https://blogs.oracle.com/mobile/entry/oracle_maf_2_3_2
MAF 2.3.2がご利用いただけるようになりました。このリリースには、iOSプラットフォームでMAFをご利用のお客様には影響があるいくつかの極めて重要なアップデートが含まれており、皆様がこのリリースを速やかに取り込まれることを推奨します。いつも通り、このリリースをJDeveloperのアップデート・センターからダウンロードできます。このリリースで導入された主要な機能をご紹介します。
Support for IPv6 only networks on iOS
先頃Appleは、Apple AppStoreに出される全てのアプリケーションはIPv6のみのネットワークをサポートする必要がある、と発表しました。MAF 2.3.2から、MAFアプリケーションはAppleの要件に準拠し、IPv6のみのネットワークで利用可能です。このサポートを得るためには、開発者はMAF 2.3.2でアプリケーションを再ビルドするだけでよいのです。AppleがIPv6のみのネットワークでのサポートをアクティブに検証していることを確認していますので、Appleから却下されないようにするため、お客様がこのリリースにアップデートすることは重要なことです。WKWebview Support for iOS
この機能を使うと開発者はAMXコンテントタイプでWKWebViewレンダリングエンジンを使うことができます。WKWebViewを利用すると、AMXページのレンダリングパフォーマンスが劇的に改善されることが期待できます。MAF 2.3.2以後で作成された新規アプリケーションでは、WKWebViewがデフォルトでAMXで利用されるようになっています。既存のアプリケーションを2.3.2へ移行する場合はオプトインの機能です。WWWebViewを有効化するには、開発者ガイドにある手順に従ってください。Oracle® Mobile Application Framework Developing Mobile Applications with Oracle Mobile Application Framework 2.3.2期待されるパフォーマンスの改善を考慮すると、アプリケーションでAMXベースの機能を使ってらっしゃる場合にはWKWebViewを使うことを強く推奨します。
Configuring the Web View of Application Features with AMX Content on iOS
http://docs.oracle.com/middleware/maf232/mobile/develop-maf/GUID-6F391DA6-3D6F-4823-A732-28851AC9DCAF.htm#ADFMF-GUID-228ED288-27F0-4476-A996-8BB12EDC51C4
Support for generating quick start page layouts for common mobile patterns
人気のあるモバイルパターンに基づくレイアウトを使ってAMXページを作成することがこれまでよりも簡単になる、すばらしい機能です。新しいAMXページ作成ウィザードには40個以上のレイアウトパターンを備えているので、モバイルUIの作成をさくっと始めることができます。Oracle® Mobile Application Framework Developing Mobile Applications with Oracle Mobile Application Framework 2.3.2このレイアウトパターンはOracle Mobile UXチームの研究に基づいています。
How to Create a MAF AMX Page
http://docs.oracle.com/middleware/maf232/mobile/develop-maf/GUID-7E7342BA-86AF-48DE-BC7D-BB2D0D437040.htm#ADFMF25134
Built-in Federated Authentication Support for Oracle Mobile Cloud Service and Other Oracle PaaS services
この機能を使うと、簡単な設定で(しかもコーディングなしで)、Oracle Mobile Cloud Serviceや他のPaaSサービスで利用可能なFederated Authenticationの機能を使って、MAFアプリケーションは認証できるようになります。MAFアプリケーションの設定の詳細については、以下の開発者ガイドをご覧ください。Oracle® Mobile Application Framework Developing Mobile Applications with Oracle Mobile Application Framework 2.3.2この機能は、トークンリレーサービスを呼び出す汎用的なFederationシナリオでも利用できます。
How to Configure Single Sign-On in a MAF Application
http://docs.oracle.com/middleware/maf232/mobile/develop-maf/GUID-3975EBAB-DB9E-4BC2-B814-619F30AF897D.htm#ADFMF24777
UI Component Enhancements
- ButtonやImageコンポーネントでのインラインSVGのサポート
この機能を使うと、開発者はAMX ImageコンポーネントやcommandButtonコンポーネントとともにSVGを使うことができ、CSSを使って簡単にスタイルを変更・調整することができます。 - InputTextのコンテンツをクリアするためのアフォーダンス
- Filmstripコンポーネントでのページネーション・オーバーフローのサポート
Data Visualization Enhancements
- 新しいグラフの設計時UIでは、グラフのさまざまなセクションにデータをバインドしながら、エンドユーザーが動的なグラフのサンプルを表示することができるようになりました。
- ピクトチャートの設計時サポート
- Oracle Mapsを使ったGeoMapでのルート表示をサポート
- Chartコンポーネントに対する数多くの機能強化
- 対数軸のサポート
- カテゴリラベルのワードラップ
- 一定間隔のグラフ軸のサポート
- 矩形、星形マーカーのサポート
- 境界幅の変更機能
- ファンネルスライス・ラベルの無効化機能
- 遅延グラフ系列の強調表示をサポート
- 積み重ね棒グラフでバーの上に合計数を表示する機能
- グラフ上でのズームやスクロール方向を指定する機能
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