[Java] JMC and JFR Documentation

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/thejavatutorials/entry/jmc_and_jfr_documentation

ご存知ない場合のために、Java Mission Control(以下JMC)とJava Flight Recorder(以下JFR)のユーザーガイドが移動しました。JDK 8u20現在、JMCとJFRユーザーガイドのバージョン5.4、5.3へのリンクは、java ComponentsのJMCタブにあります。

Java Components > Java Mission Control (JMC) and Java Flight Recorder (JFR)
http://docs.oracle.com/javacomponents/jmc.htm
以前の場所からリダイレクトされますが、ブックマークのアップデートをお願いします。

[FMW, JRockit] Final Release of JRockit for Java SE 5 in January

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/jrockit/entry/final_release_of_jrockit_for

Java SE 5が登場してかなり時間が経ちました。実際、最初のリリース(2004年)から先月で10年を超えました。Java SE 5版JRockitもまた同じぐらいの期間存在してきました。最初のJava SE 5版JRockit(コードネームDragon)は2004年12月にリリースされました。
JRockit 5.0 Available for Download
http://www.theserverside.com/news/thread.tss?thread_id=30616 
Java SE 5は、今日の我々が知っており、使っている、最も重要な言語機能(generics、 annotations、autoboxing​​、列挙型、可変引数など)の多くが導入された画期的なリリースでした。

全てのものに終わりが来るのはJava SE 5も例外ではありません。JRockitに関しては、Java SE 5のExtended Supportフェーズが来年3月で終了する予定です。これはつまり、2015年1月が最後のJava SE 5 JRockit CPU(Critical Patch Update)リリースになる、ということです。
Critical Patch Updates, Security Alerts and Third Party Bulletin
http://www.oracle.com/technetwork/topics/security/alerts-086861.html
WebLogic Server 10.0のような、Java SE 5を必要とするOracle製品に対する有効なExtended Support契約をお持ちのお客様は、2015年3月末までバグ登録やOne-offビルドの受領をすることができますが、Java SE 5版JRockit(JRockit R27、R28)は2015年4月よりSustaining Supportフェーズに入るため、新規リリースや修正を出すことはありません。

簡単にお伝えするとすれば、Java SE 5版JRockitのExtended SupportフェーズはHotSpotベースのJava SE 5の数ヶ月前に終了します。最後のSun/Oracle(HotSpotベース)のJava SE 5のCPUを4月にリリースする予定していますが、2015年4月のCPUでは、対応するJava SE 5版JRockitのCPUリリースはありません。

もちろん、これはJRockitそのものの終了を意味していません。Java SE 6対応のJRockitはExtended Supportフェーズの終了までに数年残っています。JRockitを使い続ける必要があるお客様は最新のJava SE 6版JRockitにアップグレードすることができます。Java SE 6版JRockit(R28のみ)のバグやセキュリティ問題の修正は、Sustaining Supportフェーズに到達するまで引き続き実施していきます。

まとめ
  • 2015年1月のCPUの後、Java SE 5版JRockit (R27もしくはR28)はリリースされない。
  • Java SE 6版JRockitのExtended Supportフェーズの終了(現時点では2018年12月を予定)までは、Java SE 6版JRockit(R28のみ)のCPUリリースやバグ修正は引き続き実施する。
  • Java SE 5版JRockitにデプロイされているお客様に対し、2015年3月までにより最新のJRockitにアップデートするか、よりよいのは、Oracle JDK 7もしくはJDK 8に移行されることを推奨する。最新のOracle製品は全てJDK 7をサポートしており、Oracle製品全体でJDK 8の動作保証は速いスピードで進んでいる。WebLogic ServerやCoherenceといった主要な製品は既にJDK 8での動作保証が済んでいる。
    WebLogic Server 12.1.3 on JDK 8
    https://blogs.oracle.com/WebLogicServer/entry/weblogic_server_12_1_3
    http://orablogs-jp.blogspot.jp/2014/09/weblogic-server-1213-on-jdk-8.html
詳しくは、Oracleのライフタイム・サポート・ポリシーをご覧下さい。詳細なサポート期間やポリシーについて記載があります。
Oracle Lifetime Support Policies
http://www.oracle.com/us/support/lifetime-support/index.html

[Linux] Announcing General Availability of Oracle Linux 6.6

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/linux/entry/announcing_general_availability_of_oracle1

Oracle Linux 6 Update 6という、Oracle Linux 6の6回目のアップデートのリリースを発表できうれしく思っています。個々のRPMパッケージはパブリックyumリポジトリにございます。ISOインストールイメージはまもなくOracle Software Delivery Cloudからダウンロードできるようになる予定です。
Public Yum Repository for Oracle Linux 6.6
http://public-yum.oracle.com/repo/OracleLinux/OL6/6/
Oracle Software Delivery Cloud - Oracle Linux and Oracle VM
http://edelivery.oracle.com/linux
Oracle Linux 6 Update 6には、以下のカーネルパッケージが同梱されています。
  • x86-64向け
    Unbreakable Enterprise Kernel (UEK) Release 3 (kernel-uek-3.8.13-44.1.1.el6uek)
  • i386向け
    Unbreakable Enterprise Kernel (UEK) Release 2 (kernel-uek-2.6.39-400.215.10.el6uek)
  • x86-64、i386向けRed Hat互換カーネル(kernel-2.6.32-504.el6)
デフォルトでは、特定のアーキテクチャ(i386、x86-64)に対し、UEKとRed Hat互換カーネルの両方がインストールされ、システムはUEKを起動します。このリリースに含まれる注目に値する機能をご紹介しましょう。
  • UEK Release 3と完全に統合されたDTraceのサポート
  • UEK Release 3でのLinuxコンテナ (LXC) のフルサポート
  • UEK(Release 2もしくはRelease 3)利用時のBtrfsのフルサポート
  • Active Directoryに対する強化されたSSSDのサポート
  • Hyper-V用の新しいデーモン(hypervfcopydhypervkvpdhypervvssd)。これらは、Microsoft WindowsホストのHyper-Vの下で動作しているOracle Linuxゲスト用に、Hyper-V ファイルコピー、キーバリュー・ペア(KVP)、ボリュームシャドウ・コピー・サービス(VSS)のデーモンを提供します。
これらの機能の詳細、これら以外の新機能や、Oracle Linux 6.6での変更内容については、以下のリリースノートをごらんください。
Oracle® Linux Release Notes for Release 6 Update 6
http://docs.oracle.com/cd/E37670_01/E57668/html/index.html
Oracle Linuxはダウンロードも、利用も、配布も無料で、アップデートやエラータも無料でご利用いただけます。
Free Updates and Errata for Oracle Linux
https://blogs.oracle.com/linux/entry/free_updates_and_errata_for
サポートが御入り用の場合、どのシステムにサポート契約が必要かを判断してください。
Oracle Linux Support
http://www.oracle.com/us/technologies/linux/support/overview/index.html
これにより、Oracle Linuxが開発、テスト、本番環境のシステムで利用する上で理想的な選択肢となることでしょう。全てのシステムを最新かつ安全に保ちながら、皆様のシステム個々に対してどのようなサポート範囲が最適かを判断してください。Oracle Linux Premier Supportのお客様であれば、Oracle Kspliceを利用したゼロダウンタイムカーネルアップデートも利用できますし、Oracle OpenStack for Oracle Linuxのサポートも既に手にしていらっしゃいます。
Oracle OpenStack for Oracle Linux Now Generally Available
http://www.oracle.com/us/corporate/press/2298602.
Oracle Linuxに関する詳細は、Oracle Linuxの製品ページをご覧下さい。
Oracle Linux製品ページ
https://www.oracle.com/linux (US)
http://www.oracle.com/jp/technologies/linux/overview/index.html (JP)

[Java] New book: RESTful Java Patterns and Best Practices

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/theaquarium/entry/new_book_restful_java_patterns

「RESTful Java Patterns and Best Practices」(Bhakti Mehta著)が先ごろ出版されました。この本のすばらしい点の一つに、JAX-RS API 2.0の理論を説明する本ではない、というところがあります。タイトルからわかるように、この本はRESTfulなサービスを、効率的で拡張性高く安全なRESTfulサービスを構築する際に関わってくる、様々なベストプラクティスについて説明しているため、この本は本当にRESTのベストプラクティスに対象を絞っています。そして、JAX-RS 2.0 APIを利用するベストプラクティスやパターンの適用方法を説明しています。
RESTful Java Patterns and Best Practices
https://www.packtpub.com/web-development/restful-java-patterns-and-best-practices
取り上げているベストプラクティスの一部をご紹介しましょう。
  • リソースの設計、公開方法
  • エラー処理
  • APIのバージョン管理
  • テスト
  • セキュリティ
  • キャッシュ
  • 非同期の挙動、など
別の観点で特に気に入っているのは、まだ標準化されていない機能も取り上げている、という点です。SSEやJSON-Pointersなどの機能はJava EE 8で導入される可能性が高いと言及されており、それゆえ、こうした機能がプラットフォームに追加されることが理にかなっている理由を理解する上で、この本は有用な基礎資料となり得るでしょう。

最後に、この本はあまりに多くの詳細情報を詰め込んで、読者がおなかいっぱいにならないようにしています。議論のトピックの各々に対し、技術的な解決策を提示し、説明しています。特定のトピックの詳細を深掘りする必要が生じた場合に備え、追加リソースへのリンクも提示されています。

全体として、この本はRESTfulベースのアプリケーションを設計する人にとっての好著でしょう。
この本の出版を記念して、Packt Publishingは「RESTful Java Patterns and Best Practices」を10部(eBook5部と紙の書籍5部)を抽選でプレゼントします。この抽選に参加するためには、この本に関するコメントを、http://bit.ly/1uUs7QRというURLと、#JavaBhaktiというハッシュタグを付けて、お気に入りのソーシャルメディアに投稿するだけです。Packt Publishingがランダムに10名を抽選します。
是非ご理解頂きたいのは、Oracleはこの抽選に関わっていない、ということです。あくまでも情報をお知らせしているだけにすぎません。抽選に関する質問は、直接Packt Publishingにお尋ね下さい。
How you can contact us(抽選に関するお問い合わせ)
https://www.packtpub.com/books/info/packt/contact-us

[Java] Moving on to Java 8

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/henrik/entry/moving_on_to_java_8

先月、エンドユーザーにとってのJava SE 8へのスムーズな移行に関する取り組みについてエントリを書きました。
Java 8: Not Just For Developers Any More
https://blogs.oracle.com/henrik/entry/java_8_not_just_for
Javaコミュニティが驚くほどのペースでのJava SE 8を採用してくれており、これは我々の期待を上回るものです。例えばオープンソースプロジェクトやWebLogic Serverのような商用製品で新しいプラットフォーム・リリースに対する準備状況を発表しています。
Java SE 8 Adoption - The Big Guns
https://blogs.oracle.com/henrik/entry/java_se_8_adoption_the
WebLogic Server 12.1.3 on JDK 8
https://blogs.oracle.com/WebLogicServer/entry/weblogic_server_12_1_3
Java SE 8 Update 25より、Java SE 8ランタイムはエンドユーザー向けのデフォルトJREとなり、java.comからご利用いただけるようになっています。
Java™ SE Development Kit 8, Update 25 (JDK 8u25) Release Notes
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/8u25-relnotes-2296185.html
java.com
https://java.com/
自動アップデート機能を使ったJava 7からJava 8へのユーザーを移行するプロセスは、2015年第1四半期の間に実施する予定です。

Oracle Java SE Support Roadmapにある通り、2015年4月以後は、OracleはJava SE 7のアップデートをパブリックダウンロードサイトに掲載しない予定です。
Oracle Java SE Support Roadmap
http://www.oracle.com/technetwork/java/eol-135779.html
Java SE 7ダウンロードはOracle Technology Networkからアクセスできますが、開発者やエンドユーザーのみなさまは、Java SE 8への移行を始めることをお勧めします。
Java SE Downloads
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html
Java SE7やさらに古いバージョンに対する重要なバグ修正、セキュリティ修正、一般的なメンテナンスに対し、引き続きアクセスが必要というお客様は、Oracle Java SEのサポートを通じて、長期的なサポートを得ることができます。
Oracle Java SE Support
http://www.oracle.com/us/technologies/java/standard-edition/support/overview/index.html

[Java, Database] PSU October 2014

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/UPGRADE/entry/psu_october_2014

2014年10月14日に、Oracleは新しいPSU(Patch Set Update)をリリースしました。いつも通り出来るだけ早く皆様がお使いのデータベースに適用されることを強くお勧めします。
データベースの削除やその他のアクションを実施するために必要なJavaに対する修正が含まれています。詳しくは、以下をどうぞ。
  • Eric Mauriceのセキュリティブログ
    October 2014 Critical Patch Update Released
    https://blogs.oracle.com/security/entry/october_2014_critical_patch_update
    "Due to the nature of the fixes required, Oracle development was not able to produce a normal RAC-rolling fix for these issues. To help protect customers until they can apply the Oracle JavaVM component Database PSU, which requires downtime, Oracle produced a script that introduces new controls to prevent new Java classes from being deployed or new calls from being made to existing Java classes, while preserving the ability of the database to execute the existing Java stored procedures that customers may rely on."

    (必要とされる修正の性質ゆえに、Oracleの開発チームは、この問題に対する通常のRACローリング用のパッチを作成することができませんでした。ダウンタイムが必要なOracle JavaVM Component Database PSUを適用できるようになるまでの間、お客様を守るために、お客様が使っている既存のJavaストアドプロシージャを実行できるようにしつつ、新たなJavaクラスがデプロイされたり、既存のJavaクラスの呼び出しをさせないよう、新しいコントロールを導入するスクリプトを作成しました。)
  • Oracle Recommended Patches -- "Oracle JavaVM Component Database PSU" (OJVM PSU) Patches (Doc ID 1929745.1)
    https://support.oracle.com/rs?type=doc&id=1929745.1

[Java] Java ME Documentation Survey 2014

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/thejavatutorials/entry/java_me_documentation_survey_2014

Oracle Java MEドキュメンテーションチームは7問の簡単なアンケートを実施しています。このアンケートはどのようなJava MEドキュメントを皆様がお求めで、どうすれば改善できるのか、を知るために実施しています。
アンケートはこちら。
Oracle Java ME Embedded Documentation Survey
https://www.surveymonkey.com/s/javame-docs
Java Embeddedテクノロジーに関心があって、様々なボード用アプリケーションの開発を始めたいと思ってらっしゃるなら、是非アンケートにご協力ください。

[Java] Java SE 8 Update 25 and Java SE 7 Update 71 and 72

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/java/entry/java_se_8_update_25

OracleはJava SE 8 Update 25とJava SE 7 Update 71および72をリリースしました。開発者の方々は最新のJava SE SDKとJREをOracle Technology Networkからダウンロードできます。
Java SE Downloads
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html

Java SE 8 Update 25

このリリースには、重要なセキュリティの問題の修正が含まれていますので、全てのJava SE 8ユーザーの方々がこのリリースへアップグレードすることをOracleは強く推奨します。リリースノートをご覧頂き、Java SE 8 Update 25をダウンロードしてください。
Java™ SE Development Kit 8, Update 25 (JDK 8u25) Release Notes
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/8u25-relnotes-2296185.html

Java SE 7 Update 71/72 

このリリースには、重要なセキュリティの問題の修正が含まれていますので、全てのJava SE 7ユーザーの方々がこのリリースへアップグレードすることをOracleは強く推奨します。

Java CPU(7u71)とPSU(7u72)リリースの違いについて 

Java SE Critical Patch Updates (CPU) にはセキュリティ上の脆弱性や重大なバグ修正が含まれています。全てのJava SEユーザーが利用可能な最新のCPUリリースへアップグレードすることをOracleは強く推奨します。ほとんどのユーザーは、このリリースを選択すべきです。
Java SE Patch Set Updates (PSU) には、これまでリリースされたCPUに含まれる全てのセキュリティ修正と、重大ではない修正の追加が含まれていますので、当該バージョンで修正されたバグに影響を受けている場合にのみ、Java PSUを利用すべきです。
詳しくは、リリースノートをご覧頂き、ダウンロードしてください。
Java SE 1.7.x Update Release Notes
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/documentation/7u-relnotes-515228.html
まだいまいちよくわからない、という方には、以下のページでCPUとPSUの違いを説明していますので、こちらをご覧ください。
Java CPU and PSU Releases Explained
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/cpu-psu-explained-2331472.html

[Java] Upcoming Oracle Java SE 7u72 PSU

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/java-platform-group/entry/upcoming_oracle_java_se_7u72

10月14日(US時間)に、OracleはOracle Java SE向けの定期的なCritical Patch Update(CPU)のリリースを計画しています。
Oracle Critical Patch Update Pre-Release Announcement - October 2014
http://www.oracle.com/technetwork/topics/security/cpuoct2014-1972960.html
Oracle Java SE 8については、バージョンは8u25となります。Javaをご利用頂いている全ての方がJava SEアップデートリリースをダウンロードして利用されることを推奨いたします。このリリースで、以前お知らせしたように、Java SE 8はJava.comにおけるデフォルトとしてデビューします。Java SE 8への自動アップデート機能は2015年初めに開始する予定です。
Java 8: Not Just For Developers Any More
https://blogs.oracle.com/henrik/entry/java_8_not_just_for
Oracle Java SE 7については、異なるユーザーに対し、2種類のリリースを予定しています。
  • Oracle Java SE 7u71
    通常のCPUで、セキュリティ修正のみを含みます。ほとんどのユーザーに対しこのCPUへのアップグレードを推奨いたします。 
  • Oracle Java SE 7u72
    開発者やセキュリティ以外の改善を必要とする開発者やユーザー、アップデートされた機能をテストするユーザー向けです。リリースノートに記載されている特定の問題に直面している場合にはこの7u72をご利用ください。またQAサイクルの一環として利用する場合にもご利用ください。7u72で追加されている改善や機能は次回のCPUリリース(2015年1月)で提供する予定です。
    Critical Patch Updates, Security Alerts and Third Party Bulletin
    http://www.oracle.com/technetwork/topics/security/alerts-086861.html
詳しくは、以下のOTNの記事をご覧下さい。
Java CPU and PSU Releases Explained
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/cpu-psu-explained-2331472.html

[Java] What Do You Need in Java Documentation?

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/java/entry/what_do_you_need_in

Java SEドキュメンテーションチームは現在以下のURLで簡単なアンケートを実施しています。
Oracle Java SE Documentation Survey
https://www.surveymonkey.com/s/java-se-documentation-survey-2014
このアンケートは、皆様が求めている開発者向けドキュメントとはどういうものか、を知るためのものです。是非ご協力ください。皆様からの声を大切に受け止め反映したいと考えています。

[Mobile] New Oracle Mobile Application Framework Version (2.0.1) Now Available

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/mobile/entry/new_mobile_application_framework_version


[注意]現在のApple iOS AppStoreへのアップロード要件にあわせるためには、MAF 2.0.1へのアップデートが必要です。Appleはいくつかのアップロード要件を2014年9月初頭に変更したばかりですが、MAF 2.0.1はこうした事前の警告なしで、常に変化するアップロード要件に適合するように機能強化されました。

Oracle Mobileの開発者のみなさん、
ご存知のように、モバイルテクノロジーが急速な変化のトレンドに追随するよう、Oracle Mobile Application Frameworkチームは迅速かつアジャイルなリリースモデルに切り替えました。この変化により、約2から3ヶ月で新しいマイナーリリースを、そしてメジャーリリースはおよそ1年で2回ほどリリースします。これにより、Mobile Application Frameworkが最初にリリースされて2ヶ月ほどにもかかわらず、新しいマイナーバージョンがリリースされました。ダウンロード方法はOTNのMAFダウンロードページにあります。
Oracle Mobile Application Framework Download
http://www.oracle.com/technetwork/developer-tools/maf/downloads/index.html
ご注意いただきたいのは、MAF 2.0.1では、Oracle Enterprise Pack for Eclipse (OEPE) のEclipse Luna SR1対応のアップデートにあわせ、Eclipseでの利用もサポートします。
では主要な新機能をご紹介しましょう。

Apple iOS 8 Support

多くの方がご存知の通り、Apple iOS 8が先週(訳注:原文の執筆は2014年9月23日)リリースされました。MAFチームはベータ版、GM版でテストをしており、最終的にリリース版のiOS8に対してもテストを実施しました。 MAF 2.0.1が公式にiOS 8をサポートすることを発表できうれしく思っています。
ですが1点ご承知いただきたいことがあります。それは、iOSの最終リリース版には、いくつかの最新かつ突然の変更が含まれており、これが原因で表示されるべき権限要求リクエストのダイアログボックスに影響が出ています。具体的には、Google Mapsのようなアプリケーションを実行している場合、アプリケーションを使っていない場合でも位置情報へのアクセスを許可するようにプロンプトが現れます。MAFアプリケーションの場合、「通知(Notifications)」への権限リクエストを見ることになるでしょう。アプリケーションをナビゲートする際に見ることになる、正確なダイアログボックスでは、「<あなたのアプリケーション名>があなたに通知を送信しようとしています」といったテキストを含んでいるはずです。この通知は、例えば、MAFアプリケーションがアプリケーション・アイコンにBadging countを付けるかどうかを参照します。MAF2.0.0および2.0.1では、バッジ数を設定するAPIが実際にアプリケーションで使われているかどうかに関わらず、許可が要求されます。MAFの将来のリリースでは、ローカル通知権限を要求するかどうかを、開発者が決めることができるよう、スイッチを追加することを計画しています。
1点ご承知いただきたいこととして、MAFアプリケーションをiOS上にデプロイする場合、Xcode 5.xの最新版を引き続きご利用頂く必要があります。これはアプリケーションの機能や、アップロードおよび承認に対して影響を与えるものではありません。現時点では、まだXcode 6へのアップグレードをなさらないでください。Xcode 6の完全サポートは次のリリースで予定しています。

Enterprise Application Management and Security Enhancements

MAF 2.0.1では、MAFアプリケーションのiOSバージョンを管理するために、Mobile Security Suite (OMSS)とより緊密に統合されています。Mobile Application Framework自体、堅牢な暗号機能を提供し、エンタープライズセキュリティ基盤と緊密に統合しているのですが、Mobile Application Management(モバイルアプリケーション管理)やData Leak Policy Enforcement(データ漏洩ポリシーの施行)、 Containerization(コンテナ化)のサポートが必要な場合、Oracle Mobile Security SuiteがOracleが推奨するソリューションです。
Oracle Mobile Security Suite
http://www.oracle.com/technetwork/middleware/id-mgmt/overview/default-2099033.html
MAF 2.0.1では、OMSSでMAFアプリケーションの保護はデプロイメント・プロファイルのダイアログボックスでチェックボックスをクリックするだけで非常に簡単です。そして、デプロイメントプロセスが自動的にiOSバイナリ(ipaファイル)を生成し、Oracle Secure Workspaceコンテナを使ってそのバイナリをラップし、アプリケーションを配布用の証明書とプロビジョニングプロファイルで署名します。

OMSSとMAFが共に暗号化機能を提供しているので、MAF 2.0.1には、2つの製品間の暗号化メカニズムの互換性を確保するために、数多く内部の機能拡張がなされました。過去には、以前のバージョンで作ったMAFアプリケーションをOMSSツールでラップすることができましたが、特定のセキュリティポリシー機能を無効にする必要があります。 MAF 2.0.1を使用すると、情報漏えいセキュリティポリシー(Data Leak Security Policies)のすべてが有効になり、MAF2.0.1アプリケーションに対して適用することができます。
現在のコンテナ化のサポートは、IOSプラットフォームに制限されていますのでご注意ください。MAFベースのアプリケーションのAndroidでのサポートは、Oracle Mobile Security Suiteの次のパッチ·セット·リリースで計画されています。

Enhanced Tooling Support

  • JDeveloperの実行/デバッグ構成とMAFが統合されました
    JDeveloperのユーザーは「構成の実行」機能を使用して自分のコードをテストすることに慣れていますが、以前のMAFでは、この機能とつながっておらず、アプリを実行する唯一の方法は、アプリケーションメニューからデプロイするしかありませんでした。MAF 2.0.1では、実行/デバッグの構成で、(リリースまたはデバッグモードいずれかでの)構築/デプロイ、アプリケーションの実行を設定できます。

AMX Component Enhancements

データ表示および可視化の両方に対し、数多くのAMXコンポーネントの機能拡張があります。
  • ListViewコンポーネントが1行あたりに複数項目(カード)を保持できるようになりました
    リスト中の1行に複数の「カード」を表示したり、、仕切りやインデクサを表示することができます。これは、既にリストに存在しているが、様々なレイアウトを許容するという、データページングやその他のコンセプトとよく調和しています。
  • DVTコンポーネントでの静的データに対する一貫したサポート
    今日うまく動作するコレクションモデルデータに基づいてコンテンツをレンダリングする場合、ほとんどのDVTコンポーネントは、スタンプのメカニズムを使用しています。 MAFでは、データ項目(例えば、グラフのためのcharDataItem要素もしくは時系列のためのtimelineItems)に対応する要素を列挙することで、静的にコンポーネント構造を定義することができますが、このメカニズムは、MAF2.0.1のグラフコンポーネントにのみ存在します。Sunbustやツリーマップ、タイムラインコンポーネントには存在しません。 MAF 2.0.1では、これらすべてのDVTコンポーネントで一貫したサポートを追加します。
  • GeoMap上のマーカーにポップアップをそろえることができるようになりました
    amx:popupの表示をDVTのジオマップに固定することができます。現時点では、マーカーアクションイベントの結果としてポップアップを表示できますが、マーカーにポップアップを固定することはできません。
  • DVTコンポーネントの線グラフに、網掛け領域を追加できるようになりました
    DVTチャートに、線の下に網掛け領域を表示できるオプションが追加されました。MAF 2.0.1はこの機能を拡張し、線の下の領域に半透明色を使えるようにしました。
  • 垂直方向のステータスメーターゲージ
    MAF 2.0.1では、新たにDVTゲージ(Vertical Status Meter Gauge、縦棒のステータスメーターゲージ)が追加されました。
  • スパークチャートの線やマーカーの機能が拡張されました
    MAF 2.0.1では、スパークチャートの線に対し、幅、スタイル、種類を設定できるようになりました。 スパークチャートデータマーカーに対しては、マーカーの形状、サイズ、境界線の色を設定できます。
Oracle Mobile Application Frameworkを利用し、モバイルアプリケーションの開発スピードを加速されている皆様に感謝しております。OTNのMAF Communityで疑問が解決しないようでしたら、ぜひお知らせください。
Oracle Community > Oracle Mobile Application Framework
https://community.oracle.com/community/oracle-mobile/oraclemaf

[SOA/BPM] SOA Suite 12c upgrade updates

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/SOA/entry/soa_suite_12c_upgrade_updatesoa

このエントリでは、SOA Suiteのアップグレードのための2件の情報をご紹介します。

(1) データベースの表領域
アップグレードにあたり、表領域は、SOA用表領域(xxx_SOAINFRA)は少なくとも25%の空きがあることを推奨します。また、一時表領域(xxx_IASTEMP)は少なくとも800MBの空きがあることを推奨します。

(2) プロジェクトのアップグレード
JDeveloperで逐一プロジェクトを開かずに、まとめて多数のプロジェクトをアップグレードしたい場合には、JDeveloperのツールである ojmigrate を利用します。
ojmigrate [option]... file...|@file
ojmigrateは <JDev_Home> /jdeveloper/jdev/bin にあります。
パラメータは以下の通りです。
パラメータ必須/オプション詳細
file必須移行対象のワークスペース
@file必須移行するワークスペースのファイル(1行ごとに1つのファイル名)
-adeオプション現在のADEビューに接続
-dryオプション試験実行。コール側のmigratorはスキップ
-failFast または -ffオプション最初の失敗で移行を停止
-generateDefaults
または
-gd
オプション移行せずにmigratorが移行オプションのデフォルトを含むファイルを生成(通常このデフォルトは、.jwsファイルの存在するフォルダに、migration.propertiesという名前で生成)
-help または -hオプションコマンド・ヘルプを表示
-role nameオプションアクティブなJDeveloperロールを設定(Java開発者、Studioなど)
-versionオプションバージョンを表示
-forceNewオプション実行する必要がある新規migratorのコロン区切りのリスト

[実行例]
test.jwsを移行します。
ojmigrate test.jws

[UX] Alta UI

先週開催されたOracle OpenWorld 2014のタイミングで、新しいUIデザインである、Alta UIがリリースされました。
Oracle Announces New User Interface Design System for a More Engaging Customer Experience
https://www.oracle.com/corporate/pressrelease/oracle-alta-093014.html
Application Development Framework (ADF) および Mobile Application Framework (MAF) でご利用いただけます。

デザインガイドラインなど、開発にあたって役立つリソースをまとめておきます。
Oracle Alta UI
http://www.oracle.com/webfolder/ux/middleware/alta/index.html
Alta UI Patterns
http://www.oracle.com/webfolder/ux/middleware/alta/patterns/index.html
WorkBetter Browser Application (Alta UIを利用したサンプルアプリケーション)
http://jdevadf.oracle.com/workbetter/faces/index.jsf
Alta Icon Web Design Guide
http://www.oracle.com/webfolder/ux/middleware/alta_icon_web_design_guide/index.html
Gallery & UI Patterns
http://www.oracle.com/webfolder/ux/middleware/alta/gallery/homePages/browser.html
Mobile Design Guidelines
http://www.oracle.com/webfolder/ux/mobile/index.html
Alta UIのSkinを使う上で設定すべきこと
http://www.oracle.com/webfolder/ux/middleware/alta/new-dev-w-alta-skin.html

[Java] jBatch Suite: Visual Development for the Java API for Batch Processing/Java EE 7

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/theaquarium/entry/jbatch_suite_visual_development_for

多くの方がご存じのように、Java API for Batch Processing (JSR 352) はJava EE 7追加された主要なAPIの一つであり、ほぼPOJO、アノテーションやXMLで構成されています。結果として、IDEを使わなくても非常に生産性が高いものとなり得ます。
とはいえ、Java開発者として、おそらくNetBeansのようなモダンなIDEのユーザビリティを知っていれば、Java API for Batch Processingに対し、何かIDEによるサポートがないのか、と思っているかもしれません。Although JavaのIDEは、Java EE 7へのサポートが概してすばらしいものではありますが、これまでJBatchへの具体的なサポートは全くありませんでした。ギャップを感じたGaurav Guptaは、jBatch Suiteを使って強化しました。jBatch Suiteとは、NetBeansのプラグインであり、これを使うと、Java BatchのためのUMLスタイルのモデリングとコード生成の両方を可能にします。便利なことに、NetBeansプラグインポータルのアップデートセンター([ツール]> [プラグイン])から利用できます。

以下の動画では、プラグインの基本的な機能の概要を紹介しています。



Gauravがプラグインの機能のほとんどを網羅するデモの動画をYouTubeにUpしてくれました。
jBatch Suite - JSR 352
https://www.youtube.com/playlist?list=PLhsfpCpshNJITblYTtt8YZg7F3DltYICZ
NetBeansプラグインのWebサイトで詳細を確認できるとともにダウンロードができます。
jBatch Suite - plugin detail
http://plugins.netbeans.org/plugin/55031
プラグインのjava.netページを通じた貢献をお待ちしています。
Java Batch Suite
https://jbatchsuite.java.net/

[misc.] Presentation Slides of Oracle OpenWorld and JavaOne

Oracle OpenWorld 2014およびJavaOne 2014の基調講演はすでにご覧になった方も多いかと思いますが、両イベントのプレゼンテーションスライドが、各セッションの紹介ページからダウンロードできるようになっています。

すべてのセッションスライドがダウンロードできるわけではなく、公開されないもの、公開予定ではあるものの、現時点では未公開なものもありますのでご注意ください。「Presentation Download」の表示があれば、ダウンロードできます。

まずは、セッションを探します。[Sessions] から [Content Catalog]を開きましょう。OpenWorldのページ(https://www.oracle.com/openworld/index.html)でも、JavaOneのページ(https://www.oracle.com/javaone/index.html)でも同じですが、下図ではJavaOneのページからたどっています。

セッション内容やトピックで検索しましょう。見つかったら、セッションのリンクをクリックして……

[Presentation Download] の表示があれば、ダウンロードできます。

JavaOne 2014は例年通り、すべてのセッションが録画され、しばらくした後に公開されます。例年通りだと、およそ1ヶ月後ぐらいから徐々に公開されることでしょう。