[Mobile] New Enhancement Released for iOS7+Android Native Look & Feel and Xcode 5 Support

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/mobile/entry/new_enhancement_released_for_xcode5

最後のエントリを書いてからしばらく経ちました。筆者はしばしお休みをもらいつつ、製品開発チームはADF Mobile "Patch" (Patch 5)のリリースにいそしんでいました。このパッチはある重要な新機能を追加するとともに数多くの不具合修正を提供するものです。新しいこのパッチに関するリリースノートは以下のリンクからどうぞ。
Oracle JDeveloper and Application Development
Framework (ADF) 11g Release 2 (11.1.2.4.0)
Known Issues for JDeveloper and ADF 11g Release 2 (11.1.2.4.0)
http://www.oracle.com/technetwork/developer-tools/jdev/documentation/11-124-rn-1942343.html
ダウンロードは簡単です。[ヘルプ]>[更新の確認]>[Official Oracle Extension and Updates]で、ADF Mobileを選択するだけです。バージョン番号は 11.1.2.4.39.64.62. になっているはずです。
このリリースまでにOne offパッチを受領されたお客様は、当該One offパッチが自動的にこのパッチに含まれているわけではありませんので、このPatch 5に対応する新しいOne offパッチをOracle Supportの担当者に要求してください。
このエントリでは2個の具体的な機能強化点についてお伝えします。
  • 新しいiOS7およびAndroidのネイティブ・ルック&フィール(mobileAlta Skin)
  • Xcode 5のサポート

mobileAlta Skin for Native iOS 7 and Android Look and Feel

iOS7とともに、Appleは新しいルック&フィールを導入し、iOSユーザーインターフェースがクリーンで最新のルック&フィールになりました。ユーザー·インターフェースやアイコンの3次元効果やグラデーション効果の多くがなくなってシンプルでモダンな「スキン」に置き換わり、iOSデバイスのハードウェアを補完します。最新のADF Mobileのパッチでは、新しいmobileAltaスキンを導入しました。iOSデバイス上で実行すると、iOSのルック&フィールの標準的なルック&フィールに一層マッチします。
以下は旧スキン(mobileFusionFX)を使ったHRアプリケーションの例です。

こちらは、iPhone上で新しいスキンを使った場合です。


Androidに関しては、みなさんもお気づきかもしれませんが、ADF Mobileスキンのルック&フィールは、Androidのルック&フィールよりも常にiOSのそれに似ています。Androidでは、Android 4.xで初めてフォーマルなUI標準が導入され、現在も進化していますが、iOS UIから非常に特徴的なルック&フィールに進化しました。多くの方がこの問題をレポートくださいましたし、その内容を伺っています。Androidデバイスで描画すると、mobileAltaスキンはよりAndroidらしいルック&フィールにもなります。
こちらは新しいAndroidのネイティブなルック&フィールです。

How to Apply the New Look and Feel

新しいルック&フィールを使うためには、単にadfmf-config.xmlを編集し、以下のようにスキン名称を書き換えるだけでよいのです。
<skin-family>mobileFusionFX</skin-family>

<skin-family>mobileAlta</skin-family>
に変えるだけです。標準のADF MobileのCSSスタイルを上書きしたり、独自のCSSクラスを追加されている場合は、徹底的にアプリケーションをテストして、新しいスタイルがカスタマイズされたクラスに対応していることを確認してください。色、座標、アイコンの参照が変更されている可能性があるため、予想外の副作用がないことを確認するために徹底したUIテストが必要です。

Xcode 5 support

最新のパッチを使用する場合、ADF MobileアプリケーションのIOSバージョンをデプロイするためには、Xcode5を使用する必要があります。Xcode 5だけがサポートされています。これは2014年2月1日より有効になる、AppStoreにUpされたすべてのアプリはXcode5でコンパイルされ、iOS7に最適化されなければならない、というAppleの最新のガイドラインに準拠しています。
Make Your Apps Work Seamlessly with iOS 7 (News and Announcements for Apple Developers)
https://developer.apple.com/news/?id=12172013a
Xcode 5をダウンロードしてインストールすると、最新のXcodeへアップデートすることができます。その後、JDeveloperの[ツール]>[プリファレンス]>[ADF Mobile]で、Xcode 5の場所を設定する必要があります。
While JDeveloperとXcode 5の統合は変わっていませんが、Xcode 5自体に数多くの変更が加わっています。最も大きな変更はProvisioning Profilesや開発者アカウント(Developer Account)の管理方法のあたりです。以前のProvisioning ProfilesやDeveloper AccountはOrganizerユーティリティ(メニューより、Windows>Organizer)を使ってアクセスしたり管理したりしていましたが、現在ではXcode Preferencesダイアログボックスで管理されています。メニューより、Xcode>Preferenceで[Accounts]タブを選択すると、Apple Developer Account情報が表示されます。[View Details...]ボタンをクリックすると、割り当てられた証明書やProvisioning Profileのリストが表示されます。従って、Provisioning Profileを確認する必要がある場合は、このダイアログボックスにアクセスする必要があります。.mobileprovisionファイルをダブルクリックしてProvisioning Profileをインストールすることもできますが、この機能を使ってProvisioning Profileを確認する必要があります。

この新機能を使う方法の詳細は、Appleのドキュメントを参照してください。古い"Organizer"機能について言及しているブログエントリがいくつかありますが、今後こうしたエントリはアップデートされることでしょう。

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