[WLS] Easy Automation of common Weblogic and FMW Administration commands via WLST Recording

WebLogic Scripting Tool (WLST) はコマンドラインのスクリプト環境で、これを使えばWebLogic Serverドメインの作成、管理、監視が可能です。WebLogic Serverを使うと、WebLogic Server管理コンソールで構成した内容をWLSTスクリプトとして記録し、後で編集して構成の自動化に使うことができます。
セキュリティ上の理由で、全てのコマンドを記録できないようになっていることにご注意下さい。詳細は、以下のWebLogic Serverのドキュメントを参照して下さい。

Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server Administration Console Online Help
11g Release 1 (10.3.5)
Record WLST Scripts

http://docs.oracle.com/cd/E21764_01/apirefs.1111/e13952/taskhelp/console/RecordWLSTScripts.html

以後、簡単にWLSTレコーディング機能の使い方と構成の自動化のためのスクリプト作成方法を辿っていきます。この例では、簡単なJDBCリソースをWebLogic Server管理コンソールから作成する手順を記録し、その後修正しています。

1) WebLogic Server管理コンソールにログインし、一番上にある[プリファレンス]をクリックしてから、[WLSTスクリプトの記録]タブをクリックします。このページでは、記録したスクリプトの保存先とファイル名の詳細を表示しています。要件に応じて変更することができます。


2) [記録を開始]を押して、以下の手順に示すようにデータソースを作成していきます。この例では、自動記録が無効になっていることを前提としています。この場合、記録を開始して、記録タスクを終了する際に記録を停止できます。記録が始まると、記録中であることを示すメッセージが表示されます。




 


[訳注:原文では以後Step4から開始していますが、Step3が抜けていますので、訳文内では番号が飛ばないように修正しています]

3) 構成が終了したら、[プリファレンス]をクリックして、記録の設定に戻り、記録を停止します。記録済みコマンドの中には、構成変更内容がJythonのフォーマットで記録されています。


4) [記録を停止]ボタンを押して、ファイルを出力しましょう。


5) 次に、スクリプトを編集して、コマンドライン引数として渡すことができるようにしたり、プロパティファイルを読むようにしたりしましょう(以下は例)。

6) WLSTは色々な方法で実行することができます。一つの方法として、<WLS_HOME>/server/bin/setWLSEnv.sh(.cmd)を実行して環境変数を設定し、その上で以下のようにコマンドラインから実行することができます。
java Weblogic.WLST scriptName.py
WLSTの実行方法(対話型、組み込み、antによる実行など)についてはWLSTのドキュメントを参照して下さい。

Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Scripting Tool 11g Release 1 (10.3.5)
2 Using the WebLogic Scripting Tool
http://docs.oracle.com/cd/E21764_01/web.1111/e13715/using_wlst.htm (英語)

Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Scripting Tool 11g リリース1(10.3.4)
2 WebLogic Scripting Toolの使用
http://docs.oracle.com/cd/E23549_01/web.1111/b61621/using_wlst.htm (日本語)


原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/rammenon/entry/easy_automation_of_common_weblogic

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