[misc.] リリースノートやWhat's Newのチェックをお忘れなく

新しいバージョンやリリースが出てきた場合、これまで利用できた機能が非推奨(Deprecated)になったり、削除(Removed)されたりすることがあります。機能の改廃はリリースノートや新機能をまとめたドキュメントに記載されています。
例えばOracle WebLogic Server 12.2.1(12cR2)の場合、以下のドキュメントが公開されています。
Oracle® Fusion Middleware What's New in Oracle WebLogic Server 12.2.1
Deprecated Functionality (WebLogic Server 12.2.1)
http://docs.oracle.com/middleware/1221/wls/NOTES/whatsnew.htm#NOTES155
Removed Functionality and Components
http://docs.oracle.com/middleware/1221/wls/NOTES/whatsnew.htm#NOTES588

Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Server 12.2.1の新機能 12c (12.2.1)
非推奨になった機能(WebLogic Server 12.2.1)
http://docs.oracle.com/cd/E72987_01/wls/NOTES/whatsnew.htm#BGGBGFFB
削除された機能とコンポーネント
http://docs.oracle.com/cd/E72987_01/wls/NOTES/whatsnew.htm#A1011792415
ご注意頂きたいのは、時々、日本語ドキュメントと英語ドキュメントで表現が異なる場合がある、ということです。例えば、weblogic.Adminは、 日本語版だと
「weblogic.AdminユーティリティはWebLogic Server 12.2.1で非推奨であり、将来のリリースでは削除される予定です。」
とありますが、英語版では、
"The weblogic.Admin utility has been removed from Oracle WebLogic Server 12.2.1."
とされています。こういう場合は原則英語版の記述を優先して取り扱ってください。実際、weblogic.Adminを呼び出してみると…

ということで、英語版の通り削除されています。
その他、WebLogic Server(厳密にはFusion Middleware Infrastructure) 上で動作するSOA SuiteやBPM Suite、Business Intelligence Enterprise Editionなど、それぞれの製品で機能の改廃がまとめられていますので、バージョンアップに伴う移行の前には、必ず目を通しておいてください。

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