リリース予定の機能やスケジュールなどは以下をご覧ください。現在Release Candidateフェーズ(リリースにあたって障害となる不具合の修正のみ実施)に入っています。
JDK 10Java APIのドキュメントもEarly Access版が公開されています。
http://openjdk.java.net/projects/jdk/10/
JDK 10 Early Accessのリリースノート
http://jdk.java.net/10/release-notes
Java® Platform, Standard Edition & Java Development Kit Version 10 API SpecificationJava 10での新機能をまとめたエントリも出てきましたね。ぜひ、チェックしてみてください。
https://download.java.net/java/jdk10/docs/api/overview-summary.html
— Java (@java) 2018年2月10日
以下は個人的な見解です。そのため、お約束の文言を再度入れておきます。
このエントリは個人の見解であり、所属する会社の公式見解ではありません。
Opinions expressed in this blog entry is my personal one and does not represent the official opinion of my employer.
まだJava 8からJava 9に移行していないという方の中には、「Java 10に移行せず、LTSのJava 11待ち」という方が多いのかもしれません。もちろん、ミドルウェアやパッケージ・アプリケーションが動作保証していないから移行できない、という方もいらっしゃるでしょう(「いやいや、Java 8にすら移行できません」という方もいらっしゃるかもしれない)。
ただご認識いただきたいのは、Java 11はJava 9からの流れを汲むもの、つまりモジュール化などのJava 9で入った大きな変化の上に成り立っている、ということです。そのため、Java 8以前からJava 10/11に一気に移行するよりは、Java 9の調査ならびにJava 9での動作を確認し、課題を解決、もしくは解決のめどを付けた上で、Java 10/11へ移行すると、移行の難易度も下がる可能性が高い(しかもあらかじめ解決すべき課題を抽出しているので、各課題に集中する時間の猶予も得られる)と考えます。
エンジニアの皆様には、ぜひ(丸腰で挑まず)現在リリースされているJava 9で十分に調査・確認し、理論武装した上で、新規システム開発やシステム移行、パッケージ・アプリケーションの動作確認に取り組んでください。ロジ子も、みなさまの活動に役立つ情報をご提供できるようにつとめてまいります。
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