https://blogs.oracle.com/middleware/entry/upgrading_database_schema_in_fmw
Fusion Middlewareのアップグレードにおいて、最も忘れられたタスクの一つに、データベーススキーマアップグレードがあります。手順はドキュメントにたくさん書かれているのですが。。。Fusion Middlewareをアップグレードする際の実際の手順を探してらっしゃるのであれば、以下のエントリをご覧下さい。
Upgrading Fusion Middleware 11.1.1.x to 11.1.1.4上記エントリの手順24まで到達した際に本エントリをご覧頂ければと思います。
https://blogs.oracle.com/middleware/entry/upgrading_fusion_middleware_1111x_to_11114
パッチセット・アシスタント(PSA)を実行することで、Oracleはアップグレードを少々簡単にしました。以前はコマンドラインスクリプトを実行するいささか闇の魔術のようで、どのスキーマをアップグレードする必要があるかを推測しなければならなかったのですが、今ではこの機能を実装しているウィザードがあります。
[訳注]
ロケールとして日本語を使っている場合は日本語表示です。
- ミドルウェアをインストールしたユーザでログインし、以下のディレクトリへ移動します。
$MW_HOME/oracle_common/bin
- 以下のコマンドでPSAウィザードを起動します。
./psa
[次へ]を推して詳細情報を入力していきます。
- アップグレードしたいコンポーネントを選択します。
- 環境のバックアップが済んでいるという前提条件のチェックボックスを選択します。
- MDSスキーマに関する接続情報を入力します。
- SOAINFRAスキーマへの接続に関する情報を入力します。
- 全てのスキーマへの接続が成功することを確認します。うまくいかない場合は戻って正しく設定しましょう。
- 全ての設定が正しいことを確認して、アップグレードを開始します。
- アップグレードが進み、完了します。
- スキーマのバージョンをチェックしてみましょう。今回の場合、11.1.1.6が返ってくることがわかります。
SELECT owner, version, status FROM schema_version_registry
where owner in ('DEV_MDS', 'DEV_SOAINFRA');
OWNER VERSION STATUS
------------------------------ ------------------------------ -----------
DEV_MDS 11.1.1.6.0 VALID
DEV_SOAINFRA 11.1.1.6.0 VALID
0 件のコメント:
コメントを投稿