https://blogs.oracle.com/SOA/entry/soa_suite_12c_upgrade_updatesoa
このエントリでは、SOA Suiteのアップグレードのための2件の情報をご紹介します。
(1) データベースの表領域
アップグレードにあたり、表領域は、SOA用表領域(xxx_SOAINFRA)は少なくとも25%の空きがあることを推奨します。また、一時表領域(xxx_IASTEMP)は少なくとも800MBの空きがあることを推奨します。
(2) プロジェクトのアップグレード
JDeveloperで逐一プロジェクトを開かずに、まとめて多数のプロジェクトをアップグレードしたい場合には、JDeveloperのツールである ojmigrate を利用します。
ojmigrate [option]... file...|@file
ojmigrateは <JDev_Home> /jdeveloper/jdev/bin にあります。パラメータは以下の通りです。
パラメータ | 必須/オプション | 詳細 |
---|---|---|
file | 必須 | 移行対象のワークスペース |
@file | 必須 | 移行するワークスペースのファイル(1行ごとに1つのファイル名) |
-ade | オプション | 現在のADEビューに接続 |
-dry | オプション | 試験実行。コール側のmigratorはスキップ |
-failFast または -ff | オプション | 最初の失敗で移行を停止 |
-generateDefaults または -gd | オプション | 移行せずにmigratorが移行オプションのデフォルトを含むファイルを生成(通常このデフォルトは、.jwsファイルの存在するフォルダに、migration.propertiesという名前で生成) |
-help または -h | オプション | コマンド・ヘルプを表示 |
-role name
| オプション | アクティブなJDeveloperロールを設定(Java開発者、Studioなど) |
-version
| オプション | バージョンを表示 |
-forceNew
| オプション | 実行する必要がある新規migratorのコロン区切りのリスト |
[実行例]
test.jwsを移行します。
ojmigrate test.jws
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