[Java] 新しいJavaリリースモデルについて

2018年5月17日に開催されたJava Day Tokyo 2018で、「JDKの新しいリリースモデル」というセッションがありました。
JDKの新しいリリースモデル
http://otndnld.oracle.co.jp/ondemand/javaday2018/JSE-3
スライド7枚目に以下のようにありますね。33枚目には表形式でまとまっています。
  • Oracleの無償用バイナリ (Feature Release)
  • Oracleの有償用バイナリ (LTS Release)
    • 3年ごとのFeature Releaseの特定バージョンに対して設定
    • Java SE 11からリリース予定
で、Feature Releaseの無償用バイナリとは、スライド33枚目にもある通り、OpenJDKベースです。JDK 10の参照実装ダウンロードページにも、以下のようにOpenJDKベースのバイナリであるとの記載があります。
Java Platform, Standard Edition 10 Reference Implementations
http://jdk.java.net/java-se-ri/10
The official Reference Implementation for Java SE 10 (JSR 383) is based solely upon open-source code available from the JDK 10 Project in the OpenJDK Community.
(Java SE 10 (JSR 383)の公式参照実装は、OpenJDK CommunityのJDK 10プロジェクトから入手可能なオープンソースコードのみに基づいています)
Javaのリリースモデル変更に関連して、様々な憶測や解釈、誤解が散見されます。まずはこのセッション・スライドを熟読されることをお勧めします。

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