原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/apex/entry/application_express_5_early_adopter
Announcing Application Express 5 Early Adopter 3!
Oracle Application Express 5 Early Adopter 3が発表され、2015年1月31日に利用可能になりました。Early AdopterプログラムはAPEXの”hosted beta"、つまりOracle Application Expressの製品前のバージョンをインターネット上で評価、テスト用に皆様からのフィードバックを受けることができるようにしたものです。たった7日で、1502ものお客様がワークスペースへのサインアップを済ませ、APEX5 EA3を利用されています。皆様の参加をお待ちしています。
http://apexea.oracle.comへ行ってワークスペースのサインアップをするだけで、最新のデータベースWebアプリケーション開発がどのようなものかを知って頂けます。
Page Designer: The World's Most Advanced Browser-based IDE
Page Designerは開発生産性を大幅に向上することを目指して一新されたIDEで、Application Express内で非常に迅速にページの機能強化やメンテナンスをすることができます。
Cohesive User Experience
Page Designerを使うと、複数のコンポーネントを変更する際のコンテキストスイッチは不要です。変更するためだけにコンポーネントページにドリルダウンする必要はなくなったのです。全ての変更はPage Designerで実施します。ページを保存する前にここで必要に応じてUndo/Redoをすることができます。
Better Visual Representation
リージョンやアイテムをGrid Layout内に配置する方法を簡単に理解することができます。ページ上のコンポーネントへの変更は、TreeやGrid Layout Page Designer間ですぐに反映されます。さらに、エラーや警告もすぐに表示されます。
Intuitive Drag and Drop
Page Designerでは「ドラッグ&ドロップ」を根本から考え直し、その場でページを開発するための完全に新しい方法を提供します。Grid Layoutペインでは、コンポーネントギャラリーから新しいコンポーネントをドラッグするか、周りの既存のコンポーネントを移動/コピーすることができます。Treeペインでは、一度に複数のコンポーネントをドラッグし、移動/コピーすることができます。
Enhanced Code Editor
Application Expressでk-ドを書くことはかつてないほど簡単になりました。新しいコードエディタでは、インラインエラー、自動補完、構文の強調表示、検索や置換における正規表現のサポート、Undo/Redoのサポートによる補完といった、SQLおよびPL/SQLのバリデーションを提供します。タブやインデント、配色の好みも指定できます。
Universal Theme: a better UI for your apps
Universal Themeは、Application Express 5でゼロから開発された、アプリケーション向けの全く新しいユーザーインターフェースです。これまでよりもシンプルではありながら、必要以上のテンプレートの利用を避け、Theme RollerやTemplate Options、Theme Stylesを使って楽にカスタマイズできる、もっと「使える」テーマです。Universal ThemeはOracleのUI機能強化の集大成であり、開発者が最新のレスポンシブかつ洗練されたアプリケーションをHTMLやCSS、JavaScriptの専門知識がなくても開発できるようにすることを目的としています。
Theme Roller
Universal Themeのフラッグシップの機能を使うと、アプリケーションのルック&フィールを簡単にカスタマイズすることができます。スタイル属性の数値を調整すれば、リアルタイムでアプリケーションに適用された変更を確認できます。結果に満足した時点で、Theme Styleとしてアプリケーションに直接変更内容を保存することができます。
Template Options
簡単にボタン、リージョン、リスト、その他のテンプレートベースのコンポーネントの表示方法をカスタマイズできるので、一つのテンプレートも、これらのオプションを使い、異なる様々な方法で表示することができます。Universal Themeを使うと、テンプレートが少ないながらも、開発者は非常に汎用性の高いアプリケーションを構築することができます。
Absolutely Responsive
Universal Themeは初期の段階からレスポンシブであるように設計されてきましたので、様々な画面サイズやフォームファクタでも完璧に動作する、完全にレスポンシブなアプリケーションを構築することができます。Universal Themeには、複雑なフォーム・レイアウトを可能にしたり、フレキシブル・グリッドを利用したりするといった、重要な機能強化が含まれています。
Accessible
Universal Themeでは、Application Expressで開発したアプリケーションのために最も使いやすいUIを提供しています。Theme Rollerを使うと、使いやすいTheme Stylesの構築が可能で、Theme Rollerには組込のWCAG 2.0 カラー・コントラストチェック機能が含まれています。
Additional Features in Application Express 5
Release 5には、様々な追加機能や機能強化などがたくさん含まれています。以下に主だったところを列挙します。
All New Design
Application ExpressのUIを完全に設計し直し、シンプルにして混乱する要因を取り除くことでユーザー・エクスペリエンスを向上することに注力しました。この新しいデザインでは、新たな美しいカラー・パレット、巧妙に作成したアイコン、大幅に改善されたメニューやナビゲーション、より良いアクセシビリティとキーボードのサポート、より直感的なページレイアウトなどなどを使用しています。
User Interface Enhancements
Universal Themeの開発に伴い、また、ThemeとTemplateを取り扱う方法についても様々な機能拡張を追加しました。このリリースでは、Theme Subscriptions、Template Options、Theme Styles、APEXエンジンが出すテンプレートやHTML上の非常にすばらしいコントロールといった機能を備えています。アプリケーションのUIを完全に制御することが以前よりも簡単になっています。
Multiple Interactive Reports
Application Expressで最も要求の高かった機能です。簡単に複数のインタラクティブなレポートを1個のページに作成し、これまでにないようなやり方でデータに対する洞察ができます。また、完全にユーザーインターフェースを刷新して一貫したエクスペリエンスを提供し、エンドユーザーのカスタマイズもモーダル・ダイアログを使ってずっと簡単にできるようになっています。
Modal Dialogs
これからは簡単にモーダル(非モーダル)ページを標準のページプロセスを活用して定義することができます。JavaScriptの利用や、手作業によるページハッキングは不要です。ディスプレイタイプと適切なテンプレートを設定するだけで、Application Expressが残りをよろしくやってくれます。
Better Navigation
静的・動的リストを、アプリケーションのナビゲーション・メニューやナビゲーションバーの情報として利用することができます。ナビゲーション・メニューをページの上部または側面に配置することができますし、ナビゲーションアイテムの入れ子構造、キーボードサポート、より一層のアクセシビリティを有効にして、任意のリストテンプレートに基づいて描画することができます。
More Interactive Report Enhancements
Interactive Reportには、データ表示、レポートの設定、固定列ヘッダーのサポートなどのための全く新しいユーザーインターフェースを備えており、これまで以上に使いやすくなっています。さらに、エンドユーザーが実行時にグループ・レポートに類似したピボットレポートを定義することができます。
All New Calendar
新しいカレンダーコンポーネントには、月、週、日、さらにアジェンダビューを組み込みでサポートしており、カスタマイズも非常に簡単です。カレンダーは、人気のあるFullCalendarライブラリベースで、ドラッグ&ドロップ、時間ベースのイベントをサポートします。しかもレスポンシブです。
Mobile Reporting
リフロー表や列のトグルを使用して、任意のモバイルデバイス上のすべてのデータを表示するレポートを作成できます。リフロー表が各列や非常に小さい画面の複数行の表示をラップします。列トグルを使うと、最も重要な列や、小さな画面上で、必要に応じて非表示にする列を指定することができます。
Static File Upload
ファイルをアップロードし、コンポーネントやプラグイン、テーマとして共有すると、ブラウザがキャッシュすることができるので、相対ファイルURLを使って参照します。これにより、Zipファイルやそのコンテンツをアップロードすると自動的に展開され、相対ファイルの参照はそのまま残ります。ファイルをバンドルしたいですか?ご心配なく。圧縮して単一のダウンロード可能なZipファイルを生成することができます。
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