[Database, Cloud] Oracle Database Service Now Available on the High Performance X7 Platform

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/cloud-infrastructure/oracle-database-service-available-on-high-performance-x7-platform

これまで以上に速く、より安全に、かつ低コストで、より大規模なOracleデータベースをクラウドで実行できます。

前四半期に、高性能なX7プラットフォームに基づく新しいコンピューティングシェイプが利用できるようになったことを発表しました。
High Performance X7 Platform Generally Available
https://blogs.oracle.com/cloud-infrastructure/high-performance-x7-platform-generally-available
これらのシェイプは、最新世代のSkylake Intel CPU、最大25 Gbpsの非オーバーサブスクライブネットワーク接続、最高性能のNVMe SSDへのストレージを搭載しています。本日、Oracle Cloud Infrastructure Database Serviceは、ベア・メタル(Bare Metal)と仮想マシン(Virtual Machine)の両方で新しいコンピューティング・シェイプで利用できるようになりました。

Advantages

これらの新しい強力なシェイプを使えば、価格性能比を下げながら、データベース集約型アプリケーションをクラウドに移行できます。Oracle Databaseユーザーにとっての重要な利点は以下の通りです。
  • More database storage capacity
    より多くのデータベース記憶容量:X7プラットフォームでは、ストレージ容量が増えているので、単一のデータベース・サーバー上でより多くのデータベースを統合できます。これにより、より大きなストレージ要件があるシステム、例えばEBSのようなシステムのOracle Enterprise Application 'Lift&Shift'シナリオが可能になります。新しいベアメタル・シェイプには、NVMe SSDストレージが搭載されており、究極のパフォーマンスを実現します。開発・検証用データベース向けに最大16TB使用可能(2ウェイ・ミラーリング、RECOは4TBまで)、本番用データベース向けに最大9.5TB使用可能(3ウェイミラーリング、RECOは2.3TBまで)です。新しいバーチャルマシンは、最大8TBまで可能なRECOファイルシステムを持つブロックボリュームで最大40TBの使用可能なストレージを提供します。
  • More memory
    新しいベアメタル・シェイプは768 GBのRAMを搭載しています。これはインメモリデータベースのユーザーにアピールすることでしょう。
  • Increased network bandwidth
    インスタンス上の3種類のデータベース関連トラフィック(データ、Data Guard、バックアップ)のために、最大50 Gbpsの帯域幅を利用できます。また、すべてのVMシェイプのネットワーク帯域幅が増加しました(たとえば、VM.Standard2.24の場合は25 Gbps)。
  • Increased number of cores and memory for VMs
    新しいVMシェイプ(Standard2)は、Standard1と比較して利用可能なメモリが2倍になっています。また、24コアの新しいVMシェイプも利用できます。

Specifications

X7プラットフォームでは、52個のコアを持つBM.DenseIO2.52がDenseIOファミリに、1〜24個のコアを持つVM.Standard2シェイプがVMファミリにそれぞれ追加されています。両方のシェイプとも、メモリとネットワーク帯域幅が増加しています。
Product Shape Core(s) Memory (GB) Usable storage (GB) Network
Standard Virtual Machine (with Block Volume) VM.Standard2.1
1
15
Block up to 40 TB
1 Gbps
VM.Standard2.2
2
30
Block up to 40 TB
2 Gbps
VM.Standard2.4
4
60
Block up to 40 TB
4 Gbps
VM.Standard2.8
8
120
Block up to 40 TB
8 Gbps
VM.Standard2.16
16
240
Block up to 40 TB
16 Gbps
VM.Standard2.24
24
320
Block up to 40 TB
25 Gbps
DenseIO - Bare Metal BM.DenseIO2.52
2 - 52
768
Local 51.2 TB
2 x 25 Gbps

Features

新しいシェイプでも、以下の機能に変更はありません。
  • Support for all four database editions
    Standard、Enterprise、Enterprise Edition、Enterprise Edition High Performance、Enterprise Edition Extreme Performanceの全4種類のデータベース・エディションのサポート
  • 2-node RAC configuration (only for VMs)
    Enterprise Edition Extreme Performanceでサポート
  • All current database versions
    11.2、12.1、12.2、18.1をサポート
  • 40TB of usable storage
    ダウンタイム無しでのストレージのスケールアウト

Experience

新しいデータベース・インスタンスをプロビジョニングするには、Oracle Cloud Infrastructureコンソールに移動し、Databaseの下のLaunch DB Systemをクリックします。

新規ベアメタルシェイプを起動するため、BM.DenseIO2.52を選択します。

新規VMインスタンスを起動するため、VM.Standard2.x (ここで、xはOCPUの個数を表す。具体的には1、2、4、8、16、もしくは24)を選択します。

(注意)
ノード数に2を指定すると、2 OCPUを上回るOCPUを持つ任意の仮想マシンシェイプを選択してRACデータベースを構築できます。

本日から、すべての新しいX7シェイプはすべてのOCIリージョンで使用でき、コンソール、API、CLI、SDK、およびTerraformを介してアクセスできます。
Bare Metal and Virtual Machine DB Systems
https://docs.us-phoenix-1.oraclecloud.com/Content/Database/Concepts/overview.htm
Database Service API
https://docs.us-phoenix-1.oraclecloud.com/api/#/en/database/20160918/
Command Line Interface (CLI)
https://docs.us-phoenix-1.oraclecloud.com/Content/API/Concepts/cliconcepts.htm
SDKs and Other Tools
https://docs.us-phoenix-1.oraclecloud.com/Content/API/Concepts/sdks.htm
Terraform provider for Oracle Cloud Infrastructure
https://github.com/oracle/terraform-provider-oci
ぜひいますぐ新しいシェイプを試し、データベースワークロードのパフォーマンの向上を目の当たりにしてください。

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