[Java] Java EE Configuration JSR Deferred

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/theaquarium/entry/java_ee_configuration_jsr_deferred

ConfigurationはJava EE 8サーベイの中でも人気のあるアイテムの一つでした。
Java EE 8 Survey Final Results
https://blogs.oracle.com/theaquarium/entry/java_ee_8_survey_final
Java EEのconfigurationに関するJSRに含まれる機能は比較的曖昧なままですが、大部分はCredit SuisseのAnatole Treschが先頭に立って、予定されているJSRが出るのを楽しみにしていました。この考えはJSRがJava EEアプリケーションの構成に対する一貫したソリューションを提供し、(仕様をリードする責任を可能な限り共有することを含めて)一定レベルのサポートをOracleから得る、というものでした。残念ながら、configurationのJSRの取り組みは現在、主に、特に関連するリファレンス実装(RI)だけでなく、互換性テストキット(TCK)の開発および維持するための長期的なリソーシング·コミットメントに関連した、予期せぬ、しかしながらやむを得ない事情のために、
これがJava EEとは関係ないベンダー(この場合はCredit Suisse)がJava EEプラットフォームの重要なパートに貢献するという模範例だったので、これは本当に残念なことです。Anatole Treschのイニシアティブ、情熱、献身と勇気に対し称賛することの重要性は変わりません。同様に、Java EEプラットフォームやコミュニティの前進を支援するための多額の投資を真剣に考えて下さっているCredit Suisseに対し、感謝しなければなりません。ITに携わっている全員が知っているように、リソースに関する難しい判断は決してたやすいものではなく、後の作業の段階での判断にくらべ、早期に難しい決断をするほうがずっとよいのです。Anatoleは現在もなおconfiguration JSRの取り組みに関するJavaOne 2014のセッションの内容を詰めています。
A First Draft of Java EE Configuration [CON1696]
https://oracleus.activeevents.com/2014/connect/sessionDetail.ww?SESSION_ID=1696
このセッションは、考えを共有し、コミュニティからのフィードバックを通して基礎となるユースケースを固める絶好の機会です。configure JSRの取り組みは少なくとも今のところ延期が必要ですが、それほどがっかりする理由はありません。例えばJSRが解決するような良く理解された問題のいくつかは、Java EE 8プラットフォームのJSRの一部と見なすことができます。独立したJSRであれば、おそらくプラットフォームレベルでの高度な連携が必要だったことでしょう。別の可能性は、CDIのようなコアのAPIに、Java EEでより簡単に設定・構成するために何をすべきかを検討させることです。最後に、JSRが対処しようとしてきた問題のいくつかは、以下のようなJava EEに含まれているメカニズムや、Java EE開発でよく使われるツールを使って解決可能だ、ということは念頭に置いておいて損はしないでしょう。
コンサルタントとしての私自身の個人的な経験では、Mavenの機能がJava EEプロジェクトの大多数に対する、十分にして使いやすい、しかもエレガントなソリューションでした。それはそれとして、Mavenがビルド時のソリューションであるのに対し、configuration JSRの特質は、おそらくデプロイ時、および実行時に構成の問題を解決する必要があるのだろう、ということです。

どう思われますか?いつも通り、躊躇せずに率直にどうぞ。
(お約束ですが、この内容は個人(Reza Rahman)の見解で、Oracleの見解ではありません)。

[訳注]
Spec LeadのAnatole Treschさんのブログでも、Configuration JSRが延期になることを記載しています。
No Java EE Configuration JSR for EE 8
http://javaeeconfig.blogspot.jp/2014/09/no-java-ee-configuration-for-ee8-dear.html

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