう。付け加えるなら、Hadoopのデータウェアハウス(write once)アーキテクチャは、OLTPが必須のC2B(Consumer to Business)やB2B(Business to Business)環境ではそれほどお客様や業務に役に立つわけではありません。


原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/cloudmigrations/entry/hadoop_oracle_and_cloud_computing

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